■中国の超富裕層マーケティング in 北京香港馬会
先日、中国の超富裕層(総資産が1億元以上)の会員制クラブである、北京香港馬会(ジョッキークラブ)にて、日本メーカーの高級製品(贅沢品)をテーマとするイベントを開催しました。
北京香港馬会の概要は以下の通りです。
・設立:1884年(香港)
2008年北京
・会員数:10,000名(香港)
500名(北京)
・場所:北京
・会員:政治家、経営者
勿論、会員制クラブでのイベントですので、会員からの推薦及び香港馬会の総経理(社長)及びその他役員の許可がないと開催出来ません。
今回のイベントでは、中国を代表する超富裕層・著名人の方々に日本の高級製品(サービス)を説明・紹介するだけでなく、実際に直接体験してもらう事で、押し売りではなく、自然な形で興味を持ってもらう事ができ、大盛況となりました。
超富裕層にダイレクトに製品(サービス)を紹介するため、その場でいくつかの製品(サービス)が成約しましたが、それはこのイベントの主な目的ではなく、本当の狙いはむしろ全く別のところにあります。
これから「真の狙い」をお話する前に、中国の富裕層の現状について簡単にご説明したいと思います。
■中国富裕層の特徴
現在、中国には総資産1億元以上が5万世帯以上、1千万元以上が102万人以上、
家庭年収25万元以上が300万世帯以上の富裕人口が存在します。
とりわけ富裕家庭は北京市に多く住んでおり、北京には資産1000万元以上が17万9000人、1億元以上は約1万人存在します。次いで多いのが広東省と上海市となっています。
(下表参照)
ちなみに、当ブログでの中国の超富裕層の定義、総資産が1億元以上(約15億円以上)の方を指しています。
しかし、多くの企業がこれら中国の富裕層をターゲットに的を絞ったマーケティングを行うものの、コストが高く、結果が得られないのが一般的です。
その理由として、マッキンゼーの調査では、以下のような富裕層の特徴を挙げています。
「中国富裕層の3つの特徴」
ⅰ)警戒心が強い:営業行為に対しては拒絶反応が極めて大きい。
同じ富裕層の仲間になることが条件。
ⅱ)買い物:店員の推薦より、友人の口コミ
ⅲ)旅行:団体旅行を嫌い、個人旅行が多い。
このように高額商品やサービスのターゲットとなる中国富裕層は、勧誘行為への警戒心が大変強く、仲間内での口コミを重視し、一般大衆と同様に扱われる事を嫌う傾向が顕著です。
また資産が増加するにつれ、この傾向は顕著となります。
そのためマスマーケティング的なアプローチでは、富裕層顧客獲得は困難なのです。
そこで重要となるのが、自然な形で中国富裕層の輪に溶け込み、富裕層同士の口コミや推薦を伝播していく仕組みです。
そのような仕組みを構築するために、大変有効なツールとして、今回開催させて頂いた、中国の超富裕層クラブでのイベントがあります。
超富裕層限定のクローズドな環境の中でイベントを開催し、警戒心を解き、高級サービスや製品を直接体験する事で、自然とクチコミが拡がります。
さらに重要な事は、超富裕層クラブの会員の大半が、厳しい入会基準を通過した一流企業の経営者や政府高官であるため、これらのイベントを通じて、中国経済の中枢にいる方々に対して御社の商品・サービスの魅力を自然な形でアピールし、深く印象づけるための絶好の機会が得られる事です。
その結果、御社の商品・サービスに興味を持った中国一流企業や政府高官とのダイレクトな提携関係(パートナーシップ)の構築も可能となります。
■超富裕層イベントの3つの狙い
ⅰ)超富裕層へダイレクトに接触するチャンス
ⅱ)会員との信頼関係構築による口コミの伝播
ⅲ)一流企業オーナーや政府高官との人脈作り(ビジネスマッチング)
(中国ビジネス成功には人脈が不可欠。)
このように超富裕層イベントは、中国進出成功・中国ビジネス拡大に大きなチャンスをもたらすツールとなっており、弊社は、北京香港馬会以外にも、複数の超富裕層倶楽部でのイベント開催を行っております。
中国超富裕層との交流を希望される企業様、その他ご質問等ございましたら、
以下のフォームよりお気軽にご連絡頂ければと思います。
http://jcbridge.jp/consult.html