結縁灌頂の会場は金堂、

識子さんの本によると
根本大塔が受付のようなので、

根本大塔を目指し、歩き出しました。

 

 

近づくにつれ、人や車がどんどん増えていき、

駐車場は満車の文字が。

 

 

沢山の人が流れ込んでいく大きな建物があり、

先ほど確認した地図では、
根本大塔はまだ先のハズだけど??

もしやここが根本大塔なのか?と

先へ進むかここへ入るかしばし悩みました

 

 

間違うのが得意なんです飛び出すハート

 

 

う~ん、先へ進もう!と歩きはじめると

立て看板を発見。

入らないことに決めた大きな建物が

「金剛峯寺」と判明しました

 

 

金剛峯寺?って何だっけ?

結縁灌頂関連の建物の中には

このワードがなかったことを

頭の中で確認しつつ、

根本大塔を目指します

 

 

 

この日はとても良いお天気で

空が真っ青、陽の光が眩しく、

樹々とのコントラストが素晴らしかったです

 

 

根本大塔へ続く道を歩きながら、

美しい風景にうっとりしました

 

 

このとても美しい景色が見られるこの道を

蛇腹道というらしく、空海さんが

この道のヘビをほうきではらったからなど、

道の名前の由来は諸説あるそうです

 

 

お花のシャワーは、アセビというこのお花だったようです

 

 

歩き進むと次々と素敵な歴史的木造建築物が現れます。

その向こうに鮮やかな朱色が目立つ

根本大塔が見え隠れしています

 

 

そばまで行ってみると、

多くの袈裟を着けた方が結縁灌頂の会場となる

金堂へ向かっていき、

その金堂からは読経が聞こえてきます

 

 

何か開催しているようで、

正面に回って見てみると、

沢山の僧侶の方が金堂内にいらして、

両脇に袈裟を着けた方々が

座っていらっしゃるようでした

 

 

後で分かりましたが、

結縁灌頂に先立ち行われる
庭儀結縁灌頂三昧耶戒

(ていぎけちえんかんじょうさんまやかい)

という儀式で、誰でも見学できたようです

 

 

靴を脱いで階段をあがり、

私も座れないかと様子を見に行きましたが、

溢れんばかりの沢山の人で、

ほぼ皆さま袈裟を着けていらしたことから、

 

 

檀家さんのための行事なのかもと思い、

よそ者は遠慮したほうがいいか…

と、私の後からいらした袈裟を着けた方と

入れ替わるようにして、金堂を去りました

 

 

(袈裟は参与会員さんの特典のようですね

これも後でどなたかのブログを読んで知りました)

 

 

この佇まいがステキだった不動堂

 

 

そして、六角経蔵を見つけ

アトラクションにチャレンジスター

この時の話は別の記事に書いてます

 

 

その後、あれは何だ?もしや高野大明神?と

朱色の鳥居に吸い寄せられて歩き出しますが、

山王院と分かると、その奥の建物(御影堂)が

気になります。

 

 

御影堂へ一直線。

のはずが、視界に入って来た准胝堂に目移りし、

そちらへフラフラ~と歩き出したところで、

 

 

三鈷の松があそこにあると認識しました。が、

こんな新緑の季節に落ち葉がある訳がないと

遠目にうつむきながら探す人々を見て

私はスルー、ここからで十分だと思いつつ、

 

 

視線を准胝堂へ戻すと

更にそのお隣の建物を覗き込んで
動かない女性がいる!!

 

 

へ?一体そこで何してるの?
と気になり近づいてみると、

そこが孔雀堂だと分かりましたびっくり

 

 

く、孔雀堂びっくりマーク

まり姫さんが渡してくださったガイドブックに

見て行ってほしいと、

丸印をつけてくださっていた

孔雀明王像

 

 

ここなんだ!おねがい

 

 

小窓から覗いてみるんだよと教わっていましたが、

あの女性が居なければ、

 

 

お賽銭箱の先にある階段を上がっても

良いだなんて思いもよらなかったし、

あがった所で覗き見るだなんて
分からなかったぁ~びっくりびっくり

 

 

お賽銭箱の前でお参りして、

「では、お邪魔しますよ…」

ドキドキしながら階段を上がり、

覗いてみて

「ひゃ~びっくりカッケーキューン飛び出すハート

と思わず声が出ました

 

 

 

孔雀明王像の美しさと格好良さに圧倒され、

ここでやっと我に返りました

 

 

根本大塔 ガイドブックみたい音譜

 

 

結縁灌頂が始まるまでの間に

出来うることを全てやろうと思うあまり、

焦って急いで、巡ることだけで頭がいっぱい

心と体と頭が分離してしまってました

 

 

今、目に入っている物を見ながら、

頭は先のことを考え、心は結縁灌頂が気になって

結局今にまったく集中できていないんです

 

 

「これじゃダメだ、私」

 

 

孔雀堂の階段を降りて、

慌てずに焦らずに今ここに集中して、

ひとつひとつを丁寧に見て行こう

 

 

そう思い直して、深呼吸をひとつしました

 

 

西塔に向かう階段を登りながら、

「大丈夫まだ時間は1時間以上ある

興味のある所をじっくり行こう。

取捨選択で」そう思い

 

西塔 美しいですねぇ~ この垂木が大好きです

 

 

西塔を拝み、端の方まで歩き、

樹木を見上げ、苔むした大地に感動し、

ゆっくり階段を降りていくと

高野明神様が見えてきました

 

 

長くなりましたので今日はここまで~

なかなか進みませんね💦