「話せば分かる」は嘘。
一度信頼関係を崩してしまうと、
何を言っても信用してもらえない可能性があるからです。
前回、そんなことをお伝えしました。
では一旦関係の崩れた相手とは、
どのように接すればいいのでしょう。
◎前回記載については、こちらをご覧ください。
信頼が崩れ去った後、
再び本音ベースの話をしたい、と望むのであれば、
信頼を取り戻すしか“手”はありません。
あなたから信頼を崩したなら、その原因に立ち返り、
時間がかかっても誠意を示し続けるしかないでしょう。
一方、相手が信頼を崩すような行為をした場合、
相手が気持ちを入れ替えていれば別ですが、
そうでないなら、信頼再構築は絶望的。
なぜって、
「あなたと信頼を築きたい」
と相手が思っていないからです。
そうは言っても、例えば仕事上で接点があり、
一定の会話をしなければならない、
という状況も起こり得るでしょう。
そういった際は、どうしたらいいのでしょう。
その場合、現実的な答えは、
『ビジネスと割り切り、ドライに接する』。
それしかありません。
相手と仕事上、込み入った話をしなければならない場合、
第三者を巻き込み、1対1の会話を避けるのが無難。
第三者が入ることで、互いに大人の対応が可能となるからです。
世の中にはさまざまな価値観があり、
全く相いれない相手も存在します。
誰かれなく、
本音のコミュニケーションを図れるのがベストですが、
相手のあることですから、自分の思い通りに行かないことも。
そういった相手と
無理にコミュニケーションを図ろうとすれば、
相当にストレスが高まるはずです。
時に「人は人」くらいに考えるのがよろしいと思いますが、
いかがでしょうか。