1/3(水) ③ 過去の今日のドラマ作品一蘭だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

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 ┃ 中森明菜 4年ぶりにドラマ出演、正月番組で初の先生役 ┃
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 |1990(平成二)年12月10日(月)|『日刊スポーツ』
 └─――――――――――――┘中森明菜(25)が9日(日)、4年ぶりに女優業に挑戦した。フジテレビの正月ドラマ「世にも奇妙な物語 冬の特別編」来年1月3日(木)放送の収録に参加したもので、休日の都内の小学校を借りて、子供たちとの演技に汗だくで取り組んだ。明菜主演の「さよなら6年2組」は1945年(昭20)、東京大空襲で恐怖体験をした子供たちがタイムスリップして、夜な夜な現代の都心の廃校になった小学校に現れるストーリーで、6本のオムニバス形式の中の1本。「先生役は初めてですが、子供は好きですし、昔、近所の子供たちに勉強を教えたこともあるの」と、生徒の作文を手直しするシーンも板についたもの。収録の合間には子供たちに、「寒くない?」「大丈夫?」と優しく声をかけたり、差し入れのドーナツを食べさせたりしてリラックスさせる心遣いも。初めは恥ずかしがっていた子供たちもすっかりなじんで、明菜先生は終始笑顔でごきげんだった。
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 ┃ SMAP  フジ『世にも奇妙な物語』元日特別編にメンバー5人がそれぞれ主演 ┃
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 ┌─――――――――――――┐
 |2000(平成12)年11月21日(火)|『日刊スポーツ』
 └─――――――――――――┘SMAPの5人がフジテレビの新春ドラマスペシャル『世にも奇妙な物語 2001の特別編(仮題)」(来年2001(平成13)年1月1日(月)午後9時)にそろって主演することが2000(平成12)年11月20日(月)、分かった。このドラマは5話のオムニバス形式で、木村拓哉(28)中居正広(28)ら各メンバーが、それぞれの話に主演する。21世紀の幕開けに、5人がユニークな企画に挑む。単独主演でも高視聴率を稼げるSMAP5人の「豪華競作」プランは、来年の正月が21世紀幕開けに当たることと『世にも奇妙な物語』が今年で10周年を迎えたことで企画された。メンバー5人それぞれが5話のオムニバスに主演する。『世にも奇妙な物語』は非日常的な出来事をテーマに、登場人物が事件に巻き込まれ、細かい心理描写を描いていく。今回のタイトルや内容は未定だが、各ドラマはそれぞれ30分間で5話の合計2時間半。監督やスタッフも5チームに分かれ「木村組」「中居組」などとネーミングされる。メンバーごとにドラマの出来栄えを競うことになりそうだ。企画を担当した同局の石原隆氏は「SMAPならではの演出も考えています。ストーリーテラーのタモリさんも今までとは違った登場の仕方をするなど、特別編ならではの内容になります」と話している。ドラマは今月末からクランクインの予定だが、人気者だけに、スケジュール調整は至難の業。今月2000(平成12)年11月27日(月)に終了する全国ツアーの後、年末年始のテレビの特別番組の収録の合間をぬって行われる。これまで同一ドラマでの5人の共演は●1997(平成九)年1月3日(金)の『僕が僕であるために』、●1999(平成11)年1月3日(日)の『古畑任三郎 VS SMAP』の2度あったが、それぞれが主役を張るのは初めての試み。『古畑任三郎 VS SMAP』は32.3%の高視聴率をマークしたが、今回はそれを上回りそうだ。
 http://yonikimo.com/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓~あなたはひとりでは見られない~
 ┃ 『世にも奇妙な物語 冬の特別編』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~23:24 
 ┌─――――――――――――┐出演・・・中森明菜(礼子先生) 小林千登勢(礼子先生の母)
 |1945(昭和20)年 3月 7日(水)|東京大空襲三日前 
 |1991(平成三)年 3月 7日(木)|物語一日目 礼子先生が謎の小学六年生の声を聴く
 |1945(昭和20)年 3月 8日(木)|東京大空襲二日前 
 |1991(平成三)年 3月 8日(金)|物語二日目 礼子先生が謎の小学六年生と初対面
 |1945(昭和20)年 3月 9日(金)|東京大空襲前日 
 |1991(平成三)年 3月 9日(土)|物語三日目 母が謎の小学六年生と46年ぶりに再会。礼子先生も
 |1945(昭和20)年 3月10日(土)|東京大空襲
 |1991(平成三)年 3月10日(日)|物語四日目 四十六年前のこの日東京大空襲
‡|1991(平成三)年 1月 3日(木)|第048話 特別編第009話 「さよなら6年2組」 放送
 └─――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%94%BE%E6%98%A0%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7

第129話 今日も街に陽が昇る
脚本/小川英、大山のぶ代、田波靖男 監督/澤田幸弘
