ようやく最近になってStudio 2011を使う機会が増えてきた。しかし、その名称に2011年という年号が付いていて、今は2014年だから、なんか3年もかかっているだよね、使うようになるまで。その前のバージョンがStudio 2009でこれはまったく使うことがないうちに2011にアップグレードする羽目になった。
さて、使い慣れてくれば、翻訳作業自体はWordFast、MemoQともあまり変わらないし、さほど文句はない。でもファイルの扱いが面倒。
まず、ファイルがメールで送られてきてもダブルクリックして、さっとファイルを確認することができない。Trados 2007だとWord Formatなので、これが簡単。特にエディットを引き受けているときに、Trados 2007ならダブルクリックしてぱっと開いてちゃんと表示されるのを確認できる。
作業するファイルが1つだけなら、「ドキュメントを開く」で単一ファイル作業のプロジェクトが自動的に作成されるけど、同じ仕事で複数ファイルを扱うときにはまずプロジェクトを作成しなければならない。これは多分Wordfastも同じだけど、なんとなくWordfastのほうが簡単な気がする。少なくとも面倒だなあと思った記憶はない。
いったんプロジェクトを作成してしまえば、そこに新しいファイルをそこに追加できるからかもしれない。
Studioの場合、いったんプロジェクトを作成したあとでファイルを追加しようと思っても、できないような?You have to switch to language source とかっているわけのわからないメッセージが表示される。うーん。わからない。
MemoQを使っているのは1社だけなのであまり比較はできないけど、この会社との仕事の場合は向こうでMemoQにファイルをセットアップしてくれて、こちらはサーバにアクセスしてファイルをクリックするだけなので簡単。

というわけで、使う頻度は増えてきたけど、なんとなく納得しないまま使っているという感じ。もう少し時間を割いて使い方を学ぶ必要があるのかもしれないけど、忙しいときにそんな暇はないしなあ。