1/25(木) ③ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

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 ┃『太陽にほえろ!』西暦2012年(再)┃
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 広島テレビ(広テレ!)で毎週(水)(木)(金)曜日午後3時50分より絶賛放送㊥!(=^◇^=)
‡2012(平成24)年01月25日(水) 第007話「きたない奴」 1972/09/01
     監督・・・竹林進 
     脚本・・・小川英 鴨井達比古
   キーワード・・・ジーパン  
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 ┃『太陽にほえろ!』を見て、裕次郎グッズを当てよう!┃
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  初回放送から40年ぶりにあの名作が帰ってきた!
  毎週(水)(木)(金)曜日の午後3時50分から『太陽にほえろ!』を放送㊥!
 「ボス」こと藤堂俊介役を演じる石原裕次郎さんのオリジナルグッズを放送日毎に5名、合計45名にプレゼントします。
  番組内で発表されるキーワードを書いてハガキでご応募ください。
 ┌─―――┐
 | 賞品 |
 └─―――┘ 
 石原裕次郎オリジナルグッズ詰め合わせ 放送日毎に5名 計45名
 トートバッグ大 1個 ※色は、白か黒のいずれかになります。
 裕次郎ハンカチ 2枚(ハイビスカス・胡蝶蘭)
 裕ワイン3本(各容量360ml、アルコール度数9%)
 ┌─―――――┐
 | 応募方法 |
 └─―――――┘ 
 「放送日とキーワード、住所、氏名、年齢、電話番号」を明記のうえ、
 〒730-8575
 広島テレビ『太陽にほえろ!』プレゼント係
 までハガキでご応募ください。
 ┌─―――――――――――┐
 | プレゼント期間、締切 |
 └─―――――――――――┘ 
 1月25日(水)、26日(木)、27日(金) ⇒ 1月30日(月)
  ※OK♂♀日に必要なキーワードは、番組内で発表します。
 ※商品にアルコールが含まれるため、未成年者の方はご応募できません。
 ※当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
 ※いただいた個人情報は、プレゼントの発送以外には使用しません。
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 | さらに「Web限定・ぷれぜんと」開催 |
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 商  品 石原裕次郎2012年カレンダー&日記 10名様
 応募締切 2012(平成24)年 1月29日(日) 
 http://www.htv.jp/present/index.html
 ※㊦↓に過去の今日の出来事がまだテンコモリであるヨ(=^◇^=)
  ■この広告の㊦↓にまだたくさんあるかも??ヨ(=^◇^=)O♂■

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 ┃『太陽にほえろ!』放映リスト┃
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 日本テレビ系列/金曜日 夜8:00~8:54
 七曲署捜査記録~ジーパン編 全59話+1話
‡28 080.1974.01.25 女として刑事として 小野進也、松崎緑子
【出演者】石原裕次郎、松田優作、関根恵子、露口茂、竜雷太、小野寺昭、下川辰平、青木英美、菅井きん、小野進也、木村豊幸、松崎緑子、市村博、手塚茂夫、高橋明、加藤茂雄、小澤憲一郎、本田淳子、築地博【監督】澤田幸弘【脚本】柏倉敏之【音楽】大野克夫(音楽)、井上尭之バンド(演奏)【原作】魔久平
【あらすじ&ジーパン心の叫び】新宿駅西口に七曲署の面々が集結する。ビルのシャッターが開いていた。そこからは入れずに裏口から入ると何とガードマンが二人殺されていた。ボスはそこにあったガスバーナーの音から未だ犯人は近くにいると踏んだ。その時、シャッターの前にいたシンコは覆面をした三人組の犯人を目撃した。だが、追うことすら出来ず、一人の顔と左手の大きな傷を確認したのみに終始した。結局、三光商事というこの会社から現金9000万円が強奪された。直後にモンタージュ写真を作成したが刑事なのに女ということで何も出来なかった自分を恥じるシンコ。だが、そのモンタージュから犯人の一人は元三光商事の運転手だった中村コウジ(小野進也)と判明する。彼はある事が原因で退職したのだった。チョウさんとゴリは直ぐに中村の交友関係を洗い始めた。ボスはジーパンを連れて、ガードマンの解剖結果を聞きに行こうとするがシンコは署で待機だと言われた。その頃、チョウさんとゴリは競馬場で清水ユキオという男に行き当たる。彼は警察手帳を見ると即座に逃げ出すが捕まえると中村に田宮ユカリ(松崎緑子)という女がいたと証言する。彼女は三光町裏のガソリンスタンドに勤めていた。だが、彼女はもう一年前に中村とは別れたとキッパリ言う。遊んでいるばかりで働かないというのがその理由だった。そして、現在の居場所は分からないと突っぱねた。その最中、シンコは署で久美に愚痴を零していた。「女には刑事は勤まらないのか」と悩んでいた。その時、中村を見掛けたという目撃者の電話が鳴る。シンコは誰にも連絡をせずに一人でドヤの宿泊所や食堂などを探し回った。ジーパンがそれを見るに見かねて、近寄り焼き芋で元気付けようとするが彼女は気丈にもまた一人で捜査を開始した。それから少し経って、シンコは中村と偶然擦れ違う。それを見たジーパンも急いで追い掛ける。シンコは拳銃を所持した中村を追い詰めたがそれはジーパンの右腕を撃たれる結果になってしまう。しかし、使用された拳銃はガードマンを撃ったものとは異なった。ジーパンは入院したが病室で直ぐにでも復帰しようと右手の握力をスプーンを使って快復させようとしている。それを見たシンコは「女として独自の捜査を展開しよう」と決意する。彼女は手始めにみどり荘に住むユカリを訪ねる。そこで見たユカリはヘッドホーンでクラシックを聞きながらアイロン掛けをして大粒の涙を流していた。これを目撃したシンコはボスに「ユカリを調べさせてくれ」と進言する。認められて張り込むシンコ。そこには「女の勘」と「刑事」が共存していた。遂にユカリはタクシーの中にいた中村に接触する。近寄るシンコに気がついたユカリは中村を逃がす。別のタクシーで追跡しようとするシンコに対してもその車の前に体を擲って阻止する。それほどにまで思っていた中村とユカリの関係は二年前の例の愚連隊事件に根ざしていた。愚連隊に乱暴されそうになったユカリを救ったのが中村だったのだ。結局、その時の怪我が原因で運転手をやめざろう得なかったのだ。一方、チョウさんとゴリが捜査していた拳銃ルートが判明する。大川という拳銃ブローカーが町田(木村豊幸)と滝という男にそれを売ったとの事だった。この二人は元三光商事のボイラーマンで犯人三人組の中村以外の二人は此奴らだった。シンコは今度はボスに連絡を入れ、ユカリを追って、横浜第三埠頭に向かうことになるのだが...。
 ジーパン心の叫び 「あの場合はさ、しゃあないんだよ、シンコは女だしさ、な」「女には女に相応しい捜査の仕方があるんじゃないのか」「ちょっと行って来ますよ、軽く」
 http://yusaku.from.tv/t80.html

‡1974.01.25 第080話「女として 刑事として」脚本・柏倉敏之 監督・澤田幸弘
 佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
 https://note.com/toshiakis/n/n5461cb3bfb83

第080話 女として刑事として
脚本/柏倉敏之 監督/澤田幸弘
