5/2(木) ③ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

『太陽にほえろ!』メインテーマ高音質!全曲集完全版【72 79 83 86 97 98 99 01】

 日本テレビ「太陽にほえろ!」「傷だらけに天使」のオリジナルサウンドトラック盤アナログレコードよりのTVドラマ主題曲集です。
 演奏:井上堯之バンド。ピッチが速い・遅いは小職わかりません。40年以上前に買ったLPレコードをプレイヤーはほぼ最新のオーディオテクニカ製ですので、何を基準におっしゃっているのか?小職はこのピッチで最適だと思っています。
 映像:湘南地区後方車載動画(地元周辺を走った時の適当な後面車載映像)

 作曲:大野克夫 演奏:井上尭之バンド フリーウェイズ 大野克夫バンド 前作は、誤記が数か所あり、勝手ながら削除致しました。著作権上問題となる画像を多数使いましたので削除される可能性ありですが、お楽しみ下さい。
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 ┃井上堯之┃
 ┗━━━━┛
 1941(昭和16)年03月15日(土) 生誕
†2018(平成30)年05月02日(水) 逝去
 https://ja.wikipedia.org/wiki/井上堯之

☆サウンドトラック・メイカーとしての井上堯之とは?
 2018年03月15日 執筆者:不破了三
 3月15日は、ギタリスト・音楽家の井上堯之の誕生日。「ザ・スパイダース」においては、日本のバンドサウンドの黎明を根底で支え、沢田研二・萩原健一の双頭ヴォーカルを擁する「PYG」リーダー時代には、GS/ニューロック双方の信望者からの逆風に、ただひたすら真摯な音で立ち向かっていた彼。そうした孤高のギタリストとしてのイメージとは別に、彼には、映画・テレビのサウンドトラック・メイカーとしての大きな功績があることも忘れてはならないだろう。その端緒を開いたのは、PYGで活動を共にした俳優:萩原健一との信頼関係であり、萩原を事実上の主役に向かえ、1972年7月に放映が開始された刑事ドラマ『太陽にほえろ!』のテーマ、および劇中音楽への参加である。作曲こそ大野克夫によるものだが、その演奏を担当していたのは、PYGの別称とも言える「井上堯之バンド」。その後も、作編曲家としての「井上堯之個人」、サウンド作りの舵取り役を担う「井上堯之バンド」という、2つのアプローチを巧みに使い分けながら、テレビドラマ『傷だらけの天使』(1974/NTV系)、『前略おふくろ様』(1975/NTV系)、映画『青春の蹉跌』(1974/東京映画)、『雨のアムステルダム』(1975/東宝映像)、『アフリカの光』(1975/東宝)などの劇中音楽を担当し、萩原健一主演作を音楽面から支える名パートナーとなっていく。ストーリーの流れや俳優の心情をやたらと後押しする「盛り上げ型」ではなく、少ない音数でドラマのポイントにアクセントを置いていくような「引き締め型」の彼のアプローチは、小編成のバンドを基本とするロック・ミュージシャンとしての経験とセンスが発揮されたものといえるだろう。加えて、自らヴォーカルを取ることもある井上堯之が持つ「歌心」の成せる業ではないだろうか。彼の描く優しく甘いメロディが、希望や安らぎをふくんだ暖かな空気感となり、ドラマの情感に最高にフィットすることもしばしば。そして、そのいずれもが、重厚な編成による60年代のファットなサントラサウンドとは異なる、かつてないスリリングさと爽やかさに満ちていた。そうした作風が評判を呼び、70年代後半にかけては、久世光彦演出による大ヒットドラマ『寺内貫太郎一家』(1974/TBS)、ドキュメンタリー映画『野生号の航海~翔べ怪鳥モアのように』(1978/角川)、PYG時代の盟友である沢田研二の主演映画『太陽を盗んだ男』(1979/キティ)等の劇中音楽の作曲、また、映画『戦国自衛隊』(1979/角川)への挿入歌提供など、次々とヒット作、大作、話題作への参加が続き、活動の範囲を広げていく。また80年代に入ると、バンドサウンド主体の音作りからさらに一歩踏み込み、ATG作品『遠雷』(1981/ATG)、高倉健主演映画『居酒屋兆治』(1983/田中プロ)、吉永小百合・松田優作主演の文芸作『華の乱』(1988/東映)などの音楽で作風を広げ、1987年の第10日本アカデミー賞では、坂本龍一や武満徹をおさえ、『火宅の人』(1986/東映)、『離婚しない女』(1986/松竹)で最優秀音楽賞を受賞するなど、一流サウンドトラック・メイカーとして広く認められる存在となっていく。その後も、鈴木清順、恩地日出夫、長尾啓司の3人によるオムニバス映画『結婚』(1993/セシール)、『イルカに逢える日』(1994/ヒーロー)、三國連太郎・佐藤浩市父子が劇中でも反目する親子を演じた人気漫画の映画化作品『美味しんぼ』(1996/松竹)などで音楽を担当している。60年代には、クラシックや純音楽の大家、撮影所系の職人的映画音楽作曲家、ジャズミュージシャン出身者などに占められていた日本の映画・テレビ音楽の世界。70年代に入ると、その強固な既成概念に風穴が開き、ゴダイゴ、SHOGUN、トランザム、マライアなどのロック系ミュージシャン/バンドが次々と参入、映像音楽そのものが大きく様変わりを遂げていく。しかし、その変革の先頭に立ち、ジャパニーズ・サウンドトラックの新時代を最初に切り拓いたのは、あの鋭く冴えた、井上堯之のギターの音なのである。
≪著者略歴≫不破了三(ふわ・りょうぞう):音楽ライター、CD企画・構成、音楽家インタビュー 、エレベーター奏法継承指弾きベーシスト。CD『水木一郎 レア・グルーヴ・トラックス』(日本コロムビア)選曲原案およびインタビューを担当。
 The Guitar 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO
 The Guitar II 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO
 太陽にほえろ! / 傷だらけの天使 ― オリジナル・サウンドトラック 井上堯之バンド
 太陽を盗んだ男 ― オリジナル・サウンドトラック,? カルメン・マキ&OZ,? 高中正義,? カルメン・マキ/ブルース・クリエイション,? BACCO(高中正義),? Maki Annette Lovelace,? Tan Tan,? ジム・ダイヤモンド,? カーマイン・アピス,? ロバート・ブリル,? デュアン・ヒッチングス
 戦国自衛隊 Soundtrack,? 高橋研,? 松村とおる,? 井上堯之,? ジョー山中
 遠雷 オリジナル・サウンドトラック Soundtrack 井上堯之
 居酒屋兆治 高倉健,? 大原麗子,? 井上堯之 (作曲),? 加藤登紀子 (作曲)
 http://music-calendar.jp/2018031501
