さて、極楽橋駅が近づいたころ、
車内のPR広告に目が留まりました
え~!なに見てみたい~
そして特急こうやは極楽橋駅に到着
途端にアナウンスがあり、
さかんにケーブルカーへの乗車を促します
焦りつつも、あまりに美しいことに感動し、
歩きながら写真をパシャパシャ
ケーブルカーも撮っていると
発車を知らせるベルが鳴り、
慌てて乗り込むと途端に発車!
もっとゆっくり見ていたかったよ~
と思っていたのも束の間、
ケーブルカーからの景色と
ものすごい急斜面に圧倒され、
昔の人はここまで足で登って来たの?
こんな山の上まで?と敬服しました
ケーブルカーはガラガラで
私のそばに年配のご夫婦が
乗っていらっしゃいました
まり姫さんに教わった技をここで使い、
ご夫婦にもお裾分けしたところ、
とても喜んでいただきました。
間もなく発車しますのアナウンスに駆けだしました
バスに乗り換えて宿坊を目指しましたが、
この道路のクネクネ具合に
またまたビックリ
道幅全部使ってバスを動かしてカーブしていき、
対向車が来たらどーするんだう?と
心配して見ていましたが、幸い対向車は来ませんでした
2日後の帰路、そこはバス専用道路と分かり、
この心配が無用であったことを知りました。
まり姫さんにいただいた工程表で
降車するバス停を確認し、
バスを無事に降りました
ここからは事前にグーグルマップで
歩いてみていたので、
道順も街並みも分かります
嬉しい予定外だったのは、
花谷医院さんの裏に、
デイリーヤマザキショップを見つけたことです
店の前まで行って、
営業時間が8時~22時であることを確認し、
金剛三昧院へ向かいました
金剛三昧院へと続く道
到着時刻は寺務所が終わる
ギリギリの時間だったようなのですが、
そんなことを知らなかった私は、
部屋へ荷物を置くなり外へ飛び出し、
夕食の時間まで散策しようと
境内をぷらぷらしていましたら、
「もう門を閉めますので、また明日ご覧ください」と
笑顔で声をかけていただけたことで、
ご迷惑をかけてしていた事を知り、
顔から火が出そうでした
←左は、金剛三昧院
右は熊野参詣道 小辺路→の案内
宿へ戻ると時間より少し早めでしたが、
食事の用意が出来てると分かり、
楽しみにしていた精進料理をいただきました~
豪華!
想像よりもしっかりした味付けでした
お吸い物の中に浮かんでいる葉っぱ!
この葉の茂る木が金剛三昧院の境内にありましたよ~
デンマークから観光出来ていた
カップルの方と一緒になり、
日本語で話しかけると
英語でと言われてフリーズしました
もう何年も使っておらず、
すっかり錆びついてしまい
単語が全く出てきません…
2泊目の彼らの夕飯には、
生麩まんじゅうの笹巻あんぷがあったのですが、
どうやって食べるの?と聞かれ、
出川も真っ青な英語で奮闘しました
訳が分からずに色々な食べ物を口にしたのは、
旅の良い思い出になるでしょうが、
せっかくの精進料理、食べ方や何物かが分かると
もっと値があるだろうになぁ…と
説明できない自分が残念でした
ちなみに、次の日は、
別の外国人カップルと夕飯が一緒になり、
笹巻あんぷを食べる私の真似をして、
昆布巻きをほどいて中身を取り出して
召し上がっていました
外人さんがほどいて中身を取り出していた昆布巻きは左下に
ちょっと脱線しますが、
朝ドラ「らんまん」で田邊教授を演じている
要潤さんの英語の発音、素晴らしいですよね~
ドラマでは、アメリカ留学なさった設定ですが、
私にはとっても綺麗なイギリス英語に聞こえます
あんな発音ができるようになりた~い
お部屋に戻り、宿からすぐの
先程のデイリーヤマザキへ
明日のお参りのために、こちらで白封筒を購入し、
小銭も少々作ることに成功しました
森林の香りがする澄んだ空気の中、
真っ暗な夜道を歩くのは気持ちがよく、
遂に高野山へ来たんだ!と心が躍りました
戻った後は、お風呂をいただいて、
部屋のテレビで大泉くんのドラマを見ながら、
明朝の勤行は、奥の院へ行くか、
宿坊で参加のどちらにするかに頭を悩ませ、
明日の作戦を立てて眠りにつきました
本当は、夜はお部屋で持参した写経を
するつもりでしたが、
時間が無くなり、できずじまいでした