ノウイング | SIMPLE JCI

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元ドルヲタが薄ッぺらいことを書く日記

自分は父親を中三の時に病気で亡くした。


出だしからのニコラスケイジと息子の関係を見て

「父親から見てどんな息子だったか」を尋ねることをしないままで死別したことと

いまだ独身で息子を持たない自分が息子の為に特製ホットドックも焼いてあげられないことに


強く恥じて残念でたまらなかった。


ノウイングはディザスター映画と思ったら前半ホラー映画進行だった。

「サイン」とか「アンブレイカブル」を思い出させる感じでどこのシャラマン映画だよと(笑)


予告編でも見せてた最新SFXによる飛行機墜落のシーン、地下鉄事故のシーンより謎の人物達のほうが恐怖だった

聖書のエキゼル書が出てくるように、キリスト教的宗教色が強く出てる。主人公は牧師の家で生まれてるし。

製作会社が「サミット」エンターテイメント・サミットは首脳会議でなく「頂上」の意味で考えれば

キリスト教の中で重要な頂上といえばノアの箱舟が漂着したアララト山ではないか(^^;

もしかしてそういうキリスト教団体の資金と影響を受けてるスタジオではないのか(^^;


映画「ノウイング」は簡単にまとめると


「神の声」を聞いた(聞けた)者だけが「ノアの箱舟」に乗ることが出来て太陽フレアで生態系が絶滅する地球空脱出して新世界に行ける物語


なのだ。


かつて自身の恒星系の太陽の爆発で脱出をしたプレアデス星団の宇宙人が

似たような危機の地球をずーっと監視して50年前の小学校の生徒にずーっと囁きかけ

50年間に起こる大災害の日付死者数起こる地点を紙に書かせ、タイムカプセルに入れ

50年後カプセルを発掘した時にこの数字の「パズル」を解いた者の子供を宇宙船に乗っけて

助ける物語


ではない(笑)


宗教的プロパガンダな映画だなー。


世界規模の危機なのに、主人公の家族と同僚、50年前の女の子の親族と先生だけという世界だけで話が進むのがディザスター映画としては残念なところ。

太陽の異常活動の表現をマスコミのニュースだけでなくてメインストーリーからはなれたサブストーリーでやっていたらもっとよかった(少なくとも自分的には)と思う。


色々残念な映画だった。