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七曲署・一係は通報を受けて三光商事の事務所に捜索が入る。一同オフィスに入ると、なんと警備員が射殺されていたがボスは強盗は入ったばかりだとして、まだ近くにいるハズだとしてすぐに追いかけろと語る。それぞれに逃走経路の可能性を見つけて方々に犯人を捜す。その中でシンコが逃走する3人の犯人とばったり遭遇する。しかしシンコは何も止めることが出来ず、車で逃げるのをただ見守るしかなかった。翌日のマスコミで事件は報道される。三光商事のガードマンが殺害され、給料の9千万円が盗まれた事。犯人は3人組であり、その犯人の顔を見たというシンコは七曲署に張り込みしているマスコミたちによって質問攻めに遭う。それを無視してオフィスに行く中、シンコの情報を元に犯人のモンタージュ写真が出来上がる。これで犯人への逮捕への目処もついたとして、ゴリさんたちは取りあえず昼食を食べに行こうと語る。しかしシンコだけは取り逃がしたことに落ち込んでいた。ジーパンはシンコに元気を出すよう告げると、「シンコは女だから仕方が無い」と火に油を注ぐような言葉を投げかけてしまう。ボスの元に山さんからの電話で犯人の身元が割れたとの報告が入る。モンタージュの男は元三光商事で運転手をしていた中村コウジ(24歳)だという。シンコのモンタージュのお陰だとしてお手柄だという。彼は2年前に愚連隊とケンカしたのを理由に三光商事を止めているとのことだった。ボスたちは検死解剖の結果を聞きに行くが、シンコに対しては部屋で待機しているよう命じる。ゴリと長さんは競馬場にいくと中村の友人である清水ゆきおの元を尋ねる。予想屋をしていた彼は二人の刑事を目にした途端に逃げ始める。捕まえて事情を聞くとカップルに暴行したのでその件で問い詰められるのかと思ったという。中村のことを知っているだろうと問うが、確かに最近まで知っていたが、遭っていない事を告げ、俺よりも中村と付き合っている田宮ゆかりから話を聞くべきだという。彼女は新宿のガソリンスタンドで働いているとのこと。デンカと山さんはガソリンスタンドに行きゆかりから話を聞く。ゆかりは一年前まで中村と付き合っていたことを認めるが、彼は働かずに遊んでばかりの人だったので別れた事を語る。今は何処に居るのかまるで分からない事を告げる。シンコは一人オフィス内で落ち込んでいた。久美はそんなシンコのことを励ます。私があの時しっかりしていけば捕まえられたというシンコ。やっぱり女性に刑事は無理なのか。久美はシンコも負けずにやっていることを語るが、ボスはそう思っていないとし、だから捜査から外したのだと語る。久美は男は女をバカにしているのだとして、女にしかできない捜査はあるのだと語る。そんな中ボスのデスクに電話が鳴ると、三光商事の担当の刑事を出して欲しいというタレコミの情報が入る。シンコは自分が担当している事を告げるが、女性が担当なんてと信用されなかった。しかし話を聞くと襲った犯人を見かけた事を告げ、手配写真と同じ男がいるのだと言われる。
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三光商事で警備員が3名殺害され社員への給与金9千万が盗まれる。シンコは犯人を目撃しており、3人の逃走犯のウチその中の一人の顔を覚えていた。モンタージュを作り関係者から話を聞くと、男は2年前に会社を辞めた中村だということが判明する。女性としての刑事としての限界を感じると共に女性ならではの細かいところに違和感を覚えて捜査に反映させていくという二つの側面を描いたモノ。女性でも刑事として適正な体格や身長みたいなものがあると思うけど、流石にシンコさんは可愛すぎるのでちょっとアクションが出来るとも思えず、他の男性刑事が行うようなことは出来ないよね。中村の友人から話を聞いて少しずつ彼の人間関係と現在に至る状況を尋ねていく。田宮ゆかりという女性と付き合っていた過去が有り、本人はそれを否定しているが、果たしてそれがホントのことなのか。二度に渡って中村を見つけるという幸運に恵まれたにもかかわらず二度とも逃がしてしまうというシンコの失態。しかもその中の一度は、銃を向けられて何も出来ないところをジーパンによって助けられ、しかもジーパンは銃弾によって右腕を負傷する。ジーパンの腕の状態が思った程よくはなかった為に、シンコは更に落ち込む。ジーパンはシンコを傷つけるような無神経な言葉を発したこともあったけど、逆に励ましてくれたこともあった。焼き芋を買ってくれたところもジーパンらしい気の使い方。負傷したジーパンを見た改めて捜査を開始すると、ゆかりが一人でいる時に涙する状況は、中村との繋がりがあることを示唆していると感じたシンコが再度調査を開始していく。シンコが尾行することになるけど、相変わらず尾行するのに真っ赤なコートを着て誰よりも目立つ服だったりするから困ったもの。ゆかりから話を聞くと、2年前に中村が愚連隊とケンカしたのは、ゆかりを助ける為のものであり、その時に手を負傷して運転手としてはやっていけなくなった事を知る。今のシンコがジーパンにしてしまったことと全く同様の立場であり、感情移入させるものが有ったけど、これだけの人を銃で撃ったことはちょっと刑期は長くなりそうだね。シンコとジーパンの関係が急に接近した感じで、最後はゴリさんとボスだけが相手がいないとしてボスのことを独身会会長だと意地悪していた。
藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署・一係のボス、係長)
山村精一 …… 露口茂 (山さん)
石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
早見淳 …… 萩原健一 (マカロニ)
内田伸子 …… 関根恵子 (シンコ)
柴田純 …… 松田優作 (ジーパン)
永井久美 …… 青木英美 (七曲署の庶務係)
柴田たき …… 菅井きん (ジーパンの母、夫は殉職)
西山隆行 …… 平田昭彦 (署長)
柏木麻江 …… 有吉ひとみ (デンカの恋人)
中村コウジ …… 小野進也 (24歳、愚連隊とケンカして首に・・元三光商事)
清水ユキオ …… 手塚茂夫 (競馬の予想屋、中村の元知人)
田宮ゆかり …… 松崎緑子 (ガソリンスタンド勤務、中村と1年前付き合って)
町田 …… 木村豊幸 (強盗のリーダー)
市村博、高橋明
加藤茂雄、小澤憲一郎、本田淳子、築地博
http://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero080.htm
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太陽にほえろ! 第80話「女として 刑事として」
2016-06-28 22:19:48 テーマ:ジーパン編
第80話「女として 刑事として」
■ストーリー■
三光商事に三人組の強盗が入り、給料9000万円が奪われる事件が発生した。七曲署捜査一係は三光商事内に突入した。
しかし、中では警備員が射殺され、アタッシュケースの現金が奪われ、金庫が荒らされている状態だった。
藤堂はガスバーナーの状態から犯人は逃げたばかりと推測し、一係捜査員に追跡を命じた。
伸子は捜索中に3人組の強盗グループと接触したが、車で逃走されてしまった。
一係室の前には大勢の記者が詰め寄っていた。
柴田は伸子が目撃した犯人の一人モンタージュ写真を提出した。
山村と島はモンタージュ写真を持って三光商事に行っていた。
伸子は自分のミスで落ち込んでいた。
柴田は伸子を励ますつもりが、逆に伸子を悩ませてしまった。
山村により、犯人の一人が三光商事の元運転手である中村浩司(24歳)(小野進也さん)であることが判明した。
中村は2年前(1972年頃)に愚連隊と喧嘩したことが理由で会社を辞めており、現在は住所不定だった。
藤堂は野崎と石塚に中村の調査を、伸子には一係室の待機を命じた。
藤堂は柴田とともに、遺体の解剖の結果を見に病院に行っていた。
野崎と石塚は競馬場を調査中、中村の仲間である清水幸夫(手塚茂雄さん)を尋ねた。
清水は野崎の警察手帳を見た途端に逃走したが、すぐに野崎に取り押さえられた。清水は
*自分が三光商事の強盗の1人ではないこと
*昨日に人を殴ったために逃走したこと
*警察が嫌いだからであること..を伝えた。
清水は中村が新宿の佐古町裏のガソリンスタンドで働いている田宮ゆかり(松崎緑子さん)と交際していることを知っていた。
山村と島はガソリンスタンドで田宮と接触し、中村の所在を尋ねたが、田宮は中村と1年前(1973年頃)に別れ、働きもしないで遊んでばかりであったために所在を知らないと述べた。
伸子は「女に刑事は無理だ」ということ、「藤堂も女の刑事は役に立たないと思ったから捜査から外した」と思い込んでいた。
久美は女には女しかできないことがあると励ました。
一係室に中村とよく似た男をベッドハウスで目撃したという通報が入った。
柴田は藤堂の車を借りて伸子のもとに向かったが、藤堂は中村が拳銃を持っていると警告した。
伸子は中村を探していたが、焼鳥屋で聞き込みを行った際、客(加藤茂雄さん)に「女に刑事が務まるわけがない」と批判されてしまった。
柴田は落ち込む伸子を発見し、中村の捜索の交代を頼んだが伸子に、女には無理だと思っているのかと返された。
伸子はどうしても自分の手で犯人を逮捕したかったが、柴田は女には女に相応しい捜査の仕方があるのではないかと言った。
伸子は帰らずに捜査を続行したが、中村を発見して尾行し、資材置き場まで追い詰めた。
中村は拳銃を出して伸子を脅迫した。柴田は物を投げて注意をそらそうとしたが、伸子を庇って中村に撃たれてしまった。
伸子は中村を逃がしてしまった。病院にて、たきは伸子を励ました。
柴田を撃った拳銃が三光商事の警備員を射殺したものと違うことが判明したため、強盗グループが拳銃を2丁以上所持している可能性があった。
伸子は柴田の病室に見舞いに行ったが、柴田は右手が物を掴めない状態であり、同じく病室に来たたき(菅井きんさん)に果物を贈った。
