今日は国際女性デー
国際女性デーは、20世紀初頭にアメリカの女性労働者がパンと参政権を求めて立ち上がったのがはじまり。世界の女性たちが「パンと権利と平和」を求めて一斉に立ち上がる日。世界では。スペイン北東部カタルーニャ州では、先日、使い捨てでなく繰り返し使用できる生理用品を無償提供する取り組みが始まった。これは世界初。環境にも配慮しつつ「生理の貧困」をなくすことを目指すんだって。州の「平等・フェミニズム省」が主導で、初年度は約14億円の予算を投入。約250万人が恩恵を受けるらしい。私は男女別れて生理の指導を受けたり、生理用品は自分で用意するのが女性の当たり前と教わった世代だから、この動きにはびっくりだ。日本では2007年に、女性について「産む機械、装置」などと発言した当時の柳沢厚労大臣に対してめっちゃ腹立ったのを覚えている。安倍首相が厳しく注意したというニュースがあったけど、任命責任は安倍首相にあった。責任を取らないまま退場してしまった感がある。でも、そのレガシーは引き継がれていて、与党の困った女性蔑視の動きはコロナ禍にも発揮されていてトホホな気持ちになった。私は、女性が生きやすい世の中は、男性にとっても、どちらの性自認でない人も生きやすい世の中なのではないかと思っている。だから女性の地位向上は大事だと強く思っている。ちなみに、夫と相談して国際女性デーにしようと決めた結婚記念日。夫さん、これからもよろしく。