┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『略奪愛・アブない女』 ┃ ＴＢＳ系列
┗━━━━━━━━━━━━━┛21:00～21:54
┌─―――――─――――――――――――――――――┐
｜1998(平成十)年 1月23日(金) 第03話「あたし生むわよ｣｜
└─――――――――─―――――――――――――――┘
視聴率･･･15.4%
平均視聴率･･･13.6%
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-32541
ＯＰhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10130
ＥＤhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=9879
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%A5%E5%A5%AA%E6%84%9B%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%96%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A5%B3
┏━━━━━━━━━┓ 金曜ドラマ
┃ 『聖者の行進』 ┃ ＴＢＳ系列
┗━━━━━━━━━┛22:00～22:54
┌─―――――─――――――――――――――――┐
｜1998(平成十)年 1月23日(金) 第03話「星に願いを｣｜
└─――――――――─―――――――――――――┘
脚本･･･野島伸司 ※全話脚本皆勤担当『ＴＢＳ野島シリーズ』第４作
演出･･･松原浩
視聴率･･･22.1% 最高視聴率
平均視聴率･･･20.9% 関東地区･ビデオリサーチ社調べ
主題歌･･･中島みゆき♪糸♪ ※第1～4話、第10～最終話
備考･･･野島伸司が脚本を手がけた1993年の『高校教師』、1994年の『人間・失格～たとえばぼくが死んだら』と、このドラマを合わせて、一般的に『ＴＢＳ野島三部作』という。1998年の『聖者の行進』などを含む場合は『ＴＢＳ野島伸司シリーズ』というヨ(=^◇^=)
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-32543
主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10225
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E8%80%85%E3%81%AE%E8%A1%8C%E9%80%B2_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓東芝日曜劇場
┃ 『Ｂeautiful Ｌife ～ふたりでいた日々～ ビューティフルライフ』 ┃ ＴＢＳ系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛21:00～21:54
┌─――――――――─――――――――――――┐
｜2000(平成12)年 1月23日(日) 第二話「二人の夢｣｜
└─―――――――――─―――――――――――┘
演出･･･生野慈朗
視聴率･･･28.4% 最低視聴率
関東地区平均視聴率･･･32.3% ビデオリサーチ社調べ
関西地区平均視聴率･･･23.7% ビデオリサーチ社調べ
平均視聴率･･･ＴＢＳ『(東芝)日曜劇場』平均視聴率 第①位 ※2014(平成26)年1月期まで
主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=12273
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9B%9C%E5%8A%87%E5%A0%B4
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 水曜劇場
┃ 『ロング･ラブレター～漂流教室 LONG LOVE LETTER』 ┃フジテレビ系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00～21:54
┌─――――――――─――――――――――――――――――――――┐
‡｜2002(平成14)年 1月23日(水) 第03話「死にゆく恋人に届け！この想い｣｜21:00-21:54 (初)放送
｜2002(平成14)年 8月 8日(木) 第03話「死にゆく恋人に届け！この想い｣｜16:00-16:59 (再)放送<東京初>
└─―――――――――─―――――――――――――――――――――┘
原作･･･楳図かずお
演出･･･武内英樹
視聴率･･･17.1% (初)放送
平均視聴率･･･16.4% 視聴率は関東地区･ビデオリサーチ社調べ
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-35623
主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6785
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%9C%E6%BC%82%E6%B5%81%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%80%9C
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『奥さまは魔女 Ｂewitched in Tokyo』 ┃ ＴＢＳ系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛22:00～22:54
┌─――――――――─―――――――――――――――――┐
｜2004(平成16)年 1月23日(金) 第02話「決戦！姑 VS 魔女母｣｜
└─―――――――――─――――――――――――――――┘
演出･･･吉田秋生
視聴率･･･12.5%
平均視聴率･･･11.2% 関東地区･ビデオリサーチ社調べ
主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=18608
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%AF%E9%AD%94%E5%A5%B3_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=770 1988
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『相棒ＳeasonⅣ』ＡＰ日記 inside watch ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─――――――――――――――――――――――――――――┐
｜2006(平成18)年 1月23日(月) Report 056「明日 TVnavi 発売！｣｜
└─――――――――――――――――――――――――――――┘
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_04/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season4
┏━━━━━━━━━━┓
①┃ 『相棒』season６ ┃テレビ朝日系列
┗━━━━━━━━━━┛ 21:00～21:54
┌─――――――――――――――――――――――――――┐
｜2008(平成20)年 1月23日(水) No.108 第12話「狙われた女｣ ｜
└─――――――――――――――――――――――――――┘
杉下右京(水谷豊)の階級･･･警視庁特命係 係長･警部
杉下右京(水谷豊)の相棒･･･警視庁特命係 巡査部長 亀山 薫(寺脇康文) ※初代相棒