☆ギターを弾くこと、音楽を作ること、そして生きていくことの意味を常に自問自答しながら創作に挑んだ求道者・井上堯之。
 2019年03月15日 執筆者:中村俊夫 昨年5月2日の突然の訃報から、早いものでもうすぐ1年を迎えようとしている今日3月15日は井上堯之の誕生日である。1941年3月15日、兵庫県神戸市に生まれた井上堯之は、2歳の時に父親がニューギニアで戦死。終戦を迎えた4歳から母親の再婚相手の実家で育てられる。中学時代に進駐軍のラジオ放送から流れるリッキー・ネルソンやエルヴィス・プレスリーなど米国のポップス・ヒットに興味を持ち、兵庫県立星陵高校2年生の時に友人からギターを譲り受けたことがきっかけとなり、アマチュア・バンドを結成。神戸国際会館で行なわれた赤木圭一郎の新作映画の舞台挨拶イベントに前座出演したのがステージ・デビューとなった。高校卒業後は神戸市内のデパートの食堂に就職したものの、夜は風俗系サロンのハウスバンドのメンバーとして演奏活動を続けた後、ロカビリー系バンドをいくつか転々としながらジャズ喫茶に出演するようになる。1962年、一念発起して上京した彼は、結成間もない田辺昭知とザ・スパイダースにシンガーとして加入する。当時のスパイダースは、リーダーの田辺がロカビリー全盛期に活躍した精鋭たちを集めて結成したラウンジ・ジャズ系バンドで、のちにGS時代のメンバーとなるのは、まだ田辺と堯之(当時の表記は孝之)だけだった。その後、ホリプロがスパイダースなど所属バンドの歌手3人を集めて「スリー・ジェット」という、映画『ウエスト・サイド物語』を意識した歌って踊るユニットを企画。堯之もメンバーに選抜されるが、先発のジャニーズの人気には及ばず、結局レコード・デビューもできぬまま解散となった。1964年、ビートルズの全米制覇によって音楽シーンに大きな変化が訪れると、スパイダースも時流に乗るべくメンバーチェンジによる大改造が行なわれ、堯之はリード・ギターに “配置換え”。本格的なプロ・ギタリストとしてのキャリアがスタートする。マージー・ビート・スタイルのバンドに生まれ変わったスパイダースは、65年5月に「フリフリ」でレコード・デビュー。翌66年9月に「夕陽が泣いている」の大ヒットで、一躍人気グループへとブレイク。以後「太陽の翼」「風が泣いている」「あの時君は若かった」「真珠の涙」等のヒットを連発して、同時代に鎬を削ったライバルでもあるブルー・コメッツと共にGS黄金時代を築いていったが、GSブーム終焉期の70年12月に解散する。堯之は、盟友・大野克夫(kbd)、元ザ・タイガースの沢田研二(vo)、岸部修三(現・一徳/b)、元テンプターズの萩原健一(vo)、大口広司(ds)と共にPYGを結成。自ら作曲した「花・太陽・雨」(71年/作詞:岸部修三)でデビューするが、反商業主義の風潮が強かった当時の日本のロック・ファンたちからは不評を買い、結局PYGは短命に終わる。しかし、ソロ活動に入ったジュリーとショーケンを除くメンバーたちで「井上堯之バンド」として演奏活動を継続し、沢田研二のバッキングや、『太陽にほえろ!』(72年)、『寺内貫太郎一家』(74年)、『傷だらけの天使』(74年)、『悪魔のようなあいつ』(75年)などTVドラマの“劇伴”を手がけたことにより、その名は広く一般に認知されていった。バンドの活動と並行して、作曲家・編曲家としても活躍。特に『青春の蹉跌』(74年)、『雨のアムステルダム』(75年)、『アフリカの光』(75年)といった萩原健一の主演映画の劇中音楽では、PYG時代の盟友ショーケンを音楽面から支える名パートナーシップを発揮。そのショーケンもカヴァーした近藤真彦への提供曲「愚か者」(87年)は、第29回『日本レコード大賞』に輝き、音楽を手がけた映画『火宅の人』(86年)では日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞を獲得している。80年に井上堯之バンド解散後は、ソロもしくは宇崎竜童の「RUコネクションwith 井上堯之」(93年)や、スパイダース時代の仲間である堺正章、ムッシュかまやつと結成した「ソン・フィルトル」(99年)など、ユニットでのライヴ活動を展開。ソン・フィルトルではスパイダース時代には叶えられなかったNHK『紅白歌合戦』出場を果たしている。また、映画『カーテンコール』(05年)、日中合作映画『呉清源~極みの棋譜~』(06年)では俳優として出演するなど、活動の幅も拡げていった。そんな矢先の
 2009年01月06日、公式サイトにて現役活動からの引退を表明。元来、音楽やギターをとことん極めようとするタイプ故の音楽活動への不満と肺気腫に罹患したことが引退の理由だった。同年1月から北海道小樽市に転住して現地のリハビリテーション施設にボランティアとして勤務する傍ら、その施設周辺で無料のソロ・ライヴも行なっていたが、2010年に東京に戻り療養を続けながら、年に数回マイペースな演奏活動を続けていた。音楽活動再開後は、仏教書を読み漁りながら、ギターを弾くこと、音楽を作ること、そして生きていくことの意味を常に自問自答しながら創作に挑むという、まさに求道者のような生活を続け、2016年4月には久々の新録アルバム『The Guitar』をリリースした。翌2017年5月2日、2カ月前に逝去したムッシュかまやつのお別れ会のステージで、スパイダースの残されたメンバーたちと共に「フリフリ」「バン・バン・バン」「あの時君は若かった」等を演奏したが、これが公の場における井上堯之の最後の姿となってしまった…。
†2018年05月02日永眠。享年77歳であった。ザ・スパイダース「フリフリ」PYG「花・太陽・雨」ジャケット撮影協力:鈴木啓之
≪著者略歴≫中村俊夫(なかむら・としお):1954年東京都生まれ。音楽企画制作者/音楽著述家。駒澤大学経営学部卒。音楽雑誌編集者、レコード・ディレクターを経て、90年代からGS、日本ロック、昭和歌謡等のCD復刻制作監修を多数手がける。共著に『みんなGSが好きだった』(主婦と生活社)、『ミカのチャンス・ミーティング』(宝島社)、『日本ロック大系』(白夜書房)、『歌謡曲だよ、人生は』(シンコー・ミュージック)など。最新著は『エッジィな男 ムッシュかまやつ』(リットーミュージック)。
 ザ・スパイダース ツイン・ベスト・セレクション ザ・スパイダース 形式: CD
 ゴールデン☆ベスト PYG[スペシャル・プライス] 限定版 PYG 形式: CD
 FREE WITH PYG PYG 形式: CD
 1974 One Step Festival 沢田研二&井上堯之バンド 形式: CD
 太陽にほえろ! ― オリジナル・サウンドトラック TVサントラ (アーティスト), 井上堯之バンド (演奏) 形式: CD
 Inoue 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO 形式: CD
