【大の本好きです】わかれ縁 狸穴屋お始末日記」西條奈加
今日は肌寒いですね。
一気に季節が戻った感じ。
皆さん体調に気を付けましょうね。
さて、最近、西條奈加さんの人情物にどっぷりはまっています。
人の心の機微に寄り添い、時に辛辣に表現されている。
もっともだと深くうなずく場面が多くて、ついつい感情移入してしまう。
今回読んだ、わかれ縁 狸穴屋お始末日記も傑作時代小説です。
江戸時代の庶民の女性の多くが働いていて、自立している、
または自立せざるを得ないさまが、
今の日本の現状によく似ているのが意外でした。
家に縛られていくのはもっと後の、明治時代からの事らしいです。
女性が自分の手で自分の生き方を決めるとなると、
おのずと離縁の相談も多くなるのでしょうね。
江戸の離縁請負人のお話です。
時代変われど、起きる問題は同じ、ということで面白くないはずはないです(^_-)-☆
時代小説が好きな方は是非読んでみてください。
6月のこどもお菓子教室は「レモンのパウンドケーキ」です。
梅雨の季節にさわやかな焼き菓子を作りましょう。