ゲスト･･･鈴木杏樹 MEGUMI
脚本･･･古沢良太
監督･･･和泉聖治
視聴率･･･15.9%
平均視聴率･･･16.1%『AIBOU: THE MOVIE 3』パンフレットP.40より
平均視聴率･･･15.9% 視聴率は関東地区･ビデオリサーチ社調べ
season６･･･陣川公平警部補(原田龍二)や月本幸子(鈴木杏樹)を始め、弁護士･武藤かおり(松下由樹)やバーテンダー･三好倫太郎(蟹江敬三)、片山雛子(木村佳乃)など、過去にゲスト出演したキャラクターが多く再登場。初回ＳＰと最終回ＳＰのゲストキャラクターが連動するという作りも｡『AIBOU: THE MOVIE 3 DOCUMENT FILE』(ﾊﾟﾝﾌ)P.40
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『相棒Eleven』season１１ ┃テレビ朝日系列
┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00～21:54
┌─――――――――――――――――――――――――――┐
｜2013(平成25)年 1月23日(水) No.203 第13話「幸福な王子｣ ｜
└─――――――――――――――――――――――――――┘
杉下右京(水谷豊)の階級･･･警視庁特命係 係長･警部
杉下右京(水谷豊)の相棒･･･警視庁特命係 巡査部長 甲斐 享(成宮寛貴) ※三代目相棒
ゲスト･･･原田龍二 足立梨花 山下規介
脚本･･･徳永富彦
監督･･･近藤一彦
視聴率･･･15.0%
平均視聴率･･･17.3%『AIBOU: THE MOVIE 3』パンフレットP.41より
平均視聴率･･･17.3% 視聴率は関東地区･ビデオリサーチ社調べ
備考･･･『season１１』はseason表記ではなく､『相棒Eleven』といった数字を英語表記となったヨ(=^◇^=)
season１１･･･３代目相棒に甲斐 享(成宮寛貴)を迎えたシーズン。交番勤務時の享(カイト)の過去にまつわるエピソード(第５＆６話)、さらには、２話連続で享が記憶喪失になるなど(第９＆１０話)、享に焦点を当てたエピソードで、享が特命係に馴染んでいく様子が描かれた｡『AIBOU: THE MOVIE 3 DOCUMENT FILE』(ﾊﾟﾝﾌ)P.41
①http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_06/contents/story/0012/
①http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season6
②http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_11/story/13.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season11
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6876 HEY!HEY!相棒(=^◇^=)
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=105566 2010
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ガールズトーク～十人のシスターたち～』 ┃テレビ朝日系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 01:51～02:21
┌─―――――─――――――――――――――――――――――――――――――――┐
｜2013(平成25)年 1月23日(水) 第16回 第33話「２４歳で尿漏れするのはどうなのか？｣ ｜
｜2013(平成25)年 1月23日(水) 第16回 第34話「三十路このまま独身でいるのが怖い？｣ ｜
└─――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――┘
今夜の話･･･遂に新センターが決まる！赤の千種か、青の飛鳥か、白の北斗か、黄色の横田か、紫の中野か？シスターセンター争奪総選挙...結果発表！秘密教会"ホーリーグラス"のシスターたちの熾烈なセンター争いの結末は？昨年末に行われた結果発表イベントの模様を報告します
冒頭･･･この物語に出てくる女性の悩みは実際に女性投稿サイト『GIRL'S TALK』に投稿されたものを中心に話を再構成し作られていますヨ(=^◇^=) ※この冒頭は今夜が初
備考･･･スマートフォン向け女性限定の完全匿名性掲示板サービス『GIRL'S TALK』に投稿された実話をもとに、人気放送作家の鈴木おさむ氏が構成・演出を手掛けるまったく新しいタイプのドキュメンタリードラマ。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-53672
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=7043 1987
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%80%9C%E5%8D%81%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%9C
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓読売テレビ制作
┃ 『慰謝料弁護士～あなたの涙、お金に変えましょう～』 ┃日本テレビ系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 23:59～00:54
┌─―――――─――――――――――――――――――――――――――――――┐
｜2014(平成26)年 1月23日(木) 第03話「主婦の悲痛な叫び…積年の恨みで熟年離婚｣｜
└─――――――――─―――――――――――――――――――――――――――┘
脚本･･･高橋美幸 木曜ドラマ
演出･･･茂山佳則
平均視聴率･･･4.0% 関東地区･ビデオリサーチ社調べ
今夜の話･･･大学教授・西園寺正の妻・文子は、結婚以来、夫の非情な言動や横暴な態度に嫌悪感を抱いていた。一人娘が嫁いだ後、正の健康診断の結果を見た文子は、正が89歳まで長生きすると知り、将来の結婚生活に不安を感じる。文子は耐えきれなくなり袴田のところに相談に来た。それから一年間、文子は袴田の指示で、周到に離婚の準備と自立した生活への準備を整える。そして、慰謝料請求のために正の浮気の実態を暴こうとしている時、文子は激しくなる正の乱暴な態度に耐えきれず、家を飛び出し袴田のところに駆け込む。そこで、袴田は香苗とともに正と交渉に向かう。すると正は袴田を追い帰し、袴田のところに乗り込み、力づくで文子を連れ戻そうとするが失敗。後日、自分の顧問弁護士を袴田のところへ向かわせる。しかし、一年間かけて用意してきた証拠をもとに、袴田は正の弁護士と対決し、相手の非を認めさせる。そして、決定的な証拠を正に突き付け、離婚を迫る。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-56287
主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=158621
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E8%AC%9D%E6%96%99%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%80%9C%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E6%B6%99%E3%80%81%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%9C