伸子はみどり荘にある田宮の部屋に入った。
田宮はアイロンをかけていたが、涙をこぼしていた。
伸子は田宮に恋人がいると推測していたが、田宮の相手は同じガソリンスタンドの従業員であった。
伸子は藤堂に、田宮の捜査の続行を要請した。
藤堂は連絡を取ることを条件に承認した。
伸子は田宮を張り込んでいたが、負傷した子供をあやしている間に逃げられてしまった。
伸子は中村と再会した田宮を発見したが、中村はタクシーで逃走した。
伸子はタクシーで追跡しようとしたが、田宮により妨害されてしまった。
伸子は人の命程大事なものはないと説得した後、足の傷を手当てした。
田宮は2年前、夜道で愚連隊に乱暴されそうになったが、通りかかった中村に助けられ、仲良くなっていた。
しかし、中村は田宮の救出の際、手を刺されて運転が出来なくなっていた。
伸子は田宮を説得した。
藤堂は柴田を見舞っていた。
伸子は田宮を引き続き尾行していたが、田宮はガソリンスタンドの従業員である恋人と一緒に行動していた。
柴田は病院を抜け出して一係室に戻った。
野崎は拳銃ブローカーの大川(高橋明さん)を逮捕した。
山村と石塚が大川を取り調べた結果、大川は拳銃を売った相手が中村ではなく、三光商事の元ボイラーマンである町田(木村豊幸さん)と滝であることを自供した。
田宮は恋人と別れていた。
町田は中村が失業していて困っているのに目を付けて仲間に入れていた。大川は町田の住所を知らなかった。
伸子は田宮を追跡して横浜駅に行き、田宮は横浜第三埠頭に向かっていた。
中村が乗っていた車の中には、町田と滝もいた。町田は中村に田宮を連れて行くよう命じた。
町田は刑事にマークされている中村と田宮を心中に見せかけて殺害するつもりであった。
中村と田宮は再会したが、中村は田宮に逃走するように言った。中村が逃走すると察知した町田は中村と田宮を射殺しようとしていた。
伸子は町田と滝を車で追い詰め、車の鍵を抜いた。田宮は中村に自首を勧めた。藤堂たちが応援に駆け付け、町田と滝を逮捕した。
伸子は中村を逮捕した。
■メモ■
*久美の焼き芋を断るジーパン。何で?(差別用語のせいか発言が消されていた)
*女性に刑事は出来ないのかと悩むシンコ。しかし、「働くものの顔」では女刑事の誕生も考えられるのではないかと示唆され、「マミー刑事登場!」では男と同等かそれ以上クラスの実力を持つマミーが誕生している。なお、そのマミーも家庭と刑事の両立は無理なのではと悩んでいた。
*「男は女がお茶くみくらいしかできないと思っている」という発言があったが、現在は女性優位の時代となっている。
*中村の小野進也氏と清水の手塚茂雄(手塚しげお)氏は「ワイルド7」で共演していた。また、この2人は別役で七曲署の刑事を殺害している。(手塚氏はジーパン、小野氏はロッキー)
*シンコを庇ってジーパンが撃たれるという「海を撃て!! ジーパン」と逆の展開になった。
*なぜか、菅井きん氏がノンクレジット。スタッフのミスか?
*中村と田宮の2人を心中に見せかけて殺害しようとした町田と滝。町田を演じた木村豊幸氏は同時期に「ウルトラマンタロウ」でZATの南原隊員を演じていた。(凶悪犯役だったのがいいの?)
*山さんがジーパンとシンコのコンビに「ひょっとすると」と発言。「独身が1人になるかもしれない」と発言したが、結局ボスは終始独身、ゴリさんと殿下は結婚直前に殉職してしまう…
*OPのハイライトには、ゴリさんが記者に詰め寄られるシーンや、ジーパンが病床で錯覚を見るといった未使用シーンが入っている。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
柴田純:松田優作
内田伸子:関根恵子(現:高橋惠子)
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
永井久美:青木英美
中村浩司:小野進也
町田:木村豊幸、田宮ゆかり:松崎緑子
市村博、清水幸夫:手塚茂雄(後の手塚しげお)、大川:高橋明
焼鳥屋の客:加藤茂雄、小澤憲一郎、本田淳子、築地博
ノンクレジット 柴田たき:菅井きん
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:柏倉敏之
監督:澤田幸弘
#太陽にほえろ#シンコ主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12175357693.html
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2021-09-26 15:28:56
第391話「黄色いボタン」通算第601回目
1980/1/25 ロッキー&スニーカー編
■ストーリー■
午後9時55分、岩城は石塚に、今年の正月に3年ぶりに故郷の釧路に帰ったことを話題に出した。
夜、警察官(吉田太門さん)が公園を巡回中、ベンチに座る高坂十造(72歳)(加藤嘉さん)という老人を発見し、話し掛けた。
高坂は警察官に、船の渡し場で原田毅(29歳)(高山彰さん)という男を殺害したことを伝え、自首しようと思っていたことを話した。
高坂のすぐ近くで凶器のかき棒が、船の渡し場で原田の遺体が発見され、七曲署捜査一係が現場に駆けつけた。
原田の致命傷は頭の傷だった。
原田の勤務先の日新興産は、戸川組系の不動産会社だった。
高坂は原田がナイフを取り出し、金を渡すように脅迫されたため、殺害してしまったと述べた。
高坂は柔道や剣道の心得があった。
石塚は高坂に、状況の詳細な説明を求めた。
高坂は最初から冷静な態度をとっていた。
高坂は石塚と岩城と五代に、池を眺めている最中、原田に後ろから首を絞められ、金を奪われそうになったため、激昂して右肘で原田の腹部を突いて投げ飛ばしたこと、原田がナイフを振り回してきたため、かき棒で殴り倒したことを説明した。
高坂は2年前(1978年頃)に夫人を亡くし、一人娘の家族と同居していた。
原田は日新興産の社員で、恐喝の前科が1犯あり、矢追町のアパートに住んでいた。
解剖の結果、原田の死因が打撲による後頭部挫傷、死亡推定時刻が昨夜の午後10時前後であることが判明し、高坂の自供と一致した。
凶器のかき棒は、高坂の汚したまま返してはいけないという意思のもと、水洗いされており、血液が微量しか検出されなかった。
血液型は原田のものと一致し、指紋も高坂のものだけだった。
石塚はサラリーマンである原田がナイフ強盗をすることが信じられなかった。
原田が所持していたと思われるナイフが発見されていなかった。
岩城は高坂の、強盗の話が嘘だと思っていた。
高坂の娘夫婦の森川夫妻(原田清人さん、片山真由美さん)が七曲署に面会に来ており、野崎と岩城が話を聞いた。
高坂は森川夫人の父親で、森川夫妻と約20年一緒に住んでいた。
森川夫人は高坂が全く喧嘩をしないため、殺人を犯したとはどうしても信じられなかった。
高坂には心臓の持病があり、剣道や柔道の心得も多少であり、過激なことを決してせず、何一つ問題を起こしたことがなかった。
高坂の唯一の趣味は郷土史研究で、自分でこつこつ古い史料を探すのが好きな性格だった。
森川夫妻は原田を全く知らなかった。
山村と五代は高坂を取り調べていた。
高坂は五代から、森川夫妻がかなり自分を心配していることを告げられ、殺人を犯してしまった以上、仕方がないと発言した。
高坂は原田のことを知らず、五代から原田が強盗を犯すはずがないと指摘されても、事実に勝る真実がないと言い張った。
山村は、人間がナイフで殺害されかけたとき、何よりもナイフから目を離さないのではないかと追及し、ナイフの居場所を尋ねた。
高坂は原田をかわし、右腕を振り払った時、ナイフが池の中に飛んだことを思い出した。
高坂は山村から午後10時に一人で公園にいた理由を質問され、タバコが切れたため、池の向こうの自動販売機に買いに行き、その帰りに池を眺めていたと答えた。
野崎と岩城は森川夫妻に自宅に招き入れてもらい、高坂の部屋を調査した。
高坂の部屋は週に2回、家政婦が掃除に来るため、非常に清潔な部屋だった。
森川夫人によると、高坂が以前収集していた郷土史の史料は、5年前(1975年頃)の漏電による火事で焼失してしまっていた。
しかし、焼けたのは家だけで、保険も十分過ぎるほどかけていたため、最低限の被害で済んでいた。
高坂の部屋からは、郷土史の史料が発見されなかった。
森川夫人は高坂が頻繁に散歩に行くため、まだ郷土史の研究を続けているものと思っていた。
石塚と島は日新興産を訪れ、社員(鶴岡修さん、壇喧太さん)と会話した。
社員は原田が強盗を犯したことを否定し、噂をでっち上げたとして怒っていた。
社員は島から高坂の写真を見せられた後、高坂の自首のことを説明され、高坂のことを知らないと述べた。
石塚と島は原田の同僚の社員と、原田が常連の近くの店を聞き込んだが、全員が原田のナイフ強盗のことを聞いた時、信じられない様子だった。
原田は株や相場に手を出し、多額な金を儲けており、強盗をするとは考えにくかった。
高坂の部屋からは、原田との接触を示すものが何も発見されなかった。
五代が一係室に帰り、藤堂に池からナイフが未だに発見されないことを報告した。