 ドント・ドリンク・ザ・ウォーター(ウォーター・マインドII)(2017 Remaster) オリジナルレコーディングのリマスター Takayuki Inoue 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO 形式: CD
 オン・ザ・ボート(2017 Remaster) オリジナルレコーディングのリマスター Takayuki Inoue 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO 形式: CD
 COMEBACK 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO 形式: CD
 The Guitar 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO 形式: CD
 The Guitar II 井上堯之 MINDLESS JOHN TRIO 形式: CD
 http://music-calendar.jp/2019031501

第404話「鍵のかかった引出し」より
T80系コロナ4ドアセダンの破壊シーン。暴走族に誘われるままに、採石場のようなところにやって来た、滝刑事(沖雅也)の覆面車(コロナ)。たちまち、暴走族のバイクたちに囲まれ、ボコボコにされる。蹴られたり、叩かれたり、ガラスまで割られて、見るも無残になるが、滝刑事は何もしない。一台のバイクが覆面車に向かって突っ込んできて、ドアを開けて転倒させたのを皮切りに、反撃する。しかし、車に乗り上げるバイクもあれば、突っ込むバイクもある。最終的には、リーダー格の男を押さえる。この頃の「太陽にほえろ!」では、T80系コロナの覆面車の破壊が多いですね。後に、T100系の破壊に引き継がれます。
http://stunt.car.coocan.jp/taiyounihoero-2/taiyounihoero(404).html
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第146話 親と子のきずな
脚本/柏倉敏之、小川英 監督/竹林進
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矢追町の光ストアに二人組の強盗がバーナーを使って金庫の金を盗もうとしていた。ゴリは今日も何事もなく終わったとして車を走らせ帰宅しようとしているところだった。二人組の強盗・主犯の立川と相棒の梶原茂夫が金庫の金を奪って逃げようとした所、警備員の男がやってくる。警備員は強盗が銃を持っていることを知って逃げてしまう。それに危機感を感じた立川は茂夫に追いかけて始末するよう告げる。警備員と外で争っている間に、茂夫が持っていた銃は暴発して警備員に当たってしまう。近くを走行していたゴリは銃声を聞きつけ急いで現場にいくと、まだ強盗が逃げる前の状態だった。顔を見て捕まえようとするが近くで警備員が負傷して倒れていることを知り追跡を諦めて駆け寄る。金庫をやられたと語る。ゴリは無線機を使い光ストアで強盗事件が発生。非常手配をして救急車を回してくれと語る。テキサスは警備員が運ばれた病院にいきボスに連絡する。被害者は胸を撃たれて重体だと語る。山村、殿下、長さんは強盗の入った光ストアの金庫室を調べる。金庫を開けるのに随分と手こずっているところを見るとプロの犯行ではないという。ゴリが見た男も顔が真っ青だと言っていたこと。ゴリは弾道検査の結果コルト38口径で撃たれたことを報告。そして被害者は犯人のウチ撃った方の男を見た事が有るという。その相手は作業員だという。光スーパーは昨年の暮れに改築しているがその時の作業員の一人だとしていること。ゴリの似顔絵とも一致したという。聞き込みして回る捜査官たち。工事現場で最近辞めた人を聞いて回る中、写真が壁に貼られていてゴリはその男だと分かる。スタッフから話を聞くとその男は梶原茂夫で福島県会津出身。一ヶ月前まで地下鉄工事をしていたという。首になったり工場の閉鎖で人生が上手く行っていなかったという長さん、追いつめられての犯行かという殿下。ゴリはボスに対して会津に行かせて欲しいという。梶原の顔が忘れられず、まるで自分の方が撃たれたような血の気のない顔をしていたという。ゴリは一人会津の梶原家を尋ねる。すると茂夫の父が薪割りをしていた。彰を見つけてくれたのかと問うと息子の茂夫のことで話が有るという。駐在から話を聞いたが強盗なんて大嘘だとし茂夫がそんなことをするハズがないという。今は何処で働いているのか?住んでいる場所は何処なのか尋ねるが知らないとし知っていれば彰もこんな無茶はしなかったという。彰とは孫のことで茂夫の息子で現在6歳。オヤジに遭うと言って東京に一人で行ってしまったのだという。ゴリはボスの報告。彰少年は東京にくれば父に会えると思って来たのでしょうと。今頃迷子かも知れないと。ゴリは探してくるというがボスは家に帰るよう命じる。アパートに客が待っているのだとし帰れば分かるよと。ゴリは半信半疑帰宅すると、そこに居たのは何と熊本の母・石塚まさが上京していたのである。急に顔が見たくなって出てきたという。ゴリは母に急に家を出て行ったことを謝罪する。父には電話で謝ったが・・と。仕事は終わったのでしょというとご飯とビールを出してくれる。母は息子の為に洗濯までしていた。母ちゃんはやることをやってから飲むという。翌日署にいくと久しぶりのお袋の味はどっだったのかと山村と長さんに聞かれる。10年ぶりに遭ったからと言ってもどうってことはないというゴリだが・・そんな中子供が矢追町の交番で保護されているとし、駅前の公園にいるところを保護されたという。ゴリは彰に会ってくるとして出てくる。
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夜の巡回中にまさか犯人/犯行現場に出くわすとも思っていなかっただろう。「今日は何事もなく終われた」。その禁句を発したゴリさんが自らフラッグを立ててしまったのだ。現場は矢追町の光ストアー。既に営業は終わり、事務所の中の金庫から金を盗み出すという犯行だった。犯人はズバリ主導していたのは立川。そしてそれを手伝っていたのが梶原茂夫。梶原は立川に借金している立場なので殆ど言いなり状態。警備員に見つかった時には傷つけることはしたくなかったが警備員が逃走したことで、仕方なくそれを止めようとしてもみ合うウチに銃が発砲してしまった。近年アメリカで銃犯罪が起きると日本が比較の対象とされることがある。現在銃での死亡事件はアメリカでは1万人を越えるが、日本では1桁だということも珍しくはない。このドラマが放送していた当時は恐らく日本も銃による犯罪は今よりも多かったと思うが、2014年の銃による死亡を調べると、アメリカは33599件、日本は6件。しかも日本は警察官が銃で自殺するケースもあるので一般人が銃を使って何かをするケースは相当少ないと思われる。使用された銃はコルト38口径だった。警備員は犯人を覚えていて、改装した際に作業員として働いていた二人だという。