ブログ友達に旅を仕事にし毎日を、西に東に飛び回る人あり。

仕事となると楽しいのかなと、
げすな考えをするのは素人の考え違いかも。

しかも彼は、
名所旧跡などには、余り興味がなく、しなびた、其処の住人すら興味を示さない地を、レポートしている。
でも、旅好きのわたしは何故か彼の足跡を訪ねたくなるのです。

知らない街をぶらり旅して。

つまらないかなと、思って入った食堂で、凄すぎる飲食の体験をしたり、人との出逢い。

噛み締める自家製沢庵の味。

名もなき冷や奴(豆腐)に、畑から抜いて来たばかりのネギや茗荷がのっている。


昼間から旨そうに、ひや酒を楽しむ近所のオジサン達、
どこからきたが!?
と、訊ねてくる。
東京です。

たった一言で、垣根が取れて、私も一緒に酒の席に。
住人達は何でも答えてくれます。

少し訛りはあるけれど、それが又何とも云いない良さがある。

時の過ぎ去るのを忘れさせてくれる。

旅の醍醐味だ。

私は今回の原発事故で立ち入り禁止区域になっている双葉町周辺が大好きでした。

太平洋から吹き寄せる心地よい海風、波の音、この近くには蕎麦屋がありましたが、今は訪ねる事も出来ない。悲しい。残念。