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 ゴリとテキサスは容疑者の家の前で張り込みしていると、タクシーで男が帰宅する。二人は捕まえようとするが、首尾よく逃げ失せる。走って追いかける二人だがゴリだけは白いライトバンにぶつかり逃走することが出来ず結局テキサスが捕まえることになる。ゴリは白いバンが逃走していくのを痛みを抱えながら見守るしかなかった。バンには毎朝新聞矢追町専売所のものだと書かれていた。署でもそのことが話題になる。テキサスはゴリが車にぶつかり倒れてうなっていたので驚いたという。ゴリは湿布を貼る程度で幸い軽症だった。相手の車が壊れたんじゃないかと皮肉られるゴリ。車の持ち主は分かっているとすると、ボスもひき逃げは重大な犯行だと告げる。専売所に行き昼頃に車を持ち出した人物を訪ねる。すると小田ではないかという。17歳で車の運転は出来ないのではないかとするが、作業員の中には彼が無免許だと知りつつ車を運転するのを黙認していた人も多かった。小田は何処に居るのかとすると、作業員の中には彼には恋人がいるらしいという情報を得る。日曜日になるとデートだと言って出かけていくとし、手紙なども来ていた様だという。管理人立ち会いの元で家探しをする。すると新宿区川島町のバー"Three"のマッチが有った。しかしタバコも灰皿も室内には存在しない。テキサスはこれが手紙ではないかとして引き出しから何通かの手紙を見つけ出す。三田アケミという人物からで、内容を見ると「健ちゃんからもらったシクラメンの花が咲いた」と書かれていた。同情は禁物だぞとゴリはテキサスに予め語る。ボスに報告するとバー"Three"には山村に行ってもらうのでゴリたちはパレスサンライズを尋ねろと指示が来る。予想していたパレイサンライズはマンションではなく老人ホームだった。職員にアケミのことを尋ねる。彼女のボーイフレンドのことを聞きたいというと、健ちゃんはここにいるお婆ちゃんたちのアイドル的存在だという。あれがアケミさんだというと、マフラーを編んでいる老人だった。話を聞くと二人の間に血のつながりはないが、町で倒れているアケミさんを健ちゃんがここまで運んでくれたことで、日曜日によく尋ねてくるようになったのだという。マフラーは健ちゃんの為に編んでいるとのことだった。バー"Three"で聞き込みにいく山村とデンカはバーテンダーから、話を聞くと確かに健一は昼の一時過ぎに来たがヤバイ顔して金を貸してくれと言ってきたという。どうしたのか尋ねたら、もう終わりだという顔をしていたとのこと。それはまるで自殺するかのようだったという。署に戻ると小田健一は人を殺したと思い込んでいるのかも知れないと語る。マジメな性格で彼は車で都内を案内するとアケミに約束したらしいこと。10年以上アケミは都内を診てないらしいという。ゴリはそれを聞くと自分がいきなり飛び出したのでこちら側にも落ち度があることを告げるがボスは、罪は罪だとして、このまま放置すれば健一自身が救われないと語る。しかし今度のことで老人が知ったらどう思うか・・一刻も早く彼を捕まえないといけないと語る。老人ホームは張り込みするよう告げ、ただしデカだという身分は決して悟られるなという。そこでゴリは大工のボランティアで、テキサスは新聞回収屋としてホームの近くを監視することになる。ゴリがホームにいくと彼も老女たちから人気だった。マラソンじいさんが居たり、ゴリのことを呼ぶ一人の厳格そうな男がいた。名前は松崎豊作。部屋を見ると数々の賞状が有り、彼は元刑事だった事を知る。ゴリはベンチを直すという名目でアケミに近づくと話しかける。誰か良い人が居るのか尋ねると、孫よりも大事でカワイイ人がいるという。タバコを吸おうとするゴリにマッチを差し出してくれる。健一が持って来てくれるのだという。他の三人は町で健一の聞き込みをすると戸川組の構成員が動いていることが判明する。戸川組には人身の人買いルートがあるということで、健一もどうやらそこに売られた様だということを知る。
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1972年7月21日に始まったドラマ放送はついに1975年1月に突入。1月の初回のエピソードなので、家族層向けの内容だった。ドラマは老人と若者の交流を描いたもので、血のつながりのない二人のほのぼのとした関係を壊すものが日常の中に潜んでいることを示すもので、その危うさと共にもろさを感じさせる。血のつながりのないものに信頼している関係というのは逆に血のつながりのある関係に於いて、この時代でも生活の中から祖父母は切り離されてしまっている現状が有ってちょっぴり寂しさを覚えるだけに、今回の二人の関係を素直に見守りたいという気持ちを喚起させるものだった。問題はそんな二人の仲を一つの事件によって壊してしまっても良いものなのか。若者はそれだけの酷いことをしでかしたのかということを刑事たちにも問いかけた感じで、それでも取り締まらなければならないのが刑事としての仕事。捕まえるまでが刑事の仕事だと思うけど、事後処理までするのが良い刑事ドラマの必須条件となることがあるよね。みんながコスプレして老人ホームを見張りをするという辺りが笑える所。ボランティアとはいえ、
  ゴリ=大工職人
テキサス=ちり紙交換
 デンカ=小児科医
  山村=庭の手入れ
 長さん=民謡指導 
人身売買ではなく人買いと表現しているところもまたなんだか当時のドラマっぽいな。昔はよく悪いことすると寒い地方の遠洋漁船に連れて行かれて働かされるみたいなことを聞いた気がするけど・・最後はボスまで歌を歌うパフォーマンスには驚いたけど、寧ろ戸川組を取り締まる為とはいえ、山村が直接相手と戦うシーンがあるという立ち回りを久しぶりに見た気がする。しかし今回の交通事故、確かに無免許だけど、あんな形で飛び出して来られたら避けられないよな。
藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署・一係のボス、係長)
山村精一 …… 露口茂 (山さん)
石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
三上順 …… 勝野洋 (矢追町派出所から異動、テキサス)
長山久子 …… 浅野ゆう子 (チャコ)
小田健一 …… 佐藤晴通 (17歳、無免許)
三田アケミ …… 原泉 (パレスサンライズ)
松崎豊作 …… 木田三千雄 (元巡査、警視総監賞、パレスサンライズ)
小峰千代子、本間文子、
日高ゆりえ、津路清子、松井記美江、岡泰正、竹田将二、市村博、野瀬哲郎、山下望、前田哲郎、浅野進治郎、小鹿番、長島隆一、上野山功一
https://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero129.htm
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太陽にほえろ! 第129話「今日も街に陽が昇る」
2016-10-02 15:45:32 テーマ:テキサス編
第129話「今日も街に陽が昇る」
■ストーリー■
石塚と三上は横領犯のアパートを張り込んでいたが、横領犯が帰ってきたため、姿を現した。
横領犯は激しく抵抗し、逃走した。
石塚は横領犯の追跡中、毎朝新聞矢追町専売所のバンに轢かれた。
