あの未曽有の災害から、街の火が消え、

私の経営する小さな食堂にも大きなボディブローの波が押し寄せました。

地震の前日までは、運良く売り上げもスコブル良かったです。


当日も予約で満席でした。
午後二時過ぎ私は地下鉄の駅から外に出た瞬間でした。

グラグラドンッと。最初は、地震ではなく、遂にOMUKAIGAが来たなと思いました。
身体障害者の私は立って居られず、
倒れるのを防ぐ為にスロープに抱きついていました。

周りの状況で初めて、かなり強烈な地震だと気がつきました。


食堂は地下にあるためグラス一つも破損しませんでした。


電話はすべて駄目でした。新橋から歩いて来て予約をお断りにいらっしゃった方が一人いました。


夜になっても電話は不通でした。


来店客ゼロ。
それから半月余り、あれだけあった予約は、ほとんどキャンセル、キャンセルの毎日でした。


被災地の皆様を思いばと、しながらも大きなダメージがあちらこちらで起こっています。

パート社員の首切り、新入社員の採用取りやめ等、諸々の問題が出ています。

反面、心配して新入社員の歓迎会や、助けてくれるお客様が3日前からわんさかと。頑張ります。感謝。