98. THETA DS PRO BASIC 3 | BACKUP 2024

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備忘録

 

 

 

セータのDAコンバーター「DS PRO BASIC 3」を導入しようか迷っている。
DAコンバーターとはCDなどのデジタル信号をアナログ信号に変換する装置だ。
デジタル機器の心臓部と言っていい。
本機は寺島さんが長年愛用された機種の後継機である。
ほぼ無名であり、おまけに発売から20年経過している。
日進月歩のデジタル機器において20年はとてつもなく大きい。
しかも試聴すら叶わない。
買うとすれば中古だがタマ数少なく、状態も定かでないうえ不調があった場合修理が可能かどうかも不明だ。

この機種に拘る理由は、我が家のラックがいっぱいでこのサイズ(天地6センチほど)でなくては収納不能であるためだ。
そんなの理由になるかって?なるんだよ。
ラックに入るかどうか、これは極めて大事な問題だ。
CDR-HD1500三号機用に考えているのだが、本機以外は事実上導入不可能ということだ。

 

 

 

 

 

 

THETA DS PRO BASIC 3 がやって来た。
オークションに出ていたのだが、同一個体をお店の通販で買うことができた。
それで消費税と送料が只になった。
万単位で儲かったことになる。
なんだかいい加減な話じゃないか。

 

ケーブル類を調達していないのでまだ音は出ない。
この製品「セータ」だと思っていたけれど、「シータ」の表記も見受けられる。
ゴリアテから飛行石の力でパズーの所へ降りて来たシータだ。
パズーがシータに言う。
「君が空から降りて来た時ドキドキしたんだ。きっと素敵なことが始まったんだって」
ムスカに捕らわれたシータが、古くから伝わる呪文を口にする。
「リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」
我を助けよ。光よ甦れ。そして冒険が始まる。

 

 

 

 

 

 

まるで測ったように(実際測ったが)ウエスギフォノイコの上にピタッと収まった。
エリマキトカゲ的なデカ顔の風貌で間口大きく見せるが奥行きは短い。
しかし思いのほか重量があり、ウエスギの美しい木製キャビネットにゴム足の跡が付きそうだ。
ブラックメタル製のインシュレーターを三点設置でかますことにした。