運転手の小田健一(17歳)(佐藤晴通さん)はそのまま逃走した。
石塚は軽傷を負う程度で済んでいた。
藤堂は轢き逃げを重大な犯罪として、見逃す気は無かった。
石塚と三上は毎朝新聞矢追町専売所に向かった。
配達員(野瀬哲男さん)は小田が車を持って行ったと証言した。
小田は免許を持っていなかったが、車の運転が可能だった。
小田は職場に戻っていなかった。
小田は身寄りが無く、住み込みで働いていたが、職員によると小田にはガールフレンドがおり、日曜日になると嬉しそうにしていた。
石塚と三上が小田の自宅を捜索したところ、新宿区川島町6-3のスナック「スリー」のマッチが発見された。
小田の机の引出しから、小田が三田アケミに宛てた手紙が発見された。
三田は三鷹市下連雀5-3-1「パレス・サンライズ」103号室に在住していた。
手紙には小田がプレゼントしたシクラメンに花が咲いたことが記載されていた。
石塚と三上はパレス・サンライズに向かったが、そこは老人ホームだった。
パレス・サンライズの園長(小鹿番さん)は、老婆の三田(原泉さん)を紹介した。
受付嬢(松井紀美江さん)によると、小田はパレス・サンライズ在住の老人と老婆に人気があった。
三田は小田との血縁関係は無かったが、1年前(1974年頃)に小田が町で倒れた三田を助け、送迎したことが出会いの経緯だった。
小田は日曜日には必ずパレス・サンライズを訪れていた。
三田は明日の日曜日に間に合わせようと、小田のためにマフラーを編み込んでいた。
「スリー」店主は小田と知人だった。
小田は午後1時過ぎに、金を借りに行くために「スリー」を訪れていたが、店主は1000円だけ貸していた。
小田は失望した顔をしており、そのまま帰った。
小田は石塚を轢き殺したと思っている可能性があった。
小田は10年以上都心に出ておらず、都内を見物するのが夢である三田に、車で都内を案内すると約束していた。
小田は三田の約束のために密かに車の練習をしていた。
石塚は小田の事故を忘れてもいいと藤堂に報告したが、藤堂は罪を精算しない限り小田が救われないと助言した。
藤堂は山村と野崎と島に小田の捜索を、石塚と三上に刑事の身分を隠してのパレス・サンライズの張り込みを命じた。
石塚はパレス・サンライズに若手の大工として潜入した。
三上はちり紙交換業者として、パレス・サンライズの周りを回っていた。
石塚は老人の1人である松崎豊作(木田三千雄さん)に修理を頼まれた。
松崎はかつて警視庁の警部補をしており、昭和34年(1959年)に貿易商殺人事件の解決に貢献したことで表彰状を貰っていた。
石塚は三田と会話した。三田は小田を自分の孫よりも大切にしていた。
山村は深夜喫茶で張り込み中、戸川組の組員が店主(竹田将二さん)に大金を渡すのを目撃した。
戸川組から家出少年や少女がいたらすぐに知らせるようにという指令が四方に飛んでおり、店主が指示通りに電話したら、間もなく組員が小田を誘拐していたという情報が入ったため、小田が戸川組の人身売買組織に引っかかったことが断定された。
藤堂は戸川組の人身売買組織を壊滅させるチャンスとして、戸川組をマークするように命じた。
松崎は石塚を疑った。三田宛に小田から、急用の影響でパレス・サンライズに行けないという電話が入った。
三田は小田を明後日の祭日に開催されるパレス・サンライズの5周年パーティーに誘った。
小田はパーティーに行くと言って電話を切った。
戸川組幹部(上野山功一さん)は小田を九州に出発させるつもりだった。
小田はどうしてもパレス・サンライズに行くつもりだったが、幹部は認めなかった。
山村と島は、戸川興業(戸川組)から出発したライトバンを尾行した。
途中で野崎が張り込みを交代したが、ライトバンは停車した。
運転手の組員はキャバレー「プリンス」の通用口に入っていった。
「プリンス」は戸川組の人身売買組織のアジトだった。
「プリンス」から少年たちが連れ出され、ライトバンに入っていった。
山村達は少年全員が車に乗って走り出したところを押さえようとしたが、小田が戸川組組員に抵抗した。
山村と野崎と島は戸川組の組員を逮捕したが、小田と幹部に逃走されてしまった。
戸川組組員の人数が多く、3人では精一杯だった。
石塚と三上は小田が「パレス・サンライズ」に向かうと考えた。
戸川組幹部は人身売買ルートについて黙秘を通していた。
石塚は半年前に人身売買ルートから逃走しようとして殺害された少年を思い出した。
人身売買組織には、少年が逃亡したら殺害するという法則があったため、小田が危険だった。
藤堂は自分たちの任務を、小田の保護と人身売買組織の壊滅と考えていたが、そのために「パレス・サンライズ」の5周年行事を台無しにしたくないと思っていた。
藤堂は山村と野崎と島にも「パレス・サンライズ」を張り込むように命じた。
「パレス・サンライズ」の創立5周年記念祝賀会の日になった。
石塚は三田と話した。
民謡教室の講師がホームを訪れたため、ホーム全体が賑やかとなっていた。
野崎は盆踊りの練習に参加していた。
山村は植木屋に扮し、ホームの周りを監視していた。
島は内科医の臨時の助手に扮していた。
藤堂は「パレス・サンライズ」の園長と対談し、パーティーが無事に終わるように全力を尽くすことを約束した。
藤堂は大会社の重役で、慰問のためにホームを訪れ、特別にプレゼントを用意したということになっていた。
三上は戸川組幹部5人が乗った外車を発見した。
三上のもとに、チリ紙交換を依頼する老人が集まってしまった。
藤堂は歌いながら捜査員に指示を出した。
三上は「パレス・サンライズ」に入ろうとする小田を発見した。
戸川組組員も小田を発見し、車を走らせたが、三上がトラックを停車させて妨害した。
戸川組組員は外車を降り、小田のもとに走ったが、それぞれ山村、石塚、島、三上に取り押さえられた。
小田は宴会場に入った。三田は小田が来たことを祝福し、マフラーを渡した。
山村達は藤堂に戸川組幹部を一網打尽にしたことを伝えた。
小田は外に飛び出し、石塚を轢き逃げしてしまったことを後悔していたが、そこに藤堂達が現れた。
藤堂は小田に、パーティーに戻るように促した。
石塚は車に小田と三田を乗せ、管内の案内を行っていた。
小田は藤堂の手引きで、家庭裁判所で無罪放免となった。 
■メモ■
*ブロックノイズの影響で、中盤から後半が詳細にレビューできませんでした。申し訳ありませんがご了承ください。
*1975年初放映作。正月放映ということか、どことなくほのぼのとした作品となっている。しかし、人身売買というシリアスなテーマもあった。
