8/31(土) ④ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

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 ┃ 『週刊ストーリーランド』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:58~20:54
 ┌─――――――――――――┐
 |2000(平成12)年 8月31日(木)|放送休止 19回目
 └─――――――――――――┘備考・・・放送回数は約2年間で56回+1回の合計57回にとどまったが、これはプロ野球の開催時期にプロ野球中継のため放送休止になることが多かったためだヨ(=^◇^=)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『武蔵 MUSASHI』 ┃ NHK総合
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛20:00~20:45
 ┌─――――――――─―――――――――――――――┐
 |2003(平成15)年 8月31日(日) 第35話「武蔵、小倉へ!」|
 └─―――――――――─――――――――――――――┘
  備考・・・NHKテレビ放送開始50周年、大河ドラマ40周年記念作品
  演出・・・木村隆文 
  映画◆宮本武蔵を敬愛していたブルース・リー  http://youtu.be/NDsZZSbMqyU
 http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5183/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%94%B5_MUSASHI
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%8A%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E7%94%B7_%E7%AB%9C
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓ 金曜時代劇
 ┃ 『刺客請負人』season1 ┃テレビ東京系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
 ┌─―――――─――――――――――――――――┐
 |2007(平成19)年 8月31日(金) 第6話「嫉妬の果て」|
 └─――――――――─―――――――――――――┘
     原作・・・森村誠一 (時代劇小説)
     脚本・・・森下直
     演出・・・酒井信行 
    視聴率・・・10.5% 
  平均視聴率・・・10.1% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-40068
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E5%AE%A2%E8%AB%8B%E8%B2%A0%E4%BA%BA
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『相棒seasonⅤ』What's New ┃No.05
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┌─――――――――――――┐
 |2007(平成19)年 8月31日(金)|DVDを購入して「相棒」特製アラームクロックをGET!
 └─――――――――――――┘詳しくはニュースへ(=^◇^=)O♂
 http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_05/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season5
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6876 HEY!HEY!相棒(=^◇^=)
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=105566 2010
 ┏━━━━━━━━━━┓┌─――――――――――――┐
 ┃ 『相棒 スリム版』 ┃|2009(平成21)年 3月18日(水)|DVDリリース6巻のスリムパッケージに収めた
 ┗━━━━━━━━━━┛└─――――――――――――┘Pre season~season2までを●2009年8月31日(月)までの期間限定発売の廉価版。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92
 ┏━━━━━━━━━━┓NHK BS-hi 07:30~07:45
 ┃ 『ゲゲゲの女房』 ┃NHK BS-2 07:45~08:00
 ┗━━━━━━━━━━┛NHK総合TV 08:00~08:15
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――――――――┐
‡|2010(平成22)年 8月31日(火) 第23週 第134話「妖怪はどこへ消えた?」|
 └─――――――――─――――――――――――――――――――――┘
  NHK連続テレビ小説・・・82作品目
          著者・・・武良布枝 ※水木しげるの妻
          脚本・・・山本むつみ
          演出・・・一木正恵 堀之内礼二郎
     週間最高視聴率・・・22.2%
       平均視聴率・・・18.6% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
       平均視聴率・・・15.9% 関西地区・ビデオリサーチ社調べ
          備考・・・この作品からNHK総合での放送が15分繰り上がり「8:00スタート」開始
          備考・・・第16週7月12日(月)~18日(日)の週から9月20日(月)~26日(日)の週までの11週中、8月23日(月)~29日(日)の1週を除いた計10週でビデオリサーチの視聴率「総合」第①位を占める(うち7週は本作品以外に20%を超える番組がなかったヨ(=^◇^=)V
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-42182
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=94247
 http://www.amazon.co.jp/dp/4408107271
 http://www.amazon.co.jp/dp/4408550493
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%8C%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%97%A5
 ┏━━━━━━━━━┓フジテレビ系列
 ┃  『if もしも』 ┃ 20:00~20:54
 ┗━━━━━━━━━┛ステレオ放送 文字多重放送  ストーリーテラー:タモリ
 ┌─―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
