最終日、3日目の朝

布団の中でくの字になって目覚めました

 

 

頭いたっ!ゲッソリゲッソリガーン

 

 

びっくりしました

いつものようには動くことができず、

この日移動して、帰宅できるか不安になりました

 

 

昨日から、体が軋むように痛かったのは、

初日の夜の寒さで

風邪をひいてしまったためのようです

更に昨夜は雨に濡れて冷え冷えに…

 

 

なんということチーン

 

 

体調を崩して帰るとか、

最悪、帰れないとか、

そんなことがあろうものなら、

二度とひとり旅などできなくなってしまう

 

 

なんとしても無事に帰らねば~

 

 

奥の院の朝の勤行はムリ

こんな事になるなんて…

なぜ、昨日行っておかなかったのだろうチーン

 

 

頭が痛い時に、自然に癒してもらって、

気分が良くなることが多々あったので、

ご近所を散歩し、植物に

エネルギーチャージをしてもらうことにしました

 

 

マムシグサに出会いました

 

 

その後部屋へ戻り、朝食までの時間、

またお布団で横になり体を休めました

 

 

朝食会場へ行きましたが、

食欲がなく、殆ど食べられずじまい

 

 

部屋へ戻り、頭痛薬を服用して、

小一時間またまたお布団で横になりました

 

 

殆ど食べられなかった朝食…

 

 

薬が効き始めたか、かなり楽になりました

ここで帰り支度をスタート

 

 

お風呂から体重計を拝借して、

機内持ち込みできる7キロ以内になるように

何度も何度もカバンを体重計に乗せて計量爆  笑

 

 

これ以上持ち歩くものは減らせないというくらい

物を出しましたが、それで6キロくらいでしたガーン

 

 

カバンから出したものを含めて、

購入した宝来などは郵送することにしました

 

 

 

金剛三昧院の敷地内に知らない花がたくさんありました

 

 

荷物を持って寺務所へ行き、

一旦、預かっていただき、

 

 

出発までの時間を利用して、

金剛峯寺で阿字観を受けようと出かけました

 

 

 

金剛峯寺へ着いて、

入口の阿字観の看板をまじまじと見て、

火曜日の今日は阿字観がないことに

やっと気づきました

 

 

それでも、念のため受付で聞いてみました

「今日は阿字観は受けられないのですよね?」と

 

 

「申し訳ありません。

 金曜から月曜に行っております。」

 

 

やはり、そうですよねチーン

 

 

金剛峯寺の阿字観は、金から月曜日

1日 4回(所要時間 約1時間)
・9:00 ・11:00 ・13:30 ・15:30

で実施されています

 

 

かなりがっかりしましたが、

またおいでということだと理解し、

気持ちを切り替えました

 

 

受付で結縁灌頂のチケットを見せ、

これで無料で入れるはず…と思っていましたら、

ご担当者さんは、私が初だったようで、

 

 

「確認いたしますので、少々お待ちください」

と、責任者の方に

どう対応するのか聞きに行きました

 

 

責任者の方は、

正面のこの引き戸(赤丸囲み部分)が、

押しても引いても動かなくなり、

建具屋さんが来ていて対応中でした

 

 

 

 

確認が完了し、

引き戸修復中のみなさまをしり目に

中へと入りました

 

 

一般住宅だって管理が大変なのに、

歴史的建造物となればもっともっと大変なことと思います

たゆまぬ努力によって

こうして現代でも拝見できるのだと感謝でした

 

 

とても大きなお部屋がかなりの数あり、

ひとつひとつお掃除して、

傷みを直して…大変だなぁ

 

 

それにしてもこんなに沢山の部屋数のある建物、

建てただけでもすごい技術だと驚きですが、

当時はどのくらいの人が居て、

ここでどのように過ごしていたのだろうと

驚きでいっぱいになりました

 

 

くるくると寺内を見て歩き、

そう言えば休憩所でお茶をいただけるハズと

思い出し、新別殿へ向かいました

 

 

入口にお茶の用意があり、

セルフサービスでお茶を淹れて、

お部屋へ入りました

 

 

ひろ~いびっくり

 

 

 

広々とした空間に唖然

テーブルと椅子が整然と並んでいました

前の方には曼陀羅などが飾られていて、

じーっとご覧になっている方が

数名いらっしゃいました

 

 

この畳のヘリ、とっても素敵でした

 

 

まるで生きているような像が

見え隠れしていましたが、

ご覧になっている人がいらっしゃるので、

私は反対側の最後方へ座り、

お茶をいただきました

 

 

近くいらしたご夫婦が空海さんのことを

「超天才やな」と仰っていました

 

 

本当だなぁ~と私も同感でした

 

 

さて、前方が空いたので、

あの像を見に行こうと歩き出しました

 

 

生きた方がそこに座っていらっしゃるよう

 

最初はお大師様と思ったのですが、

近づくにつれ、あれ?なんか違うなぁ…と

 

 

そして、次の瞬間、

「あ!先生だ!わぁ~、お久しぶりです」

と、なぜか思ったのです、私。

 

 

懐かしくて駆け寄ったのですが、

表情が分かるくらいまで近づいた時に

「わっ、叱られる💦」と焦り、

なぜか、隠れなきゃ、逃げなきゃ

という思いが湧いてきました

 

 

一体何をやらかしたんでしょうかね、私

 

 

こちらはお大師様の師匠の像でした

 

 

 

中庭美しかったなぁ~

 

 

最終日も忙しく歩き回っていたので、

気持ちが急いていました

 

 

スピードを緩めようと中庭の見えるところで

腰掛ました

 

 

鳥の声を聞きながら

緑と花を眺めてゆったりした気持ちになりました

 

 

私も識子さんと一緒でお台所がすごく好きでした

今でも使わているのがすごいですね