仕事において成功をつかむ人たちが手にする『7つの力』。
最後、7番目となる”人間力“の高め方を見ていきましょう。
◎『7つの力』概要については、こちらをご覧ください。
◎「“人間力”がどのようなものか」については、こちらをご覧ください。
“人間力”とは、“人としての器”(の大きさ)のこと。
人を惹きつける魅力と言っても良いかもしれません。
少し言い方を変えるなら、周りが応援してくれる存在になる、
ということです。
なぜって、その方がさまざまなチャンスの巡り来る可能性が
高まるから。
◎「“人間力”が発揮する効果」については、こちらをご覧ください。
「なんか、分かったような、分からないような・・・」
という思いを抱かれたかもしれません。
“人間力”は、ビジネス成功に不可欠な要素である一方、
その範囲は広く、どのようなものか捉えにくいのも事実です。
ですから、
まずは以下3つの“人間力”強化法を実践されてはいかがでしょう。
その過程で“人間力”の広さ・深さを体感していただけると
思います。
1)目標とする人物のマネをする。
2)交流の範囲を広げる。
3)親孝行に努める。
説明しましょう。
1)目標とする人物のマネをする。
目標となる人ですから、
あなたに取って多くの魅力がある、ということでしょう。
その人の行動を徹底的にマネしてみてください。
その時点では意味不明の行動もあるかもしれませんが、
とにかくマネる。
繰り返す内に、
目標とする人が持つ人間力があなたにも備わってくるはずです。
最初は意味不明だった意図も、その頃には判明していることでしょう。
2)交流の範囲を広げる。
人は基本的に心地よい環境を求めます。
ですから、交流する範囲も価値観が近く、
一緒にいて安心できる同世代に偏りがち。
そこで、敢えて異なる世代と積極的に交流してみるのです。
社内なら年の離れた先輩・後輩と、
また異業種交流会などに参加し、
敢えて異なる世代に積極的にアプローチするのも有効。
最初は戸惑うかもしれませんが、
徐々に対応できるようになるとともに、
多様な価値観を知ることで、人としての器が拡大するはずです。
3)親孝行に努める。
“親子喧嘩”という言葉があるくらいに、よく喧嘩するのが親子。
それは、利害が直接衝突することが多いから。
親子となれば20歳以上、場合によっては30歳以上、
年が離れていますから、両者の価値観の違いは明らか。
だからこそ、積極的に親孝行し、
良い関係づくりに努力してみるのです。
その過程で得るさまざまな学びを通し、
人間力が磨かれていくことでしょう。
3つの“人間力”強化法を挙げましたが、
全てを一度に、というのはきついと思います。
ですから、まずはどれか一つ選択し、始めてはいかがでしょうか。
知らず知らずの内に、あなたの“人間力”が向上していくはずです。