 |1993(平成五)年 8月26日(木)  第16話 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」|
 |1995(平成七)年 8月12日(土) 劇場公開「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」|
†|2011(平成23)年 8月31日(水) 無料動画配信終了   VHS版 LD版 DVD版    |
 └─―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
     制作・・・共同テレビ 
  脚本・演出・・・岩井俊二
     出演・・・山崎裕太、奥菜恵、反田孝幸、麻木久仁子、蛭子能収、ランディ・ヘブンス、小橋賢児、桜木研仁、山崎一、深浦加奈子、田口トモロヲ、石井苗子、酒井敏也、中島陽子
          備考・・・岩井俊二が監督した「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」は、テレビドラマとしては珍しく日本映画監督協会新人賞を獲得、1995年にはタモリの登場シーンをカットするなど再構成の後に劇場公開された。この回は、予定されていた「誘拐するなら男の子か女の子か」の放送が甲府信金OL誘拐殺人事件の影響から中止となったため、急遽一週間繰り上げて放送された。なお、「誘拐するなら男の子か女の子か」は現在でも放送されていないため、事実上お蔵入りとなった
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-29648
 https://ja.wikipedia.org/wiki/If_%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%82
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%93%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%92%E8%8A%B1%E7%81%AB%E3%80%81%E4%B8%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%8B%3F_%E6%A8%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%8B%3F
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『語る大捜査線 THE FINAL MAKING 最後の真実を目撃せよ!』 ┃フジテレビ系列(11)
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 ┌─――――――――――――┐
 |2012(平成24)年 8月31日(金)|『踊る大捜査線』関連のテレビ番組13回目
 └─――――――――――――┘関係者インタビュー(本広克行、織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア)、メイキング
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B8%8A%E3%82%8B%E5%A4%A7%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E7%B7%9A ⇒ 関連のテレビ番組
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓原作:水木しげる 
 ┃ 『水木しげるのゲゲゲの怪談』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 15:00~17:00
 ┌─――――――――――――┐「砂かけばばあ」
 |2013(平成25)年 8月31日(土)|「妖怪枕返し」
 └─――――――――――――┘「不死鳥を飼う男」
   協力:水木プロダクション 「永仁の壺」
 http://www.uta-net.com/song/5274/
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-56366
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%81%AE%E9%AC%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
①┃ 『一刻館日記withあのころの日本は』 ┃1981(昭和56)年8月?日
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛江ノ島へ海水浴
 ◎榎本三枝子の「ハチは一度刺して死ぬ」という発言が話題に ◎なめネコ人気 ◎宅急便のシェアが郵便小包を上回る
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『一刻館日記withあのころの日本は』 ┃1986(昭和61)年8月下旬
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛三鷹、明日菜にプロポーズ
 ◎円高ドル安 ◎地価高騰
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
③┃ 『一刻館日記withあのころの日本は』 ┃1987(昭和62)年8月某日
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛明日菜、双子の女の子を出産  明・萌と名付ける
  ◎売上税反対運動 ◎南極捕鯨中止 ◎青森から八代まで高速道路でつながる
 ①http://www.ne.jp/asahi/maison/ikkoku/diary.html#S56
 ②http://www.ne.jp/asahi/maison/ikkoku/diary.html#S61
 ③http://www.ne.jp/asahi/maison/ikkoku/diary.html#S62
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『スター千一夜』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━┛1981(昭和56)年8月下旬より「スター千一夜」ファイナルと題し「60年代」「70年代」「80年代」「スポンサー」とテーマを決めて今まで放送してきたハイライトシーンが放送されたヨ(=^◇^=)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%8D%83%E4%B8%80%E5%A4%9C

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 ┃『太陽にほえろ!』放映リスト┃
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 日本テレビ系列/金曜日 夜8:00~8:54
 七曲署捜査記録~ジーパン編 全59話+1話
‡07 059.1973.08.31 生命の代償 小山田宗徳、佐原健二
