コアコンディショニングメソッドである、いろは体操とひめトレエクササイズでは、どちらもひめトレ(R)を使用し、動き・ポジションも似ています。では、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?こちらの記事で紹介いたします。
▼▼ いろは体操とひめトレの違いは? ▼▼
動き自体は似ている いろは体操 と ひめトレ。
結論からお伝えすると、この2つの大きな違いは
「エクササイズの狙い・目的」です。
いろは体操の狙い・目的:
いろは体操はもともと、ストレッチポールに乗った時の感動や変化を、乗れない人にも伝えたい!というところから開発されました。
そのため、ストレッチポールに乗った時のように身体の変化を体感をしてもらいたいけど、安全面のことを配慮したらポール乗ってもらうことが難しい……
そんな方に対して、座ったままできるコアコンディショニングとしていろは体操を活用していきます。
いろは体操には、発育発達過程で獲得する要素を、座位で獲得できるように体系化されています。
例えば、寝返りを通じて正中軸の感覚を獲得していく動きは、
いろは体操では「左右ゆらゆら」「まるゆらゆら」というエクササイズに対応しています。
ひめトレエクササイズの狙い・目的:
一般的にはイメージしづらくアプローチも難しい骨盤底筋群に対して、ひめトレ(R)を使うことで活性化させていきます。
ひめトレエクササイズでは、骨盤底筋群を意識しやすい状態で脊柱・上肢・下肢のさまざまな動きを行っていきます。
この中で、骨盤底筋群とそこに連動する筋群が適切に働くようにしていきます。
2つには大まかにこのような違いがあります。
そのため、一見同じようなエクササイズの動き・ポジションでも、導かれる効果や体感は変わってくるのです。
↑こちらはいろは体操セミナーの様子です。
▼▼ よくいただく質問について ▼▼
「いろは体操はひめトレ(R)を使わないと実施できないのでしょうか?」
A1.
いろは体操はストレッチポールひめトレ(R)がなくても実施できます。
種目ごとの狙いや目的を理解し、感覚を引き出すことができればひめトレがなくても効果を感じていただくことができます。
ただ、いろは体操の効果を最大限に引き出すためには、ひめトレを使用し骨盤底筋群の感覚入力を促していただくことをお勧めしています。
【2】
「いろは体操は高齢者以外の方にも効果があるのでしょうか?」
「いろは体操は高齢者以外の方にも効果があるのでしょうか?」
A2.
高齢者以外の方にも効果のあるエクササイズです。
ストレッチポールに乗ることができない高齢者を対象に作られたエクササイズですが、強度の違いがあるだけで高齢者以外の方にも体感していただける内容です。クライアントの状態や運動実施状況に合わせて活用してみてください。

