20代の後半からボロボロのワーゲンに
乗っていた。
クーラーは後付けで、点けても全く効かない。
おまけに点けるとすぐにバッテリーが上がる。
何度もJAFにお世話になった。
夏場は窓全開で首にタオルを巻いてウチワで扇いでいた。
また、
高速で100キロ近く出すとインパネがバタバタと揺れ出して、空中分解して死ぬかと何度も思った。
またある日、
走っている途中でウインカーのリレー盤が壊れたみたいでウインカーが点かなくなり、手信号で運転したこともあった。
まだ制度改正前だったので毎年車検で維持費もバカにならず30㈹前半で廃車にした。
それからは
自分自身の移動だけでいいと考えて、
その後にベスパを買った。
普通に走る分にはまだ問題は少なかったが、
何せ混合ガソリン。
カバンにいつもエンジンオイルを忍ばせて、給油の際には2%のオイルを自分で入れていた。
やっぱりトラブルはちょこちょことあり、
困った事にベスパを取り扱っている店が
少なく、押して帰ることもしばしばあった。
で、今はリトルカブに乗っている。
さすが国産、天下のホンダエンジン
トラブルなく、燃費は驚異的だ。
でも考えてみたら、どれもミッション車。
面倒くさがり屋の割には、どうやら手の掛かるモノが好きなようだ。