【出演者】石原裕次郎、松田優作、(関根恵子)、露口茂、竜雷太、小野寺昭、下川辰平、青木英美、小山田宗徳、佐原健二、小笠原弘、久野聖四郎、西朱実、井岡文代、佐瀬陽一、野口英行、幾野道子、加賀邦男、杉江広太郎【監督】斉藤光正【脚本】石松愛弘【音楽】大野克夫(音楽)、井上尭之バンド(演奏)【原作】魔久平
【あらすじ&ジーパン心の叫び】ジーパンとチョウさんは一日の仕事を終え、一杯ひっかけてゆこうとしていた。そこに赤信号を平気で渡るサラリーマンと二人は擦れ違った。その男が何故かチョウさんは気になった。その直後に彼らが缶ビールを美味そうに飲む自販機の側にさっき擦れ違った男が座り込みビールを飲み始めた。心配するチョウさんの質問もよそにその男は車に轢かれることも気にせずに車道を平気で歩いていく。面倒がるジーパンと別れてチョウさんは不審に思う男を尾行する。そして遂に喫茶店を出て、ビルの屋上で自殺しようとした男をチョウさんは助ける。「あんなのは冗談だよ」と嘯く男だったが彼は遺書を所持していた。男の名前は井村太一(小山田宗徳)、中光商事という商社の輸入部第三係長で52歳の叩き上げだった。チョウさんは井村に対して2-3日の尾行をボスに申し出る。そしてボスの命令で気乗りしないジーパンまで"人生勉強の訓練"のために同行することになる。だが最初に行った井村が勤めているはずの中光商事ではあまり積極的に協力してくれなかった。辛うじて井村が住む社宅が判明し、二人は訪ねる。ジーパンが中に入るとそこには妻.和代(幾野道子)と中学生の息子ミノルそして太一が座っていた。ジーパンは表面的に家族団らんを感じ、簡単にチョウさんのところに戻ってしまう。その後、太一はミノルと共に出掛けるが夜間大学出の自分を卑下し、一流大学に入った者が勝ちだと説教するおやじに中学生のミノルは反発する。息子の反発に落胆した井村は小田急線の踏切でチョウさんと出会う。チョウさんは一杯に誘い、井村もつき合うが彼は直ぐに姿を眩ませてしまう。次にチョウさんが発見した時は線路に立って自殺しようとする姿であった。だが、最悪の事態は何とか避けられる。一方、ボスは中光商事が汚職事件で本庁第二課に内偵されているという情報を得る。その時、警察に内偵されていると感じていた井村の上司の倉持部長(杉江広太郎)とその課長(佐原健二)は彼に計画通り、自殺するように念を押す。二人は会社が死んだ後に家族を見るという条件で「輸出入に関する贈賄事件」を全て井村の責任にしてこの世から抹殺し、会社を守ろうとしていた。井村が本庁に取り調べを受けた翌日に中光商事の「10数億もの贈賄事件」が新聞を賑わせる。首謀者として井村の名前は掲載された。この事は家族を社宅で村八分の状態にした。特にミノルの心の中は複雑であった。そんな中でジーパンは幼い頃の自分の姿を感じるミノルの様子を見に行くのと同時に不甲斐ないオヤジの太一に活を入れに自宅を訪問する。ジーパンの言葉に意を決した井村はとうとう会社に宣戦布告するのだが...。
 BGM・オックス(GS)
 ジーパン心の叫び 「しかし、二親が揃っているっていうのはいいもんですね」「だいたいね、オヤジってのは、強くなくちゃいけないんだ」
 http://yusaku.from.tv/t59.html

‡1973.08.31 第059話 生命の代償 脚本・石松愛弘 監督・斎藤光正
 佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
 https://note.com/toshiakis/n/nadef1d108129

第613話「ヘッドハンター」より
T100系コロナ4ドアセダンの破壊シーン。井川刑事(地井武男)に向かってくる組織の手下の車(コロナ)。車に向かって井川刑事が発砲、弾丸がガラスに命中し、車は歩道に乗り上げ停まる。小破壊ではありますが、100系コロナの後期モデルの破壊です。前期モデルは230セド・グロ並みに結構破壊されましたが、後期はとても少ないですね。ストーリー上、車に人質が乗っている設定なので、横転はしませんでしたが、ぜひやってもらいたかったところではあります。
http://stunt.car.coocan.jp/taiyounihoero-2/taiyounihoero(613).html
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第059話 生命の代償
脚本/石松愛弘 監督/斉藤光正
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長さんとジーパンは勤務が終わると軽く一杯飲んでいこうと語る。そんな中、長さんは交差点を渡ろうとする一人の中年の男性の姿に違和感を覚える。精気を失ったかのようにして赤信号を渡っていく男。声を掛けるがフラフラと出て行ってしまう。長さんとジーパンは缶ビールで乾杯していると、また先ほどの男が二人の前に現れビール缶を購入し、その場に座って飲み始める。ちょっと様子が変ではないかとする長さんに対して、ジーパンは会社で嫌なことでも有ったのではないかという。酔って童心に戻っているだけじゃないかとするが、長さんは気になるのでこの後も尾行を続けるという。男(井村太一)は喫茶店に入るがコーヒーには口を付けずに街を見つめていた。更にビルの屋上に行くと、鉄索を乗り越える姿を目にする。長さんは何とか止めようとして体ごと彼に抱きつく。男は自殺する気が失ったのか余計なことをするなと告げるとビルを出て行く。長さんは彼が封筒を落として行くのを目にする。更にその後も長さんはずっと彼の後を尾行していく。長さんは何か心配事でもあるのかとして自殺しようとしていたことは尋常ではないことを口にするが、あんなのは冗談だとして家に帰る。長さんは署に戻ると、彼が落とした封筒に目を通すと中には遺書だと思われるものが入っていて、「私の不始末で会社の信用を失ってしまった事は全ての責任は私にある」と書かれていた。名前は井村太一だと分かる。翌朝、長さんは七曲署で昨夜彼は自分が止めなければ自殺していた事を報告する。しかしあの調子ならばまたどこかで自殺するだろうとのこと。遺書の文体は達筆でしっかりとしていた。長さんはボスに対して、2、3日彼を徹底的にマークしたい事を訴えると、ボスはジーパンも人生の勉強の為にも長さんと一緒に行動するよう告げる。井村(52歳)は大手商社・中光商事の輸入部第三係長として勤務している事が分かる。52歳で係長というのは相当たたき上げだなというボス。住所は会社の社宅に住んでいるとのことだった。人事課長に話を聞くが、会社は大きいので井村に関する人事記録を見つけるのは大変だと誤魔化される。中光商事の社宅に足を運ぶ。長さんはいきなり彼の自宅を訪ねるのはバツが悪いだろうと語る。そんな中井村家の息子・ミノルと妻の和代が会話しているのを目にする。ジーパンは長さんの代わりに井村家を尋ねる。自らは先輩の代わりに来た七曲署の刑事である事を告げる。本日太一は会社を休んでいるとのこと。太一によると夕べの事は誤解である事を告げる。ミノルはジーパンに興味を示す。185cm・76kgと長身の姿に驚く。ジーパンは長さんの元に行くと、昨日の件は誤解だと伝えて欲しいと言われた事を告げる。太一は夕食の時間になると、突然散歩に行きたいとして一人で出て行こうとする。ミノルは自分も一緒に散歩に行きたいとして付いていく。太一はミノルに対して、自分の様に夜間の大学だと世間に出てから苦労する事を告げ、頑張って一流の大学に入る事を求める。するとミノルはまたその話かとして、失望する。踏切のところにいた太一に長さんは声を掛けて居酒屋に誘う。太一は長さんの姿を見てあんたは幸せそうだと告げ、私はこのままでは取り返しが付かないことになるのだという。ダラダラと生きても将来はないのだと語る。長さんに対してどんな望みで生きているのか?と問うと、他人が生き死に関心を持ってくれるとは思わなかったと語る。トイレにいくという太一はまた長さんの前から脱走を図る。長さんはすぐに気か付いて彼を追いかけると、彼は電車に飛び込もうとしていた。しかし長さんは精一杯の声で彼の名前を叫ぶと、なんとか自殺は踏みとどまるのだった。