高坂は見事に落ち着き払っており、明らかに嘘を吐いていたが、原田殺害については全く後悔していないようだった。
岩城は高坂が、真犯人を庇っているのではないかと推測し、公園の付近一帯の住人にあたることにした。
山村は岩城が捜査に張り切っている理由について、頑固で誇り高い高坂を、岩城が年の近い父親と面影を重ね合わせているのではないかと推察していた。
捜査員は原田を殺害する動機がある者、高坂が庇う相手をチェックする方針とした。
岩城は公園の付近一帯の住人を聞き込み、野崎と五代は池の中を捜索した。
岩城は松井荘の付近で、OLの杉下啓子(佳那晃子さん)という女性を聞き込み、原田の写真を見せた。
杉下は岩城の聞き込みに非協力的で、事件も高坂のことも知らないと話し、すぐに松井荘の自宅に帰った。
野崎と五代が池を捜索した結果、事件の凶器と思われる鍛冶屋(釘抜き。以下、釘抜きで統一)が発見された。
釘抜きから原田の毛髪、血液と頭皮の一部が検出された。
凶器は、かき棒ではなく釘抜きだった。
山村は原田が最近、プレーボーイ気取りで街をうろついており、あまりあくどいことをしていないことを掴んだ。
森川夫婦とその子供は全員、犯行時刻に自宅にいることが判明し、原田との関係性もなかった。
岩城は杉下が高坂の写真を見た時、様子がおかしかったことを不審に思った。
高坂は石塚と岩城に、あくまでも犯人が自分であると主張し続け、拘留期限の延長を頼んだ。
岩城は凶器の釘抜きを取り出し、高坂に説明した。
高坂は凶器が釘抜きで、棒については原田の殺害後に池に捨てたが、凶器がなくては自首できないため、細工をしたと供述を訂正した。
高坂は釈放後に自殺するかもしれないと言い放った。
岩城は杉下を尾行し、連日にわたって張り込んだ。
五代が岩城の張り込みに合流した。
杉下は出勤し、同僚と会話し、買い物をして帰宅する日々を繰り返していた。
杉下は長野県出身で、父親が長野の市立高等学校の校長をしていた。
杉下は家庭を窮屈に思い、短期大学を卒業後、すぐに現在の会社に就職し、それから7年間、一人暮らしをしていた。
杉下の勤務態度は非常に真面目で、内気な性格の影響か、男性との交際がなかった。
杉下と高坂の関係性は不明で、二人の自宅が歩いて十数分の距離にあったが、居住する区域が違った。
岩城は杉下を傷付けないように、杉下の張り込みを続行することにした。
藤堂は明確な証拠が発見されるまで、高坂を拘留することにした。
翌朝の土曜、杉下は休日ということで外出していた。
杉下は公園を訪れ、現場の船の渡し場を眺めていたが、掃除の老婆の挨拶も無視し、すぐに帰って行った。
老婆は岩城に、杉下が休日に時々、公園に行き、ベンチに座って編み物をしていたことを教えた。
岩城はポラロイドカメラで杉下を撮影し、日新興産の社員に杉下の写真を見せた。
原田には交際している女性が多数いた。
社員は杉下を見て、原田と杉下のことを思い出した。
原田と社員はバーにて、髪形を変えた杉下をナンパしたことがあった。
杉下は原田の誘いに乗ったが、原田に買い与えられた高価な靴やハンドバッグをちゃっかり貰ったまま、逃げていた。
原田は杉下の行動に激怒していた。
岩城は杉下の目的が金や品物ではなく、孤独を紛らわせるためではないかと推理していた。
岩城の捜査で、杉下が事件当日、海外転勤の同僚の送別会に出席し、友達のタクシーに便乗し、午後9時30分頃に公園付近でタクシーを降りていることが判明した。
杉下はタクシーを降りた直後、原田と偶然にも会ってしまい、公園まで逃走した。
そして、地面に落ちていた釘抜きを拾い、原田を撲殺していたが、その瞬間を高坂に目撃されていた。
高坂と杉下が同じ公園の同じベンチで顔が合ったのではないことが想定された。
高坂は取調室にて、岩城から杉下の写真を見せられ、激しく動揺しつつ、知らない女性のために何故身代わりにならなければいけないのかと頑強に否定した。
岩城は高坂が、何を言われても何が起きても冷静沈着だったのに、杉下の写真を見て初めて動揺し、杉下の身代わりと言われて激怒したことから、高坂が犯人ではないと確信し、高坂に杉下との関係性を話すように詰め寄った。
高坂は杉下との関係性を否定し、留置場に戻すように要求した。
岩城は高坂のカーディガンの第一ボタンが、一つだけ他のボタンと違うことに気付いた。
その直後、高坂が心臓の発作で倒れ、救急車で病院に搬送された。
高坂は現在、注射で発作が収まっていたが、もう一度発作が起きたら危険な状態だった。
岩城は責任を感じ、高坂の病室から離れようとしなかった。
五代はもう少しで真相が突き止められそうだったことを悔やんだ。
病室の前で待機している岩城のもとに、山村が駆けつけ、自分が調査した高坂の自宅の5年前の火事のことを告げた。
5年前の火事で家屋が全焼し、保険金も全額下りていたが、家財のほうにはごく少額しか保険金が下りていなかった。
高坂が苦労して集めた郷土史の史料は全焼していたが、保険金の対象外となっていた。
火事の時、森川夫妻が金目のものを自宅から持ち出しており、高坂はその時、敬老会の旅行に出発していた。
森川夫人は高坂が火事以来、郷土史の研究を止めてしまったこと自体を知らなかった。
高坂は立派な部屋で肉親に囲まれ、不自由ない生活を暮らしていても、孤独を感じていた。
岩城は杉下の黄色いカーディガンの黄色いボタンを思い出し、そのボタンと、高坂の茶色いカーディガンの黄色いボタンが同じものであることに気付いた。
高坂と杉下には特別な関係性は何もなく、ただ公園のベンチに何度か並んでかけた、それだけの間柄だった。
杉下は茶色いカーディガンのボタンが取れているのを発見し、自分のカーディガンのボタンを縫い付けてやっていた。
高坂にはそれが何よりも嬉しい好意だった。
岩城は松井荘の前で杉下を待ち伏せ、杉下に高坂が心臓発作で入院したことを告げた。
杉下はそれでも高坂を知らないと主張し、岩城を拒絶した。
岩城は杉下に、孤独で寂しいのは高坂も同じであり、高坂が黄色いボタンのために杉下の身代わりになろうとしたことを伝えた。
杉下は高坂の病室に見舞いに行き、高坂に感謝し、長生きしてほしいと懇願した。
高坂は杉下の願いを聞き、理解した。
■メモ■
*この話を見る前、サブタイトルの意味は「黄色い牡丹(花)」のことなのかなと思っていた。(実際は服のボタンのほう)
*ロッキーの母親が名前だけ登場。
*ロッキーは27歳。「勲章」では1978年当時に27歳ということであり、矛盾する。(「恐怖の食卓」では26歳なので矛盾しない)
*ロッキーの父親は死ぬ直前まで、ロッキーが警察官になることに反対していたらしい。
*毎回、非常に強烈な印象を残す加藤氏。独特な台詞回しが印象的。
*ロッキー、いくらなんでも杉下の自宅に強硬に入るのはどうかと思うぞ。
*ラスト、ボスのことを「未だに家族もいない偉い方」と茶化すゴリさん。
*そして、ロッキーに上着のボタンが取れていることを指摘し、「ナーコに黄色いボタンを付けてもらうように頼め」とからかうボス。(笑)
*ロッキーの次回の主演作はしばらくなく、「都会の潮騒」までお預けになる。
*原田氏演じる、高坂の娘婿の役名はWikiでは「森川」となっているが、本編では未登場。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
岩城創:木之元亮
五代潤:山下真司
野崎太郎:下川辰平
松原直子:友直子
高坂十造:加藤嘉
杉下啓子:佳那晃子、森川夫人:片山真由美
森川:原田清人、原田毅:高山彰、日新興産社員:鶴岡修、日新興産社員:壇喧太
警察官:吉田太門、岡崎夏子、本庄和子、溝口順子、数間正徳
石塚誠:竜雷太
島公之:小野寺昭
山村精一:露口茂
脚本:小川英、古内一成
監督:櫻井一孝
#太陽にほえろ#ロッキー主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12700283163.html
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太陽にほえろ! 第634話「パブロフの犬」
2018-01-10 19:21:00 テーマ:マイコン登場編
第634話「パブロフの犬」通算第328回目
■ストーリー■
強盗が2丁目の丸金ファイナンスサラリーローンに入り、オートバイで明治通り方向に逃走した。
竹本と澤村はオートバイを発見して追跡したが、強盗犯は前方を走行しているダンプカーに驚愕して転倒し、轢かれてしまった。
水木は喫茶店にて、友人の大橋から相談を受けていた。
大橋は仕事に向いていないこと、結婚して子供ができたら退社できなくなるという理由で、まだ入社して約1年しか経過していない会社を辞めようとしていた。
大橋は水木に、血液型や学校時代の成績表、趣味、特技といったデータを手渡し、何の職業が向いているかコンピューターで占うように依頼してきた。
水木は定時連絡で事件を知り、大橋のデータを預かって丸金ファイナンスサラリーローンに急行した。
強盗犯の中村浩(富士原恭平さん)は頭部を強打して重傷だったが、身元が不明だった。
中村が使用し、現場に処分した拳銃はモデルガンだった。