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ブラック･ジャック』 ┃手塚治虫の漫画アニメ作品
┗━━━━━━━━━━━━━┛ 日本テレビ19:00～19:30
┌─――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
‡｜2006(平成18)年 1月23日(月) Karte55「命のプラットホーム（ある女の場合)｣｜
└─――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
シナリオ･･･小林弘利
絵コンテ･･･西田正義
演出･･･西田正義
主なゲスト(声優)･･･花村和恵(荘真由美）登駒士郎(井上和彦）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)
┏━━━━━━━━━━┓ドラマシティー'９２
┃ 『超不思議物語』 ┃ ＴＢＳ系列
┗━━━━━━━━━━┛21:03～22:52
1992(平成四)年06月18日(木) 第１話「懐かしい人々｣ 萬田久子 エド 山口
1992(平成四)年06月18日(木) 第２話「私が愛した魔女｣ 薬丸裕英 鈴木 聖子
1992(平成四)年06月18日(木) 第３話「すると俺は｣ 山下真司 眞行寺君枝
‡2016(平成28)年01月23日(土) ＴＢＳチャンネル２放送
南フランスを舞台に、3人の男女がそれぞれに遭遇する不思議な出来事をオムニバス形式で描く。第1話は、萬田久子がキャリアウーマン役、第2話は、薬丸裕英が観光案内人役、第3話は、山下真司が売れない写真家に扮し、それぞれ主演を演じる。
第1話「懐かしい人々」真理（萬田久子）は有能なキャリアウーマン。両親は15年前に他界した。父・賢造（泉谷しげる）が家庭を省みなかったためか、真理は結婚に夢をもてない。修平（エド山口）の求婚も断わり、お腹の子供をおろすつもりでいた。出張で、真理は生まれ故郷の南仏へ。そこで5歳の自分自身と、母の美和子（秋篠美帆）に出会う。真理が手に取った新聞の日付は1962年だった…。
第2話「私が愛した魔女」フリーの観光案内人・五郎（薬丸裕英）は、仕事を求めて南仏を訪れた。仕事は遅刻や物品の破損など不運続き。落ち込む五郎だが、ウェートレスのジャンヌ（コービー・ディドウル）と恋に落ちた。すると、仕事が殺到、カジノで大もうけと幸運が次々に起こり始める。
第3話「すると俺は」売れない写真家の矢島（山下真司）は、社長令嬢の美穂（井上彩名）にみそめられる。矢島は、年上の明子（真行寺 君枝）と結婚の約束をしていた。だが美穂の財力と明るさに惹かれ、明子を捨てた。美穂の援助のもと、矢島は南仏へ撮影旅行。旅先に明子と美穂が別々に訪ねてきた。同時刻に会う約束をした矢島は、悩んだ末…。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-28637
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d2520/
太陽にほえろ! 第184話「アリバイ」
2017-02-24 18:21:55 テーマ：テキサス&ボン編
第184話「アリバイ」
■ストーリー■
野崎は田沢商事に直行し、社長の田沢啓介（安井昌二さん）と会った。
田沢宅に、秘密を公表されたくなければ、500万円を要求するようにという内容の脅迫状が届いていた。
田沢宛に年配の男の声で、日曜日の正午に、田沢商事の社員に金を持たせて、ビルの5階にある喫茶店「ジュリアン」に来るようにという電話が入っていた。
田沢商事は光学製品を主力輸出商品にしていたが、ここ数年に輸出が伸び悩み、累積赤字が1億円にのぼり、財政立て直しに苦労していた。
田沢は脅迫者に心当たりが無く、田沢商事の内情が公表されると、業界の信用や金融筋に影響を及ぼすため、穏便な処理を心がけようとしていた。
田沢が野崎を名指しで指定したのは、常連として行っている1丁目の「葉がくれ鮨」で野崎の評判を聞いているためだった。
田口は鑑識に脅迫状を提出した。
藤堂は野崎と島に「ジュリアン」の張り込みを、石塚と三上に車での待機を命じた。
野崎と島は1万円に偽装した新聞紙を鞄に敷き詰め、田沢商事社員の北村に持たせて「ジュリアン」に向かった。
田沢は田沢商事から双眼鏡を用い、「ジュリアン」を見張っていた。
北村は窓際の席で待機していたが、午後0時頃、「ジュリアン」に小林冴子（鮎川いづみさん）という女が入店し、北村の背中合わせの席に座った。
「ジュリアン」に、田沢から野崎に電話がかかった。
田沢は小林が不審でないと発言し、小林が帰ったため思い過ごしだったことを伝えた。
正午から30分が経過し、藤堂は野崎に、連絡に取って引き上げるよう命じた。
一係室に田沢夫人の田沢静恵がパークホテルで殺害されたという通報が入った。
静恵は隙を狙われたのか、抵抗なく背後から絞殺されていた。
パークホテルに野崎と田沢が入った。
静恵のハンドバッグから現金が盗まれていたため、強盗か脅迫者が犯人である可能性があった。
田沢は脅迫状の件から、大事を取って静恵をパークホテルに宿泊させていた。
田沢は要求通りに金を払えばよかったと後悔した。
ホテルのボーイによると、静恵は正午の頃に電話で昼食のオーダーを取っており、15分後にボーイが食事を運んで行った頃には殺害されていた。
犯行時刻は午後12時から午後12時15分の頃であると推測された。
「ジュリアン」からパークホテルまでの距離は車で25,6分の距離だった。
野崎が「ジュリアン」に張り込んだのは午前11時30分であるため、その時点で脅迫犯が張り込みに気づき、パークホテルに直行すると、犯行が可能だった。
野崎は同一犯人の容疑が濃厚だと思っていたが、藤堂と山村は会社ゴロが報復のために殺人まで行うかと疑問に思い、動機が怨恨であると思った。
石塚は保険会社から、殺害された静恵が1ヶ月前に総額1億5000万円の生命保険に加入していること、受取人が田沢であるという情報を得た。
田沢商事の赤字が1億円だったため、犯行の動機は充分だった。
野崎は田沢が午後12時に田沢商事のオフィスにいて、オフィスの窓から「ジュリアン」の様子を電話で話したというアリバイを主張した。
野崎は藤堂に小林のことを報告した。
山村は田沢が金の受け渡しを指示したのが年配の男だと言ったのに、なぜ女性の小林に気を取られたのかを疑問に思った。
野崎は葉がくれ鮨で食事をしながら、板前に事情聴取を行っていた。
板前は田沢が自分に野崎のことを聞き、田沢が野崎を良い人だと言っていたことを思い出した。
野崎は田沢が自分をお人好しの甘い刑事だと思い、絶対的なアリバイの証人に指名したと確信した。
野崎は犯人を田沢と断定したが、殺害方法と電話のやり方が不明だった。
田沢は野崎から、静恵の保険金のことを質問され、野崎に生命保険加入の契約書を野崎に見せた。
田沢は保険について、結婚15周年を契機に夫婦2人で加入し、2人の安全保障のようなものと説明した。
山村は田沢と小林が共犯ではないかと怪しんだ。
山村と野崎は現場検証と時間の計測を開始し、田沢商事からパークホテルに急行した。
パークホテルに到着したのが午後11時58分であった。山村と野崎は
*田沢はウェイターに静恵の遺体を発見させるために、ルームサービスを注文させていた。
*正午、田沢は「ジュリアン」で張り込み中の野崎に、ホテルのバスルームから電話をかけた。
*電話をかけている最中に小林が立ち上がり、電話を切ると田沢は背後から静恵を絞殺して現金を抜いて偽装工作を行った。以上の終了が午後0時6分だった。
*田沢はタクシーを拾って「ジュリアン」に戻る。
この4つを実施してアリバイ工作を行ったと推理した。
捜査員は田沢家の近所の主婦（川口節子さん）や取引先の知人から聞きこんだが、田沢には仲の良い夫婦や妻を愛している立派な夫という情報しか得られず、女性関係も全くなかった。
田口は田沢が犯人ではなく、野崎が田沢に利用されて意地になっていると思うようになっていた。
藤堂は田口に、野崎の勘に狂いが無いと諭した。
山村と野崎は「ジュリアン」に向かい、小林が座っていた席に座った。
小林の席から、電光時計を見ることができたため、田沢と小林は電光時計に合わせて芝居に打ったものと思われた。