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■長さんが主役のエピソード■長さんの周りでウロウロとしていた男性の様子を気にかけて事件が発生する前から長さんがマークをしていくという物語。事件を未然に防ぐというのは大事なことだけど、一人の人間にこれだけかかりっきりになると、警察官ってどれだけの人間が必要になってくるのかって感じだね。
■ジーパンは意外と冷めた感じだったが・・・■前回、ジーパンは山さんと組んで、一人の人間に対して拘りを見せてハリコミしているシーンに理解出来ないという態度を取っていたけど、今回もまた長さんが一人の人間に拘っている理由に冒頭では理解が出来ないとばかりに冷たい態度を取っていた。しかしその人物と関わっていく内に、特に子どもの立場から見た家庭の姿に共感したようで、子どもの面倒をよく見ていく。
■内定していた企業■捜査二課が今回の主人公・井村太一が働く中光商事に関して贈収賄の件で内定調査しているとのことだった。明らかに会計を不正に操作しているのにそれも気が付かないのかって感じだったね。一人の人間に押しつけられる問題でもなさそうなのに、この会社の上司連中は頭がおかしすぎる。
■引き直った男■企業相手に恐喝し始めたところが凄いな。寧ろ捜査協力と称して、一度逮捕された時に話してしまった方が良かったようにも感じる。余程出世に関して焦っていたのだろうか。52歳で社宅に住んでいるという状況だし、息子に対して学歴の事を語る姿が有ったしね。
■ヤクザに拉致される■会社に雇われたヤクザによって、井村は殺されそうになる。尾行していた長さんとジーパンが対応に当たるけど、あの公園にいた人たちは女性陣も含めてみんな拉致する為のエキストラだったのかな。
■渋滞・・・そしてカースタント■渋滞に巻き込まれた際に、ジーパンが車のボンネットを渡り歩いて犯人の車にたどり着くシーンが有った。普通に走って近づいた方が余程早いだろうとする突っ込み処も有ったけどね。更に言えば、わざわざ犯人の車にしがみつく必要は無かった。長さんの車も後ろからちゃんと付いてきているしね。この手のドラマにはありがちだけど、カースタントシーンになると途端にどうしても急激に場面転換して、人気のない空き地に入って行くという違和感のある流れがある。そして今回のドラマを見ていると、犯人の車にジーパンがしがみついているけど、車が溝ではねた瞬間に、車のナンバープレートが何故か真っ赤なバツ印がついているカットに切り替わる。ちょっと滑稽だと感じたのは、長さんのアクションシーン。容疑者を捕まえる際に長さんがダイブするのだけど、このシーンがなんか可愛らしい。
藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署のボス、係長)
山村精一 …… 露口茂 (山さん)
石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
早見淳 …… 萩原健一 (マカロニ)
内田伸子 …… 関根恵子 (シンコ)
柴田純 …… 松田優作 (ジーパン)
署長 …… 南原宏治(署長)
永井久美 …… 青木英美 (七曲署の庶務係)
柴田たき …… 菅井きん (ジーパンの母、夫は殉職)
井村太一 …… 小山田宗徳 (中光商事・輸入部第三係長)
井村和代 …… 幾野道子 (太一の妻)
井村ミノル …… 佐瀬陽一 (息子)
野崎康江 …… 西朱実
野崎良子 …… 井岡文代
倉持部長 …… 杉江広太郎 (太一の上司、黒縁メガネ、太一と似てる)
…… 佐原健二 (中光商事・輸出入促進課長)
…… 加賀邦男(中光商事・常務)
…… 小笠原弘(本庁二課刑事・中光商事を内定している)
…… 久野聖四郎 
…… 野口英行
評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)
https://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero059.htm
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太陽にほえろ! 第059話「生命の代償」
2016-04-13 16:59:06 テーマ:ジーパン編
第59話「生命の代償」
■ストーリー■
野崎と柴田は勤務明けで酒を飲もうと思っていた。
二人は、赤信号であるのに横断歩道を渡った井村太一(52歳)(小山田宗徳さん)という中年の男を目撃した。
野崎と柴田が酒の自動販売機でビールを買って飲んでいるときに、再び井村を発見した。
井村は缶ビールを買って飲んでいた。
野崎は井村の不審さが気になったが、柴田は気にしていなかった。
野崎は井村が強引に中央分離帯や車道を歩き、車に撥ねられそうになったのを見た。
野崎は井村の尾行を決意した。
井村は喫茶店でコーヒーを注文した後、屋上に上がり、フェンスを上って自殺しようとしていた。
井村は野崎により自殺を阻止された後、逃走したが、追いつかれた。
井村は自殺を冗談だと言い張って去った。
野崎は井村が落として行った封筒を帰宅中の電車内で見ていたが、その中には自殺を仄めかす遺書が入っていた。
野崎は一係室にて藤堂に、井村のマークを要請した。
藤堂は承諾し、柴田を同行させた。
野崎と柴田は井村の勤務している中光商事の人事課長を尋ねたが、井村を知らない様子であった。
井村は中光商事の輸入部第三係長であり、住所は中光商事社宅の38号棟の307号室であった。
野崎は井村と会うのを躊躇っていたが、偶然に井村の息子である井村稔と夫人の井村和代(幾野道子さん)の会話を目撃した。
柴田は井村宅に上がり、自分の身分を名乗った。井村は体調不良で会社を休んでいた。
井村は誤解だと述べた。
井村は窓から帰り際の野崎と柴田を見ていた。
井村は夜に、散歩と言って外出しようとしたが、稔も同行した。
しかし、稔は井村が一流大学に入りなさいと言われたため、すぐに帰宅してしまった。
井村は踏切前で野崎と会い、居酒屋に誘われた。
井村は自分の将来が無いと語った後、トイレに行くふりをして脱走した。
井村は踏切で自殺しようとしていたが、結局自殺はしなかった。
柴田は子供を残して自殺しようとしている井村を批判した。
藤堂は本庁の二課が中光商事を内定している節があることを伝え、井村を危ないポストだと話した。
井村は出勤後に中光商事輸出入促進課の課長(佐原健二さん)と挨拶した後に、倉持部長(杉江広太郎さん)によって常務室に呼ばれた。
倉持部長は井村に対し、自殺すれば中光商事が存在する限り和代と稔の一生を保障すると忠告した。
常務室に本庁二課の刑事(小笠原弘さん)が入り、捜索令状を見せた後に、輸出入に関する贈賄容疑として、帳簿の拝見を命じた。
井村は連行された。柴田は連行される直前に井村を発見した。後日、中光商事の汚職事件が新聞の一面を飾った。
新聞には井村が十数億円を横領していると書かれていたが、野崎は井村が窓口ではないかと推測していた。
井村は黙秘を続けていた。柴田は仕事を休んで稔と遊んでいたが、団地の住人は稔が来ただけで逃げていた。
井村は釈放されたが、中光商事幹部の車に乗った。
幹部は井村に対し、逮捕が時間の問題であること、会社に出勤しなくていいことを忠告し、井村を社宅に帰した。
