中国でのコンピューターやネットが普及していくことでどんどん新しい言葉が出てくるわけですが、そのものの概念を把握しキャッチアップするのはなかなか大変です。実際には新しい言葉というのは文章中に分かち書きもされずに埋没しているわけなので、どこが単語の区切りかを知ることから始めないといけません。
日本語では平仮名と片仮名と漢字の使い方で品詞の見当がつき、助詞が一つのマーカーになりますが、中国語では必ずしもその手のマーカーが十分でない(私がわかっていないだけかもしれない)こともあり、適当な漢字を拾ってググって確認――みたいなことを結構繰り返しています。
せめてこれは固有名詞で、人名で、商品名で、何か略称でというのになれてくればいいなと思うんですが、結局、このコラムの冒頭に戻るような感想しかなく、やってもやっても新しい言葉が出てくるのでした。(ま)