*「子供の宝・大人の夢」や「汚れた警察」でも行われた一係の扮装。今回は全員が参加し、ボス:大会社の重役、テキサス:古新聞回収業者、ゴリさん:大工、殿下:内科医(後任のドックを思わせる)、山さん:植木屋
*「パレス・サンライズ」の関係者は個性豊かな人ばかり。
*ゴリさんを巡って3人の老婆が取り合いになっていた。
*木田氏は元警部補の老人の松崎を好演。結局バレなかったが、ゴリさんは松崎には刑事であることを話しても良かったと思う。
*上野山氏は眼光がギラギラしていて悪の貫禄たっぷり。
*変装の際、うっかり「小児科の助手」と言ってしまう殿下。
*ボスが渋い歌を披露。
*ゴリさんは謎の手品を披露。ただし、失敗に終わる。
*ゴリさんは七曲署を「へそ曲がりばかりいて変わり者がいる警察署」と説明。
*盆踊りのシーンは、OPのハイライトと本編のシーンでは若干異なる。OPはNGカットの使用と推測された。
*今作は大山氏の「太陽」初執筆作品。大山氏の脚本が担当したことは「トリビアの泉」でも取り上げられていた。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
三上順:勝野洋
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
長山久子:浅野ゆう子
三田アケミ:原泉、小田健一:佐藤晴通
松崎豊作:木田三千雄、老人:浅野進治郎、「パレス・サンライズ」園長:小鹿番、長島隆一、戸川組幹部:上野山功一
老婆:小峰千代子、老婆:本間文子、日高ゆりえ、「パレス・サンライズ」受付嬢:松井紀美江、津路清子
岡泰正、深夜喫茶店主:竹田将二(後の竹田光裕)、市村博、毎朝新聞矢追専売所配達員:野瀬哲男、前田哲郎、山下望
ノンクレジット 戸川組組員:新井一夫
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:小川英、大山のぶ代、田波靖男
監督:澤田幸弘
#太陽にほえろ#チーム主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12205720616.html
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太陽にほえろ! 第678話「山村刑事の報酬なき戦い」(前編)
2018-05-07 17:59:19 テーマ:デューク登場編
第678話「山村刑事の報酬なき戦い」(SP) 前編 (通算第372回目)
■ストーリー■
八崎市にて、八崎署捜査一課刑事の門馬恭平(23歳)(四禮正明さん)は大石由紀夫(34歳)(武岡淳一さん)を追跡していた。
大石は八崎駅から河川敷に逃走し、小屋に入り、大石に散弾銃を発砲しようとしていた。
門馬は小屋に向けて発砲したが、小屋が大爆発を起こした。
藤堂と山村は警察庁に招集され、警視監(西田昭市さん)から、門馬と大石の事件についての説明を受けた。
大石はルポライターだった。
県警にて即座に査問委員会が開かれ、門馬の威嚇射撃についての調査が行われたが、門馬の責任については不問となった。
小屋の爆発原因は、古いゴムホースから漏れ、小屋の中に充満していたプロパンガスが威嚇射撃にて爆発したことからだった。
島津は大石の死亡を事故と判断し、門馬の責任が不問なのは当然という考えだった。
大石が誰かを殺害するつもりだったという通報が入っていた。
散弾銃は狩猟家でもある大石の私物で、クレー射撃の帰りだったが、大石の逃走理由、刑事に銃口を向けた理由が不明だった。
大石が八崎署の不正を調査していたという情報が入っていた。
警視監は山村に、八崎署の極秘捜査に赴くように命じた。
大石は3ヶ月前、七曲署管内で軽度の追突事故を起こしており、その事故と大石の死亡事件の関係を調査するというのが表向きの名目だった。
山村は八崎市に向かった。
大石は1985年9月7日に、矢追2丁目の路上で軽度の追突事故を起こしていたが、追突した車はそのまま走り去り、不明だった。
被害者の車は大石に尾行されたという可能性があった。
山村は八崎駅に到着し、門馬に送迎された。
山村は大石の死が再調査の原因になっていることを説明したが、大石は面白くないという感情を抱いていた。
山村は八崎署に到着し、門馬に、徳田刑事(丸岡奨詞さん)、安井刑事(藤田宗久さん)を紹介された。
山村は捜査一課長の友成一彦(辻萬長さん)と会い、友成の手引きで、署長の楠正芳(加藤和夫さん)と対面した。
楠は七曲署に協力的だったが、大石の死については査問委員会にて決着がついているため、再び持ち出すようなことを慎むように命じた。
山村はあくまで、七曲署管内の追突事件との関連を調査するだけであると説明した。
楠は山村の助手が門馬と決定されたことに不満を抱いていたが、友成は門馬の事件の正当性が認められたため、堂々と捜査させるべきと反論した。
門馬は八崎町2丁目で発生した喧嘩に出動しようとしたが、友成の命令で山村の補助に就いた。
門馬は大石が誰かを殺害しているという噂を聞き、大石を調査していた。
門馬は大石と面識が無かったが、大石は門馬のことを知っていた。
大石の遺留品のカメラにはフィルムが入っていなかった。
門馬は大石が殺害しようとした相手が自分ではないかと推測していた。
大石の遺留品には図書館の利用者カードと手帳があったが、手帳はほとんど焼失してしまっていた。
山村は手帳の現存しているページの、「13号地」と「サザン」という文字が引っかかっていた。
13号地とは13号埋立地のことだったが、ただの空き地だった。
澤村と水木の調査で、大石が9月3日から9月8日まで、日比谷の昭和第二ホテルに宿泊していること、レンタカーを手配し、事故当日の9月7日まで乗っていたことが判明した。
藤堂は八崎市在住の人間で、大石と同時期に東京に来ていた人物を調査する方針とした。
山村は藤堂に、楠が明確に自分を警戒していることと「サザン」のことを連絡した。
山村は門馬の運転する車で、民宿から大石のアパートに直行した。
門馬は大石の衣服をポケットまで調査し、畳を転覆したが、何の手掛かりも入手出来ていなかった。
山村はアパートに手掛かりが無さすぎることを指摘し、何者かが全てを持ち去ることを予測した大石が、重要な資料をどこかに隠した可能性を指摘した。
門馬は楠が、賞罰が不明瞭なことを理由に尊敬しておらず、八崎署で唯一、友成を尊敬していた。
門馬は山村に、ショートカットで長身の女性が2度、大石のアパートを訪れたことを話したが、恋人の存在を知らなかった。