柴田は野崎の静止を振り切って井村を尾行していた。井村は団地の住人から奇異の目に晒されていた。
井村は会社や自分を批判した稔を殴り、稔は自宅を飛び出した。
柴田は井村宅に上がり、稔の気持ちを代弁して、父親は息子にとって憧れでなくてはならないことを伝えた。
井村は倉持部長と常務(加賀邦男さん)に電話をかけ、会社の犠牲になりたくないので辞職し、死んだ後に中光グリーンタウン分譲住宅3000坪分をいただくと脅迫した。分譲住宅は井村の死後に井村の家族に譲渡される予定のものであった。
井村は午後4時に新宿中央公園、倉持部長1人で持っていくよう指定し、刑事の尾行がついているので、始末しようとは考えるなとも脅迫した。
井村はタクシーに乗り、新宿中央公園に向かった。
野崎と柴田は井村を張り込んでいたが、途中女性にちょっかいをかける男たちを注意していた。
その間に、中光商事の回し者に井村を誘拐されてしまった。
野崎と柴田は井村を誘拐した外車を追跡したが、渋滞にあってしまった。柴田が車を降り、井村を誘拐した車に張り付いた。
中光商事の回し者は柴田を車から降ろそうとしたが、車が一瞬動かなくなった隙にドアから柴田に侵入された。
中光商事の回し者は野崎と柴田に蹴散らされ、逮捕された。
後日、野崎は一係室にて、井村を家庭の行く末を考え、家族を愛した立派な父親だと讃えた。
柴田は稔に会うために去った。
■メモ■
*今回は「蒸発」と同時撮影。
*ジーパンの身長は185cm、体重は76kgらしい。
*井村が下駄を履いているのが時代を感じる。
*危うく会社の犠牲にされかけた井村。恐い話である。最後の恐喝は「したたかな目撃者」や「ラスト・チャンス」を思い出す。
*ジーパンが車のボンネットを飛び越えるシーンがかっこいい。
*ゴリさん、殿下、山さんが空気。
*長さんの奥さんと娘はクレジットされているが未登場。
*今回は脚本の石松氏の「太陽」最終作。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
柴田純:松田優作
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
永井久美:青木英美
井村太一:小山田宗徳
中光商事輸出入促進課課長:佐原健二、本庁二課刑事:小笠原弘、久野征四郎
井村夫人:幾野道子、中光商事常務:加賀邦男、倉持部長:杉江広太郎(後の杉江廣太郎)
野崎康江:西朱実(未登場)、野崎良子:井岡文世(未登場)、佐瀬陽一、野口英行
ノンクレジット 中光商事の回し者:戸塚孝、中光商事の回し者:新井一夫
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:石松愛弘
監督:斎藤光正
#太陽にほえろ#長さん主役編#ジーパン主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12149867686.html
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 孤独と戦うロッキーが、また遭遇する孤独。
 2014-08-09 18:10:20 ファミ劇日誌
 第370話 54.08.31 恐怖の食卓 (ロッキー)
 セミレギュラー:西朱実
 ゲスト:峰竜太 西本裕行 青木和子 川上夏代 高橋淳 稲吉靖 門脇三郎 松田章
 脚本:畑嶺明 小川英
 監督:山本迪夫
 新聞版売店の店主が若い男に撃たれ重傷を負う。目撃者の話では犯人は近くのマンションに逃げ込んだという。一軒の家ごと「人質」にしている疑いが濃く、ロッキーはその日点検する予定になっていた火災報知器の係員に変装し、不審な佐伯家に入り込むが、犯人に捕らえられてしまう。ゴリさんたちはロッキーが仕掛けた盗聴器の話から犯人は宮部進という男であることを知るが、その男は2年前に交通事故の巻き添えで死んでいた。一方、犯人が閉じこもる佐伯家では、偶然訪ねてきた長男・昭一の言葉から、ロッキーが刑事であることがバレてしまう・・・。当時まだ城西署の「サル」だった峰さん(最近はドラマにご出演が多くなっていますね)が犯人役で登場、太陽の峰さんはなぜかシリアスな役どころが多く、それ故に私のイメージとしては、溌剌とした青年と苦悩する青年が同居している感じで、豊さんと同じ系統の俳優さんだととらえていました。なので、後年の林家系やバラエティなどでのご活躍はあまり想像しておりませんでした(^_^;)さて本作、ヒゲフェチならば外せない、「縫い物+独り言」がある話。強がってはいるものの、やっぱり寂しいロッキーが愛おしいというか、あの縫い物シーンは泣けてきます・・・。それに長さんの気遣いも・・・ロッキーは決して末っ子的な頼りなさがあるわけではありませんが、後輩というよりは、兄弟みたいな感覚を与えるので放っとくことができないのかと。今回も孤独なロッキーと孤独な犯人、呈を成しているものの繋がりがプッツリ切れているような佐伯家の人々、この人々が一室に籠って事件的な部分より、各人の孤独への葛藤が繰り広げられるという感じです。犯人逮捕に協力を得られないロッキーの孤独は、孤独でもなんとかフォローしてくれる人々がいて癒されていた彼にはちょっと耐えられないものがあったかもしれません。それでも、そのそれぞれの孤独への葛藤が最後にはそれなりに実を結ぶわけですが。とりあえず、これで作品的な「ボン・ブルー」は終了します。
 https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/9602b9716ba6ed4b0822c5943dd0a419
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太陽にほえろ! 第370話「恐怖の食卓」
2021-04-26 01:30:34 テーマ:ロッキー&スニーカー編
第370話「恐怖の食卓」通算第580回目
■ストーリー■
岩城と五代は野崎に自宅に招かれ、康江(西朱実さん)の手料理を食べていた。
岩城は帰宅し、田口の遺影に一礼した。
午前6時頃、新聞販売店主人の岩本(門脇三郎さん)は新聞販売店で勤務中、田代恭一(峰竜太さん)という男に拳銃を向けられ、銃撃された。
田代は逃走中に巡回中の警察官と衝突し、光ヶ丘コーポというマンションに逃げ込んだ。
田代は階段を登り、偶然に扉を開けていた405号室に侵入し、住人の佐伯(西本裕行さん)、佐伯夫人(青木和子さん)、佐伯の母親(川上夏代さん)を人質に取った。
岩本は肩を撃たれて重傷を負い、救急病院に搬送されており、田代が帽子を深く被っていたため、田代の顔を見ていなかった。
岩本は撃たれた動機に心当たりが無く、販売店の従業員も同様だった。
七曲署は矢追町2丁目の周辺の道路を封鎖していた。
岩城は付近のアパートの住人の佐伯昭一(高橋淳さん)に聞き込みをしていた。
昭一はその時間に寝ていたと答えた。
石塚と五代は、田代が午前6時の前に光ヶ丘コーポに逃げ込んだのを目撃した者を探し出した。
石塚と五代は光ヶ丘コーポの住人を1軒1軒確認した。
石塚は佐伯宅の呼び鈴を押したが、佐伯達が田代の拳銃で脅迫されていたため、応答できなかった。
石塚は田代が籠城しているのが佐伯宅であると確信した。
佐伯は今朝、会社に出勤していなかった。
隣人の話によると、今朝は誰も佐伯宅から出ていなかった。
野崎は光ヶ丘コーポの向かいのビルから光ヶ丘コーポを視察し、カーテン越しの窓から佐伯宅の中で人が動くのを確認した。
石塚と岩城は管理人(稲吉靖司さん)から、佐伯宅に出入りする人物がクリーニング屋、酒屋、家庭教師であることを聞き出した。
