ビジネスを通じ成長、成功する人の多くが手にする『7つの力』。
その6番目を確認しましょう。
それが“各種スキル”(その時々に応じたテクニック獲得力)。
◎『7つの力』概要については、こちらをご覧ください。
何でもそうですが、最も大切なのは考え方(思考法)そのもの。
◎『7つの力』の原点、“思考力”については、こちらをご覧ください。
しかしながら、同時にそれなりのテクニックも必要となります。
『7つの力』6番目の“各種スキル”とは、
成功に必要となるテクニックのこと。
これ、大きく2つに分かれます。
1)どのような場面においても必要となる“基幹スキル”。
2)置かれた環境に応じ必要となる“場面限定スキル”
それぞれ、説明しましょう。
先に“場面限定スキル”から。
これは与えられたミッション(任務)を遂行するために(のみ)、
必要となるスキルのこと。
経理の仕事をするなら、簿記会計関連のスキルが、
法務関係の業務を担うなら法律関連の知識が、
研究開発なら該当分野に特化した技量が必要となります。
一方でミッションが大きく変われば、それらは直接的には
使われなくなる。それ故、“場面限定スキル”。
では、もう一つの“基幹スキル”とはどのようなものでしょう。
これ、“土台スキル”と言い換えることもできます。
取り組むビジネスは人によりさまざま。
営業職もあれば、企画職もある。
生産現場における管理という側面だけ見ても、
生産管理もあれば、品質管理も。
営業一つとっても、扱うものによってそのプロセスは実に多彩。
その意味では「世の中に全く同じ仕事などというものは存在しない」
と言えるかもしれません。
そんな中、
どのような業種(業界)においても
いかなる職種(役割)であろうと
どういった階層(役職)にあっても
必要とされるスキルがあるんです。
それこそが“基幹スキル”と呼ばれるゆえん。
具体的には以下3つを指します。
1)コミュニケーションする力(コミュニケーション・スキル)
2)書く力(ライティング・スキル)
3)論理的に思考する力(ロジカルシンキング)
なぜって、ビジネスは常に相手が存在。
円滑な関係を築けるか否か、
つまり、コミュニケーション・スキルの有無が成果に直結します。
インターネット全盛の現代は、
やり取りの中心が電子メール(e-mail)に。
日常の報告書や各種資料作成含め、
書く力がなければ話になりません。
コミュニケーションする、書くにあたって論理的思考は不可欠。
これ、立場・役割などに関係なく、
全てのビジネスパーソンに要求されるスキルと言えます。
※私はこれらを『ビジネス3大スキル』と呼んでいます。
しっかりした思考力の下に身につける“各種スキル”は強力な武器。
特に“基幹スキル”は
少しでも早い習得・実践が圧倒的優位を築きます。
『7つの力』6番目の“各種スキル”、いかがでしょうか。
一度、スキルの棚卸しをしてみると、
今後強化すべき分野が見えてくるかと・・・。
◎もし『ビジネス3大スキル』に不安があるなら、こちらを参考に。
※動画形式にて3つのスキルを詳述(無料)しております。
◎「“各種スキル”の高め方」については、こちらもご覧ください。