クライアントに結果を出しても合格にならないことがあります。なぜでしょうか?そこにマスター試験の合格に必要なポイントが隠されています。
こんばんは!JCCA事務局の川勝です。
先週末に東京にてマスター認定二次試験が開催されました!
一次試験の筆記試験を通過された方が、約3ヶ月間クライアントに対してコアコンディショニングを活用したセッションを提供し、
その変化をプレゼンで発表するのが二次試験。
(休憩中ですが)試験当日の様子はこんな感じです。
見ていただくとわかるように、スクリーンにデータを投影します。
パワーポイントなどを使ってプレゼンで二次試験を行うので、
そのプレゼンも採点対象に含まれます。
つまり、単にクライアントに対してのコアコンディショニングのセッションを効果的に提供できるだけでなく、提供したものを伝えることのできる説明力もマスタートレーナーには求められます。
では、マスタートレーナーに求められる具体的な説明力・伝達力とは?
私がマスター試験の事務局を担当させいただいた経験から、
①客観性と主観性のバランスが取れているか
②難しい内容をわかりやすく噛み砕けているか
この2点がすごく大事ではないかと感じています。
【主観性と客観性のバランス】
主観性というのは感覚的なものです。クライアントの「肩が軽くなった」や「見た目がスッキリした」などもそうです。
それに対して客観的なものは、誰が見てもわかるようなもの。例えば、「股関節の屈曲可動域10度改善した」などのように数値化されているものは客観的なデータです。
このどちらかに偏ることなく、主観的にも客観的にも変化がわかるようにプレゼンすることがより伝わるプレゼンになります。
【難しい内容を噛み砕く】
JCCAではトレーナー・治療家の方をはじめ、様々なバックグラウンドを持つ方が参加されます。そのため、特定の人にだけ理解できる専門用語を使うのではなく、誰が聞いても理解できる言葉に変換して伝える方が、イメージもしやすいのです。
JCCAマスター二次試験は、以前はレポートでの審査を行っていました。
今はITやネットの普及や、トレーナーという仕事の広がりから、自らの活動や変化を自分以外の人にわかりやすく伝える力の重要性が高まっています。
その重要性がもろに反映されているのがこのマスター二次試験。
受験される方の中では、プレゼンをするのが今回初めてという方多くいらっしゃります。このマスター二次試験をきっかけに伝える力の重要性に気づいた!という嬉しい言葉をいただいたこともあります
マスター試験の受験を希望されている方は、コアコンの専門的な理解を深めていただくだけでなく、ぜひプレゼンにも興味をもっていただけると嬉しいです!
次回のマスター試験は大阪にて開催です。
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