野崎は三上に、1秒でも早く時計の見える席を探すように指示した。
三上が電光時計の見える席を探し当てるまで時間がかかったため、小林が界隈のOLであると推測された。
野崎は街中を歩き回り、小林を探すことに執念を燃やした。
野崎は歩道橋にて偶然小林を発見し、尾行した。
小林は京浜観光経理課の事務員として勤務していた。
野崎は一係室に、小林を発見したことを連絡した。
野崎は田沢に会い、自分が田沢のアリバイの証人であることを強調し、自分の見た女性と田沢の見た女性が一致すればアリバイが成立するとして、特徴を話すように促した。
田沢は小林を、サングラスをかけてベージュのコートを着た、長髪で色白の美人と話した。
田沢は野崎から小林の写真を見せられ、自分が見た女性が小林であると証言した。
野崎は京浜観光経理課の伊藤課長（有馬昌彦さん）と会い、小林の写真を返却した。
京浜観光経理課は伊藤と小林の2人だけの会社であり、小林はよく働いており、帳簿を几帳面に書いていた。
しかし、先月10日に10万円の使途不明金が出金されていたが、月給日の26日に同額の入金があったため、帳簿上の問題は発生していなかった。
伊藤は記載漏れに気づいて帳簿上の操作をしたものと思い込み、銀行の口座と一致していたために問題が無いと断定していた。
現金の出納は伊藤の印鑑がないと出来ず、印鑑は伊藤の出社時には金庫に所蔵していたが、金庫の鍵は伊藤と小林の両方とも所持していた。
野崎は田沢が小林の写真を見て、動揺したのを確認していた。
島の捜査で、先月の9日に小林の弟が交通事故で入院し、アパートの管理人に借金をしていることが判明した。
野崎は小林が京浜観光経理課の金を10万円ほど横領したことが、小林にとって重大な秘密であったと思い、田沢が秘密を知って脅迫し、アリバイ工作に加担させたと推察した。
野崎は双眼鏡のことを思い出し、田沢の秘書から先月10日の田沢の行動を聞いた。
田沢は10日に、午前10時に出社し、夕方まで勤務した後、かかりつけの2丁目の松永歯科に行ってそのまま帰宅していた。
田沢は来週の水曜日にマーケティングリサーチのために渡米し、しばらく滞在する予定だった。
野崎は松永歯科に急行し、歯科医から、田沢がオペラグラスで窓を眺めていることを聞き出した。
松永歯科の窓からは京浜観光経理課が見えず、松永歯科は先月10日に医師の体調不良で休診だった。
野崎は歯科を探し回り、先月10日に田沢が診察した歯科を探し当てた。
オペラグラスを使用すれば、歯科の窓から京浜観光の経理課を見ることができた。
小林は野崎に取調べられ、田沢のことを尋問されたが、田沢を知らなかった。
野崎は小林に、脅迫に負けて田沢のアリバイ工作に加担されたのではないかと突きつけた。
小林は残業中に弟のことを考え、良心の呵責に苛まれて、金庫から伊藤の印鑑を盗み出したこと、翌日に脅迫電話がかかってきたことを認めた。
田沢が犯人である確証は何も無かった。
野崎は明子の髪型の変化で閃いた。
野崎は田沢に会い、真犯人が見つかったと鎌をかけたが、田沢は真犯人に興味が無かった。
山村は田沢に電話をかけ、アリバイトリックの説明をした。
田沢は怒って部屋を出たが、そこには小林がいた。
田沢は、ショートカットでサングラスをかけた小林を、小林と認識できなかった。
野崎は、田沢が小林を「ジュリアン」で目撃したはずなのに、髪の長い女性と証言したことから、田沢のアリバイを突き崩した。
野崎は田沢を逮捕した。
田沢は静恵を愛していたが、変わってしまい、重荷が分からなかったと述べた。
野崎は田沢に、小林が髪を切ったのは今日だったことを伝えた。
■メモ■
*「家族」以来、半年ぶりの長さん主演作。
*長さんと知能犯の対決、知能犯の緻密のアリバイを崩す推理もの。この他にも「偽装」と「ウサギとカメ」がある。
*話の大筋とテーマは悪くないのだが、アリバイのトリックと、田沢と小林の接点にかなり無理のある話。
*なぜか、長さんは「ジュリアン」の常連客の小林を探すのに、会社を1軒1軒聞き込むのではなく、街中をぶらつき回るという非効率な方法をしている。
*歯科から京浜観光経理課のビルまでの距離はかなり遠く、オペラグラスを使ったとしても横領を見ることは不可能。
*小林の横領金は、一応給料日に返済されている。作中では殿下が「犯罪にならない」と断定しているが、実際には横領罪となる。
*「旅行」の書き方が古い。
*話の流れはこの後の「待伏せ捜査」とよく似ている。
*小林は共犯だと思っていたが、単にアリバイ工作に利用されただけのようだ。
*アッコの髪型が、ゴリさん曰く「星の王子様」（?）っぽいものに変化。本人は女っぽくなったと主張している。
*最後、長さんがアッコにプレゼント。ボス曰く、長さんは「星の王子様」ではなく「星のおじさん」。（笑）
*近年の地上波再放送では放送されていない話。理由は不明。
*今回は脚本の深見氏の「太陽」唯一の執筆作。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介：石原裕次郎
三上順：勝野洋
田口良：宮内淳
野崎太郎：下川辰平
矢島明子：木村理恵
田沢啓介：安井昌二
小林冴子：鮎川いづみ
伊藤課長：有馬昌彦、桐生かほる、藤城裕士、山田貴光、加藤雅子
田沢家の近所の主婦：東静子、田沢家の近所の主婦：川口節子、渡辺次雄、宍倉るみ、芳賀まり子
石塚誠：竜雷太
島公之：小野寺昭
山村精一：露口茂
脚本：深見泰、小川英
監督：児玉進
#太陽にほえろ#長さん主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12250856300.html
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2022-04-19 00:16:50 テーマ：ドック登場編
公式ジャンル記事ランキング：映画レビュー399位
第441話「カーテン」通算第651回目
放映日:1981/1/23
■ストーリー■
三枝景子（27歳）（高沢順子さん）は公園前にて、デートの相手で同僚の秋元雅之の乗用車から降り、秋元と別れた。
午後9時40分頃、三枝は道を歩いていた時、後方から一直線に疾走してきた乗用車に轢かれた。
七曲署捜査一係が現場に駆けつけた。
三枝は独身で、事件現場の坂の付近にあるアパート「かえで荘」2階の6号室に住んでおり、矢追銀行に勤務するOLだった。
三枝はタクシーの運転手に発見され、付近の外科病院で治療を受けていた。
黒の乗用車は盗難車で、現場の溝に突っ込んだ後、犯人に乗り捨てられていた。
犯人がかなり慌てて乗用車を乗り捨てたこと、運転の技術が未熟であることが考えられた。
盗難車の持ち主（山本廉さん）は滝に、ほんの4,5分の間に強奪されたこと、自動車がかなり古いものであるため、乗る前にエンジンをかけて温めていたことを話した。
西條と五代は外科病院で待機していた。
三枝は頭を打っており、打撲の傷を負っていた。
西條は犯人の捜査と、三枝の交流関係の調査という名目で、三枝のアドレス帳を独断で見た。
三枝のアドレス帳には、秋元雅之、伊藤次幸、大浦正義、外山正夫、高山道也、高沢和一といった、多数の男性の名前が書かれていた。
医師は西條と五代に、三枝に幸いにもどこにも異常がなく、入院の必要が無いことを報告した。
三枝は狙われる心当たりが全くなかった。
盗難車からは持ち主以外の指紋が検出されていなかった。
岩城は事件について、無免許の者が面白半分に乗用車を強奪し、人を轢き逃げして慌てて逃走したのではないかと意見した。
西條は犯人に殺意がなく、軽いいたずらだったのではないかと思っていたが、山村と石塚に一つ間違えば被害者が死亡していると反論された。
藤堂は石塚と西條に捜査の続行を命令した。
石塚と西條は三枝宅を訪れ、三枝と会った。
三枝は鞄の中身の位置が変わっていたことから、西條が自分のアドレス帳を見たことを知っていたが、見られても困るものじゃないとしてあまり気にしておらず、石塚と西條に捜査を勧めた。
三枝は、男性にアパートの前で送迎してもらうと、男性が部屋に上がりたくなるため、その防衛策で公園前にて下りていた。
三枝は秋元とはただの友達であると主張し、秋元が食通であるため、おいしい物が食べたいときに電話することを伝えた。
