仕事を手際よく進めるには、
その情報に秘められた真の価値を見抜く“目”が必要。
表面からは見えないそれら価値に近づくには、
生データ活用が有効と言えます。
そこで前々回、前回と、その意義、方策を記しました。
今回は“具体策第2弾”ということで、
前回とは異なる方法をお話したく思います。
◎「生データ活用の意義」については、こちらをご覧ください。
◎「生データ活用策・その1」については、こちらをご覧ください。
仕事で、プライベートで、新たな課題が発生し、
対策を検討しなければならない。
でも、いったい何から始めていいか分からない、
ということがあると思います。
その課題に関するある程度の知識があれば、
どこに行けば関連情報に接することが可能か
想像できるかもしれませんが、それすらない時はどうするか。
そんな場合に大いに活用したいのが、
Google、Yahoo!といった検索エンジン。
それらを駆使し、無数にある生データ(サイト掲載情報)を
結びつけることで解を導き出す、という手法です。
とりあえず、起きている課題に関する言葉を入力し、
まずは情報に当たる。
ここまでは多くの方が行っていると思うのですが、
それだけでは、十分な解を得られないことの方が多いでしょう。
そこで活用したいのが、いわゆる『Q&Aサイト』。
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などの
Q&Aコミュニティーのこと。
既に利用されている方は分かると思いますが、それらサイトには、
公私を問わず、本当にありとあらゆる質問が載せられ、
そこに多くの方が回答を寄せています。
検索エンジンで辿り着いたサイト、
そしてQ&Aサイトを丹念に見ていくと、
それら中から、新たなキーワードらしきものが見つかるはず。
そこで今度はその新たなキーワードらしきものを使って、
再度、検索エンジン、Q&Aサイトを使い情報にアクセスします。
こういったことを何度か繰り返していくと、
同じような悩みを抱えている人の解に辿り着いたり、
あるいは解決策のヒントが見つかるもの。
情報は日々、さまざまな形で発信されます。
しかしながらそれらは必ずしも自分から見て
都合の良い形とはなっていません。
だからこそ、それら生データを丁寧に調べ、
自分の望む価値ある情報に仕上げていく力が求められている、
と言えるかもしれません。
あなたの課題が解決すること、
心より願っています。