連休を利用して来られたうつ病の患者さん | 札幌市北区の整体院 碧い宙 臨床報告

上の画像はご本人ではありません。

 

 

うつ病にはいくつかの原因がありますが、病院では同じ様な症状であれば、原因の種類が違っても【うつ病】と診断されるようです。

 

本当のうつ病は、繰り返されるストレスの記憶の蓄積によって起こるのですが、患者さんによっては、うつ病と診断されていても、繰り返されるストレスの記憶の蓄積が無い人もおります。

このタイプの患者さんの場合は、本当のうつ病とは違う治療法になります。

 

どちらにしても短期改善は可能です。

 

 

この連休、道外からの患者さんが続きました。

 

その中のお一人がうつ病と診断されて7年という方で、現在休職中で、ご両親が付き添って来られました。

 

学生時代は健康で、大きな怪我も病気も無かったそうです。

 

就職してから2年目くらいから

 

疲労が取れなくなってきて

 

眠れない日が多くなり

 

食欲も無くなり

 

休みの日は一日中寝てることが多くなり・・・

 

という様な状況になり

 

体重が急激に減ってきたのを見てご両親が心配になって心療科に相談に行ってみたところ【うつ病】と診断されたそうです。

 

 

話しの内容・表情・話し方・動作・反応から診ても本当のうつ病に該当すると思いました。

 

本当のうつ病は、繰り返されるストレスの記憶の蓄積に対しての脳のセキュリティーシステムです。

 

 

脳が誤作動を起こしているわけではなく、

 

これ以上ストレスが蓄積されると危険!!!

 

と判断した時に

 

更にストレスが積み重なる場所に行くことを防ぐために

 

動きや思考に制限をかけて

 

自分の身体を守ろうとするわけです。

 

 

そのセキュリティーを解除することができると

 

うつ病の症状が消えるようになっているのですが

 

セキュリティーを解除するためには

 

積み重なったストレスが処理されなければいけません。

 

積み重なったストレスが処理されれば

 

脳はセキュリティーを解除しますので

 

その場で動きや思考の制限も解除されます。

 

 

今回の患者さんは

 

あまり詳しくは書けませんが

 

2日目に来られた時に

 

『久しぶりにぐっすり寝てたよね。』

『朝も食べました。普段は朝はほとんど食べないのに。』

『顔つきがいつもと違う。』

 

とご両親が仰ってました。

 

 

そして3日目の途中からは

 

笑顔も見られるようになって

 

普通に会話が出来るまでになり

 

ご両親からは

 

『期待とアレが半分半分だったけど、期待以上でした。』

 

とのことでしたが

 

結果がアレの方じゃなくて良かったです。

 

 

ご紹介くださった先生、有難うございました。

 

今回は時間の都合上ここまでとなりましたが、

 

少し様子を見て今後のご相談をいただけるとのことでした。

 

 

 

(これは医学的な理論やアプローチ法ではありません。)