写真が貼られていてその人物が梶原茂夫だということが発覚。出身が福島県の会津地方。残念だが東京に出て来ても運が悪くて仕事に恵まれなかった様子。ゴリは犯人の顔を目にしているがまるで自分が撃たれたような顔をしていたという。会津に行くと茂夫の父親が居たが、父親は孫のあきらのことを心配していた。なんと6歳になったあきらは父親を追いかけて東京に行ったという。東京に行くだけで会えると思っている息子。一方でゴリの母もまた九州から上京していた。まかりなりにも捜査官と犯人の家族は親子関係ということに共通した流れが有る。ゴリの母は野村昭子さんだった。昔のドラマでは超定番の人だった。犯人の東野孝彦もまだ若い。子供は駅前公園にいたところで保護され、矢追町降板で保護されている。あきらと会う中、父親からは服を服ってもらったこと。そしてオモチャを買ってくれるという約束をしていたとのことだった。ピノキオというブランドの服。半年前にデパートから送っていること。ゴリはあきらのことをこのまま帰す訳にもいかず自宅に泊めることになる。ボスが懸念していたのは「逮捕しなきゃいけない男の子供だ」ということ。服を発送したデハートはマルコシデパート。梶原の住所が、自由が丘にあるおにぎり屋"ふるさと"の浅井敏江になっていること。敏江に話を聞くとこの秋には再婚する約束をしていたという。そんな相手だから絶対に店に来ると思ったゴリたちは監視することになった。山さんたちは上野の手配師?から色々と事情を聞いていた。立川に借りた借金を返せずに事件に加わったこと。敏江は彰をつれて遊園地にいく。接触するのは明らか。黄色い風船が空に飛んでいってしまう中で彰はゴリの姿を見つけて声を掛けてしまった。敏江の話では自首を勧めるつもりだったが、その前に少しでも遊ばせてあげたかったことを語る。散々責められるもののゴリは「責められても非難されても良い。それが警察の仕事だ」と語る。捕まえることが出来そうだったが逃げられたこと。ボスもこの件では失望していた。ゴリの母は子供のためならば親は何でもするもんだよとの言葉。そんな中敏江からの電話で梶原から電話がなったが、様子が変だったと聞かされる。多摩川大公園にいるとのことだったが、立川によって自首するのを止められていたようだった。二人が一番多く働いたのは春日土木という会社。多摩川近辺にある資材置き場が怪しいということで、現場に行く。ジェット機が落ちていたのでこれは梶原が息子の為に買おうとしていたものだろうとのこと。格闘の末に隠れていた立川をゴリが逮捕。梶原のこともテキサスが捕まえていた。彰は「父ちゃんを返せ!」と言ってくる。そのことに対してゴリは彰に悪い事をした以上は責任を取らなければならない事を告げる。償い・・そうして何とか説得することが出来た。
藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署・一係のボス、係長)
山村精一 …… 露口茂 (山さん)
石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
三上順 …… 勝野洋 (矢追町派出所から異動、テキサス)
石塚まさ …… 野村昭子 (ゴリ・石塚の母親)
梶原茂夫 …… 東野孝彦 (福島・会津出身)
浅井敏江 …… 八木昌子 (おにぎりの店"ふるさと"、茂夫と同郷)
立川紀男 …… 山本昌平 (茂夫の元同僚、春日土木)
警備員 …… 竹田将二 (光ストア)
梶原彰 …… 本島一宏 (6歳、茂夫の息子)
梶原の父 …… 永井柳太郎 (福島・会津)
https://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero146.htm
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太陽にほえろ! 第146話「親と子のきずな」
2016-12-06 19:38:25 テーマ:テキサス編
第146話「親と子のきずな」
■ストーリー■
梶原茂夫(東野孝彦さん)と立川則男(山本昌平さん)の2人は光ストアの事務室に侵入し、バーナーで金庫の扉を破壊した後、大金を強奪した。
しかし、警備員(竹田将二さん)が事務室に入ってきたため、立川は梶原に警備員を拳銃で射殺するように命じた。
梶原は警備員がもみ合いになり、警備員の胸を撃ってしまった。
帰り道の石塚は銃声を聞き、光ストアに急行した。
梶原は動揺しながらも立川の自動車に乗り、逃走した。
石塚は警備員の容態を確認した後、非常手配と救急車の手配を要請した。
警備員は重態であった。
弾道検査の結果、拳銃は前科のないコルト38口径であった。
警備員は、光ストアを去年に改築した作業員の1人であった梶原に見覚えがあった。
野崎と石塚は飯場の聞き込み中、梶原の写っている集合写真を発見した。
梶原の郷里は福島の会津であり、1ヶ月前までは地下鉄工事の作業員をしていたが、現在では行方不明であった。
石塚は梶原が犯行後に青ざめた表情を思い出し、藤堂に自分を会津に行かせるように頼み込んだ。
石塚は会津に赴き、梶原の父の梶原利平(永井柳太郎さん)に会った。
利平は梶原が現在何をしているのかを知っておらず、梶原が強盗事件を犯したことを信じていなかった。
梶原には息子の彰(6歳)(本島一宏さん)がいた。
彰は梶原に会うために単身上京していた。
藤堂はアパートに客がいると言って、石塚に帰宅を奨めた。
石塚宅には、石塚の母親であるまき(野村昭子さん)が上京し、訪問していた。
駅前公園で彰が発見され、矢追町の交番で保護しているという知らせが入り、石塚が出動した。
彰は東京の3つのビルがある場所に行けば梶原と会えると思い、汽車に乗って上京していた。
梶原は上京する際、彰にジェット機の玩具を購入して帰ると約束していた。
梶原は半月前、彰にデパートからピノチオ印の洋服を送っていた。
彰は梶原と同行するまで断固に帰郷しないつもりだった。
石塚は自宅に彰を泊めることを提案した。
藤堂は石塚に、彰を自分が逮捕しなければならない男の息子だと思って行動するように注意した。
梶原が洋服を発送したデパートが丸吉デパートであることが判明した。
梶原の住所は、自由ヶ丘1番通りにあるおにぎり屋「ふるさと」になっていた。
「ふるさと」は浅井敏江(八木昌子さん)という女性が経営していた。
野崎と石塚は一係室に帰ったが、浅井が一係室を訪れていた。
浅井は会津にいたときに梶原と親しくしており、面識のある彰を引き取ろうとしていた。
浅井は梶原と秋に再婚する約束だった。
浅井は梶原が弱気であることを認識していた。
石塚は浅井が捜査に協力しないと思っていたが、藤堂に諭され、彰を「ふるさと」に連れて行った。
山村は上野の手配師から、梶原が郷里への送金に困り、労務者の立川から頻繁に借金をしていたという情報を掴んだ。
梶原は借金が返せなくて事件に巻き込まれた可能性があった。
立川の住所は不定だった。
石塚は野崎と交代し、「ふるさと」を張り込んでいた。
