高野山への旅で特に印象的だったことの

3点目です

 

 

③朝晩の冷え込みの厳しさ

 

 

道産子の私が4、5月の高野山の寒さに

参ってしまうとは想定外でした

 

 

同じ時期の札幌より寒かったです
(今年は温かい日が多いのです)

 

 

同じくらいの気温だろうと予想して

この時期にしては厚めのコートで行きましたが、

それでも陽が傾き始めた頃から急激に寒さを感じ、

ライトダウンくらいは持って行けば良かった

と思う程の寒さでした

 

 

北海道と大きく違うのは、建物の防寒対策です
(決して高野山をディスっている訳ではありません)

 

 

窓は、二重サッシがスタンダードで、

壁には断熱材がギッシリ入っていて気密性が高く、

ストーブでガンガン室内を暖めるのが北海道

 

 

こんな感じの2重サッシ(画像はお借りしました)

 

 

それに対し、薄い硝子一枚の窓、

レースカーテンなしで、

薄手のカーテン一枚がかかっていて、

エアコンで室内を暖める高野山

 

 

この感じは北海道でいえば、昭和30~40年代のイメージです

(おっと年が分かりますね(笑))

 

 

熱いお風呂で温まれば大丈夫と思いましたが、

ヒートショック対策で温度を低めにしているようでした

 

 

部屋でエアコンの温度設定を上げても、

温かい空気は上へあがりますから、

床はヒンヤリしています

室内が北海道に比べて格段に寒いのです

 

 

濱田屋さんでいただいた胡麻豆腐
(左上にちょっとサッシが写っています)

 

 

布団に入って

冷たい!

さぶぅとなったのは久々でした~

 

 

実は今回、私の中では

高野山移住を視野に入れての

旅行でした

 

 

冬の除雪があまりにしんどく、

除雪の心配のない土地へ移りたい

けれど、冬に全く雪が降らないのも淋しい

 

 

高野山なら、夏はうだる暑さの日が

同じ地域に比べて少なく、

冬は雪景色も楽しめる

 

 

空海さんがいつでも来てくださる

お山に住めたら素敵かも~と思いついて、

光海珈琲のオーナーが北海道出身と雑誌で知り、

ご意見を伺ってこようとも考えていました

 

 

しかし、これだけ寒い土地で、

この防寒対策では、私は住むのはムリだと

ご意見を伺いに行くこともなく

あっさり諦めました爆  笑

 

 

識子さんが凍てつく寒さと

書いていらしたのを、

北海道はもっとすごいよ~と思って

本を読んでいましたが、

 

 

実際体験してみると、全く比較にならず、

高野山の寒さは厳しかったです

 

 

金剛峯寺

外との仕切りはこの戸が3枚だけなんですよね?

 

 

 

 

どうも体の痛みは風邪からも来ていたようで、

奥の院のナイトツアーで通り雨にあたり、

濡れて帰って来たことでさらに悪化させたようです

 

 

最終日の朝は布団から起き上がると

結構な頭痛がして、帰路につけるか不安になりました

 

 

旅先で体調を崩して家に帰りでもしたら、

もう二度と一人旅はさせてもらえないと

色々な恐怖と不安が襲ってきましたが、

 

 

朝食の後、薬を服用して、

部屋で少し横になりましたら、

復調しましたニコニコ

良かった~

 

 

 

 

金剛峯寺内を歩いて拝観した時、

日中でも床板が冷たく、

足から冷えが伝わってきました

 

 

昔の人は真冬にもっと寒く、

冷たくなるこの床板の上を

現代の装備よりもっと簡易なもので歩き、

どれほど冷え切ったことだろう

 

 

暖房設備も今よりもっと

暖かさが劣るものだったのだろうに、

どうやって暮らしていたのだろう

 

 

このような厳しい気候の土地を選んで、

普通に暮らしていたなんて、

どれだけ忍耐強いのだろうと

その凄さに感嘆するしかありませんでした

 

 

金剛峯寺 

外との仕切りはこのガラス戸だけなんですよね?

 

 

 

お山の寒さを侮ってはいけません

寒さ対策は入念にと思いました

 

 

 

高野山への旅で特に印象的だったことの

2点目です。

 

 

②奥の院のおみくじ

 

歩き疲れて「彷徨う」という言葉が

ピッタリの状態で、

来る時に看板を目にした

「御茶処」を探してフラフラしている時に

 

 

オレンジ色のマシーンが目に入り、

ん?!と凝視すると、

「おみくじ」とありました

 

 

検索サイトで下記↓を調べると、

写真付きで紹介なさっている方のサイトが出てきます

高野山に来たらこれ!「御仏籤」を引いてみて!

