先週、一年がかりで
やっと前掛けを完成させ、
念願の奉納をすることが出来ました
まり姫さんの前掛けの会に参加して、
作り方を学びたかったのですが、
伺うことができず、
まり姫さんが
手を怪我なさっている時だったのにもかかわらず、
図々しくも作製を依頼し、購入しました
まり姫さんのブログと購入した実物の前掛けを
何度も何度も見ながら、頭の中で時間を逆回転
どうやって生地を裁てばよいのか、
どうやって縫えば、前掛けが出来るのかを考え、
おっかなびっくり作り始めました
この時、既に購入から数ヶ月経過していました
まり姫さんが作り方をご紹介なさっているブログがこちら↓
お稲荷さんの前掛けの作り方
型紙を作って…
ペンでなぞって、縫ってから裁つ！
見てください！このケチクサイとりかたを
少しも生地を無駄にしないぞと、
ギリギリに並べました
まり姫さんの前掛けのタレは、
両面ともにちりめんの生地なのですが、
私はそこまでちりめんを購入できず、
裏面は赤い布で作りました
直線縫いだけなので、
不器用な私でも、ここまではスイスイ～
おぉ～
いい感じです
やった！出来ました
さて、次は前掛け本体部へ移りましょう…
と思ったところで、
タレがもう3本必要なことに気づきました
前掛けは一対必要なのことを
すっかり忘れていたのです
えーっとここまでと同じことを
もう一回やらねば
うぅ…後日だなと一旦終了
確かこれが今年の2月のことで、
雪解けまでの完成を目標にしていました
ところが、もう3本のタレを作り始めたのは、
雪が解けてからでした
ぐうたらにもほどがあります
更に、終盤でミシンが動かなくなるという
まさかのミシントラブル
何とかタレは完成させましたが、
さて、ここからミシンなしでどーしよう
なが～い休憩に入りました
冬支度に忙しい10月になり、
前掛けを作れない（作らない？）でいるうちに
雪が降ってしまう
と、
気合を入れて、6時間ぶっ通しで作成しました。
長い休息が功を奏したのか、
ミシンは異音をたてながらも
何とか動いてくれるようになっていました
なんとか、ここまで来ました
タレに鈴を縫い付けたところで、
またまた私は3つ鈴があればよいと思って
4つ入りを1袋しか
購入していなかったことに気づきました
生地や糸を買ったお店に鈴はなく、
どこかで購入したのですが、
8ヶ月も前のことで、
どこで購入したのか覚えておらず
諦めて、中央に1つに変更しました
こんな不器用な私の不完全な作品を
神社に奉納していいのだろうか…
途中から申し訳なくなってきて、
止めようかと何度も気持ちが変わりましたが、
まり姫さんに、大丈夫！可愛くできてると
励ましていただいて、やはり奉納しようと
腹を決めました
神社へ事前に前掛けを奉納したいとお電話を差し上げ、
狛狐さんに着けていただけるかを確認しました
対応してくださった神職さんにご快諾いただき、
近々伺いますと言って電話をきりました
その週末（10月最後の週末）に伺いたかったのですが、
あいにく主人が仕事だったため、11月3日なりました
社務所で神職さんにお話ししたところ、
覚えていてくださって、
「着けておきますからね」と仰ってくださったのですが、
もしよろしければ、自分で着けたいのですが…
お願いしてみた所、では、どうぞ！と
社務所からわざわざ案内してくださった上、
これまで着けていた前掛けを外してくださったのです！！
えぇ！まだ綺麗な前掛けに見えましたが、
いいのですか！？と言いつつ、
持参した前掛けを主人に着けてもらいました
ちょっと大きかったですね～
実は、別の狛狐さんを想定していました
神職さんがわざわざ外してくださったので、
こちらの狛狐さんに着けていただきました
こちらの神社にはまだまだ
狛狐さんや狛犬さんの像があって、
神職さんが
「あちらにも、もう少し大きいですが、
それから、あちらとあちらにもまだありますので、
またお待ちしてます（笑）」
と仰ってくださったのです
今回の奉納にあたり、もぉ～私にはムリだ
最初で最後！と思っていたのにも関わらず、
思わず、「はい、頑張ります！」と言ってしまった
他の狛狐さんもご案内してくださったのですが、
そちらは、外してくださった前掛けより、
ずっとずっと古くて、色褪せてしまっていました
これは、作らなきゃだめだなぁ～
また頑張らなきゃ
奉納した前の週末（本当は伺いたいと思っていた日）は、
お祭りだったそうです
お祭りには間に合いませんでしたが、
雪が降る前に奉納できました
奉納の翌週（本日）は、雪が降りました
本当のギリギリセーフ
奉納してみて分かりましたが、
狛狐さんが着用しているお姿を拝見すると
とっても嬉しくて、
とっても幸せな気持ちになれるのです
想像以上の喜びでした
1年もかかりましたが、
奉納出来て良かったです