佐伯家には昭一という高校生の一人息子がいたが、受験のことで親子喧嘩が絶えず、現在別居中だった。
石塚は今日(8月31日)、マンションの全部の部屋で火災報知機の点検が実施されることを知った。
田代は佐伯夫人から、今日に火災報知機の点検が実施されること、留守の場合には点検者がマスターキーで部屋に入ることを告げられ、動揺した。
岩城が火災報知器の点検者に成り済まし、夫人に佐伯宅に入れてもらった。
岩城は鏡を見て、田代の拳銃を確認した。
岩城は火災報知器が故障しており、向こうのビルにいる係員に応援に来てもらうという名目で電話をかけ、電話の机の下に盗聴器を設置したが、田代に拳銃を突き付けられた。
田代は夫人に扉を施錠させた。
田代は夜になったら佐伯宅を出発するので、それまで岩城に人質になるように脅迫し、夫人に自分と他の人質の分の茶を差し出すように要求した。
野崎は石塚と一緒に佐伯宅を盗聴し、下手に行動するより、夜になって田代が出て行くのを待って逮捕するのが人質に取っても得策ではないかと考えた。
田代は岩城から岩本の事件のことを話題に出され、岩本を撃ったのが自分であると名乗った。
田代は岩本が一命を取り留めたことを知っていたが、岩城に自首を勧められても、丁重に断った。
田代は宮部進という偽名を使った。
山村と島は藤堂に、本庁の資料に1人だけいた宮部について報告した。
宮部は2年前(1977年頃)の交通事故の巻き添えで死亡しており、その交通事故の一方の責任者が岩本だった。
事故の原因は、トラック運転手と岩本の双方の前方不注意だった。
トラック運転手は死亡し、岩本は奇跡的に助かったが、事故車に追突して死亡したのが宮部だった。
宮部にもスピード違反の前歴があったが、その件については示談で済ませていた。
藤堂は山村と島に、宮部の近親者を調査するように命令した。
石塚は光ヶ丘コーポの前にクリーニング屋が宅配に来たのを見て、佐伯がクリーニング屋に洗濯物を出していないかを質問した。
石塚がクリーニング屋に質問をしている隙に、昭一が自転車で光ヶ丘コーポを訪れ、裏の階段を伝って廊下に入り、合鍵を使って佐伯宅に入った。
午後2時、佐伯は昭一が自宅に入ってくるのを見て、夫人に、昭一に金を与えて甘やかすからと怒った。
田代は佐伯夫人に扉を施錠させていた。
昭一は部屋に岩城がいるのを不審に思った。
岩城は必死に火災報知器の点検員に成り済まし、昭一に田代のことを説明した。
島の捜査で、田代が容疑者として浮かんだ。
田代は宮部と同じアパートの、隣の部屋に住んでいた。
田代は工場の夜警をしていたが、田代のロッカーの中から改造モデルガンの銃弾が発見された。
銃弾は犯行に使用されたものと同型だった。
昭一は来年(1980年)に大学受験を控えており、佐伯と喧嘩して、アパートに別居していた。
佐伯は小さな商事会社で課長をしていた。
田代は佐伯に、出世コースなのに親子喧嘩とはみっともないと話し掛けた。
佐伯は大事な仕事上の取引という名目で外に逃げようとしたが、夫人に自分達を見捨てるつもりかと言われ、口論になってしまった。
昭一は一人で逃走しようとして田代に銃口を突き付けられると、岩城が刑事であることを暴露し、岩城を人質にするように言い放った。
岩城は田代に掴みかかり、拳銃を奪い取ろうとした。
その際、電話の下の盗聴器が外れ、田代が踏んだ影響で破損してしまった。
岩城は佐伯一家に、田代から拳銃を奪い取るように頼んだが、誰も加勢しなかったため、田代に銃口を向けられた。
藤堂は佐伯宅の様子の報告を受け、島を現場に直行させ、チャンスがあれば一気に救出の態勢をとる方針とした。
岩城は両腕をロープで拘束された。
岩城は田代から、警察が光ヶ丘コーポの周辺を包囲していることを聞かれ、自分一人の見込み捜査で警察が察知していないと返したが、田代に嘘と見抜かれた。
田代はかなり警戒していた。
島は石塚から、藤堂が非常事態のために用意したライフルを手渡された。
光ヶ丘コーポと廊下には警察官が配備され、4階の住人には避難勧告が出された。
石塚は屋上から佐伯宅のベランダに下りられれば、事態を打開できるかもしれないことを思い付いた。
佐伯は取り乱し、岩城が来なければ田代が夜に出て行ったとして、岩城を激しく糾弾したが、田代に拳銃を向けられた。
五代はロープを使って、光ヶ丘コーポの屋上から佐伯宅のベランダに下りた。
岩城はベランダに五代がいるのを確認し、田代が厨房で水を飲んでいる隙に、昭一に窓の鍵を開けるように伝えた。
伝言は佐伯の母親まで伝わったが、佐伯の母親が夫人に、窓ぐらい自分で開けろと大声で言ったことで、田代に露見してしまった。
田代は五代の姿を発見し、佐伯夫人を人質に取り、五代にベランダから立ち去るように強要した。
藤堂は田代が、既に包囲されていることを知っているのにもかかわらず、何も逃走のための要求をしないことに疑問に思った。
山村は田代に関する聞き込みを重ねていた。
藤堂は佐伯宅に電話をかけ、田代と電話した。
藤堂は田代に、観念して佐伯宅からおとなしく出るように要求したが、断られ、岩城と電話を代わらせた。
岩城は藤堂に、佐伯一家が全員無事であることを報告した。
山村は岩城に、田代の情報を教えた。
田代は8年前(1971年頃)に九州から上京し、ずっと工場のただ一人の夜警をしていた。
田代は帰宅しても生活の違いから、深夜便のトラック運転手だった宮部が唯一の話し相手だった。
岩城は山村から、宮部が2年前に交通事故で死亡したことを告げられた。
田代はアパートに夜まで寝て、誰とも話すことなく夜警の勤務をして、宮部が死亡してから2年間、誰とも話さずに暮らしており、それが犯行の動機だった。
岩城は藤堂から、田代が自殺する気であるため、田代の拳銃を強奪し、窓ガラスを割るように命令し、それを合図に突撃することを通知した。
石塚はライフルを構え、狙撃の準備を整えていた。
岩城は田代の孤独な生活から、自分の孤独な生活と野崎夫妻の食事の温かさを脳裏に思い浮かべた。
岩城は佐伯一家に、食事をすることを提案し、厨房に出向き、白飯と味噌汁があることを確認した。
岩城は佐伯一家に食事を勧め、田代を説得したが、田代に誰も食欲がないと反対され、逆上された。
岩城は田代に、宮部の死が事故死だったと説得したが、1日中誰とも会話しないことが何年も続くことがどんなにつらいことが分かるかと言い放たれた。
田代は岩本を撃つ気が無かったが、岩本が前日の晩にバーやキャバレーで楽しそうに遊んでいたことに激怒し、犯行に及んでいた。
岩城は田代に、自分も同居していた先輩と死別したことを言い聞かせ、そのために唯一の楽しみである全員で食事をしたいと話した。
田代は佐伯一家が一人だけ逃げることしか考えていないとして、岩城を嘲笑した。
岩城はどうしても佐伯一家と一緒に食事をしたかった。
夫人は漬物を、佐伯の母親は生卵と焼き海苔を取り出し、岩城に協力した。
佐伯一家、岩城、田代は食事をした。
田代は食事で号泣したが、逮捕されれば収監され、また孤独な生活を送らなければならないことから、逮捕されることを拒絶し、佐伯の母親に拳銃を向けた。
田代は警察に包囲された時から自殺を考えており、家族に邪険にされている佐伯の母親に自殺をほのめかした。
岩城が佐伯の母親の前に飛び込み、撃つなら自分を撃つように凄んだ。
田代は岩城を射殺しようとしたが、佐伯に妨害され、岩城に組み付かれた。
昭一も岩城と佐伯に加勢し、田代の拳銃を天井に発砲させ、撃ち尽くさせた。
佐伯の母親が扉の鍵を開けたことにより、野崎と石塚と島と五代が佐伯宅に突入した。
岩城は佐伯一家が田代の逮捕に協力したと報告した。
佐伯一家は今回の事件で家族の絆を取り戻していた。
■メモ■
*「勇気」と同じく、拳銃を持った犯人が一般家庭に籠城する話。