伊藤は東洋デパートの?に勤務しており、伊藤に頼むと何でも2割引になった。
大浦はバーにとても顔がよく聞くため、三枝とはいい酒飲み友達だった。
三枝が旅行代理店店員の谷（徳弘夏生さん）と付き合っているのは、安く旅行ができるからだった。
三枝はテニスの腕を上達させるため、テニスのコーチとも付き合っていたが、英会話についてはマスターしたため、その男（ライナ・ゲスマンさん）とは会う必要がなかった。
石塚は三枝と付き合っていた医師、美容師、音楽家を全て捜査したが、いずれもその付き合いは浅く広くで、特に親しい関係の者がおらず、アリバイも全員成立した。
西條は三枝について、最初、何人も男を手玉に取ったと思って怒っていた。
しかし、三枝と付き合った男は全員それを承知しており、お互い割り切ってデートを楽しんでいた。
三枝は3年間、窓口業務に勤めており、これといったミスもなく、銀行内の評判もなかなか良かった。
石塚は帰宅し、ストーブを点け、浴槽に湯を貯めていた。
石塚は自宅の窓を開け、景色を眺めていたが、アパートの住人の主婦に、風呂に湯を貯める音で、赤ん坊が寝付いたのに起きてしまったと激怒された。
石塚は藤堂に、アパート生活の中で、騒音により隣人に恨まれるケースもあるという意見を出した。
岩城は銀行で勤務中の三枝を張り込んでいた。
三枝の向かいの部屋の住人の女性は三枝のことを知らず、店で帰りが遅いため、自分が恨まれていると思っていた。
三枝の隣の2号室の住人で、女子大生の野間和子は、昨日に引っ越してきたばかりだった。
石塚と西條は住人の聞き込みを終え、近所の聞き込みに回った。
西條は主婦（原田千枝子さん）から、1年以上前、西本博子という女子高生が、駅の階段で背後から若い男に突き飛ばされて負傷したという情報を入手した。
西條は西本と対面していた。
結局、西本を突き飛ばした犯人は不明のままで、西本も犯人に心当たりが無かった。
石塚は、かえで荘と西本家が通り1本離れた隣同士であること、2人ともイタズラで負傷しているという部分が似ていることから、偶然とは思えず、同一犯ではないかと推測した。
石塚と西條は二手に分かれ、他に被害者がいないかを調査することにした。
石塚は堤宅を訪れ、堤敏子（川口敦子さん）から話を聞いていた。
敏子は危険な目には全然遭っておらず、挙動不審な者にも心当たりがないことを話した。
堤家に敏子の息子の堤俊幸（19歳）（田鍋友啓さん）が帰宅してきたが、石塚の警察手帳を見た直後、事件について何も知らないとだけ言い残し、2階に上がっていった。
堤は予備校生だった。
石塚と西條は三枝宅を張り込んでいた。
三枝は夜になってもカーテンを開けっぱなしだった。
三枝は張り込み中の石塚と西條を見かけ、サンドイッチと紅茶を差し入れた後、石塚にアドレス帳に電話番号を書くように頼んだ。
三枝は半月前、かえで荘の反対側のアパートに住んでいたこと、その時にはもっと電車の音がうるさかったことを打ち明けた。
石塚は三枝が、去年（1980年）の3月から半月前まで住んでいた部屋に入り、窓を開けた際、アパートの向かい側に堤宅があるのを確認した。
石塚は三枝からオペラグラスを借り、堤が私室から、双眼鏡で野間の部屋を覗いているのを発見した。
三枝は堤を知らなかった。
野間は部屋の窓のカーテンを開けっぱなしにしているところを、堤に覗かれていた。
三枝は事件に興味を抱いていた。
堤は野間だけでなく、三枝や西本の部屋も覗いていた可能性が強くなった。
堤は野間が窓のカーテンを閉めると、窓を閉めた。
石塚は三枝にオペラグラスを返却し、自宅に帰るように勧めた。
石塚は堤の覗きと2つの事件が関係していると仮定すると、野間が危険であると思っていた。
藤堂は石塚と西條に、張り込みの続行を命じた。
翌朝、石塚と西條は堤を尾行した。
滝は堤の中学校時代の友人から話を聞いていた。
堤は大学受験に失敗していたが、試験の直前に風邪をひいて寝込み、高校受験に失敗し、進学率の低い高校に入学していた。
石塚は東都予備校に赴き、職員（町田幸夫さん）から堤のことを聞き出していた。
堤は一昨年（1979年）から東都予備校に来ていたが、最近は芳しい成績ではなく、去年に入試に失敗してから成績が低下していた。
西條は堤が受講している、東都予備校の数学の講座に出席していた。
講座では、勉強に熱心な者が前方の席に、やる気のない者が後方の席に、何となくついていけない者が中間の席に座っており、堤はその中間だった。
予備校では友達がほとんどできず、特に真面目な者にとっては、クラスメートが全員敵のような存在だった。
堤は中学校や高校の友達とも、最近全然交流がなかった。
堤は予備校を終えて帰途に就いていた時、三枝に話し掛けられていた。
三枝には家族がいなかったが、田舎の弟が東都予備校に入学したいという名目で、堤に接触した。
堤は三枝との会話で、面白いことがなかったため、久しぶりに笑ったということを打ち明けた。
堤は中学校を卒業後、一度も友達と遊んだことがなかった。
堤は三枝に、明日会うように頼み、三枝から許可をもらった。
堤は三枝と会っている時、別人のような笑顔を見せていた。
石塚は三枝に、堤がまともな精神状態ではないとして、危険な行為をしないように警告したが、堤が孤独であるだけと反発された。
三枝は朝、堤宅を覗き、予備校に行く堤を尾行し、堤を見分けていた。
三枝は堤に興味があったことを認めたが、全く友達がおらず、こっそり窓から覗きを続けていた堤の心情を理解し、堤とただ友達になりたかっただけであることを告白した。
堤は窓の中の女性を唯一の友達、心の中の話し相手と思っていた。
堤は何の気どりもなく、他人には見せない姿を見せる西本を何よりも大切な存在だと思っていたが、冬になって西本がカーテンを閉めたことから、激情して階段から突き落としていた。
石塚は堤が、部屋を引っ越し、ボーイフレンドが多数いた三枝に怒り、三枝を襲撃したと推理した。
三枝がいつもカーテンを開けているのは、街の灯を見ていないと淋しいからだった。
石塚の推理には証拠が無く、堤にあたれば逆上する可能性もあった。
三枝は堤の希望で、明日に遊園地で堤と会う約束をしていた。
藤堂は五代に、西條と合流して三枝と堤を張り込むように命令した。
堤は三枝と一緒に遊園地で遊んでいた。
敏子は野崎と石塚から、堤の容疑のことを告げられると、激怒した。
石塚は敏子が、堤の挙動不審に薄々気付いていたが、知っていて目をつぶり、大学に入学すれば元に戻ると思い、不安を押し殺したのではないかと指摘した。
三枝は堤と一緒に階段を降りていた際、別の男がつまずいた影響で階段を転げ落ち、下に転落しそうになった。
堤は三枝が真っ先に自分を疑ったことに失望して激怒し、逃走した。
石塚は藤堂から連絡を受け、堤の捜索に向かった。
敏子は冷静さを失い、号泣した。
堤がタクシーで自宅に戻り、野崎と敏子を無視して私室に駆け上がった。
堤は家財道具で扉の前にバリケードをつくり、野崎と敏子に、私室に入ったらナイフで喉を突くと脅迫した。
石塚は堤宅の向かいの家の部屋から、堤の様子を観察していた。
堤はナイフで左手首を切っていたが、すぐに死ねないと思い、中止していた。
石塚は岩城に、堤宅の屋根から堤の私室の窓にロープで接近するように指示した。
西條は堤宅の壁を登り、堤の私室に接近しようとした。
堤は窓を開け、ロープを下っている岩城を発見し、来たら死ぬと脅迫した。
岩城はロープを上り、屋根に上った。
堤はナイフを諦め、部屋からロープを取り出し、首を吊ろうとしていた。
石塚は藤堂に、ライフルを渡すように要請した。
野崎は堤を死なせないと、敏子を説得した。
石塚は堤が首を吊ろうとしているのを目撃し、岩城にロープを下りるように指示した。
山村が石塚のもとに駆けつけ、ライフルを手渡した。
石塚はライフルを発砲して、堤のロープを切断し、堤の自殺を間一髪で阻止した。
岩城は窓を蹴破って堤の私室に侵入し、堤からナイフを取り上げた。
堤は執行猶予で済みそうだった。
三枝は堤の生命を救った石塚を褒めた。
石塚は三枝に、堤を更生できるとして、堤の罪が確定しても、堤の友達でいるように懇願した。
■メモ■
*「窓」のリメイク的要素のある作品。
*スニーカーのアドレス帳には女性の名前ばかり?