門馬は山村のあら探しとも言える捜査に、激しい不満を抱いていたが、友成に励まされた。
山村は13号埋立地に直行した。
令子は12月に関係する言葉として、「サザン」が「山茶花」ではないかと提案した。
13号埋立地は、夏には暴走族の溜まり場となっているが、冬に訪れるのはアベックぐらいだった。
13号埋立地は阿久津興産所有の土地だった。
阿久津興産社長の阿久津修造は八崎市に多大なる貢献をした人物で、13号埋立地に運動公園を設立するため、市から払い下げていた。
阿久津は八崎市に拠点を持っていたが、9月3日から9月8日まで、日比谷の昭和第二ホテルに宿泊していた。
大石が阿久津を尾行し、その途中に事故を起こしていたことが断定されたが、その理由、八崎署との不正との関連性が不明だった。
山村は藤堂から大石が阿久津を尾行していたという連絡を受け、阿久津会館に直行することにした。
門馬は阿久津が八崎市の名士で、市民が阿久津に感謝していると思っていたため、裏読みばかりする山村の発言を信じられず、激怒した。
山村は阿久津と面会しようとしたが、受付嬢は阿久津が外出していると回答した。
山村は1983年10月10日の、阿久津会館竣工記念の写真を見た。
写真には阿久津(山本耕一さん)と、阿久津の娘の阿久津涼子(かとうかずこさん)が写っていた。
涼子は隣町の白崎女子大学を卒業していた。
阿久津は秘書の望月雅司(立川光貴さん)と一緒に、阿久津ビルの社長室にいた。
望月は山村の捜査の目的が大石の事故の調査ではなく、八崎市の調査であることを見抜いていた。
望月は、警視庁管内でも有能な刑事である山村を警戒していた。
山村と門馬は白崎女子大学にて、涼子が白崎中央図書館の司書をしていることを確認した。
大石の遺品の図書館カードは白崎中央図書館のものだった。
山村と門馬は涼子と対面し、大石の情報を聞き出そうとしたが、涼子は大石のことを大切な思い出と思っており、何も話そうとしなかった。
涼子は大石の死が事故ではなく、殺害されたのではないかと思っていた。
山村は大石が阿久津の重要な秘密を握り、危険を感じ、涼子に預けたのではないかと推理していた。
門馬は山村に反感を抱き、友成に山村と一緒に捜査できないと進言した。
友成は門馬に、山村の背後に警察庁がいること、真の目的が八崎署の不正調査であることを教えた。
門馬は八崎署の不正を自分の手で解明しようとしたが、友成は山村の行動に賛成だった。
友成は大石が阿久津の調査をしていることに驚愕していた。
涼子は山村の発言を思い出し、大石からのプレゼントの人形を調査したが、中から写真のネガが発見された。
門馬は単身、阿久津に面会しようとしたが、部下2名(星野晃さん他)により、外に引っ張り出された。
山村は白崎中央図書館を訪れたが、涼子は体調不良で欠勤していた。
山村は門馬と一緒に、涼子の捜索を開始した。
涼子は地方検察庁八崎分署に赴き、田所検事(川辺久造さん)に現像した写真を提出した。
田所は涼子から写真を預かり、調査しようとしたが、涼子は大石の遺志を継ぐため、単独で調査することを決意していた。
田所は阿久津に涼子のことを報告した。
友成は娘の友成紗耶香(13歳)の登校を見送った後、八崎署に出勤しようとしていた。
涼子は友成を尾行しようとしたが、「浜松58 ろ 25-54」の車に拉致されてしまった。
門馬は友成から指令を受け、涼子を拉致した乗用車の捜索を開始した。
涼子は車内にて、望月から阿久津についての調査を中止し、写真とネガを渡すように脅迫した。
涼子はネガを貸金庫に預けてあるという嘘を言い、八崎中央銀行付近で、望月のもとから逃走した。
涼子を誘拐した車は阿久津の所有車だった。
山村と門馬は八崎中央銀行に急行したが、阿久津の所有車は既に立ち去っていたため、涼子を捜索した。
門馬は、電車に乗り、新宿に向かう涼子を尾行した。
山村は七曲署に連絡し、協力を要請した。
井川は涼子が大石事件について重要な証拠を入手したため、上京したのではないかと考えていた。
藤堂は証拠について、八崎署への情報漏洩を防ぐため、門馬に知られないようにすることを厳命した。
涼子は料亭の女将(松浪志保さん)に写真を見せ、阿久津と一緒に写っている2人の男が何者かを聞き込んだ。
男は代議士の堀田忠彦と、東洋プロジェクトという会社の役員である小野田正勝だった。
小野田は竜神会幹部で、東洋プロジェクトも土地転売のための幽霊会社だった。
涼子は小田急梅ヶ丘駅で、高校時代の同級生で、美容師をしている女性(紀ノ川瞳さん)と待ち合わせし、勤務先の美容室「メール」に入った。
山村は田所が楠宅を訪問しているのを目撃した。
涼子は東洋プロジェクトを訪れたが、ベルを押しても反応が無かったため、退出した。
門馬は東洋プロジェクトに入ろうとして、構成員2名(森岡隆見さん他)に発見されてしまい、殴り飛ばされそうになったが、澤村と水木に救出された。
澤村は構成員を叩きのめした。
門馬は西條の覆面車に乗り、涼子の乗ったタクシーを尾行した。
美容師は涼子にただ宿泊してほしいと頼まれただけだった。
門馬は涼子を見失ってしまったが、井川から涼子が堀田のところにいると伝えられた。
堀田は八崎市出身だったが、東洋プロジェクトと深い繋がりがあった。
涼子は阿久津と堀田の関係性の証拠を入手したため、上京したと思われた。
井川は七曲署捜査員が門馬を助ける理由について、山村に依頼されたからと答えた。
涼子は新幹線の切符を購入し、八崎市に戻っていた。
大石は13号埋立地に関する重大な秘密を入手していた。
無料同然の払い下げ地をうまく転売すれば、儲けが莫大なものとなった。
西條は藤堂の命令に従い、門馬に、涼子の所持している証拠が写真であることを話さなかった。
阿久津と楠の癒着を証明すれば、事件をほぼ解決することができた。
山村は楠に、涼子が田所のもとを訪れたこと、翌日にまるで動向を知られていたかのごとく阿久津興産の車に拉致されたことについて尋ねた。
山村は田所の情報が阿久津に筒抜けになっているのではないかと推理していた。
大石も田所を訪れていることが判明していた。
山村は楠に、田所が楠宅を訪れていることを指摘し、13号埋立地に運動公園が建たないことを質問したが、楠は激しく動揺した。
門馬は友成に、阿久津が八崎市を騙し、13号埋立地を転売し、大儲けしようとしていること、八崎市に帰ることを報告した。
山村は西條から、門馬に涼子が写真を持ち歩いていることを話していないという連絡を受けた。
山村は楠宅を張り込んでいた。
