23日から3日間ベトナムに初めて行きました。
私のベトナムに対するイメージはベトナム戦争がすべてでした。北ベトナムと南ベトナムとのし烈な戦いそして劇的な北ベトナムの勝利、慌てふためいて撤退するアメリカ軍の姿・・・それも一昔前になっていました。現地でその話をすると、ベトナム人が「1971年に戦争が終わり既に45年も前の話ですよ!」と。若い人の間では昔話になっている。そんなに時間が経過したのかと我ながら驚きました。今回は商用で行ったのですが、仕事の合間に観光や食事に行きました。
その中で、素晴らしい処とかおいしかった食事やおもしろいなと思ったことをいくつか紹介します。
まずは、「ハロン湾」です。
幻想の世界遺産、海の桂林ともいわれる「ハロン湾」
これは正に生きている間に一度は見物されることをお薦めしたい観光スポットです。ハノイ市内から180KM離れていて車で約4時間かかります。
入り組んだ入江にニョキニョキとそびえる奇岩により湾内は波が静か、木造のクラシック調のクルーズ船で景色を見ながらその船上で地元でとれたエビや牡蠣等の海鮮料理を食べる。2時間の最高のクルーズでした。
ハロン湾の成り立ちは11万5000年前の氷河期にさかのぼるといわれています。
広大な石灰岩台地が沈降してできたそうです。
行った店は「フォー10」
綺麗な清潔な店で、フォーはベトナムでも北部が本場だそうです。
その日に蒸して作る米生地をカットした生麺の食感、時間をかけて作ったスープ、牛肉他沢山の具材、最高!おいしかった。
フォー、これに辛子を入れて食べました。
これまた、最高、暑さを吹き飛ばす絶妙の辛子フォーでした。
面白いことでは、ハノイの交通事情・・・
自動車も多いが、それに増してバイクが多い、電動自転車も多い。ペダルは踏んでいない、これはバイクだ。ましてやこれはナンバーなしでOKとのこと。自動車とバイク・電動自転車が入り混じって走っている。右から左からなど当たり前、バイクが逆走して走ってくる。それが芸術的?といっても過言ではないくらい衝突しない。ヒョイヒョイとお互いに避けながら走っている。バイクの二人乗りは当たり前、四人乗りもよく見かけました。
それに交通警察官がほとんどいない。事故を一件も見なかった。
もう一つ、おもしろかったのは女性のバイクウエアー、頭からスッポリかぶり大きなマスクとサングラス、もちろんヘルメットもかぶっている。そして、腰巻風の下半身ウエアー、見事とうなる位の完全装備で街を走っている。それも数台ではない。女性はほとんどそのスタイルで走っている。理由は日焼け防止と洋服が汚れないように対策しているとのことでした。
僅か三日間のベトナム(ハノイ)滞在でしたが、親日的な国だなと感じました。そして顔つきや考え方、食の味付けも日本人と似ていると思いました。ハノイからハロン湾に行く途中、海外の工場群が立ち並ぶところがありましたが韓国のサムスンの凄い工場があり約10000人以上が働き、その後ろには従業員が住んでいる大きな町ができていました。日本もホンダ他多数が進出しているそうです。
豊かな国作りに一直線で進んでいるなと思いました。
「頑固親父はじめ」も小さいながら負けてはおれません!
「顔晴ろう!」「顔晴らねば!」と強く想い帰国の途についた「頑固親父はじめ」でした。
PS
ハノイの町の写真他立ち寄った店とかを紹介させていただきます。
ハノイビール、冷えてなかったので氷を入れて飲む
おいしっかたよ!
そのレストランで歌手が日本の歌を歌ってくれた。
チップをはずみました。
今度は盃でリズムよく「シャツシャツ・・・」と音を出して演奏する。
さらにチップを払うはめになったけど。