石塚は浅井と彰が密かに外出するのを目撃し、尾行した。
浅井と彰は遊園地で遊んでいた。
石塚は浅井と彰を見て安堵する梶原を発見した。
梶原と彰が再会した。
彰は風船を回収した際に石塚を発見してしまい、梶原は逃走した。
浅井と彰は逃走する梶原を追跡しようとする石塚を妨害した。
石塚は彰を突き飛ばし、梶原を追跡したが、逃げられてしまった。
石塚は彰から罵られ、浅井から、梶原に自首を奨めるつもりだったが、その前に彰と楽しく遊ばせてやりたかったと涙ながらに伝えられた。
藤堂は石塚に帰宅を命じた。
石塚はまきの食事に手を付けようとしなかった。
まきは梶原が「ふるさと」をもう一度訪れると思っていた。
野崎は「ふるさと」を張り込んでいたが、彰はすねていた。
梶原はベッドハウスにて立川と一緒に潜伏していた。
梶原はジェット機の玩具を購入し、彰の写真を眺めていた。
梶原は立川に自首を奨めたが、立川に人を撃ってしまった以上逮捕されたらもう彰には会えないと警告された。
島は「ふるさと」店内、石塚と三上は店外にて張り込んでいたが、「ふるさと」に梶原から電話がかかった。
梶原は彰にジェット機の玩具を手渡すため、刑事に見つからないように多摩川大公園で待ち合わせするように伝えたが、電話中に立川に拳銃を突きつけられた。
浅井は石塚に梶原の様子が不審であることを伝え、石塚と三上とともに多摩川大公園に向かったが、梶原が電話ボックスにいなかった。
山村によると、梶原と立川が一緒に働いた仕事で一番多かったのは多摩川近辺の春日土木だった。
島は派出所に彰を預け、石塚と三上のもとに駆けつけた。
立川は春日土木の資材置き場にて、梶原を殴り飛ばした。
浅井は河川敷で、梶原が落としたジェット機の玩具を発見した。
梶原は立川のことを言わないことを約束して必死に自首を頼んだが、立川に射殺されそうになった。
石塚が立川と梶原を発見し、逃走する立川を追跡した。
立川は発砲して抵抗したが、弾が切れ、石塚との格闘の末に逮捕された。
三上も梶原を逮捕して浅井のもとに連れてきた。
浅井は梶原に、自分が隠れ家を刑事に教えたことを謝罪したが、梶原に納得された。
負傷した警備員は一命を取り留めた。
梶は引金を引く気にならなかったため、重罪にはならないと予想された。
七曲署玄関の前に彰が居座り、睨み付けていた。
彰は石塚に、梶原を返すように怒った。
石塚は梶原が悪事をしたこと、悪事をしたからには責任を取らなければならないと説得した。
彰は号泣し、納得して帰って行った。
まさも帰郷した。
■メモ■
*「故郷の父」の後日談の要素があり、ゴリさんの母親のまさが登場。しかし、後年の「殉職刑事たちよ やすらかに」では既に亡くなっている設定となっていた。
*彰とプロレスごっこをするゴリさん。当時のプロレス人気が伺える。
*「狼を見た少年」に続き、少年の相手をするゴリさん。
*ゴリさんの好物は「ひじきの煮付け」
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
三上順:勝野洋
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
梶原茂夫:東野孝彦(現:東野英心)
石塚まさ:野村昭子、浅井敏江:八木昌子
梶原利平:永井柳太郎、立川則男:山本昌平
梶原彰:本島一宏、光ストア警備員:竹田将二(後の竹田光裕)
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:柏倉敏之、小川英
監督:竹林進
#太陽にほえろ#ゴリさん主役編
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2021-11-30 00:44:46 テーマ:スコッチ復帰編
第404話「鍵のかかった引出し」(通算第614回目)
放映日:1980/5/2
■ストーリー■
滝と岩城は覆面車で川島通りを巡回中、藤堂から、通りの高速道路入り口付近で暴走族が暴れているという連絡を受け、現場に急行した。
滝は暴走族を発見すると、岩城に赤色灯を点灯させた。
暴走族の一員の堀口章一(土門峻さん)は覆面車の車体を蹴ったが、滝に反撃され、オートバイから転倒した。
滝は暴走族の一員の久保勉のオートバイに車体を衝突させ、転倒させた。
他の暴走族は逃走した。
滝と岩城は、勉の友達の目の前で、勉を強制的に連行し、事情聴取した。
勉は今年、高校を卒業していたが、大学受験に失敗し、浪人していた。
勉はかなり勉強していたのに受験に失敗したことを恨み、気晴らしに暴走族に加入していた。
岩城は藤堂に、暴走族メンバーのリストを提出した。
暴走族メンバーには前科がある者がいなかった。
滝は勉に対し、3時間もの取り調べを行い、厳しい口調で追及していた。
勉は暴走族に加入した理由を質問され、オートバイの運転は上手くないが、運転すると気分がスッキリするからと涙ながらに答え、許してくれるように懇願した。
滝は野崎と岩城が取調室に入ったことで、勉の取り調べを終了させ、帰宅させた。
滝の考えは、勉の行為について、一つ間違えば誰かが死んでいたため、これでも取調べが甘過ぎるというものだった。
滝は自宅で就寝中、当直中の石塚から、矢追2丁目の資材置き場で若い男の焼死体が発見されたという電話連絡を受け、現場に急行した。
滝は現場に急行し、遺体の身元が勉であることを知り、呆然となった。
勉の死因は全身火傷で、取調べで精神的に追い詰められたことによる自殺の可能性があった。
滝は勉が自殺の直前、オートバイの上にブーツを揃えて脱いでいることを不審に思った。
現場に落ちていたポリタンクは、向こうのトラック置き場に置かれていたものだった。
滝は勉の不審な死に方から、証拠がないが、他殺であると判断し、聞き込みに回った。
山村はブーツの件について、靴を脱ぐのであれば手袋も脱ぐのではないかと意見した。
勉の腕時計は午後10時10分で止まっており、その時刻に、近所の住人が火を目撃していた。
近所の住人は資材置き場で工事関係者が焚火をしているのを知っていたため、誰も怪しんでいなかった。
勉が資材置き場に入ったのを目撃した者はおらず、不審な人物を目撃したのも、争っている物音を聞いた者もいなかった。
事件は現状、自殺の可能性が一番高く、そうなると滝の責任と報道されても仕方がなかった。
勉のブーツからは指紋が検出されなかった。
滝は一係室に戻らず、単独で捜査を続行していた。
滝は取調べの時、勉の手帳に書かれていた電話番号を全てメモしていた。
勉の両親は健在で、勉の父親の久保は自動車部品の会社の部長だった。
勉は久保夫妻の一人息子だった。
久保夫妻(神山寛さん、本山可久子さん)は霊安室にて久保の遺体と対面し、号泣した。
久保夫人は勉の友達から、滝のことを聞き出しており、霊安室にいた島に、勉をオートバイから転倒させ、勉の友達の前で勉を連行した滝の行動を糾弾した。
滝は中光旅行新宿営業所の黒木社長(入江正徳さん)から話を聞いていた。
勉は去年(1979年)、中光旅行の欧州旅行ツアーのメンバーだった。