楠は涼子から、真実を知るため、午前8時に八崎1番町の喫茶「ドエル」で待機しているという電話を受けたが、その後にどこかに電話した。
山村は楠を尾行したが、トラック運転手の作為的な運転ミスで尾行を妨害された。
楠は望月と望月の部下(島村卓志さん)によって騙され、ビルに連行された。
山村は車を急発進してその場を立ち去る望月と部下を目撃した後、楠の転落死体を発見した。
山村は城山ビルの屋上から楠が突き落とされたと判断した。
市民が八崎署捜査一課に事件を通報した。
安井は楠と論争をする山村を目撃していたため、楠を突き落としたのが山村ではないかと誤解していた。
通報者の佐竹稔(31歳)(芹沢直也さん)は山村が楠を突き落としたと偽証した。
#太陽にほえろ#山さん主役編#スペシャル編
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太陽にほえろ! 第678話「山村刑事の報酬なき戦い」(後編)
2018-05-07 18:02:25 テーマ:デューク登場編
第678話「山村刑事の報酬なき戦い」SP 後編 通算第372回目
■ストーリー■
山村は友成により、取調べを受けていたが、黙秘を貫いた。
友成は山村を殺人犯と思いたくなかった。
徳田は八崎署に、佐竹を同行させていた。
佐竹は楠が常連のバーのバーテンダーで、偶然現場付近を通行していた。
徳田は友成に、楠宅に涼子から電話が入っていたことを報告した。
門馬は山村が楠を殺害した可能性があること、楠が涼子と会う予定だったいう連絡を受け、涼子が楠と阿久津の悪事に繋がる証拠を入手したからと推測し、涼子を捜索することにした。
楠の死亡時刻は午前7時45分頃だった。
西條は佐竹が偽の目撃者で、犯人が阿久津の配下であることを見抜いていた。
阿久津は山村の捜査が自分に向いたことを知り、山村を罠にかけ、共犯の楠の口封じを図っていた。
藤堂は山村が黙秘を続けることで、八崎署の出方を伺い、その相手を突き止めようとしていると推測していた。
阿久津が堀田や小野田と一緒に写っている写真だけでは楠との癒着の証拠にはならないため、他にも重要な写真がある可能性が出た。
涼子は楠宅に電話し、家政婦から、楠が死亡したことを告げられた。
涼子は望月と部下が「ドエル」の入口を張り込んでいることに感付き、裏口から店を出て、タクシーに乗った。
友成は山村に、このままだと殺人犯として送検することになると警告し、楠についての情報を話すように懇願した。
友成は涼子の行方が分からないこと、涼子が署長と会う約束をしていたこと、真相を問い質すつもりだったのではないかということを話した。
山村は門馬が、涼子が写真を持ち歩いていることを知らないことを思い出した。
門馬は涼子を乗せたタクシー運転手(三角八朗さん)を探し当てた。
運転手は涼子を八崎駅まで乗せたこと、涼子が2時間前、浜松まで行ってくれないかと頼んでいたことを証言した。
門馬は涼子が浜松に到着していると推測し、急行した。
山村は友成と安井の会話から、涼子が浜松にいることを知った。
友成は阿久津に、涼子が浜松にいることを密告していた。
西條と澤村は八崎署に赴き、友成の立会のもと、山村と面会した。
山村は西條と澤村に、「喫茶店に監禁されたが、30分後に自力で脱出した客」という謎の暗号を残した。
山村は化粧室に安井を誘導し、手錠で拘束した。
友成と徳田は安井を発見し、山村を緊急手配した。
西條と澤村は八崎市消防署から救急車を借り、救急隊員に扮装し、山村を救急車に乗せた。
山村は西條と澤村に、涼子のいる浜松に急行するように指示した。
山村は友成が写真を知っていたため、楠を操っていたのが友成であると確信していた。
望月は涼子の部屋を捜索し、戸棚の引き出しの葉書から、涼子の友人で、浜松市富士見町に在住の栗山緑の名前を知った。
阿久津は友成から、山村の脱走の連絡を受けた。
友成は山村が自分の正体を見抜いていると思っており、涼子を発見され、写真を探し出されることを不安視していた。
阿久津は友成に、八崎市を脱走させないため、八崎署管内で取り押さえるように命じた。
友成は紗耶香の写真を眺めていた。
検問が救急車の前に立ち塞がったが、西條と澤村は伝染病患者の輸送と称し、検問を通り抜けた。
救急車は八崎署管内を通り抜けることに成功した。
井川と島津は梅ヶ丘にいる、涼子の親友の美容師に会いに行くことにした。
門馬は友成から山村が脱走したことを告げられ、涼子の捜索を命じられた。
令子と水木は弔問客の1人で、5年前(1981年頃)に八崎署を退職した、元捜査課長の上野(松本朝夫さん)から話を聞いた。
上野は山茶花のことで友成のことを思い出した。
友成は娘が生まれた頃、ある捜査で張り込んでいた。
友成は張り込み対象の家に咲く山茶花を見て、娘に「紗耶香」と名付けていた。
井川と島津は美容師から、涼子の高校時代の同級生の栗山のことを聞き出した。
山村と西條は涼子と栗山と対面した。
阿久津の部下は山村と西條の姿を見て逃走した。
山村と西條と澤村は浜松中央署にて、涼子から写真を手渡された。
写真には、友成が阿久津家の墓参りをしている姿と山茶花が写っていた。
大石は12月3日の欄に、友成の墓参りのことを記載していた。
涼子も12月3日に、阿久津家の墓に菊と百合の花を供えていた。
12月3日は、8年前(1978年頃)に5歳で病死した、涼子の妹の命日だった。
住職は数年前から、友成を目撃していた。
阿久津と友成には何らかの関係性があった。
門馬は山村が阿久津を保護したことで、楠と阿久津の癒着の調査、山村の取調べを警察庁が担当することに憤慨していた。
門馬は八崎署の刑事が八崎市の事件を解決するというスタンスにしていた。
山村は友成の墓参りの写真を眺め、大石の撮影の様子をイメージしていた。
山村は友成が阿久津の娘の墓に山茶花を添えた理由が引っかかっていた。
令子と水木が浜崎中央署に到着し、涼子の妹と紗耶香が同じ日に、同じ病院で出生していることを伝えた。
紗耶香は昭和47年(1972年)11月20日に、八崎市民病院で出生していた。
山村は阿久津の死亡した娘が友成の子供で、友成が自分の娘の墓参りをしたのではないかと推理した。
山茶花は友成にとって娘の思い出につながる特別な花であるため、娘の墓参りに供えていた。
病院で赤ん坊が誤ってすり替えられることが稀にあった。
*阿久津が娘の死後、血液型から赤ん坊のすり替えを知り、友成に娘を返すように迫った。
*友成は娘を返すことを断ったが、裁判になると返さなければなくなるため、阿久津に返さない交換条件として、仲間に引き入れられた
という推理が出来上がった。
