インターネットビジネスで生計をたてる中高年自営業者の活動領域 -6ページ目

成功者と脱落者とを分ける指標

こんにちは、林です。


米国のビジネスマンに最も影響力を持つ ジャーナリストの一人、
ダニエル・ピンクは著書「ハイコンセプト」の中で、
「成功者と脱落者とを分ける3つの指標」を書いています。


1.この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
2.この仕事は、コンピューターならもっと速くやれるだろうか?
3.自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか?


インドのプログラマーは北米で年収800万円程度の技術者と同等の仕事を、
コンビニのレジのバイトの時給程度の報酬でやっています。
特別高度で複雑な仕事以外は、すべて発展途上国へ今後は移っていくでしょう。


専門性が高いと言われる医師や弁護士の仕事のうち、
大部分をコンピューターが取って代わろうとしています。

患者がコンピューター画面の問いに答えていくだけで、
医師がいなくても予備診断を下せるソフトウェアや
オンラインプログラムが登場してきています。

法曹界でも同様のことが起きている。
情報やアドバイスを安価に提供するサービスが増え、
法律関連の仕事の形態が変わってきています。

医師や弁護士といった専門職の最高峰であってこの状態ですから、
それ以外の職種にいたっては、ほぼ全部をコンピューターが
代替する事が出来る状態が近づいていると考えられます。


ダニエル・ピンクは、
1.と2.の答えが「イエス」
3.の答えが「ノー」だとしたら、問題は深刻だ、
と言っています。


つまり、

■自分の仕事は外国人(特に発展途上国)でも出来る仕事か?
■自分の仕事は、パソコンが代替する事が出来るのか?
■自分の提供しているモノやサービスは、この豊かで満ち足りた時代にも
必要とされているのか?

この3つを自問してみよ、と言うのです。


ダニエル・ピンクは左脳の仕事ではなく右脳の仕事をしろ、
右脳を鍛えろ、と言います。

デザイナー、アーティスト、ミュージシャン、等々のクリエイティブな
仕事であれば、おそらく21世紀に生き残って行けるのでしょう。

しかしそのような仕事で成功できるのは、
ほんの一部の人達だけで、我々凡人がいくら右脳を鍛えろと
言われても、とまどってしまうばかりでしょう。


少なくとも僕には無理です。


ここから先は僕の個人的な考えなので、間違っているかもしれません。

僕は「営業」の仕事は最高にクリエイティブな仕事だと思っています。

我々凡人が、この先21世紀で生き残って行くために、
一番確実な仕事が、この「営業」ではないかと思っています。

凡人で何の才能もない人間でも、
努力すれば営業のスキルを身に付けることが可能だからです。


前提として「営業」というのは、
マーケティングとセールスの2つを合わせたものと定義します。


営業というのは、顧客に共感してもらう必要があります。
顧客に共感してもらい、そして顧客の感情を動かす必要があります。


それは、コンピューターに出来ることではありません。
人間でなければ、人間の感情を動かすことは出来ないでしょう。


そして日本人相手に営業をするのは、日本人でなければ難しいです。


我々日本人にモノやサービスを売ることは、外国人には難しいです。
なぜかと言うと「日本語」という強いファイアーウォールがあるからです。


デーブスペクターみたいな外国人だったら売れると思いますが、
ああいった外国人は、あくまでも少数派です。
ほとんどの外国人には日本語の微妙な表現は出来ないはずです。


「モノやサービスを売る」という事は、この先絶対に必要とされる仕事です。

これが全ての経済活動の出発点となります。

セールスがあって、始めて経済活動が始まります。


僕がよく、
「モノやサービスを売るスキルさえあれば一生お金に不自由はしない」
と言いますが、これが僕の信条です。


営業ほどクリエイティブな仕事はないと思っています。


だから営業、つまり「マーケティングとセールス」を、
自分の生涯の仕事と考えて、
必死になって勉強する必要があると思っています。


あなたはどう思われますか?





追伸

ダニエル・ピンクの、
「The puzzle of motivation」(ヤル気に関する驚きの科学)
の講演をここで観られます。
http://www.ted.com/talks/lang/en/dan_pink_on_motivation.html

language を Japanese に変更すると日本語字幕で観られます。

「ハイコンセプト」の中で語っていることが要約されていると考えて良いでしょう。
是非、ジックリ考えながら観てみて下さい。