五代は滝が久保の死を他殺と信じて捜査しているため、確証がないが、他殺であると思っていた。
岩城と五代は二手に分かれ、資材置き場で遺留品を捜索していた。
滝は喫茶店のサンドイッチマンをしている情報屋と接触したが、情報を得られなかった。
堀口は自宅のフラワーマンションに帰宅する直前、滝から、勉を暴走族グループに勧誘したと指摘され、あくまで自分たちが暴走族グループではなく、ただのオートバイ愛好会であると強調した。
堀口は滝から勉の死んだ理由を尋ねられ、滝に勉の自殺が、七曲署の滝刑事の少々乱暴な捜査が勉の死の原因とする向きも多いという記事が掲載された新聞を見せつけた。
そして、堀口は大声で、滝が勉を殺害したようなものと呼び掛け、激しく嘲笑した。
野崎と岩城は黒木と面会していた。
黒木は野崎と岩城から、事件現場の資材置き場のことを質問され、付近のビルの裏手にあるスナック「ピノキオ」によく行くため、知っていると答えた。
「ピノキオ」のマスター(伊東平山さん)は野崎と岩城に、黒木が一昨日の午後9時30分に「ピノキオ」に入り、カードを1時間した後、午後11時に立ち去ったことを証言した。
常連客の高校生も、マスターと同様の証言をした。
滝は勉の葬式に参列しようとしたが、待機していた記者に囲まれ、激しい追及を受けた。
滝は久保夫人に焼香を断られた。
滝は同じく葬式に参列していた五代から、黒木のタバコの吸い殻が資材置き場で発見され、血液型が一致したが、黒木にアリバイがあることを告げられた。
滝は五代の、家族を刺激するだけという忠告を無視し、勉の私室の家宅捜索を無断で始めた。
勉の机の引き出しの1杯が施錠されているのを発見し、開錠しようとしたが、久保に発見された。
久保は滝の、勉の引き出しの中身を見せるようにという要求を激しく拒絶した。
久保は勉を信じており、勉の非を認めつつ、滝が勉を敵視するのであれば、告訴すると言い放った。
野崎は滝の行動について、滝が甘えん坊のようなタイプが大嫌いなことを理解しつつ、感情的になっていると評した。
五代は藤堂に、滝が他殺説に固執すればするほど、滝の立場が悪くなることを相談したが、滝が根拠もなしに人を疑う性格ではないと返された。
藤堂は滝を信じていた。
マスターから一係室に、滝が「ピノキオ」に居座っているという抗議の電話が入った。
滝はカウンターに座り、黒木の証言が真実かどうかを何度も尋ねていた。
マスターは客が滝を気味悪がり、商売にならないことを嘆いた。
滝は強制的に電話を切った。
滝はマスターが動揺しているのを指摘し、マスターの背後にいるのが誰かを詰問した。
野崎が五代と一緒に「ピノキオ」に急行し、滝を覆面車に乗せた。
野崎は滝が何かを隠しており、そのことを話せば誰かが傷付くこと、今のままなら自分一人だけ糾弾されるのを覚悟していることを見抜いていた。
五代も滝の直感を信じ、マスターを張り込んでいた。
午後6時50分、滝は一係室に帰った。
滝が隠していたのは、滝がかつて七曲署管内で情報屋として利用していたサンドイッチマンから、約1ヶ月前に覚醒剤の情報を聞いたことだった。
サンドイッチマンは滝に、受験生に覚醒剤を売り歩いている者がいること、覚醒剤中毒の受験生が多数いることを教えていた。
受験で神経質になっており、覚醒剤には全く無知な者が多い受験生を狙った、悪質な犯行だった。
滝が捜査員にこのことを話さなかったのは、サンドイッチマンの話があくまで情報であり、サンドイッチマンには何度も偽情報を掴まされたことがあるからだった。
滝はサンドイッチマンの情報を確かめるため、挙動不審な勉を必要以上に尋問していた。
滝は勉の覚醒剤常用も確かめられなかった。
勉は滝から、覚醒剤を投与しているのかを質問されると、すぐに否定し、取調室を出ようとしたが、滝に止められていた。
滝は勉の上着をまくったが、腕には覚醒剤注射の痕跡がなかった。
滝は強引に勉を調べようとしたが、勉が焼死体になってしまったため、調べられなかった。
滝は藤堂から、「ピノキオ」マスターに食い下がった理由を尋ねられ、黒木を疑っていたこと、黒木が年に2、3回東南アジアに旅行していたからと答えた。
「ピノキオ」は深夜、高校生や浪人学生のたまり場となっており、覚醒剤の密売所となっている可能性があった。
黒木のアリバイ証言をしたのも受験勉強中の高校生であり、組織が警察に目を付けられた勉を始末したという推理が出来たが、証拠が無かった。
野崎は黒木のアリバイ証言をした高校生を、滝は堀口を、五代はマスターを、尾行した。
堀口は滝の存在に気付き、これ以上尾行すると久保のように告訴すると警告した。
堀口は歩道橋を使って滝をまこうとしたが、線路沿いを走行した滝に追い付かれた。
滝は堀口を徹底的に尾行し、覚醒剤が切れた堀口から証拠を突き止めようとしていた。
マスターは五代の張り込みを警戒していた。
堀口はレストラン「シークック」に逃げ込み、店内で会合していた暴走族メンバーを呼び集めた。
暴走族は廃工場の敷地に滝を誘い込み、滝の覆面車を徹底的に攻撃した。
堀口はわざと滝を挑発し、反撃に出るように仕向けさせることで、また新聞に非難させようとしていた。
滝は反撃を開始し、次々に暴走族メンバーをオートバイから突き落とした。
堀口は滝に殴り倒され、「ピノキオ」のマスターが自分を含む暴走族メンバーに覚醒剤を教えたことを自供した。
勉もマスターに覚醒剤を教えられた者の1人で、滝から厳しい取調べを受けた後、覚醒剤を二度と投与しないと決意していたが、殺害されていた。
堀口は勉が誰に殺害されたかを知らなかった。
野崎は、堀口が犯人を知らないという電話連絡を受け、化粧室に入る、証言者の高校生の姿を発見した。
証言者の高校生は化粧室にて覚醒剤を注射しようとしたが、野崎に阻止された。
証言者の高校生は黒木のアリバイ証言が偽証であること、マスターに偽証しないと覚醒剤のことを学校に密告すると脅迫されたことを自白した。
五代は電話を受け、マスターを逮捕した。
石塚と岩城は黒木とその秘書を、覚醒剤密輸及び殺人容疑で逮捕した。
黒木のアタッシェケースの中には覚醒剤の袋が入っていた。
覚醒剤を使用した受験生は「ピノキオ」の常連客だけでなく、覚醒剤を使用し始め、両親の金を持ち出した者が約20人いた。
久保夫妻が七曲署を訪れ、滝に告訴を取り下げたことを伝え、糾弾したことを謝罪した。
久保は勉の施錠された引出しの中に、覚せい剤の注射器が入っていたことを告白し、滝に手渡した。
久保は施錠された引出しを開けるのを恐れていた。
滝は久保から、覚醒剤のことを黙っていたこと、告訴すると言われたのに怒らなかったことを質問され、自分も勉の覚醒剤を信じたくなかったから、施錠された引出しには綺麗なものだけが入っていてほしかったからと答えた。
■メモ■
*「あなたを告訴する!」の原型となったような感じがする作品。
*正式なサブタイトルは「鍵のかゝった引出し」だが、違和感があるので変更した。
*自宅のベッドで、裸で寝ているスコッチ。
*スニーカーの珍しい背広姿。
*堀口率いる暴走族がスコッチの覆面車を袋叩きにしたのは、「密偵」の廃工場かな。