*ストーブが古い。
*ロッキーの話によると、令子は隣の部屋にうるさいという理由で文句を言いに行ったことがあるという。しかし、お宅（岩城宅）で作るニンニク料理の匂いのほうが迷惑だと言われてしまったらしい。
*ゴリさんに、アドレス帳に電話番号を書くように頼む三枝。ドックも名乗り出るも断られてしまう。
*「球（電球）ないのよ」（三枝）、「（寒さが）たまんねえな」（ドック）
*懐かしのBGMが多数使われている。
*堤に対し、「精神年齢が育っていない」と指摘すると、スニーカーに「誰か（ドック）みたい」とからかわれるドック。
*ロッキー、久々のロープアクション。
*ゴリさんのライフル射撃のシーンの画が格好良過ぎる。アングルや緊迫感溢れるBGMも良い。
*ラスト、お互いに恋人がいないことをからかう、ボスとゴリさん。
*東都予備校の講師は小寺大介氏のように思えるが、ノンクレジットなので断定できない。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介：石原裕次郎
滝隆一：沖雅也
岩城創：木之元亮
五代潤：山下真司
西條昭：神田正輝
松原直子：友直子
三枝景子：高沢順子、堤敏子：川口敦子
堤俊幸：田鍋友啓、塚本恭子、盗難車の持ち主：山本廉、進藤幸
谷（旅行代理店）：徳弘夏生、中村龍史、倉石一旺、塩野和美、神田盟子、証言をする主婦：原田千枝子、村上幹夫
鈴木敏彦、岸本功、中沢優子、東都予備校職員：町田幸夫、三枝と付き合っていた男（英会話関係）：ライナ・ゲスマン
ノンクレジット 東都予備校講師：小寺大介?
石塚誠：竜雷太
野崎太郎：下川辰平
山村精一：露口茂
脚本：小川英、古内一成
監督：鈴木一平
#太陽にほえろ#ゴリさん主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12738196720.html
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太陽にほえろ! PART2 第8話「ビッグ・ショット」
2018-08-09 23:59:02 テーマ：太陽にほえろ! PART2
PART2 第08話 第726話「ビッグ・ショット」通算第420回目
■ストーリー■
澤村は、麻薬の運び屋の赤沼（市川好朗さん）を追跡していた。
喜多は喫茶店にて、優雅に新聞を見て、コーヒーを飲んでいた際、澤村と赤沼を発見した。
赤沼は澤村をまいて安心していたが、先回りした喜多に殴り飛ばされた。
喜多は喫茶店の近所に赤沼の自宅のアパートがあることを知っており、戻ってくることを予測し、わざと喫茶店で待機していた。
澤村は喜多の行動に激怒した。
喜多と澤村は強引に赤沼宅に入り、捜査を開始した。
赤沼は澤村に自分の趣味のプラモデルが壊されることを激しく恐れ、箪笥の中の茶色の鞄に麻薬が隠されていることを自供した。
喜多と澤村は箪笥を調査したが、鞄が入っていなかった。
澤村は箪笥の中に赤沼を押し込めたが、喜多は窓が割れている痕跡を発見した。
赤沼は鞄を強奪した者に心当たりがあった。
「1987ウィンターフェスティバル アイドル大集合」という看板の宣伝カーの運転手は、井川の警告を無視して大暴走していた。
井川と太宰は宣伝カーの進路に小学校があったため、何とか宣伝カーの走行を妨害した。
宣伝カーは川に突入し、運転を停止した。
運転手は麻薬中毒者だった。
麻薬中毒者の革ジャンの男（酒井昭さん）がレストランにて、従業員にナイフを突きつけ、金を渡すよう脅迫する事件が発生していた。
西條と水木はレストランに急行し、裏口から店内に入った。
西條は革ジャンの男に禁断症状が出ていると直感した。
西條は拳銃を発砲して電灯を破壊し、革ジャンの男を逮捕した。
宣伝カーの運転手は心神喪失状態で、意味不明の発言で取り調べ不可能な状態だったため、病院に搬送された。
井川はシンナーやトルエンより強力な麻薬ではないかと意見を持っていた。
西條と水木は病院に革ジャンの男を搬送させていた。
水木は鑑識に革ジャンの男のポケットに残っていた破片を提出していた。
麻薬は世界中で流行している、コカインの結晶「クラック」だった。
クラックは安価で強力、絶大な陶酔感があった。
宣伝カーの運転手もクラックの中毒者だった。
赤沼はクラックを持ち込んでいたが、販売する前に強奪されていた。
喜多は赤沼に、クラックを売り捌くルートの供述を求めた。
赤沼はルートを自白しようとせず、澤村に胸倉を掴まれても、食事を要求した。
澤村は捜査方法に口出しをする喜多に反発した。
喜多は澤村に、赤沼を殴って自白させることを許可した。
赤沼は澤村に痛めつけられ、水谷亮平という若い運び屋にクラックを強奪されたことを自供した。
水谷はクラック密売組織に繋がりがあった。
赤沼はアメリカからクラックを持ち込み、水谷に組織に密売させる計画を立てていた。
水谷は住所しか分からなかった。
澤村は水谷の行方を追うことにし、喜多には自分の方法で捜査すると言い放った。
宣伝カーの運転手も革ジャンの男もクラックの常習者で、吸い始めて間もないにも関わらず、かなり体調を崩していた。
篁は喜多に、密売組織の摘発よりも水谷とクラックの捜査を優先するように念押しした。
澤村は水谷宅を捜索していたが、喜多も水谷宅に現れた。
澤村は喜多に捜索を任せ、水谷の暴走族のヘルメットと鉢巻きを回収し、立ち去った。
澤村は暴走族関連を捜査していた。
喜多は水谷のアルバムの中の写真に映っていた女性の1人である、喫茶店「カフェ ブラジリエ」のウェイトレスの美波陽子（西田絵里さん）に接触した。
喜多は美波に、勤務終了後にデートを申し込んだ。
澤村は水谷の暴走族仲間に、水谷のことを聞きこもうとしたが、協力を拒否され、逃走された。
澤村は暴走族の一員のオートバイとヘルメットを強奪し、オートバイで逃走しようとした、暴走族の別の一員を蹴り飛ばした。
暴走族の一員は3日前に水谷と会ったこと、水谷が楓通りの裏で刺青のある黒人と会っていたことを自白した。
喜多は勤務を終えた美波に、ドライブしないかと誘った。
美波は喜多の誘いに乗り、覆面車に同乗した。
喜多は水谷の恋人の美波に、水谷が美波の前に現れるのを待っていたことを打ち明けた。
黒人の通称は「パピヨン」といい、拳銃の売人であった。
澤村は一係室の野崎に、パピヨンを捜索することを報告したが、野崎にクラック密売組織が手に負えないため、パピヨンを逮捕したら引き上げるように命じられた。
美波は喜多が刑事であることを知り、水谷が悪事を働いていたことに呆れていた。
水谷は中学校を卒業した頃から万引きを犯し、上京してからも時々していた。
美波はかつて美容師をしていたが、皮膚が弱いことを理由に辞めていた。
喜多は美波を、自宅のグリーンハイツまで送迎した。
美波は喜多に、明日が自分の19歳の誕生日であるため、水谷から連絡が入るかもしれないことを教えた。
