お土産を見ながら歩きましたが、

体がどんどん痛くなってきました

疲れでカバンが鉛のように重く感じます

 

 

みろく石本舗かさ國さんまで来たところで、

甘いものをいただいて一服

 

 

散々迷って選んだお餅 美味しくて一瞬で消えました爆  笑

 

 

一度座ると疲れがどっときて、

歩くのが一層しんどくなりました

 

 

一度お宿へ戻って、

カバンを軽くしてから出直そうと

一旦部屋へ戻りました

 

 

この辺りから、体が軋みだし、

限界を超えたかもと思いました

年をとったか、こんなもんで限界なのかチーン

ちょっとがっかり

 

 

しかし、まだ奥の院を見ていませんから、

ここでギブアップする訳にはいきません

 

 

歩く速度を落として、

宿から奥の院を目指しました

15時奥の院到着

 

 

この時奥の院で撮った写真はこの一枚のみでした

 

 

 

歴史に疎く、お墓には全く興味がないので、

ひたすら御廟を目指して歩きました

 

 

姿見の井戸を発見し、つかつかと近寄り、

グッと身を乗り出して覗き込むのがコツという

識子さんのアドバイスを忠実に実行しました

 

 

姿は見えましたが、思っていたよりも

井戸の中の水が少なかったです

 

 

ナイトツアーで一緒になった方が仰っていましたが、

以前は姿見の井戸に挑戦する人が殆ど居なかったそうで、

最近は勇者が増えて挑戦者が多くなっている、と。

 

 

映らなかったらどうしよう…と

覗き込まない人が多数派だったと分かりビックリ!

 

 

映らなかったら、寿命が分かるし、

色々やっておくことがあるから、

それはそれでいいと思っていました(笑)

 

 

そして、御神木クラスの癒しの木の下で

ひと休みし、癒しのエネルギーを注いでもらいました

 

 

識子さんファンの方なのか、

女性がおひとりずーっと木に寄り添って

いらっしゃいました

 

 

もう、体が悲鳴を上げていたので、

この辺りから休憩できる場所を探しつつ歩いていました

 

 

御茶処の案内板が目に入るようになり、

座って休みたい気持ちと

一旦座ったら動けなくなるかもという気持ちが

交互にやって来て、葛藤しながら歩きました

 

 

 

 

結局、御茶処は帰りにしようと決め、

行きはひたすら御廟を目指しました

最後の階段がきつかったです

 

 

燈籠堂で天井を見上げて、

綺麗な燈籠がびっしりさがっている

圧巻の情景にうっとり

 

 

ここで朝の勤行があるんだ~

確かに外陣へ上がって良いなんて

思えないなぁ~と

何とも言えない高貴な空間に見とれることしばし

 

 

もう15時半をまわっていたためか、

右側のカウンターには誰もいらしゃらず、

おさがりのロウソクのことを尋ねたかったのが

叶いません

 

 

みなさん掃除の時間で、

掃除機をかけ始める僧侶の方もいらっしゃいました

 

 

右側と左側のカウンターを

行ったり来たり

数回繰り返しました

 

 

なかなか声をかけられず、

先に持参した写経を奉納することにしました

 

 

奉納し終わっても

お掃除のみなさまは

右側のカウンターへ戻ってくる気配はなく、

どうしようもないので、

 

 

左側のカウンターへ行き、

御朱印を書いていらした僧侶の方へ

タイミングを見計らって

購入したいお守りを渡しました

 

 

私からお守りを受け取った後、

紙袋へ丁寧に入れてくださったその方は、

私がお財布をカバンへ仕舞い終わるのを

そっと待って、

 

 

私の両手が空いたのを確認してから

丁寧に両手でお守りを渡してくださったのです

私も両手で受け取りました

 

 

感動しました

 

 

ながらでお守りを受け取っていたら、

きっと私は、カウンターの上に

一旦お守りを置いていました

 

 

そんな扱いをさせぬようにという

僧侶の方の配慮と行為は、

 

 

お大師様のお守りがどれほど大切なものかが

切々と伝わってくるようで、

教えを受けた気がしました

 

朝の散歩時のメインストリート

 

 

なのに、私はそのお守りを

帰宅後に神棚のある棚に上げてしまいました滝汗

 

 

過ちに気づいたのは翌日です

 

 

「仏の教えに従い善行を重ねても

知らぬうちに悪行を犯す」

おみくじの言葉再びです笑い泣きチーン

 

 

話を燈籠堂に戻して…

さて、その僧侶の方に意を決して

おさがりのロウソクがないかを尋ねました

 

 

今はお渡ししていないんです

出していないのです

と伺い、ひたすらショックチーンガーン

 

 

恐らくはコロナ対策と思い、

それ以上はお願いしませんでした

 

 

浅はかですが、私にとって

奥の院訪問の最大の目的は

「おさがりのロウソク」だったようで、

魂の落胆ぶりがハンパなかったのです笑い泣き

 

 

ガッカリしすぎて

御廟へ伺っても、ここまで来たのに…チーン

お参りしても、ここまで来たのに…チーン

地下へ行き、お大師様の一番そばへ行っても、

ロウソクがもらえなかった…えーんえーん

 

 

そこからは、まるでゾンビのように

空っぽな感じで彷徨うように歩きました笑

 

 

歩く気力さえなくなりそうなダメージのところへ

おみくじを引いてみたら「末吉」

書かれている内容も泣きっ面にハチで、

その場にへたり込んでしまいそうでした

 

 

宿まで歩いて帰るなんて到底無理

バス停まで行き16時半近くのバスに乗って、

重い体を引きずりながら宿へ戻りました