山村は捜査員に、阿久津に娘のことを口外した看護婦の捜査を指示した。
令子と澤村と水木は涼子に推理を知らせることを反対したが、山村は真実を知りたがっている涼子に推理を知らせ、真実に一歩でも近づこうとしていた。
涼子は山村の推理が的中していると思っていた。
阿久津は涼子の妹が死亡して数日後に涼子に、「妹が願ってもないチャンスを与えてくれた」と発言していた。
阿久津興産はそれを境にして規模が拡大していた。
全ての発端は8年前、涼子の妹が亡くなり、阿久津がすり替えの事実を知ったことからだった。
阿久津はそれまでごく普通の優しい父親だった。
涼子は山村に、生前の大石が自分に、これから田所に会うという電話を残していたことを教えた。
田所は大石との約束のことを否定した。
西條と澤村は八崎市民病院にて、1972年11月頃に勤務していた看護婦の名前を聞き出そうとしたが、院長(入江正徳さん)に、八崎署署員でないことを理由に拒否された。
友成は西條と澤村の行動を予測していたこと、証人が殺害されるかもしれないことが考えられた。
西條と澤村は八崎市役所厚生課の職員(小寺大介さん)を尋ねたが、何も情報を得られなかった。
西條と澤村は門馬に、友成が阿久津の共犯であることが明確であることを教えたが、門馬は否定した。
門馬は西條と澤村に、大石の捜査の際の、友成からの指示内容を伝えた。
友成は大石が散弾銃を携帯しているため、絶対に街中での銃撃戦を避けるようにと指示していた。
西條は指示の内容を、無意識に街中での逮捕を避けようとするため、河原の小屋まで逃走できる確率が高くなると解釈した。
友成は街中で大石を逮捕させず、証拠の隠滅を図るため、大石を小屋まで逃走させようとしていた。
友成か阿久津の部下が、銃弾でガスが引火するように漏らしていた。
門馬はあくまで偶然と信じていたが、西條は大石が田所に呼び出され、会うために小屋に行っていたと説明した。
西條は門馬に、友成の墓参りの写真を見せた。
門馬は同級生の一人が八崎市民病院に勤務していた。
西條は門馬に、同級生に担当の看護婦を聞くように頼んだ。
門馬は西條の頼みを断ったが、西條に人命がかかっていると説得された。
門馬はそれでも友成を信じ、友成のことを思い出していたが、真実を知る決心をつけ、八崎市民病院に急行した。
門馬は同級生の医師から、担当看護婦の名前を聞き出した。
その看護婦は8年前に病院を辞め、スナックを経営していた。
スナックは阿久津がスポンサーとなっていた。
門馬と、門馬を尾行していた西條と澤村はスナックに入ったが、ママは既に殺害されていた。
山村は涼子に、担当看護婦が遺体となって発見されたことを告げた。
担当看護婦は自殺として処理され、捜査が振り出しに戻っていた。
涼子は阿久津を父親と認識しなくなっていた。
友成は担当看護婦が異性問題で悩んでおり、それを苦にしての発作的な自殺と判断し、捜査を打ち切った。
門馬は友成に不審感を抱いていた。
西條と令子は八崎市を無法地帯にさせないため、捜査を諦めようとしなかった。
涼子は友成に、実妹の紗耶香を返すように迫り、阿久津の代わりに裁判所に告訴するつもりであるという内容の電話をかけた。
涼子は友成に、阿久津と友成の関係性を知るため、明朝7時に13号埋立地に行くように指定した。
友成は阿久津に連絡した。
涼子はタクシーで13号埋立地に急行し、友成も覆面車で八崎署から13号埋立地に直行したが、門馬に尾行された。
門馬は橋にて、ワゴンに進路を塞がれた。
友成は13号埋立地にて涼子に、工事小屋に仕掛けをしたのかと尋問された。
友成は工事小屋に仕掛けをしたのも、楠とスナックのママを殺害したのも望月の仕業であること、命令者が阿久津であることを自白した。
楠は金欲しさのため、積極的に阿久津と組んだが、友成はどうしても紗耶香を手放したくなかったため、渋々阿久津と組んでいた。
友成は強引に、涼子を車に乗せようとしたが、そこに山村が駆けつけた。
山村は昨夜から涼子をマークしていた。
山村は友成に拳銃を向けられたものの、阿久津が紗耶香に愛情を全く持っておらず、返す気が無かったこと、赤ん坊の取り違えを知り、利用しただけであると説得した。
門馬は13号埋立地に到着したが、友成から山村を逮捕するようにと命令された。
門馬は山村を信じ、友成に銃口を向けた。
阿久津の部下複数名が山村、友成、涼子、門馬を射殺するために拳銃を発砲してきた。
阿久津は保身のためなら、実の娘さえ殺害させる卑劣な性格だった。
山村は門馬の拳銃を借り、部下の拳銃を撃ち落としたが、弾を撃ち尽くしてしまった。
西條と水木、令子と澤村が13号埋立地に到着し、阿久津の部下を殴り倒し、逮捕した。
友成は西條に拳銃を渡し、逮捕された。
山村は阿久津と田所と望月の前に現れ、友成が全面自供したことを教えた。
友成は阿久津が実の娘を殺害しようとしているのを見て、ようやく阿久津の正体を知っていた。
友成は静岡県警本部にて、山村の取調べを受けていた。
紗耶香は友成が犯罪者でも、血が繋がっていないことも受け止め、父親が友成しかいないと発言していた。
友成の間違いは紗耶香を信じなかったことだった。
山村は友成に、親子の繋がりと愛情が形でも、一緒に暮らすことでもなく、それこそが本当の人間であると説得した。
涼子は一度も行ったことのない九州で、再出発することを決意した。
門馬は八崎署に残り、一から立て直し、日本一の警察署に作り変えることに情熱を燃やしていた。
#太陽にほえろ#山さん主役編#スペシャル編
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太陽にほえろ! 第678話「山村刑事の報酬なき戦い」(メモ他)
2018-05-07 18:05:29 テーマ:デューク登場編
第678話「山村刑事の報酬なき戦い」SP 通算第372回目
■メモ■
*「太陽」スペシャル編第6弾で、2時間スペシャルとしては第4弾。
*1986年初放映作品にしてスペシャル版、それも山さん主演という豪華な作品。
*ゲストがこれまた豪華。
*全般的に「密偵」を彷彿とさせる内容。
*辻氏は「山さんとラガー」のときと似たような境遇の役。こちらにも加藤氏が出演しており、監督も同じ。
*門馬は七曲署の新人刑事を思わせる熱血漢。
*「サザン」の候補として、「3×3=9」、「サザンクロス(南十字星)」、「サンタクロース」、「サザンクロスラリー」、「サザンオールスタズ」などが出た。
*「サザンクロス」は「七曲署全員出動・狙われたコンピューター」ではキーワードだった。
