中学 男子 バスケ部。
低学年の頃からミニバスを始める。
小学生の頃は特に大きなケガも無く、6年生で引退するまでチームの中心選手として活躍。
中1の夏から腰の痛みを感じるようになり、普段は大丈夫だが試合で無理をすると悪化の繰り返し。
中2の中体連が終わり3年生が引退。
自分がチームのまとめ役なのに腰痛の悪化で練習ができず、指示したり手伝いしかできないので辛い。
「練習できないのに笑顔で頑張っている子供を見ているのが辛くて・・・。」
とお母さん。
スポーツ選手で有名な整形外科でMRIを撮ってもらったら「腰椎すべり症」と診断され、親子して絶望感でどうしていいかわからなくなった。
医者からは
「中1から腰痛があったのなら、中学で練習量が増えた結果、成長期の身体が練習量についていけず、無理をした結果腰椎に負担がかかってしまったんでしょうね!よくあることです。酷くなると普通の生活にも支障が出ますし、最終的にはズレないように手術で固定しなきゃいけなくなる。」
と言われた。
「なるほど、確かにこういう流れの話しはよくあることですし、スポーツ選手ですべり症というのもよくある症状です。」
ということで、まずは
・小学校から中学に上がって運動量が極端に増えた
・成長期でハードな運動に筋肉や骨がついていかなかった
・栄養が足りなかった
・休息が足りなかった
などはすべり症の原因ではないこと。
そして
「本当の原因は(話しが長くなりすぎるのでここでは割愛させていただきます)であり、それを処理することによって滑らなくなる(骨がズレなくなる)。」
ことを説明。
施術前の痛みの動作確認では、
前後屈がほぼダメ。痛い。前後に10度ずつくらいしか曲げられない。
特に前屈すると危険。抜けそう。
側屈も硬い。
お母さんに見てもらっている中、施術開始。
施術を始めてから20分くらい経過した時点で一旦立ち上がってもらい、ゆっくり前後屈。
後屈15度くらい。
前屈は、背中が丸まっているが背中に物が乗せられそうなくらいまで(指先が膝下まで)曲げられるまでに変化。
ここで結果が出たので、本当の原因について理解してもらえたようです。
一発目の施術で結果が出たらあとは治っていく速度が加速します。
あとは時間の問題。
そして再度施術開始。
20分ほどで時間切れ。90分間。
結果は、
「前屈後屈側屈ができるようになったが、後屈の硬さがまだ若干残る。前屈の危険な感じは無い。」
とのこと。
そして本日は、お兄ちゃんも連れてご来院。
お母さん曰く
「あのあと、練習ができるようになったのですが、すべり症の部分が気になって、もし痛くないだけで、練習することによって滑っている部分は悪化していたら怖いので病院に行って診て貰ったんですけど、MRIでは『今はすべりは見られないです。このままあまり負担がかからないようにしていたら安定してくるかも知れませんので・・・』と言われましたけど、先生も不思議そうにしてたよねぇ!今日は下の子をもう一度診てもらって、時間があったら上の子も!」
とのことでした。
※ すべり症には、すべってしまう原因があり、それが処理されたらすべらなくなります。
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