*「ラスト・チャンス」に続き、後輩刑事(今回はロッキーとスニーカー)に手料理を振る舞う長さんと康江。
*良子は結婚してから野崎と康江に顔を見せず、俊一も大学の寮に住んでいるため、滅多に自宅に帰らない状態らしい。長さん曰く「帰ってくればお金をくれで、一家団欒には程遠い」らしい。
*峰氏は『大都会 PARTIII』がまだ終わってない時期の出演。
*佐伯の下の名前は佐伯宅の表札に書かれていたが、読み取れず。
*籠城犯だが、丁寧な言葉遣いを使い、慇懃な態度を取る田代。取り乱した佐伯に落ち着くように言うなど、優しい一面?も見せる。
*ロッキーは26歳(1952年か1953年生まれ)。「勲章」では27歳となっており、矛盾してしまっている。
*佐伯と佐伯の母親だが、川上氏と西本氏の年の差は3歳。
*「真夜中の殺意」に続き、孤独な犯人と対峙するロッキー。
*食事で説得するのは「長さんの長い午後」を思い出させる。
*「勇気」と同じく、最終的に人質にされた者の関係が修復される、温かい結末となった。
*今回を以て、番組開始時から使用されていた、一係室のセットの木造の机や扉の出番が終了。次回の「愛するもののために」からスチール製のものに一新される。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
岩城創:木之元亮
五代潤:山下真司
野崎太郎:下川辰平
松原直子:友直子、野崎康江:西朱実
田代恭一:峰竜太
佐伯:西本裕行、佐伯夫人:青木和子、佐伯の母親:川上夏代
佐伯昭一:高橋淳、光ヶ丘コーポ管理人:稲吉靖司、岩本:門脇三郎、松田章
石塚誠:竜雷太
島公之:小野寺昭
山村精一:露口茂
脚本:畑嶺明、小川英
監督:山本迪夫
#太陽にほえろ#ロッキー主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12670753758.html
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太陽にほえろ! 第613話「ヘッドハンター」
2017-12-08 20:26:29 テーマ:ラガー&ブルース編
第613話「ヘッドハンター」通算第307回目
■ストーリー■
何者かが、七曲署管内の船越町の、日曜日の午後8時から午後17時まで車両進入禁止となっている道路にて、バリケードを除けた。
少女(6歳)は籠から落ちたリンゴを拾おうとして、看板を除けた何者かの車に轢かれてしまった。
井川と澤村は連絡を受け、現場に急行した。
少女は病院に搬送される途中に絶命した。
少女は母親の手伝いで、近所のスーパーマーケットに買い物に行った帰りに事故に遭っていた。
栄通りから東通りに抜ける抜け道は現場の道路しかなく、犯人の車は道路を頻繁に通っていたものと思われた。
少女の衣服や道路から、塗料の破片が検出されなかった。
近隣の子供達が、白い国産車が猛スピードで走り去っているところを目撃していた。
井川は現場の道路を利用する白い国産車をリストアップする方針にしたが、手掛かりや有力な情報は出なかった。
七曲署は都内の修理工場にも連絡していたが、問題の車は発見されていなかった。
一係室の井川宛に、桑田一則という男から、会話したいという内容の電話が入った。
桑田は井川に、人生のプラスになる、知らなかった能力で半生が有意義になることを約束し、午後6時に会うことにした。
井川は待ち合わせ場所の喫茶店に行き、桑田(有川博さん)と寺岡茂和(小池朝雄さん)と会った。
桑田は能力開発研究所の所長であり、転職の意思がないかを質問した。
井川は刑事を辞める意思が無かった。
桑田の職務は埋もれている優秀な能力を発掘し、世間に役立てることであり、ヘッドハンターだった。
井川は16年前(1968年頃)に警視庁の警察官になり、5回の署長賞、7回の本部長賞をとる輝かしい経歴を持っていたが、階級は8年越しに巡査長のままで、報酬も不十分だった。
中野薬品研究室長の寺岡は井川に、自分の秘書にならないかと勧誘した。
新薬開発には秘密保持に万全を期す必要があり、ライバル会社があらゆる手段を使ってデータを狙っていた。
寺岡は現在の倍の報酬を約束し、井川が捜査に熱心のあまり離婚しかけているという話題を持ち掛け、転職すれば離婚を考え直すのではないかと促した。
井川は薬品の知識が全くないことを強調したが、寺岡は井川を気に入ったことが選択した理由であることを告げ、2,3日返事を考えていいように発言した。
井川は船越町2丁目を重点的に捜査していたが、自動車修理工場に駐車している白い国産車を調査中、新田興業構成員(星野晃さん)の尾行に気付いた。
井川は赤信号の横断歩道で新田興業構成員を見失った。
井川は少女の仏壇に焼香し、少女の両親に犯人を見つけ出せないことを謝罪した。
少女の母親は流産の体質で、少女はやっと生まれた子供だった。
井川は少女の両親に犯人の逮捕を宣言した。
井川は能力開発研究所の桑田に、自分が刑事しか出来ないことを連絡し、転職の誘いを断った。
事件から10日後、当直中の井川のもとに、白い乗用車が柳町の廃工場に乗り捨ててあるという密告電話が入った。
電話の主は死亡した少女を哀れんでいることを伝え、電話を切った。
井川は柳町の廃工場に急行したが、付近を捜索中、背後から白い乗用車に襲撃された。
井川は白い乗用車から逃走したが、建物内に飛び込んだ際、頭部を負傷し、気絶してしまった。
井川は病院のベッドで意識を取り戻した。
井川は自分の轢き逃げ事件の捜査を気にしている人物がいると推測していたが、運転手の顔が見えなかったため、拳銃を使用していなかった。
井川は分からない相手を撃つことが出来なかったが、白い乗用車のナンバーが「品川56 末尾が3」であることを記憶していた。
井川は転職の申し出を断った日の夜に襲撃されたことから、自分を捜査から引き離そうとした人物として寺岡を疑ったが、信じられなかった。
新田興業構成員が向かいのビルから井川の病室を監視していた。
井川は監視の目を外すため、強引に院長の許可をとり、裏口から退院した。
竹本は井川の虱潰しの捜査で手掛かりを掴まれることを恐れていたのではないかと推理した。
寺岡の車のナンバーは「品川56 さ 32-03」であり、井川の記憶と一致した。
井川は中野薬品に出社する寺岡を尾行した。
寺岡宅は船越町2丁目の隣町の新宿1丁目、中野薬品は矢追町1丁目にあった。
井川は寺岡の車のヘッドライトに損傷があること、バンパーを取り換えた痕跡があることを確認した。
井川は自家用車の整備状況について調査している会社の社員と名乗り、寺岡夫人(松浪志保さん?)から、寺岡の車の修理と整備を行っている自動車修理工場を聞き出した。
寺岡は3日前、修理工場の工員に、路上駐車中に当て逃げされたと話し、バンパーを取り換えていた。
寺岡の車のバンパーは2日前、スクラップ会社に回収され、廃車と共にスクラップになってしまった。
井川はレストラン「シークック」にて、寺岡に轢き逃げ事件のことについて尋問し、寺岡の車に襲撃されたことを打ち明けた。
寺岡は一昨日の夜と先々週の日曜日のアリバイについて答えず、証拠を持ってくるように要求し、自分が権力に屈する人間でないことを主張した。
井川は寺岡の尾行を澤村に任せ、西條と竹本の覆面車に乗った。
転職の誘いが井川を捜査から外すであり、計画が失敗したために井川を消そうとしたという容疑が濃厚だったが、明確な物証が無かった。
寺岡は5年前(1979年頃)まで城西大学附属病院の教授だったが、人体実験で新薬のテストをした疑いをかけられ、大学を追われていた。
寺岡は人命を出世の道具にし、自分のためなら何でもする男だった。
