香川真司は、セントラルミッドフィルダーとして再生した!
私は「香川真司」が大好きだ!
彼には日本代表のエースとして、何度も期待し、ワクワクし何度となく胸熱くさせられた。
およそ8年にわたり、日本の10番を背負い続けた香川選手。
私は彼のプレイに魅せられたし香川真司なりの日本の10番を確実に形成してきたと感じます。
サッカーというのは、非常にシビアな世界であるのです。
フィジカルが基本とされる現代サッカー+ベーシックな部分まで持っていつつ、強くて上手いアタッキングが要求される現代サッカーは、言い換えれば「消費サッカー」なのです。
今風に言えば上手さと強さを兼ね備えたハイブリッドプレイヤーが実際に求められています。
現代サッカープレイヤーに求められることは、上手さより強さ多様性なのかもしれません。
時代によってもサッカーのトレンドというのは変わりますが基本的に強豪国に言えることは、まずはフィジカルがあることなのです。
そのような状況だからこそ、現代サッカーではテクニックに優れたファンタジスタが活躍しにくいのです。
そんな現状の中、今、ここのところのJリーグにおいて注目すべきなのは、香川真司選手です。
Jリーグというある意味、癖のあるリーグで、これまでとは違った役割で、コンスタントに活躍しているのが目につきます。
ここ数試合の香川選手の活躍ぶり、チームへの貢献度、影響力を考えれば、もっとフィーチャーされてもいいようなところもあり、このブログで叫ばずには、いられないというわけですよ。
今シーズンからJリーグに復帰した香川選手ですが当初はJリーグで、どの程度やれるのか懐疑的な目も向けられましたかま、ここまでコンスタントに出場しています。
現在のセレッソの順位は6位ということで、ここまでは安定した戦いぶりを披露しています。
特に2023年6月10日に行われたJ1第17節では、今シーズン絶好調、首位を走るヴィッセル神戸です。
その神戸に対し2-1で勝利したのです。
ここまで見ればセレッソは着実に試合を進めており、比較的チームが安定しています。
今シーズンのセレッソの基本フォーメーションは、4-3-3でスタートしました。
そこでの香川選手はインサイドハーフとして出場していましたが、ここ最近の試合では、4-4-2のダブルボランチの一角としてスタメンフル出場を果たしました。
流石は元日本代表のエースMF中盤で存在感を示すプレーを連発しており、完全にボランチの選手としてチームにフィットしているのです。
香川選手がボランチというと、意外な感じもするかもしれませんが、そもそもはボランチの選手だというのは、皆さんもご存知かと思われます。
攻撃的なトップ下の選手として、これまで数多くのゴールを奪ってきましたが、そもそもボランチから前目にポジションを移したのは、第一期セレッソ時代なのです。
これでボランチ香川選手と清武弘嗣選手との共存が可能となったことで、増々セレッソの今後は楽しみになります。
では、セレッソの4-4-2システムを振り返ってみましょう。
明治安田生命J1:C大阪2-1神戸>◇第17節◇10日◇ヨドコウ
9 レオセアラ
25 奥埜
27 カピシャーバ 8 香川 5 喜田 11 Jクルークス
29 舩木 3 進藤 24 鳥海 16 毎熊
1 ヤンハンビン
シンプルなフラットな4-4-2ですね。
前目のポジションには、機動力のある外国人3人が動き、香川選手は完全にパサーとしての役割を担っています。
ポジション的に点がとりやすくはないですが、タイミングのいい時には、上がっていき、ゲームを読む力が強いですね。
やはり技術もあり頭も良い選手なのです。
今後は、もうトップ下ではなく、ボランチというかセントラルミッドフィルダーとして、チームのオーガナイザーとなってほしいです。
前への推進をする役割ではなく、無駄に動かず気の利いたパサーに変貌してほしいものです。
プレイスタイルを変えれば選手生命も伸びるのではないでしょうか。