 

 

自動販売機…しかもオレンジ色…

奥の院にミスマッチだ…滝汗

 

 

しばし悩んで、後悔したくないから、

引いておこうと100円投入しました

 

 

ストンと落ちて来たおみくじ

開いてみてさらに疲れがどっと出ましたえーん

 

 

ガーン 末吉 ガーンガーン

 

 

しかも厳しめのことが書いてあります

うろ覚えですが、こんな感じでした

 

 

仏の教えに従い善行を重ねても

知らぬうちに悪行を犯す

(だったかそんな感じでした)

 

 

こ、高野山まで来てこれかよ~えーん汗汗

 

 

結縁灌頂を受けたのに

「全部無駄だよ~」と言われた気がして

悲しくなりました

 

 

どの項目も厳しめで、すっかりしょげて

「この運はお返しします」とおみくじを結んで

引き取っていただきました

 

 

 

 

ところがところがです

この教えの深いことがその夜に参加した

奥の院ナイトツアーで早速理解できることとなります

 

 

おみくじを引いた奥の院から

一旦宿坊に戻り夕食を済ませましたが、

部屋に戻ると鉛のように体が重く、

体中が痛くて、歩ける自信はありませんでした

 

 

今帰って来た道をまた歩いて奥の院まで行けるだろうか…

 

 

何とか集合場所の恵光院まで行けましたが、

時間まで立ったまま待っているのが辛く、

敷地内へお邪魔し、縁側に座らせていただきました

(もう立てないかも…)

 

 

ナイトツアーって奥の院の入口までかな?

それなら何とかなりそうだと思っていましたが、

始まってすぐに御廟を目指すと言われ、

いやぁ~ちょっと無理かも歩けないかも…と

体の痛みと相談しつつ歩き始めました

 

 

恵光院のお坊さんが担当してくださって、

色々と説明してくださるのですが、

歩みが想像より早く、すたすた―と行かれます

 

 

止まっては説明し、止まっては説明しで、

何とかついていくのに必死でした

 

 

やっと御廟に着いて、お参りを果たし、

階段を降りるところで、

お坊さんが「ちょっと失礼します

階段を降りたところで待っていてください」

とグループに声をかけ、どこかへすたすたーと

いらっしゃらなくなりました

 

 

階段を降りるのがまたシンドイ( ;∀;)

ここが最後の難所。

降りることが出来ればあとは歩いて帰るだけ…

軋む体を励まし、やっと降りきることが出来ました

 

 

達成感と安堵でいっぱいになった私は、

ふと、歩くことに精一杯で、

ナイトツアーの写真を

一枚も撮っていないことに気づきました

 

 

ケータイを取り出しカメラを起動させ、

画面越しに見てみると、

燈籠の灯りがボケて見えるだけです

 

 

「波動が高いのかなぁ~

暗いから焦点が合わないのかなぁ~

ズームならどうなるんだろう」と

ボケて見える景色のピントを合わせようと

操作をしていました

 

 

『写真は禁止ですよ!!』

突如、耳元でそう言われると同時に

ものすごい形相で私を睨みつける

担当のお坊さんの顔が目に入りました

 

 

ガーンガーンはっ!ガーンガーン

まだ橋のこちらだっ!

スミマセン滝汗滝汗

 

 

ピントが合っていなかったことで、

幸いにも写真は撮っていません

 

 

ひょえ~ゲローゲロー

なんてこと…写真禁止と分かっていながら、

ホッとしすぎてすべてを為し終えた気になり、

禁止エリアはとおに抜けたつもりでいました

 

 

お坊さんは御廟のそばで写真を撮っている方を発見し、

注意をしにグループを外れて行ってきたようで、

戻ってみると、今度は私が写真を撮ろうとしていたのです滝汗

 

 

申し訳ありませんチーンチーン

 

 

消えてなくなりたかったです…

 

 

バツの悪いままツアーは終わり、

歩いて帰る方とバスで帰る方に

水向地蔵の所で別れて歩き出し、

私はもちろんバスを選択しました

 

 

バス停へ向けて歩き出したところで、

撮った写真がこちら

(落ち込んでも写真は撮りました)

 

 

 

 

 

そして、ここはあのおみくじを

引いた所だったのですゲロー

 

 

仏の教えに従い善行を重ねても

知らぬうちに悪行を犯す…

 

 

ホントだわ

そんなつもりは全く無かったのに、

悪行を犯してしまいましたチーン

こういうことなんだ…

 

 

だからどうするのが良いか、

書いてあったはずだけど、

そこまで覚えていない

これもまた過ちなのかもえーん

 