*廃工場で十数人の暴走族に挑発、包囲されても、冷静かつ華麗に暴走族を撃退させていくスコッチ。沖氏のアクションが格好いい。
*結局、誰が勉を殺害したのかは不明。まあ、マスターか黒木か黒木の秘書かの3択だが。
*入江氏の珍しい悪役。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
滝隆一:沖雅也
岩城創:木之元亮
五代潤:山下真司
松原直子:友直子
湯沢紀保、堀口章一:土門峻
久保:神山寛、久保夫人:本山可久子、「ピノキオ」マスター:伊東平山(現:吾羽七朗)
豊原健、黒木社長:入江正徳、横尾三郎、村上幹夫
石塚誠:竜雷太
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
山村精一:露口茂
脚本:小川英、畑嶺明
監督:櫻井一孝
#太陽にほえろ#スコッチ主役編
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太陽にほえろ! 第693話「わが子へ!」
2018-06-01 12:46:01 テーマ:ボス欠場編
第693話「わが子へ!」(通算第387話)
■ストーリー■
老人の飼い犬のジョンが、道に落ちていたハンバーガーを食べ、毒死する事件が発生した。
青酸カリによる犬の毒殺事件は1週間以内に4件発生していた。
澤村と水木は現場に急行した。
鑑定の結果、犬の死因はハンバーガーに混入していた青酸カリ(シアン化カリウム)による中毒死であると判明した。
犬にかなりの怨みを持つ人間が犯人と推理され、七曲署に愛犬家からの苦情の電話が殺到していた。
藤堂は井川と水木に青酸カリの入手経路、他の捜査員に殺害された犬の周辺を調査させた。
井川家に圭子(吉野由樹子さん)から電話が入った。
浩史(小学6年生)(圓山淳也さん)が突然、井川と同居したいと言い出していた。
浩史は来年小学校を卒業することになっていたが、転校すると言うばかりで、圭子には何も理由を言おうとしなかった。
井川は浩史と会い、突然転校を言い出した理由を聞き出そうとしていた。
井川は自分の仕事の不規則さのせいで、父親らしいことが出来ず、浩史がもう少し成長するまで圭子と一緒に暮らした方が浩史のためと思い、離婚を決意していた。
浩史はそれでも井川との同居を熱望していた。
井川は浩史が転校しようとした理由を告白しようとした直後にポケットベルが鳴ってしまい、現場に急行した。
藤堂から、氷川神社の裏側にて、青酸カリによる中毒死と思われる死体が発見されたという連絡が入った。
被害者は中学生であり、加工乳の瓶の中に青酸カリが混入されていたようだった。
発見者は主婦だったが、死体を発見した際には既に死亡していた。
被害者の所持品と思われる自転車が放置されていた。
被害者の遺体は山田鑑識課員(三上剛仙さん)により収容された。
井川は被害者の顔に泥が付着しているのを発見した。
被害者の身元が、新宿区立矢追中学校2年生の千葉秀昭であることが判明した。
千葉の死因は青酸カリ混入の牛乳を飲んだことによる中毒死であり、右後頭部に鈍器による傷があった。
氷川神社の神主が午後4時に掃除の際に回った際には、異常が何もなく、主婦が千葉を発見したのは午後5時過ぎだった。
島津は今回の事件に限り、犯人がなぜ容器入りの牛乳を使用したことを不審がった。
犯人が最初から人間を標的にしている可能性が浮上した。
澤村は犬を標的にする公算が、被害者が偶然口に含んでしまったものと思っていた。
井川は千葉の頭の瘤と土の上に倒れていた点が引っかかった。
千葉の母親の千葉佳子は千葉の死が、犬の餌を食べて死亡したような書き方となっている新聞に憤慨していた。
佳子は犯人が千葉を騙し、青酸カリ入りの牛乳を飲ませたものと推測していたが、千葉を恨んでいた人間に心当たりが無かった。
千葉の葬式が執り行われ、千葉の遺体が互助寝台サービスセンターの社用車から搬送された。
多数の新聞記者が千葉の遺体の前に集まった。
千葉の父親(小寺大介さん)は官庁に勤務する公務員だった。
佳子は千葉の遺体の入った棺に縋り付き、号泣した。
令子は千葉のクラスメートから千葉について聞きこもうとしたが、クラスメートはあまりにも千葉の死を軽く考え、ふざけているような態度をとった。
水木はクラスメートにも友人の千葉の死を悼む気持ちがあるが、身近に死んでいる人を見たことが無く、どう振る舞えばいいか分からないため、笑って誤魔化すしかないと考察していた。
井川は矢追中学校に赴き、山口校長と荻原教頭(牧田正嗣さん)、千葉の担任の須藤教諭(荒井大介さん)から話を聞いた。
荻原は千葉が毒入りの牛乳を間違えて飲んでしまったと判断していた。
須藤は千葉が虐めグループのリーダーであることを告白した。
3ヶ月前、登校拒否を起こした生徒の母親の訴えで事態が判明し、須藤は千葉に注意し、新学期を境にクラスを変えていた。
しかし、千葉の苛めは止まらず、教師に密告したという理由で、逆にエスカレートしていた。
須藤は虐められていた子供の両親と相談し、転校させるように説得していたため、虐めと事件が無関係と断定していた。
須藤は虐めの問題が社会的に注目されていること、公表された場合に学校の名誉に傷をつけたくないという理由で、虐められていた子供の名前を教えようとしなかった。
井川は須藤を説得し、子供の名前が木下守であることを聞き出した。
井川は木下家を訪問し、守の父親の木下孝夫(松山政路さん)と会った。
木下は守と事件との関連性を否定し、井川に守と会わせることを拒否した。
木下は守がやっと転校する決心がつき、落ち着きを取り戻してきたところに事件が発生していたため、守を動揺させたくなかった。
木下は父親として、守を守ってあげたいと思っており、そっとしておくように頼んだ。
令子が井川の張り込みに合流した。
守は家に閉じこもりっきりだった。
井川は守が犯人かどうか、確信が持てなかった。
井川は自宅から、脳神経外科病院に勤務する圭子に電話を入れた。
圭子は井川に、浩史が井川と会った日から登校拒否を起こしたことを伝えた。
圭子は浩史をどう対処したらいいか分からなかった。
井川は寿荘の圭子宅を訪れたが、浩史は戸棚の中に引きこもっていた。
井川は浩史に登校拒否を起こした理由を詰問したが、浩史は何も答えなかった。
浩史は学校を嫌がっていたのに、井川が何も聞いてくれなかったことを訴えた。
井川は浩史に一生逃げ回ることになると叱咤したが、浩史に自分を見捨てたと言われてしまった。
浩史は井川のもとから走り去ってしまった。
井川は寿荘を出た際、浩史の担任の原田教諭(矢羽みどりさん)と出会った。
浩史は虐めに逢っており、転校を願い出ていた。
原田は、かなり前からクラスで虐めの対象になっている生徒が一人いたこと、何度も虐めグループの生徒に注意したが、密告したと思われてますますエスカレートしていったことを話した。
原田は学級委員を担当し、正義感の強い浩史に、虐められている生徒を助けてほしいと頼んでいた。
