うつ病はセロトニン不足? | 札幌市北区の整体院 碧い宙 臨床報告

どこに行っても


うつ病は神経伝達物質の

セロトニンの減少が原因です!


と言われますが・・・(w_-;



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最近は、お医者さんからもカウンセラーの先生からも、「うつ病は神経伝達物質であるセロトニンの減少が原因です!」と言われるみたいですね。



今回の患者さんは、上の絵の様に本当に苦しそうな状態で、座っているのもやっとという様な状態でした。


椅子に腰掛けている状態で問診させていただきましたが、ずっと息苦しそうで、呼吸が速く、頭を抱えておりました。



それで、今回のタイトルにもあるように、


『最近のお医者さんは「うつ病は神経伝達物質であるセロトニンの減少が原因です!」と言うみたいですけど、○○さんも言われましたか?』


と伺うと、急に重たい頭を上げて


『そうなんですよ!どこ行ってもそればかり言われて、後は色々質問されて、「やっぱりうつ病ですね!」と言われて、「話せることは何でも話してください!」ってそればかりで、話したところで何も変わらず苦しいままなんです!』


と、辛そうにしながら怒りをあらわに訴えておられました。



大丈夫です!

私は同じことは言いませんから!(^o^;)




確かにセロトニンの減少があるのかもわかりませんが、それは結果であって原因ではありません。



じゃーセロトニンを追加してあげればうつ病は治るのか?というと、治りませんよね!


セロトニンを追加しただけでうつ病が治るなら、世の中にうつ病の患者さんはいないはずです。




今回の患者さんは、以前の記事でお話した②のタイプでした。


②のタイプでしたら、生活環境でも仕事環境でも特に精神的に疲労する様なストレスはないのに、急に身体が辛くなり、思うように動かせなくなって、歩くことも仕事をすることもできなくなって、場合によってパニック症状が出て、自殺したい衝動に駆られてしまうといった症状が出てしまうこともあります。



今回が初診でしたが、2時間の治療時間をいただいて原因を探っていった結果、案の定ストレス性のうつ病ではありませんでした。



ストレスがなくても同じような症状が出ることはありますので、カウンセリングを行っても効果はありませんし、このタイプは薬もまったく効果ありません。


原因がわかれば、アプローチの方法も見えてきます。


もう何度か来ていただく必要はありますが、帰られる時には身体の震えが治まり、顔色に赤みが戻って来た感じで、声が出しやすくなったとのことでした。




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JBM総合整体院碧い宙(あおいそら)