 

ボーっと生きてんじゃねぇよ

 

 

そんな風に叱られた気がして、

これも大きな学びとなりました

 

高野山への旅で特に印象的だったことから

書きます。

 

 

①六角経蔵

※なんと写真を一枚も撮っておらず、お借りしました

 

アトラクション的で、棒を押して一回りすると

お経を読んだのと同じ功徳が得られるというあの建物です。

 

 

到着した時に外人さんの親子が涼しい顔をして、

押しながら回っていました。

 

 

簡単に回るんだ~と眺めていて、

終わるのを待って一人で押し始めました。

 

 

識子さんの本には、回し始めが重く、

回りだせば、あとは途中一か所が

重いだけとありましたので、

 

 

「最初が重いだけ、くうううぅぅぅ」と

歯を食いしばって回し始めました。

 

 

識子さんの書いていた通り、

回り始めると余裕で押すことが出来ました。

 

 

「途中で一か所重くなるはず…どこだぁ~?」

と思っていると、

建物の真裏で足元に水たまりが出現!

 

 

水たまりを避けて押そうとすると、

突如ぐっと重くなりました滝汗あせる

 

 

「えっ!ここで?!」

 

 

水たまりを避けて踏ん張っても

力がうまく伝わらず、止まってしまいました。

 

 

観念して、水たまりの中に足を置き、

ぐっと力を入れて踏ん張ると、

 

 

あろうことか水たまりの中には

小さな小さな石や土の粒々があって、

その上で踏ん張ることになり、

滑ってしまい、踏ん張りがききません。


 

※ 石楠花が綺麗な季節でした

 

 

こうなったら上半身の力だけで

何とかするしかありません。

 

 

上体を揺らしながら勢いをつけ、

何度も何度も振り子のように押しているうちに

動き出しました~スターグッド!

 

 

「よし!これでもう重いところはないな」

と思った途端、4分の1も進まないうちに

先ほどよりもっと重くなり、

止まってしまいました

 

 

先の要領に加え、

足も踏ん張ることができるのに、

全然動きません

 

 

六角経蔵の横には小道を隔ててベンチが複数あり、

そこに高僧が乗る御神輿?を担ぐ

白装束で烏帽子をかぶった関係者の方がたくさん座っていて、

みなさんの正面でちょうど私が奮闘している格好になりました笑い泣き

 

 

はずかしぃ汗汗

 

 

押してダメならと引いてみましたが、

もうビクともしません泣

でも、諦めたくはありません。

 

 

ちょうどその時、

六角経蔵のお賽銭箱の前に

60代くらいのご夫婦と、

奥様の姉妹と思われる女性の

合計3名様がいらっしゃいました。

 

 

奥様に向かって私

「助けて下さ~い。全く動きません笑い泣き

と助けを求めました

 

 

すると、次々と3名のみなさんが

加わってくださいました

 

 

危なくないように

「押しますよ~、せ~の」と

掛け声をかけて押し始めると、

らっく楽で簡単に動くんですよ~爆  笑

 

 

一周したところで私は抜けましたが、

助けてくださった3名様は一周するところまで、

押し続けていらっしゃいました。

 

 

押し終わって階段を降りていらしたところで、

お礼を申し上げました。

 

 

※ 宿泊した金剛三昧院の参道に、

まだ赤ちゃんのヤマボウシがありました

足元にはマイヅルソウも飛び出すハート

 

 

 

この出来事が、

不思議と仏の教えのように思えて

印象に残りました。

 

 

人生、楽ありゃ苦もあるさ~

 

人生にはスイスイ進む所と、

にっちもさっちもいかない所がある

 

 

 

ひとりで努力してみて、

どうにもならない時には、

助けを求めることは大事

 

前に進めないか考えつくことを試してみる

自分の力だけではどうにもならないことがある

万策尽きたら助けを求めることも大事

 

 

 

助けを求めれば、

快く力を貸してくださる方がいる

協力は尊く、力を結集することで

苦は軽く乗り越えられる

 

力を寄せ合い助け合うことで生まれる力は大きく

多少の事なら何なく乗り越えられる

力を貸してくれる存在のありがたさと

助けを求める勇気を持つことが肝要

 

 

 

六角経堂でそのようなことを

教わった気がしました

 

 

 

予想に反して、散々苦労しましたが、

私たちの後に男性がひとりで

涼しい顔して軽く一周なさってました笑

 

 

 

人によっては楽々出来ちゃうあたり、

この一周が、何か人生の縮図のようだなぁと

思えました

 

 

※ 胡麻豆腐「濱田屋」さんの生垣に咲いてたスズラン