肩関節のロックについて | 札幌市北区の整体院 碧い宙 臨床報告

 

 

先日四十肩五十肩について解説しましたが

 

今回は肩関節のロック(固まってまったく上がらない)について解説いたします。

 


四十肩五十肩と似た症状で肩関節のロックというものがありますが、これに関しては原因も症状もまったく違います。

こちらの方が手強いです。

 

でもちゃんと治ります。

 

 

 

 

肩関節のロックというは

 

腕を上げようとしても

 

自力でも他力でも

 

肩関節が固まった状態ですので

 

無理してもまったく上がらないです。

 

 

この状況が見た目で確認できた時点で

 

四十肩五十肩の施術法は行いません。

 

やってもまったく動くようにはなりませんので、手技的な施術はやりません。

 

リハビリの必要もありません。

 

四十肩五十肩や肩関節のロックには

 

リハビリは一切効果ありません。

 

 

肩関節のロックは

 

四十肩五十肩同様、肩の使いすぎで起こるわけではありませんので

 

要するに、肩関節周りの筋肉疲労ではありませんので

 

肩関節周りの筋肉疲労を取る作業を行ったところで、いつまでたっても治ることはありません。

 

 

 

ということで

 

肩関節のロックの原因は

 

実は、

 

ある種の(特定の種類の)ストレスが原因なんです。

 

ストレスと言ってもいろいろな種類がありますが

 

肩関節のロックの場合は、ある特定のストレスが継続的に繰り返されることによって起こる

 

ストレス障害です。

 

 

 

ですから

 

患者さんは経験されたと思いますが

 

地獄で激痛のリハビリを毎日泣きながら繰り返したところで治るわけが無いのです。

 

 

改善策はあります!

 

ストレス治療なのですが

 

ストレス自体が現在進行形のものですので

 

ストレス治療を行っても完治まではいかないことが多いです。

 

(軽度の場合は一気に完治することもあります。)

 

でも5割~7割くらいは痛みも可動制限も改善することはできます。

 

 

 

そして

 

現在進行形のストレスが終了(原因が終了)した時点で

 

一気に改善に向かいます。

 

 

この症状を例えるなら

 

重要なイベントが近づくに連れて胃が痛くなってきて、食欲も無くなり、急性胃炎と診断されて、薬を飲んでも良くならず、日を追うごとに痛みは更に悪化して、イベントがやっと終了した~と思っていたら、間もなく胃の痛みが治まってきて、食欲も出てきた!

 

というような状況と同じです。

 

 

 

ですから

 

ストレス治療を受けて痛みと可動制限を和らげるか

 

或いは

 

現在進行形のストレスが終了するまで我慢して待つか

 

のどちらかになります。

 

 

 

一般的に(病院では)

 

「痛くてもリハビリを続けないと固まったままになるよ!」

 

と言われるのですが

 

動かさないからと言って固まったままになるという事はありません。

 

逆に、よっぽど無理をさせて骨や靭帯や筋肉を損傷させてしまった場合の方が動かなくなるでしょう。

 

 

 

無理して可動域を広げようとしても

 

筋肉繊維を断裂させるだけです。

 

治るまで動かさないで安静にしていても

 

時期が来たらちゃんとこの様に↓できるようになります。

 

のでご安心ください。

 

 

でも、いろいろな事情によって

 

なかなか現在進行形のストレスから解放されず

 

激痛に耐え続けなければいけない方もいらっしゃると思いますので

 

その様な方は是非ストレス治療を受けてみてください。

 

 

※場合によっては、下肢のストレッチによって肩関節周辺の痛みが和らぐ事もあります。

 

 

 

 

 

 

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