井川は城西大学附属病院に赴き、医師(穂高稔さん)から寺岡についての話を聞いた。
寺岡は独断専行型で、他者と共同しての研究を好まなかった。
寺岡は薬がそれほど危険ではなかったこと、幸い患者に副作用が出なかったため、刑事事件に発展せず、医師免許も剥奪されなかった。
寺岡が中野薬品に入社してすぐに手掛けたのが、薬害訴訟事件であり、辣腕ぶりを発揮させ、暴力団の新田興業を動員させていた。
井川は中川法律事務所を訪れ、中川弁護士(西本裕行さん)から薬害訴訟事件についての説明を受けた。
中川は薬害訴訟事件に全面勝訴する自信があったが、被害者の分裂で統制を欠き、約半数の被害者が会社の涙金を受け取ってしまっていた。
和解書にサインした被害者の家に、暴力団の新田興業からの嫌がらせや脅迫電話が頻発していた。
井川は新田興業の構成員(森岡隆見さん)に尾行されている中、山村に新田興業のことを報告した。
構成員は井川に発見されて逃走したが、西條と澤村に挟み撃ちにされた。
井川は西條と澤村と共に新田興業に急行し、構成員が新田興業のビルに入って行くのを待った。
構成員はビルの4階にある新田興業内に入って行った。
井川達は新田興業の事務所に突入したが、構成員は室内にはいなかった。
新田興業の事務所内では、荒木社長(井上博一さん)と構成員3名が麻雀をしていた。
井川は事務所内を捜索しようとしたが、荒木に捜査令状の提出を要求され、一時的に引き上げた。
荒木は「先生」に、構成員が追跡されたが証拠を掴まれていないと連絡した。
突然、井川が事務所内に入り、荒木に証拠を掴んだことを言い残した。
井川と西條と澤村は寺岡に接触したが、寺岡は行き先を答えようとせず、質問に応じなかった。
寺岡は井川に、質問に応じなければ、逮捕状を持ち出すと強要され、会議室にて事情聴取に渋々応じた。
寺岡は井川の大胆で粘り強い仕事ぶりに惚れ込んでいたが、その能力で大きな間違いを犯そうとしていると言い放った。
寺岡は轢き逃げ事件の発生時刻及び井川が襲撃された時刻、とある人物と会っていたことを明かしたが、職業上の秘密として、人物の名前を明かそうとしなかった。
西條は犯人を寺岡と断定した。
井川は状況証拠が寺岡を犯人と示しすぎていることに引っかかり、一つ一つの証拠を積み重ねれば、必ず真実に辿り着けると思っていたが、自分のことを何もかも調べ上げた者がいる場合、真実が違ったものになると推察していた。
轢き逃げ犯が筋書きを考え、証拠を巧妙に偽装した場合、井川が刑事ではなく、ただの操り人形に過ぎなくなった。
井川は寺岡と対談中、立場を少し変えると、寺岡の言動が全く犯人でなくなること、自分が重大なミスを犯している可能性があることに気付いていた。
山村は寺岡を捜査し、寺岡が問題の人体実験でも、まず自分自身の体で実験していることを突き止めていた。
井川は最初から事件を捜査し始めていた。
寺岡が井川に転職の誘いを持ち掛けた目的は、井川の捜査妨害のためではなく、そのように偽装するためであった。
轢き逃げの車についての証言は、5歳の少年の白い車という証言だけであり、何者かが偶然に白い車に乗っている寺岡を利用するため、同型の白い車を用意し、井川を襲撃したという推理が出来た。
井川は赤い車に乗って発進する桑田を発見した。
何者かが井川と寺岡のデータを利用し、寺岡がアリバイを証明できない時間を狙って井川を襲撃したという可能性も浮上した。
能力開発研究所は轢き逃げ事件の発生した船越町2丁目にあった。
桑田が轢き逃げ事件の発生した日まで乗っていた車は、車種こそ違うが、寺岡と同型の白い国産車だったが、捜査員が寺岡の捜査にかかっている最中に、廃車処分となり、スクラップとなっていた。
井川は容疑者の桑田に食い下がることを決定した。
井川は中野薬品から出てきた桑田に接触し、白い車について質問したが、桑田は白い車に乗ってから良いことがなくて廃車にしたこと、轢き逃げのあった抜け道を通らなくなったことを答えた。
井川は桑田を尾行した。
桑田は荒木に、井川が何かを握っていることを連絡し、新田興業の構成員を総動員させた。
令子と竹本は中野薬品を出発する寺岡を尾行したが、途中で鈴木土木のダンプカーによる妨害を受け、寺岡の車を見失ってしまった。
ダンプカーの運転手は逃走し、竹本に追跡された。
井川は藤堂に、桑田の標的が自分であることを報告し、どこまでも追跡することを宣言した。
井川は桑田の赤い車に接近したが、桑田は車内にいなかった。
井川は道路の奥に駐車している寺岡の車に接近したが、寺岡の車が自分を轢こうと爆走してきた。
桑田と荒木、新田興業の構成員が陰から井川を監視していた。
桑田は井川が、運転者が誰だか分からないときには拳銃を発砲しないと油断していたが、井川は白い車の窓に発砲した。
白い車は路側帯に乗り上げて停車し、井川は白い車の運転手の拳銃を蹴り上げ、殺人未遂で逮捕した。
寺岡は車内の後部座席に監禁されていた。
西條と竹本、澤村、令子が現場に到着し、荒木と構成員数名を蹴散らした。
井川と西條は桑田を車内から引きずり出し、殺人及び道路交通法違反容疑で逮捕した。
桑田が全面自供した。
井川がヘッドハンティングされた理由は、寺岡が七曲署捜査一係捜査員の中で一番好むタイプであるからだった。
■メモ■
*トシさんに転職の話が持ちかかるも、不器用で刑事の仕事しか出来ないことから、転職を断ることに。
*トシさんが1968年に警察官となり、1976年に巡査長に昇格したことが判明。
*小池氏の遺作となった作品。本来であればクライマックスにも出演する予定だったが、撮影中に体調を崩して入院されている。
*寺岡が車内に監禁されているシーンでは、小池氏の顔が写らず、替え玉だった。
*「一係皆殺し!」、「離婚」に続き、またもや入院するほどの傷を負うトシさん。
*寺岡の発言を聞く限り、トシさんが離婚したのか、結局離婚していないのかが釈然としない。
*運転手の顔が見えないと撃たないという方針のトシさんだが、今までもそうだったっけ?
*喫茶店で作戦会議を行うドック、マミー、ラガー、ブルース。
*荒木の挑発に怒り、八つ当たりで他の構成員を殴るブルース。
*桑田の策略はデータを利用し、別人を犯人に仕立て上げられてしまう巧妙な手口。能力開発研究所所長という、人間のデータを利用する職業ならではの犯行。
*有川氏は「ゴリさんが殺人犯?」でも、他者を罠にはめる狡猾で利口な殺人犯を演じている。
*流石の桑田もトシさんの意外な行動までは予測できず、鉄格子の中で「どこが間違っていたか」、「最愛の子供を失った両親の悲しみ」をじっくり考えさせられる羽目になった。
*アクションシーンに懐かしの「冒険のテーマ」が流れているのが嬉しい。
*結局、寺岡の自動車の損傷の理由、寺岡が会っていた「ある人物」については不明のままだった。
*ヘッドハンティングに選ばれなかったことを悔しがるドックとラガー。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
竹本淳二:渡辺徹
澤村誠:又野誠治
岩城令子:長谷直美
寺岡茂和:小池朝雄
桑田一則:有川博
荒木社長:井上博一、中川弁護士:西本裕行、城西大学附属病院医師:穂高稔、少女の父親:山崎猛
溝江哉、小林大介、自動車修理工場工員:神山卓三、新田興業構成員:森岡隆見、新田興業構成員:星野晃、大島光幸、本庄和子
ノンクレジット 寺岡夫人:松浪志保、新田興業構成員:二家本辰巳
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
脚本:小川英、四十物光男
監督:山本迪夫
#太陽にほえろ#トシさん主役編
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