金曜日の午後、仕事が一段落して、月曜日に校正の仕事が入ってくるまで時間があいたので、10日ほど前に買ったラップトップのセットアップをすることにした。
ところが日本語が追加できない!
XPも今使っているWin 7 Homeも英語仕様だけど、コントロールパネルからLanugage Regionのタブに進んで言語の追加を選び、ドロップダウンメニューから日本語を追加したたけで問題なく、日本語入力/表示ができた。なのに選択言語から日本語を押してもアクティベートできない。Googleしたところ、ランゲージパックをダウンロードするとのこと。ところがなんと、私が今回買ったラップトップはWin 7 Professional仕様なのだけど、これは外国語に対応していないことがわかった!Win7 Ultimateでないとランゲージパックは使えない。それならProfessionalからUltimateにアップグレードすればいいわけだけど、さらにひどいことにマイクロソフトはそのサポートを打ち切っている。以下のとおり。
only Ultimate and Enterprise versions of Windows
7 can install Language packs. Microsoft also no longer supports
upgrading Windows 7 so it’s either a new PC or Windows 8!
結局ラップトップは日本語化できなかったので、返品。Costcoで買ったので問題なく引き取ってくれた。
さて、日本語を使うためにはWin 8.1のコンピュータを買うってことになるけど、これがまた他の翻訳支援ソフトとまだ互換性がきちんとしていない。
だから翻訳者の多くは、古いXPマシンを大切に大切に使っている人も多い。
一応Win 7ではTweekすればTrados 2007も使えるので、Win 7を使っている人が大半だけど。

でも今後、コンピュータの不具合が出てきて、買い替えるとなるとWin8.1しか日本語が使えないことになる。マイクロソフトはWin 8を売り込むのに忙しく、Win 7はもう完全に切り捨ての姿勢。

せっかくの金曜日の自由時間をこの問題に追われて、夕飯も食べそびれ、疲れ果てて、非常に腹が立った日だった。
この問題は今後まだまだ続きそう。Win 8だって来年になれば大きく模様替えするにきまっているし。もうMSのペースに追い付いていくだけでも息切れがする。