被害金額は38万6000円で、中村が所持していた金額と同じだったため、中村の供述があれば事件解決だった。
中村が病院にて息を引き取り、令子は病院に待機することにした。
中村の指紋は指紋センターの中に無かった。
西條は犯行の手口から素人と思っていた。
オートバイは盗難車で、竹本が現在調査していた。
山村は井川と西條と澤村と水木に、容疑者の身元を明確にすることを命じた。
竹本と水木はハンバーガーショップで食事中、試験に不合格で追記試験となり、スキー旅行に行けなくなった学生の話を聞いていた。
水木は事件について、追記試験を受験させられている感覚になっていた。
犯行に使用されたオートバイは、スーパーマーケットの客の私物で、買い物中に盗難に遭っていた。
食堂の主人(大山豊さん)は中村の写真を見て、グリーンマンションに住む西北大学の学生であると証言した。
サラリーマン金融の社員は、犯行の2,3日前に借金の申し込みに来ていた中村を目撃していた。
竹本と水木は管理人(加地健太郎さん)の手引きで、中村の部屋を捜索したが、引き出しから王輪照会の書類が発見された。
中村は今年(1985年)の春に西北大学を卒業予定だった。
中村はサラリーマン金融に借金を申し込む際、社員に学生証を見せていたが、保護者の承諾が必要と言われて、帰宅していた。
中村の部屋から採取された指紋は強盗犯の指紋と一致し、中村の母親が遺体確認のため、飛行機で向かっていた。
水木は中村が犯人であると断定したが、ホームズ三世に中村のデータを入力すると、中村の犯行の可能性が5%であると出力されていた。
井川は一流商社の王輪照会に就職が内定し、前途洋々の学生が犯行を起こした理由が引っかかっていた。
中村がサラリーマン金融から借りようとした金額は300万円だった。
藤堂は捜査員に中村の身辺捜査を命じた。
水木は西北大学の文学部の学生で、中村と同じゼミナールに所属していた坂本美紀(昭和37年9月16日生、22歳)(坂上味和さん)に、中村の犯行と事故死のことを伝えた。
坂本は中村が最近悩んでいたことから、中村の死を自殺と考えていたが、悩んでいた理由については分からなかった。
試験の前になると、多くの学生が坂本のノートを頼っていたが、坂本は中村とはそれだけの関係と述べ、卒業論文の仕上げのために東京都中京図書館に入った。
中村にはギャンブルにはまっていた形跡が無く、特別な女性がいたこともなかった。
西條達は中村の悩みの理由が分からなかった。
中村の母親は一言相談してくれれば、300万円を用意できたのにと悔やんでいた。
澤村と水木は、西北大学の学生で、中村の友達の杉野浩二(山田浩平さん)の母親(大方斐沙子さん)と対面し、杉野に会いたいと要求した。
杉野の母親は杉野が不在だと言って、澤村と水木を追い返したが、何かを隠している様子だった。
澤村と水木は杉野宅を張り込み、帰宅してきた杉野に話しかけたが、杉野は警察手帳を見た途端に逃走した。
澤村と水木は杉野を取り押さえ、七曲署に連行した。
杉野は澤村と水木に取り調べられていたが、取調べ中にも号泣するばかりだった。
杉野は中村の強盗に心当たりが無かった。
杉野は一流の東都銀行への就職の内定が決まっていたが、西條から七曲署に母親が来ていることを聞かされ、泣きついた。
水木は杉野の母親の相手をしている山村のもとに合流してきた。
山村は杉野の母親に、事情聴取のためだけに杉野に同行させているだけで、どうしてもの場合は公務執行妨害罪として扱わなければならないと説明した。
杉野の母親は何としても杉野を連れて帰ろうとしており、山村の説明を聞き、警察まで杉野を脅迫するのかと激怒した。
杉野の母親は杉野が他者に脅迫されたことを認めた。
杉野に送られた脅迫状の内容は、就職が内定している会社に知られたくなかったら、3人で1000万円用意するようにというものだった。
山村は杉野を取り調べた。
杉野は去年(1984年)の春、友人の多田路夫のマンションでパーティーを開催した際に発生した、参加者の一人の山下圭子(19歳)がベランダから転落死していた事件のことで脅迫されていた。
事件は泥酔の末に転落死と処理されたが、真相はパーティーの参加者全員がマリファナを吸引していた。
多田は春休みにハワイに旅行し、密かにマリファナを持って行っており、好奇心で吸引していた。
そのパーティーの参加者の女性メンバーは山下と山下の友達の川口真弓であり、男性メンバーは脅迫された多田と杉野と中村だった。
杉野は会社に知られて採用取り消しになるのを恐れ、預金通帳を強奪したが、母親に発覚していた。
西條と令子は多田と対面し、多田を脅迫状の件で七曲署に連行した。
多田は西條と令子の自宅への訪問を、ガールフレンドの洋子と勘違いしており、これからライブに行く予定だった。
井川と澤村は中村の部屋を調査し、カセットテープレコーダーの電池入れから脅迫状の入った封筒を発見した。
中村の動機が確定したが、脅迫者の正体が謎だった。
残りの1つの脅迫状は友人の多田にも来ていたが、多田は脅迫状を紛失していた。
多田はガールフレンドのスキー旅行を大事にしていた。
多田は食品メーカーの社長である父親のコネクションで、大手スーパーマーケットへの就職が内定しており、いずれ父親の会社を継ぐため、どうでもよく感じていた。
井川と水木は事故死した山下の周辺を調査するため、城南署に向かい、署員(井上三千男さん)から事情を聞いた。
山下は代々木にあるデザイン学校の学生だった。
近所のアパートに住む予備校生が山下の転落の瞬間を目撃していたため、城南署は山下の死を事故死と決定していた。
山下は新潟県から上京して一人暮らしで、スナックでアルバイトをしながら通学していた。
山下の遺体は千葉在住の兄の山下高夫に引き取られた。
令子はパーティーの参加者の1人の川口に接触したが、川口は脅迫事件と無関係だった。
高夫(32歳)は昨年(1983年)に妻子と別れ、東京都新宿区にて暮らしていた。
高夫は昭和27年(1952年)生まれであり、昭和53年(1978年)4月に窃盗で、その他に強盗未遂で逮捕されていた。
鑑識の結果、犯人の指紋が脅迫状の封筒から検出できず、コピーの分析結果からも、使用した機械の特定が不可能だった。
西條はパチンコ屋従業員の高夫に事情聴取しようとしたが、高夫はすぐに逃走した。
高夫は澤村に逮捕され、管内で発生したビル荒らし事件については犯行を認めたが、脅迫については否認した。
他に3人の秘密を知っている人物は捜査線上に浮かんでこなかった。
多田は気楽にスキー旅行に出発した。
川口の線から、マリファナパーティーの件が漏れた様子は無く、多田の遊び友達もパーティーのことを知らなかった。
水木は自宅のホームズ一世で、中村と杉野と多田の共通の友人を絞り出そうとしていたが、データ不足で結果が出なかった。
水木は坂本のことを思い出したが、直後に大橋のデータにコーヒーを零してしまった。
杉野は母親から何もかも忘れて遊んで来いと励まされ、スキー旅行に出発することにした。
杉野は一生銀行員として勤務していく自信が無かったため、東都銀行への就職を辞めていた。
水木は杉野に、マリファナの件を就職の障害にならないように、始末書で済ませると約束した。
杉野は就職試験を受けた理由について、幼少期から試験を受験し続けてきたため、他人が受験すると聞くと自分も試してみたくなる、一種の条件反射と答えた。
杉野は刑事に逮捕されたときも、就職しないで済むと思い、半分安心していた。
杉野は母親から許しを貰ったこともあり、大学にもう1,2年残る決意を固め、坂本のように大学院に進学するという進路も選択肢に入れていた。
坂本は大学院に進学していた。
坂本はマリファナパーティーの当日、多田のマンションに、多田に貸していたノートを返すために赴いており、ノートを受け取ったらすぐに帰宅しようとした。
しかし、多田達は高揚した気分で、いつも真面目な坂本に無理やりタバコを吸わせていたが、坂本が逃走した直後、山下が転落死していた。
水木は新宿駅で杉野と別れたが、坂本が犯人でないと思っていた。
水木は西北大学で坂本と再会し、中村がマリファナパーティーの件で脅迫されていたことを告げ、パーティーのことを知っていたかを質問した。
坂本はパーティーのことを誰にも話していないと答え、中村が最後の試験にパスできなかったという含みを残した。
容疑者として坂本が浮かんだが、水木には坂本が3人を脅迫する理由が分からなかった。
ホームズ三世の画面には坂本の犯行確率が33%であると打ち出されていた。
坂本は真面目な女子大生の見本という印象で、金に困っている様子が無く、男の噂も無かった。
坂本は大学院に進学し、将来を大学教授に決めていたが、最初は就職する気であり、去年(1984年)の秋に2,3社ほど会社訪問をしていた。
坂本達が所属するゼミナールの担当教諭は坂本が大学に残ることを知り、安心していた。
水木は喫茶店で大橋と会い、データ不足で診断結果が出せなかったことを告げた。
大橋は就職試験のシーズンになれば他人が混乱し、自分だけ内定が無ければ面目が立たないため、仕方なく会社に就職していた。
大橋は偏差値教育の影響で、人生全てがテストの結果で決まるように思わされていた。
水木は大橋の発言から、坂本が挫折を経験したことがないのかもしれないと推理し、喫茶店を出た。