*涼子が阿久津と一緒に写っている男が何者かを聞き込んだ料亭の読み方が不明。
*門馬に対し、「マイコンと同じで可愛くない」と評するブルース。
*阿久津側の汚い罠で、誤認逮捕させられる山さん。しかし、巧みな知略と、ドックとブルースの連携パターンでうまく脱出に成功。
*山さんの友成に向けての説得は、養子の隆を10年間育ててきた山さんだからこそ言える台詞。
*久々な山さんの発砲。確かこれが最後となる。
*ラスト、一係メンバーで雑煮を食べることに。ボスは年始ということもあり、雑煮で乾杯してから食べようとするが、早速殺人事件の通報が入ってしまった。
*ボスは「今年1年の前途を祝して乾杯」したが、1986年は山さんの殉職、石原氏の体調不良による欠場、それに伴う最終回と、激動の年となってしまった…
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
島津公一:金田賢一
澤村誠:又野誠治
水木悠:石原良純
岩城令子:長谷直美
阿久津涼子:かとうかずこ(現:かとうかず子)
阿久津修造:山本耕一
友成一彦:辻萬長、門馬恭平:四禮正明
田所検事:川辺久造、タクシー運転手:三角八朗、望月雅司:立川光貴(現:立川三貴)、楠正芳:加藤和夫、美容師:紀ノ川瞳、警察庁警視監:西田昭市、上野:松本朝夫(現:松本朝生)
徳田刑事:丸岡奨詞、安井刑事:藤田宗久、大石由紀夫:武岡淳一、大久保裕世、森田浩平、佐竹稔:芹沢直也(現:芹澤名人)、望月の部下:島村卓志、青木香奈枝
民宿の女将:高山千草、八崎市民病院院長:入江正徳、宮田光、八崎市役所厚生課職員:小寺大介、料亭の女将:松浪志保、金野恵子、本庄和子、丹内由基子、阿久津の部下:星野晃
ノンクレジット 東洋プロジェクト構成員:森岡隆見
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
協力:リステル浜名湖
脚本:古内一成、大川俊道、小川英
監督:山本迪夫
#太陽にほえろ#山さん主役編#スペシャル編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12374182666.html



 保護官射殺し山中へ=映画「ランボー」に類似―米ワシントン州
 2012(平成24)年1月3日(火)07時04分『時事通信』配信
 【シアトルAFP=時事】米ワシントン州のマウントレーニア国立公園で1日、イラク戦争から帰還した元米兵ベンジャミン・コルトン・バーンズ容疑者(24)が、女性公園保護官マーガレット・アンダーソンさん(34)を射殺し、山中に逃亡した。約200人態勢で捜索した警察は2日、同容疑者の遺体を発見した。
 事件はベトナム戦争帰還兵を描いたシルベスター・スタローン主演の映画「ランボー」(1982年)との類似が指摘される。雪が積もった公園内は夜間、マイナス30度以下に冷え込むが、同容疑者はそうした環境を生き抜く十分な訓練も受けていたとされる。
 地元紙シアトル・タイムズによると、同容疑者は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されていた。シアトル郊外で1日、パーティー会場からの退去を警察に命じられたが、舞い戻り銃を乱射、4人が負傷する事件を起こした疑いが持たれている。その後、国立公園に逃げ込む際に公園保護官を殺害した。
 写真◆米ワシントン州の国立公園で1日、イラク戦争から帰還した元米兵ベンジャミン・コルトン・バーンズ容疑者(写真、ピアース郡保安官事務所提供)が公園保護官を射殺し、山中に逃亡。警察は2日、同容疑者の遺体発見。(時事通信)

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 ┏━━━━━━━━┓┌─―――――――――――――┐ 『週刊朝日』
 ┃ 『黒い画集』 ┃|1958(昭和33)年10月 5日(日)号| 第01話連載開始『遭難』
 ┗━━━━━━━━┛|1958(昭和33)年12月14日(日)号| 第01話連載終了『遭難』
           |1958(昭和33)年12月21日(日)号| 第02話連載開始『証言』
           |1958(昭和33)年12月28日(日)号| 第02話連載終了『証言』
     松     |1959(昭和34)年 1月 4日(日)号| 第03話連載開始『坂道の家』
     本     |1959(昭和34)年 4月19日(日)号| 第03話連載終了『坂道の家』
     清     |1959(昭和34)年 4月26日(日)号| 第04話連載開始『失踪』
     張     |1959(昭和34)年 6月 7日(日)号| 第04話連載終了『失踪』…単行本化時に除外された作品。のちに短編集『失踪』(2005年、双葉文庫)などに収録
     の     |1959(昭和34)年 6月14日(日)号| 第05話連載開始『紐』
     短     |1959(昭和34)年 8月30日(日)号| 第05話連載終了『紐』
     編     |1959(昭和34)年 9月 6日(日)号| 第06話連載開始『寒流』
     小     |1959(昭和34)年11月29日(日)号| 第06話連載終了『寒流』
     説     |1959(昭和34)年12月 6日(日)号| 第07話連載開始『凶器』
     集     |1959(昭和34)年12月27日(日)号| 第07話連載終了『凶器』
           |1960(昭和35)年 1月 3日(日)号|‡第08話連載開始『濁った陽』
           |1960(昭和35)年 4月 3日(日)号| 第08話連載終了『濁った陽』
           |1960(昭和35)年 4月10日(日)号| 第09話連載開始『草』
           |1960(昭和35)年 6月19日(日)号| 第09話連載終了『草』
           |1959(昭和34)年11月?日(?)号| 第10話連載開始『天城越え』
           |1959(昭和34)年11月?日(?)号| 第10話連載終了『天城越え』『サンデー毎日特別号』…本シリーズとは別に掲載された作品だが、単行本化時に追加
           └─―――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E3%81%84%E7%94%BB%E9%9B%86