喜多は水谷の代わりに美波の誕生日を祝うこと、年の数のバラの花を贈ることを約束した。
澤村はパピヨン（ウイリー・ドーシーさん）と追跡の末に格闘していたが、互角の実力を持つパピヨンに追い詰められた。
澤村は自分に襲い掛かろうとしたパピヨンの股間を蹴り飛ばし、何とか撃破した。
パピヨンは既に、水谷に38口径のリボルバーを販売していた。
澤村はパピヨンから、美波の名前を聞き出した。
令子と水木は篁から、グリーンハイツで喜多と澤村が衝突するかもしれないという連絡を受けた。
美波は「ブラジリエ」を休んでいた。
澤村は「ブラジリエ」付近にて不審な男を目撃した後、グリーンハイツに直行したが、喜多と鉢合わせしていた。
喜多は美波との約束通り、19本のバラを購入していた。
喜多は水谷の部屋のアルバムをチェックした際、1人だけどの写真にも写っている美波に注目していた。
喜多は澤村から報告してくれなかった理由を尋ねられ、単独で捜査すると言っていたからと答えた。
澤村は喜多を先に進ませようとせず、捜査を何と思っていると怒った。
喜多は捜査を十分理解していること、力で押しまくっても捜査にはならず、肩の力を抜くことを主張した。
澤村は喜多が捜査を暇つぶしと思っていると勘違いし、激怒して喜多のバラの花を踏みつぶしてしまった。
令子と水木がグリーンハイツに到着し、澤村を制止させた。
澤村は美波宅に入る喜多、麻薬で儲けている人間に怒りを抑えられなかった。
澤村は水木の、張り込みの交代の提案を拒否した。
水木は澤村が冷静になったとは思えなかったが、令子は澤村を信用することにした。
美波は喜多が約束を守ったことに嬉しく思った。
美波宅に水谷（宮田恭男さん）から、今夜に「例の場所」まで出るようにという内容の電話が入った。
水谷は美波宅に喜多がいることを見抜いた。
喜多は美波のボーイフレンドと名乗り、取引相手が危険であること、拳銃が役に立たないことを警告したが、水谷は全く意に介さなかった。
水谷は美波だけを信じていたが、警察に密告したら殺害すると脅迫した。
美波は喜多に、水谷の「野暮用」の内容が、水谷が自宅に来るのが遅くなるという意味であること、決まったデートの場所がないことを伝えた。
喜多は美波宅を立ち去り、水谷の居場所を捜索することにした。
澤村はグリーンハイツを張り込み中、グリーンハイツに接近しようとした九条明彦（27歳）を発見した。
九条は逃走したが、工事現場で澤村に取り押さえられた。
喜多は美波と別れた。
九条は水谷が現れると思い、喜多を見張っていたこと、知らない男に水谷を捕まえるように依頼されたことを伝えた。
澤村は一係室の野崎に、密輸組織と関係している九条の前科者カードを照合するように申請した。
九条は密輸組織の名前を自白しようとしなかったが、澤村に密輸組織に連絡するように強要された。
密輸組織のリーダーである、ビリヤード場のオーナー（友金敏雄さん）は黒幕の海野善吉（江藤漢さん）に連絡していた。
九条はオーナーに、水谷のクラックを奪い取ったと誤魔化し、取引を持ち掛けてきた。
海野はオーナーに、水谷と同じ場所と時間を教えるように指示した。
海野は九条と同じ時間に行かせ、どちらが本物のクラックを持っているかを確認しようとしていた。
海野の目的はクラックだけだった。
オーナーは取引時間と日時を、明朝午前7時、スターランド野外ステージに指定した。
澤村は九条を逮捕した。
九条は響組系暴力団員で、恐喝などの前科3犯だが、現在は響組を離れ、何をしているかが分からなかった。
篁と野崎は隠れた下部組織が九条に麻薬を扱わせていると考え、下部組織の情報を掴もうとしていた。
夜、美波は「ディスコ スペース グリース」に入った。
美波を張り込んでいた喜多は野崎に、令子と太宰を派遣するように連絡した。
野崎は喜多に、単独行動と暴走を慎むように忠告した。
美波は水谷と密会し、すぐに取引を辞めるように説得した。
水谷は美波が自分の物になれば、クラックを捨ててもいいと思っていた。
太宰はディスコで踊っているスリに扮し、美波の衣服に黒い物を隠し入れた。
令子は水谷と美波に自分の身分を示し、美波に任意同行を要請し、水谷を単独で行動させようとした。
水谷は密かに立ち去ったが、太宰に追跡された。
令子は美波に、麻薬組織を暴くため、水谷を単独行動させたかったことを告白した。
美波は水谷が自首しそうだったと言い、令子を糾弾した。
太宰は水谷の尾行を喜多と交代した。
喜多はスターランドの野外ステージで待機している水谷を張り込んでいた際、同じく待機していた澤村と九条を発見した。
澤村は野外ステージの座席に九条の手錠を繋いだ。
水谷は澤村から保護を持ち掛けられたが、逃走した。
海野の部下3名が現れ、水谷と九条を射殺しようと拳銃を発砲してきた。
喜多は海野の部下に発砲し、澤村に九条の保護を命令した。
澤村は九条の盾になった。
水谷は拳銃を取り出し、発砲して抵抗したが、海野の部下と喜多に追跡された。
水谷はゴミ箱に鞄を隠して逃走を続けたが、海野とオーナー達によって車に拉致された。
水谷がごみ箱に捨てた赤沼の鞄には、大量のクラックが入っていた。
九条はどうしても組織のアジトを自白しようとしなかったが、喜多と澤村に保護を約束され、全面自供した。
組織のボスは海野興産の社長の海野であった。
喜多と澤村は海野達のアジトである品川の資材置き場に直行しようとしていた。
篁は九条が知っていることなら海野達も警戒してアジトに行かないのではと考えており、危険すぎると忠告した。
喜多は九条が知っていることを海野達が知らないと推察し、水谷が殺害されることを恐れ、篁の忠告を無視して直行した。
篁は井川と西條を出動させた。
澤村は喜多の信念を理解した。
水谷は資材置き場にて、海野の部下に痛めつけられ、海野にクラックの隠し場所を詰問されていた。
オーナーは海野の命令で水谷に酒を飲ませようとした。
喜多が資材置き場に到着し、部下3名の拳銃を撃ち落とした。
海野は水谷に拳銃を突きつけ、喜多を脅迫した。
澤村は資材置き場の屋根を破壊して資材置き場内に突入し、海野とオーナーと部下を叩きのめした。
喜多は美波に、水谷を無事保護したことを伝えたが、水谷がもう少しで自首するところだったと批判された。
喜多は美波に1本のバラを渡し、感謝された後、美波と別れた。
■メモ■
*数少ないオサム主演作の中の1作。
*自宅に戦艦や戦闘機のプラモデル、城の模型、ラジコンカーがあり、マニアな赤沼。本人曰く「高尚な趣味」。
*篁には「暴力嫌い」と言っておきながら、ブルースに暴力的な取り調べを許可するオサム。
*オサムの年齢が判明。29歳と90ヶ月（つまり36歳、1950年6月生まれ）。
*オサム、初対面の女性を信用させるやり方が上手く、会話力が高い。
*拳銃の売人の「パピヨン」。七曲署最強クラスの体力を持つブルースですら苦戦するほどの強敵。ブルースは股間を蹴り、何とかパピヨンに勝利。