水木は掲示板の求人欄に集まる学生を見て、まだ就職が決まっていない学生がいることを知った。
井川と令子の捜査により、坂本が東洋生命と三邦商事の入社試験を受験したが、面接で不合格となっていることが判明した。
水木は卒業論文を仕上げた坂本と接触した。
坂本は小学校から大学まで、学校の成績で男子に負けたことが無かったが、入社訪問と就職試験で、女子というだけで厚い壁があることを知った。
坂本は自分より劣っている学生が次々と一流会社に内定することを激しく妬み、3人に脅迫状を出していた。
坂本の「最後のテスト」の意味は脅迫に負けるか、無事にパスできるかというものだった。
坂本は犯行を否定し、中村達を完全に見下していた。
水木は坂本に対し、テストの成績でしか人間を見られない「パブロフの犬」であるため、通用しない社会に出逢い、大学院に逃走したと言い放った。
水木は坂本に、証拠が見つかった場合に逮捕すると宣告した。
水木は坂本の逮捕に自信が無く、脅迫状が2通しかなかったため、坂本の起訴は困難だった。
坂本が六法全書を抱え、任意出頭してきた。
山村は坂本を犯人と断定し、水木に事件で2人死亡していることを言い聞かせた。
■メモ■
*無線機の電源を入れるシーンがアップで撮られている。
*中村を轢いたダンプカーは「われら七曲署」以降度々登場した車種?
*友人から「刑事に向いていない」と言われるマイコン。
*ラガーは数学が苦手で、追記試験を受験させられたという。マイコンは英文法が苦手で、仮定法や関係代名詞が壊滅的だったらしい。
*マイコンのテーマ各種が流れている。
*ブルースの指ポキの威圧力。
*(号泣する杉野に対し)「もっと泣け!」(ブルース)、「黙れ!」(ドック)
*転落死した山下圭子の正確な名前は、新聞の文字が読み取れず不明。
*ラガーから食事代を奢ってもらうマイコン。
*ホームズ一世が久しぶりに登場。「コンピューター計画」のみの登場だと思っていたので驚き。
*大橋の好きなタイプは「サーファーで足の綺麗な子」。
*サブタイトルの「パブロフの犬」とは、杉野や大橋の、幼少期から試験を受け続けてきたことにより、試験という言葉に条件反射し、その結果、自分と合致しない会社でも入社試験を受けてしまうこと。
*マリファナパーティーの末に、坂本に強引に喫煙させる多田達。今だと重罪になりかねず、自業自得の面も少なからずある。
*掃除をしないブルースを、優等生のような言い方で叱るマミー。
*「また、また、また」は刑事の条件反射的口癖?
*坂本の犯行動機は「女子というだけで一流会社に入社できず、劣っている学生が次々と内定を取ることへの妬み」。はっきりして八つ当たりも良いところだが、今回が放送された1985年に、男女雇用機会均等法が制定されている。
*ラスト、坂本は六法全書を抱えて出頭し、全面対決に持ち込む。結果がどうなったのかは不明だが、刑事の経験が浅いマイコンならまだしも、いくら優秀な女子大生とはいえ、坂本が百戦錬磨の七曲署に勝利できるとは到底思えない。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
竹本淳二:渡辺徹
澤村誠:又野誠治
水木悠:石原良純
岩城令子:長谷直美
坂本美紀:坂上味和
今井耕二、杉野の母親:大方斐紗子、杉野浩二:山田浩平、滝川昌良
医師:入江正徳、中村浩:富士原恭平、食堂主人:大山豊、矢野泰子
城南署署員:井上三千男、七瀬けい子、佐々木直子、荒瀬寛樹、千葉茂
ノンクレジット グリーンマンション管理人:加地健太郎
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
脚本:金子裕
監督:鈴木一平
#太陽にほえろ#マイコン主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12343418792.html


◆今日放送映像◆第524話https://youtu.be/ptdGjiPDvLg
 1982(昭和57)年09月24日(金) 第524話「ラガーのラブレター」 ですね。今年は、BOΦWYデビュー35周年でこの貴重映像も同じ35年経ったんですね。そういえば、1224に解散宣言して今年で30年・・・もしかしたらもしかしてBOΦWY再結成!そして来年は、東京ドーム公演から30年・・・ということで、今年と来年は、BOΦWYにナニか?あるかも?ヨ(=^◇^=)
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃『太陽にほえろ!』┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
 1982(昭和57)年09月24日(金) 第524話「ラガーのラブレター」
‡2013(平成25)年01月25日(金) 11:00~12:00 日テレプラス!
‡2013(平成25)年01月25日(金) 22:00~23:00 日テレプラス!
 2016(平成28)年03月19日(土) 15:00~16:00 HDリマスター版
 2016(平成28)年03月25日(金) 06:30~07:30 ファミリー劇場
 http://wildatnightnews.blog.fc2.com/blog-entry-1855.html
  監督・・・鈴木一平
  脚本・・・小川英 大川俊道
 視聴率・・・24.4%
 ゲスト・・・BOΦWY(新宿LOFT)
 ゲスト・・・小林麻美(メイン)、松原直子:友直子、吉沢健、明日香いづみ、徳弘夏生、小笠原まりこ、田村貫、篠田薫、田村みさ子、町田幸夫、竹内靖、カー・スタント:マエダ・オートクラブ/阿部渡、青柳文太郎、平野義和、二家本辰己、金野恵子
 備考①・・・1982.9/24付『毎日新聞』竹本(渡辺徹)のもとに彼が高校時代に書いたラブレターが送り届けられた。送り主は竹本がラブレターを書いた相手の涼子(小林麻美)。不審を抱いた竹本は涼子に会ってみることにした。涼子は彼女自身も昔書いたラブレターを何者かから送り届けられたというヨ(=^◇^=)
 備考②・・・2010(平成22)年に発売されたDVD-BOX「太陽にほえろ!DVD-BOX1982」では本エピソードが収録されず、欠番扱いになっているというヨ(=T_T=)
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃『太陽にほえろ!』欠番作品┃第524話「ラガーのラブレター」
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛備考・・・◎欠番の理由として、第524話、第571話に関しては権利上の問題(第524話には、デビュー間もない頃のBOΦWYのライブ演奏シーンが含まれていること。◎第524話は商品化に際しての欠番であり、テレビで放映されることはある[84]
 wiki BOΦWY■メディアへの露出 ⇒ テレビ番組への出演は少なかったが、デビューして間もない頃にドラマ「太陽にほえろ!」(日本テレビ)に出演している(第524話「ラガーのラブレター」。ただし、この回は権利関係のためか、現在では欠番扱いとなっており、再放送されることはほとんどない。過去にソフト化されたこともなく、現状見る事は極めて困難な状態となっており、2013年2月に日テレプラスで放送されたのが現時点で最後の再放送となっている
 http://www.asahi-net.or.jp/~bf6k-ngsk
 http://wildatnightnews.blog.fc2.com/blog-entry-1855.html
 http://ameblo.jp/hidden2378/entry-11441258131.html 
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%AB%E3%81%BB%E3%81%88%E3%82%8D!%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%B8%80%E8%A6%A7_(1981%E5%B9%B41%E6%9C%88_-_1982%E5%B9%B412%E6%9C%88)
 http://edelweiss.inside-ricefield.com/etcetera/taiyo-keiji.html
『太陽にほえろ!』の欠番回である第524話「ラガーのラブレター」は、デビュー間もないBOOWYのライブ映像が使われている為に、再放送でしか見れない回となっている。しかし、ファミリー劇場で開局から続いた『太陽』の再放送が終了してしまった為に、今後視聴するのが困難な作品となってしまった。
 https://twitter.com/hakaima_taka/status/1272079033979658241
 とは言っても、BOOWYが登場するのは聞き込みシーン内のほんの数秒。たったこれだけの出演で欠番になってしまうのだから、非常に残酷。これぐらいであれば、カットや加工を加えてDVDに収録しても良かったのでは?