浩史は原田の期待に懸命に応え、虐められている生徒を立ち直らせていた。
その生徒は今では毎日元気に通学していたが、逆に浩史が身代りにされ、虐めの対象にされていた。
原田は浩史が虐められていることに強い責任を感じていた。
原田は立派に浩史を支えるため、井川に浩史を転校させないように懇願した。
井川は守(谷村隆之さん)を張り込んでいる令子と合流したが、守は花の手入れをしていた。
守はもうすぐ転校することとなっていたが、私室で寝ていたため、千葉の死亡を知らなかった。
守は首吊り自殺しようとしていたが、紐が切れて失敗していた。
守は木下に虐めの相談をしても怒鳴るだけだったため、木下に相談していなかった。
井川は浩史の悲痛な訴えを思い出し、木下が、守が追い詰められていることを知らなかったと発言した。
木下は説教ばかりで守の転校に反対したが、守の自殺未遂の後、相談に乗るようになり、転校の意思を理解していた。
島津と水木は明徳大学教授と会った。
教授は助手の田島に青酸カリの管理を任せていた。
薬品棚から自由に青酸カリを持ち出せるのは教授と田島だった。
島津と水木、西條と澤村と合流し、逃走する田島を取り押さえた。
西條と澤村は殺害された2番目の犬に恨みを持つ者を捜査していたが、その中に田島がいた。
田島は論文を執筆中に犬の鳴き声をうるさく感じ、殺害しようとしたことがあった。
田島は連続4件の犬の殺害事件については認めたが、千葉の殺害については否認した。
田島は犬の鳴き声に悩まされ、現世から犬を一掃してやりたいと思い、犯行に及んでいた。
井川は犬の連続殺害事件に偽装した形で千葉が殺害されたと推理し、木下に容疑をかけていた。
木下は張り込み中の井川と会い、これ以上自分達に付き纏わないように警告した。
井川は千葉殺人事件の犯人が逮捕されていないことを理由に、警告を拒否した。
井川は今まで虐めを軽視していたが、浩史の姿を見て、現在の子供が追い詰められていることを実感していた。
守は千葉達により、首にロープをかけられ、犬の真似事をさせられていた。
木下は守のいじめを目撃し、千葉に怒ろうとしたが、守は木下の介入を断った。
木下は千葉家に怒鳴り込み、学校の教師にも訴えたが、教師は転校を勧めるだけだった。
木下は悪い方が罰せられず、被害者の方が逃げ回らなければならない現状に怒りを覚えていた。
木下は守の自殺未遂を知り、守の深い心の傷を理解していた。
木下はあくまで、千葉にもう二度と守に接近しないように警告、懇願したが、千葉は守を死の淵を追い詰めていながら、ただの遊びと笑うだけだった。
木下は氷川神社まで千葉を追い詰め、木材で後頭部を殴り、青酸カリ入りの牛乳を飲ませていた。
木下はあくまで自分の行動が正当防衛であると自覚していたが、井川は殺害された子供にはかけがえのない両親がいると反論した。
井川はどのような人間の命も尊重しない限り、虐めが無くならないと思い、木下を逮捕すると宣言した。
井川は自宅の団地の自転車置き場にて浩史を発見した。
浩史はどこか遠方に行きたくなり、ずっと歩いて暗くなり、どこに行けば分からなくなってしまい、気付いたら井川宅に来ていた。
井川は浩史と一緒に入浴した。
井川は浩史に、教師や友達から見放され、独りぼっちであると感じても、一生懸命生きようとしている限り、必ず大切に思っている人がいる、それでもどうしようもなく思っているときは自分を思い出すように激励した。
井川は令子の覆面車に乗り込んだ。
澤村と水木が逃走した木下を追跡した。
木下はマンションに逃げ込んでいた。
井川は木下がマンションの屋上から飛び降り自殺を図ると推察し、屋上に急行した。
澤村は屋上に到着したが、木下は自分のやった行為が正しいと感じ、飛び降りようとしていた。
井川が屋上に現れ、なぜ堂々と法廷で争わないのかと質問した。
井川は木下に、親の務めが子供たちの世界から虐めを無くすために、大人が出来ることを見つけ、一つ一つ実行するしかないと説得した。
井川は木下の行為が、暴力で暴力に決着をつけようとしただけと断言し、自分でしたことの責任を自分で取ることが木下に出来る唯一のことと説得した。
木下は観念し、全面自供した。
犯行に使用した青酸カリは取引先のメッキ工場から盗まれたものだった。
守は木下夫人の実家に引っ越すこととなった。
井川は藤堂に、守に会うことを上申した。
木下の守への唯一の願いは強く生きるようにということだった。
■メモ■
*久々となるトシさんの家族編。そして、井川一家最後の登場となる。
*圭子と由利は「妻への疑惑」、浩史は「カエルの子」以来の登場。
*トシさんと由利が同居している設定。「妻への疑惑」以降の井川家が今回のみの登場であるため、実はその設定が使われているのも今回のみ。(しかし、「いつか見た、青い空」には当初、由利が登場する予定だったが、カットされたとのこと)
*今回の浩史の呼び名は「ヒロフミ」。
*今回のテーマは「虐め問題」。同じテーマの「いじめ」よりも、暗く重い内容となっている。
*ドックの言う事件は1977年の「青酸コーラ無差別殺人事件」のことだろうか。
*マイコンが、「千葉の死を軽視するクラスメート」について分析。現在(当時)の子供は核家族に育っているため、身近に亡くなっている人を見たことが無く、クラスメートが突然死んでもピンと来ず、どう振る舞えばいいか分からないとのこと。
*マミーは死ぬことの重さを伝えるため、子供たちに殉職したロッキーのことを頻繁に話しているとのこと。しかし、これはこれで別問題を引き起こす。(「女たちは今……」)
*「父と子の写真」で撮影した、トシさんと浩史の写真にヒビが。
*虐められている生徒を救い、見事に立ち直らせたのはいいが、今度は身代りにされ、虐められるという負の輪廻。「熱いジャガイモを手渡す」という比喩らしい。
*いじめられっ子の父親がいじめっ子を殺害するという、最も悲しく恐ろしい展開となってしまった。木下の罪の重さが気になるところである。
*「父と子の写真」と同じく、浩史と入浴するトシさん。トシさんの全身には、恐らく犯人逮捕時に受けたと思われる傷が。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
島津公一:金田賢一
澤村誠:又野誠治
水木悠:石原良純
岩城令子:長谷直美
木下守:松山政路
井川圭子:吉野由樹子(現:吉野由志子)、原田教諭:矢羽みどり、須藤教諭:荒井大介、木下夫人:此島愛子
松村彦次郎、荻原教頭:牧田正嗣、戸沢佑介、井川浩史:圓山淳也、井川由利:山本直子、伊藤剛
千葉の父親:小寺大介、立樹健、深谷みさお、木下守:谷村隆之(現:加戸谷隆斗)、斉藤雅晴、山本日出一、田付貴彦、松嶋健一郎
ノンクレジット 山田鑑識課員:三上剛仙
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
脚本:金子裕
監督:鈴木一平
#太陽にほえろ#トシさん主役編
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