*ウイリー・ドーシー氏は「俺たちの勲章」でも似たような役を演じていた。
*オサムの信条は「人生死ぬまでの暇潰し」と、「暇潰しだからやるときには命がけでやる」、「俺の人生は俺の人生」。
*オサムが独自で美波のことを突き止めたが、報告しなかったこと、「人生死ぬまで暇潰しで捜査も暇潰し」と言ったことに激怒するブルース。しかし、バラの花を踏み潰し、「喜多、喜多、喜多、ドアホ!」、「やろう喜多覚えていろよな」と怒るのは無礼でやりすぎ。
*「オサムは頭脳プレー型でブルースとはタイプと違う」と失言するマイコン。ブルースは「俺はパーかコラ」とマイコンに掴みかかる。
*ディスコに入るのが嫌なDJ。美波の衣服に発信機を取り付ける任務を負うも美波に張り倒される羽目に。
*危険な場所に飛び込むオサムに、「だったら頑張りなさい。葬式は盛大にやってあげる」とさらっと言う篁。
*ブルースはオサムの信念を理解し、和解。
*美波に、ブルースに踏み潰されて渡し損ねた1本のバラを渡したオサム。礼として頬にキスを要求するも、刑事が礼を貰うのはまずいとして断り、「もう少しましな男を選べよ」と言い残して立ち去る。
*ラスト、「太陽のテーマ’79」が流れる中、篁にお茶を淹れ直すように言われる、意外と照れ屋なオサム。
*今回は「ドックと天使」でデビューした大川氏の「太陽」最終作。
■キャスト、スタッフ■敬称略
篁朝子：奈良岡朋子
太宰準：西山浩司
澤村誠：又野誠治
水木悠：石原良純
岩城令子：長谷直美
水谷亮平：宮田恭男、美波陽子：西田絵里
赤沼：市川好朗、ビリヤード場オーナー：友金敏雄、海野善吉：江藤漢（現：江藤漢斉）、渕上大二郎
革ジャンの男：酒井昭、パピヨン：ウイリー・ドーシー、まる秀也（丸山秀也）、佐藤功、神谷潤
石川真一、依田ますみ、横内直人、海野興産構成員：中瀬博文、菊川予市
西條昭：神田正輝
野崎太郎：下川辰平
井川利三：地井武男
喜多収：寺尾聰
脚本：大川俊道、小川英
監督：鈴木一平
#太陽にほえろ#オサム主役編
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『太陽にほえろ！』の欠番が見たい
2009(平成21)年09月25日 太陽にほえろ！ ＴＶドラマ
『太陽にほえろ！』はＰａｒｔ２も含めて７３０話。その中に６本、欠番があります。本放送のみでその後は一切再放送されていないその６本。私は見たくてたまりません。この６本。何故、欠番になったのか、まったく情報がありませんでした。例えば、欠番としてならば有名な作品があります。
『ウルトラセブン』の第１２話。そして
『怪奇大作戦』の第２４話です。前者は新聞にも載った（はず）話ですし、まあ頷けなくもない事情。後者は…うぅ～ん、どこからのクレームなんでしょうねぇ。心神喪失ならば無罪になるという話は、私としては逆にどんどん見てもらいたいと思うような内容なんですが。弁護士会とかそういったところとか、実際に心神喪失で無罪になった人からのクレーム？前者と違い、『狂鬼人間』は意識過剰ではないかとも思うんですよ。昨今問題視される「き○○い」という台詞なんてほんの少しですからそのために欠番というのも考えにくいですからね。ともあれ、この２本については事情ははっきりしているのです。痛快時代劇の『風』の欠番はフィルムがないという事情（涙）。でも、『太陽』の６本についてはただ欠番というだけで視聴者には何故ということが知らされていません。欠番があるということ自体は、２００回記念の写真集でわかっていました。再放送で放送されなかった題名が作品リストの中にあったからです。当初はフィルム紛失という風に思われていました。放送開始３年以内に欠番は集中していますので、私もそうに違いないと。しかし、一度「あれ？」となったことがあるのです。
第184話『アリバイ』が一度目の再放送を終えた後、二度目では華麗にスルーされたのです。これってどういうこと？もしかしてこの作品も欠番入りしたとか？でも、再放送されていたって事はフィルムがあるってことだし…。ゲスト出演者の安井昌二に鮎川いづみも別に不祥事を起こしたってわけでもないですし…。この時は欠番どうこうということではなく、単に放送事故のようなものだと認識したのです。ところが、その後ＬＤ（れぇざぁでぃすくを知らない若い人も多いんでしょうなぁ）の時代になり『太陽』予告編全集が発売された時、欠番の予告編もしっかり収録されたことに驚き桃の木。予告編が存在するって事は、本編だってきちんと残っている可能性が高いんじゃないの？そう思っていると、『太陽』関係の書籍に欠番のことが載っていました。フィルムは残っている。ただし、何らかの理由で欠番扱いにしている、と。近年になり、それはプロデューサー判断であることがわかりました。どうやら、作品内容に問題があると判断した模様です。それよりも詳しいことは不明です。噂では、警察などの団体からクレームがついたものだとか。でも、
第019話のように犯人を狙撃して射殺なんて後期の『太陽』では結構ある話だしねぇ。正直その基準がわかりません。ただ、『太陽』フリークとしては見てみたい。何としても見てみたい。６本の中で私が運良く見ることができたのは
第027話『殺し屋の詩』のラスト部分だけ。うぅ～ん、見たい見たい見たい！欠番６本の中で特に後半３本が特に見たいのです。３億円事件に関連するという
『一万人の容疑者』は沖正夫（森川正太）がゲストの話。
『着陸地点なし！』はセスナに乗った犯人が着陸できない（？）話のようでスリリングそうです。そして
『非情な斗い』は山さんの奥さんが流産する話で、『太陽』史的には外せないはずの話です。ところがこの話は怒りに駆られた山さんが明らかに法律違反の行為をして犯人を逮捕するとのこと。それがどういう違反かわかりませんが、この話が欠番になっているのは間違いなくそのためらしいですね。でも、そんなの考えたら昭和４０年代の刑事モノの大半が放送禁止になるんじゃありませんか？『太陽』の欠番については、何だか"自粛"臭さがいっぱいです。だけど、見たいですね、やっぱり。かなり高価でも購入してしまいそうな気がします。もしブルーレイでのみ発売なんてことになったら、現在見送り中の再生機も買ってしまいそうですよ。もし、プラズマテレビを買わないと買えない（どんなセット販売じゃ！）っていうのなら、家に収まらない大型テレビを検討しそうな私。何しろ欠番があると知った時からの念願ですからね。もう３３年になりますよ、欠番を知ってから。その間に
第１９話『ライフルが叫ぶとき』と第２７話は小説で読みましたが、やっぱり映像作品で見たいですよ。どの部分が引っかかっているのか、自分の目で確認したい…。なんていうのは奇麗事。単に自分の欲望を果たしたいだけです、はい。死ぬまでに見ることはできないのかしらん。
https://arrow-of-artemis.at.webry.info/200909/article_7.html