 https://twitter.com/hakaima_taka/status/1272118637705474054
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 1982(昭和57)年09月24日 太陽に吠えろ これも有名ですよね。「太陽に吠えろ」に少しだけ出演するシーン。それも6人編成時代。ライブハウスの曲も聞きたかったですね。そしてこれはあまり有名じゃないかもですが、そのまま「太陽に吠えろ」の同じ回を見ていると、別シーンでなにやら聞いた事がある曲が聞こえてきた。なんと「FUNNY-BOY」が挿入歌として使われていたんです。それも「WANT BE FREE Ver」の方が!喫茶店でお茶しているシーンで流れます。短いシーンなのでサビはカットですが。。。(汗)
 http://boowyblog.blog35.fc2.com/blog-entry-354.html
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 太陽にほえろ! 第524話「ラガーのラブレター」
 2019(平成31)年03月16日 01:48:35 テーマ:ボギー登場編
 第524話「ラガーのラブレター」通算第464回目
■ストーリー■
宝石強盗犯(二家本辰巳さん)は強盗に失敗し、コンテナ置き場に逃走し、拳銃を発砲していた。
西條と春日部と竹本はコンテナ置き場に到着し、拳銃を構えた。
西條は強盗犯の拳銃が改造拳銃であると判断し、自分と春日部が強盗犯の背後に回り込んで挟み込むことを提案した。
西條は強盗犯の拳銃の威力を軽視し、竹本に注意を引いて走り回るように指示した。
強盗犯は西條に拳銃を叩き落とされてコンテナから突き落とされ、春日部に逮捕された。
強盗犯の拳銃はコルト45口径で、絶大な威力があった。
強盗犯は東南アジアで拳銃を購入していた。
竹本宛に、世田谷区成城6-2に住む寺西涼子という女性から手紙が来ていた。
手紙は8年前(1974年頃)、竹本が高校1年生のときに書いた、寺西へのファンレターだった。
竹本はシェラトン都ホテル東京にて、寺西(小林麻美さん)と対面した。
寺西はモアの香水を付けていた。
竹本は手紙の存在を忘れかけており、突然手紙が来たことに驚愕していたが、寺西は手紙のことを忘れていなかったと話した。
寺西は手紙が送り返した理由について、自分の気持ちを伝えられるからと答えた。
3日前、ある人物から寺西のもとに、寺西が7年前(1975年頃)に、ミュージシャンの南条雄二に宛てて執筆したラブレターが届いていた。
寺西はその頃、南条と、芸能界を辞めて結婚するまで交際していた。
寺西は3年前(1979年頃)に結婚してから、1度も南条と会っておらず、手紙を薄気味悪く思っていた。
寺西の夫は中光商事の社員で、来月までニューヨークに出張していた。
寺西は夫が南条のことを知らないため、強請られる危険性を察知し、今の幸福を失いたくないために竹本に手紙を送っていた。
竹本は非番の日であるにもかかわらず、南条のバンド仲間に聞き込みをしていた。
南条はバンドのリーダーをしていたが、既に音楽を辞めていた。
南条のバンド仲間には、最近南条と会った者がいなかった。
スナックのマスター(篠田薫さん)は、竹本に南条のことを説明した。
南条は才覚のある人物で、バンドである程度金を儲けた後、バンドを解散し、赤坂の高級クラブの権利を購入していた。
竹本は高級クラブを訪れ、専務の須山道治(吉沢健さん)と会い、南条の行方について質問した。
須山は南条が2週間前から消息を絶っているが、放浪癖があるため、捜索願を出していないことを話したが、挙動不審な態度をとった。
竹本はバーで寺西と会い、南条を探し当てられなかったことを伝え、ラブレターについてはいたずらで深い意味がないのではないかと励ました。
竹本はタクシーで寺西を寺西宅まで送迎したが、タクシーを降りた直後、何者かが運転する自動車に襲撃され、轢かれそうになった。
自動車の運転手は須山であり、向かい側の道路から別の自動車が来たため、逃走した。
須山は昨夜から消息を絶ち、自動車も無くなっており、事務所には社員が1人いるだけでさっぱり要領を得なかった。
竹本は須山が自分を襲撃した理由が分からず、藤堂と山村と西條と春日部に、須山との関係や非番の日の行動を詰問されても、プライベートと誤魔化した。
石塚と西條は須山宅を捜索したが、手掛かりは何もなかった。
春日部は竹本と一緒に南条宅を捜索し、寺西の写真を発見した。
寺西は芸名を、三崎涼子と言った。
竹本はマンション管理人(田村貫さん)に南条のアルバムに入っていた写真の1つを見せ、南条の顔を確認した。
南条のアルバムには、寺西と思われる女性の後ろ姿が写っている写真があった。
西條の捜査で、南条の恋人が堀江裕子(明日香いづみさん)であることが判明した。
西條と竹本は堀江から事情聴取をした。
堀江は南条の高級クラブで働いていたが、半月前に給料が安いことを理由に辞めたこと、辞める少し前に南条と最後に会ったことを述べた。
堀江は南条の恋人であることを否定し、寺西についても知らない素振りを見せた。
南条と須山の評判は非常に悪く、南条の経営する高級クラブには強請で経営が成立しているという噂があった。
強請の手口は、酒の席で漏洩する企業秘密をネタに会社を脅迫し、大金を払わせるのではなく、店で金を使わせるだけというものだった。
ホステスの証言で、盗聴テープを仕掛けていることが確定し、計画的な恐喝と断定された。
竹本は、南条が寺西にラブレターを送った目的が恐喝ではないかと推理した。
山村は南条と須山の行方を捜索することにした。
ホステスは偶然、1時間前に富士見町のスナック「エルザ」に入っていく須山を目撃したと証言した。
「エルザ」のマスター(徳弘夏生さん)は、須山が来店し、コーヒーを飲んで10分前に帰ったことを証言した。
須山は待ち合わせをしている様子で、来店して5分が経過した頃、白いドレスを着た細身の美女が須山の席に座っていた。
西條と竹本は須山と美人が一緒に座った席の灰皿を調査した。
マスターは須山がヘビースモーカーで、美女がダンヒルのハッカタバコを吸っていたことを記憶していた。
寺西もダンヒルのハッカタバコを吸っていた。
西條は灰皿にタバコの灰があるのに、吸殻が1つもないこと、座席からモアの香水の匂いがすることを不審に思った。
寺西家の通いの家政婦(小笠原まり子さん)は、午後8時には帰宅してしまうため、寺西が外泊することについて知らなかった。
西條と竹本は寺西宅を張り込んでいた。
翌朝、竹本はタクシーで帰宅する寺西に接触し、どこにいたかを聞き出そうとしたが、立ち去られた。
寺西は白い帽子と白いドレスを着用していた。
資材置き場で須山の遺体が発見された。
須山は刃物で胸を一突きにされて死亡しており、死亡推定時刻は3時間前だった。
警備員(町田幸夫さん)は3時間前、逃走する、長身で白い服を着た女性を目撃していた。
京浜タクシーの運転手は、現場付近で白い服の女性を乗せたと証言していたが、顔を覚えていなかった。
寺西が乗っていたタクシーは小田急タクシーだった。
成分検査の結果、「エルザ」の灰皿の灰には、ハッカタバコの灰が混入していることが判明した。
竹本は灰皿に吸殻が無いこと、タクシーのことから、寺西の無実を信じようとしたが、藤堂に最有力の容疑者が寺西であると諭された。
山村と竹本は寺西に、真実を話すように尋問した。
寺西は山村から、アリバイが無い場合、署に出頭せざるを得なくなると警告された。
寺西は約1週間前、南条から手紙が送られたが、忘れるために封筒ごと焼却したこと、消印の日付を覚えていないことを述べた。
寺西は昨夜、犯行時刻から1時間後、新宿歌舞伎町の入口でタクシーを拾ったことが判明したが、それ以前の行動は不明だった。
寺西は自分から友人を呼び出し、かなり遊び歩いていることが明確となっていた。
寺西の友達によると、寺西は決して幸福ではなく、出張中の夫に恋人がいると推測されていた。
西條は家政婦から、寺西の誕生日には毎年、南条の名義で赤い薔薇の花が届けられていたが、今年には届かなかったことを聞き出した。
寺西の誕生日は10日前の
 1982(昭和57)年09月13日(月)だった。
山村は南条が既に死亡していること、寺西が嘘を吐いており、そのために竹本の手紙で誘い出したのではないかと推察した。
原は寺西が南条に強請られて南条を殺害し、須山に知られて強請られ、須山も殺害したと推理していた。
竹本は寺西を信じており、真相を確認しようとしたが、藤堂に、寺西に推理を漏洩することが捜査に重大な支障をきたすと忠告された。
巡回中の巡査により、現場から3分ほど離れた資材置き場の筒の中に埋められていた凶器が発見された。
凶器に付着していた血液型は須山のものと一致した。
凶器に付着していた指紋は土の中に埋められた際、擦れてしまって検出できなかったが、鑑定材料にならないほどのものが残留していた。
犯人は指紋が消えていることを知らず、凶器の発見を恐れていた。
藤堂はそのことを利用し、凶器の発見を公表しないことを提案し、捜査員に、事件関係者全員に、明日から現場周辺、特に空地や資材置き場の捜査を徹底的にするとそれとなく伝えるように命令した。
今夜のうちに凶器の隠し場所を変えようとする者が犯人だった。
西條と竹本は寺西宅を張り込み、外出した寺西を尾行した。
寺西は西條と竹本の尾行に気付き、出口が3つある映画館「ローヤル劇場」に入った。
竹本は西條に捜索を進言し、「ローヤル劇場」内を捜査した。
白いドレスの女性は資材置き場に赴き、凶器を掘り出して回収したが、現場に待ち伏せしていた山村と石塚と春日部に取り押さえられた。
白いドレスの女性は寺西ではなく、寺西そっくりの堀江だった。
堀江は寺西を犯人に仕立てるために寺西の扮装をしていたが、ドレスも帽子もサングラスも南条が購入したものだった。
堀江は南条により、寺西のイミテーションに仕立て上げられて弄ばれたため、南条を殺害していた。
堀江はファッションモデルの頃、交通事故を起こして逃走したことを南条に知られ、脅迫されて服従せざるを得なくなっていた。
堀江はクラブを独占しようとしていた須山に相談を持ち掛け、南条殺害に利用していた。
堀江は海底に南条の遺体を沈めていた。
竹本は映画を見ていた寺西を張り込んでいた。
竹本は西條から、真犯人が堀江であることを告げられ、安堵していた。
南条は2週間前に殺害されていた。
寺西は毎年の誕生日に、南条から贈られてくるバラの花を楽しみにしていたが、今年には来なかったこと、自分に愛を捧げる男が1人でも減るのが不愉快であることから、竹本に調査させていた。
寺西は南条の住所も仕事も知っていたが、知らないふりをして、芸能界を引退し、エリートサラリーマンとの結婚をしていた。
寺西はたくさんの男に取り囲まれ、愛を捧げられていないと満足できないことから、南条との仲を結婚後も続いていた。
寺西は自分の写真を撮らせなかったが、南条に伊豆のホテルでこっそり1枚だけ撮影されていた。
堀江は伊豆のホテルを知らず、写真には寺西の指輪が写っていた。
竹本は寺西の写真を破り捨て、寺西に握手を求められるも、決して寺西を見ようとしなかった。
■メモ■
*ゴリさん存命最後の作品。権利関係でDVDに収録されていないことから、スペシャル「誘拐」と並び、欠番を除いて「太陽」では最も視聴が困難な作品。
*強盗犯の拳銃を、低い威力で命中精度の低い改造拳銃であると思い込んだドック。しかし、実際は絶大な威力の拳銃であり、ラガーがまともに被弾していれば生命が危なかった。
*ウイスキーボトルの入った木箱が強盗犯の発砲で割れ、ウイスキーが漏れ出した。その木箱の蔭に隠れていたため、ウイスキーを浴びてしまうラガー。ナーコに「酒臭い」と言われてしまう。ドックには「名誉の負傷」とフォローされる。
*ラガーの攪乱戦術を、大胆不敵、英雄的行為と誉めるも、ボスに玩具の改造拳銃と見間違えたことを指摘されるドック。
*手紙はラブレターというよりもファンレターに近い。サブタイトルは「ラガーのラブレター」より「ラガーのファンレター」の方が正しいかもしれない。
*ファンレターの字が汚いラガー。
*「何だ、今の変な文章は!」、「吐け!」と、妙にラガーのファンレターに興味津々なゴリさん。
*ラガーが初めてスーツを着用。「ホスピタル」以降はほぼ毎回スーツを着用している。
*ラガーがライブハウスで聞き込みをしているシーンに、デビューして間もない頃のBOΦWYが映っている。DVDに未収録の理由はそれではないかと言われている。
*本場直送のミュージカルに、喫茶店店員の女性を誘うドックとボギー。しかし、約束が決まった頃に限って事件ですっぽかされることを理由に、2人とも断れてしまう。
*寺西が女優だった頃に出演していた映画「初恋」を見ていたことを語るドック、「初恋」を10回見たことを語るラガー。映画の内容は少年が父親の愛人を好きになってしまうというものだった。
*事件の真相は、南条により寺西の格好をさせられていた堀江の犯行というもの。南条の遺体は海底に沈められ、発見不可能という結果になった。
*ファンレターの「あなたの優しい微笑み、甘い香り」という文をからかわれるラガー。
*ラスト、きょうこという女性がボスに宛てたラブレターが一係室に届いて終了。この送り主については全く触れられずに終了。
*OPのハイライトシーンには、本編で使われていないシーンが多数使われている。
*今回はCSのファミリー劇場、日テレプラスでは普通に再放送されている。ジプシーが在籍している時期であるため、地上波では1986年の再放送以降は再放送されておらず、現在も困難と思われる。
キャスト、スタッフ(敬称略)
藤堂俊介:石原裕次郎
春日部一:世良公則
竹本淳二:渡辺徹
原昌之:三田村邦彦
松原直子:友直子
寺西涼子:小林麻美
須山道治:吉沢健(現:吉澤健)、堀江裕子:明日香いづみ(現:明日香七穂)、「エルザ」マスター:徳弘夏生、寺西家の家政婦:小笠原まり子
マンション管理人:田村貫、スナックのマスター:篠田薫、田村みさ子、警備員:町田幸夫、竹内靖
阿部渡、青柳文太郎、平野義和、宝石強盗犯:二家本辰巳、金野恵子、BOΦWY 新宿ロフト
西條昭:神田正輝
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:小川英、大川俊道
監督:鈴木一平
 https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12447250625.html

 備考・・・■BOΦWY■が今夜、第524話「ラガーのラブレター」に出演。この回は権利関係のためか、現在では欠番扱いとなっており再放送されることは希。過去にDVD・VHS化されたこともなく、現状見る事は極めて困難な状態となっている。2013(平成25)年1月と2月に日テレプラスで再放送されたのみだヨ(=^◇^=)
 送CH:日テレプラス    ※2月以降にも「リピート放送」があったそうですヨ(=^◇^=)
 2013(平成25)年1月25日(金) 11時00分~12時00分
 2013(平成25)年1月25日(金) 22時00分~23時00分
 http://ameblo.jp/hidden2378/entry-11441258131.html 

 2016(平成28)年03月19日(土) 15:00~16:00 HDリマスター版
 2016(平成28)年03月25日(金) 06:30~07:30 ファミリー劇場
 http://wildatnightnews.blog.fc2.com/blog-entry-1855.html