8月18日(日) 2024札幌記念(GⅡ) 3歳以上定量 1着賞金7000万円 札幌芝2000m 発走15:45




サマー2000シリーズ第4戦・札幌記念。定量戦のGⅡ競走という事で毎年G Iホースが出走するなど非常に豪華なメンバーが揃い、スーパーGⅡの異名を付けられる真夏のビッグレース。もちろんシリーズ優勝を占う意味で重要なレースではありますが、今年の顔触れからも秋のG I戦線へ向けた直接的な前哨戦の意味合いが非常に強いですね。今年もG Iホース3頭を含む中距離路線のトップクラスが登場、天皇賞秋など、秋のG Iへ向けて必見のレースになりそうです。




◎3ボッケリーニ

前走の鳴尾記念は結果的に勝ち馬に目標にされた形で交わされたが、上手く馬群を捌き上がり最速で勝ちに等しい内容。近走は中々勝ち切れない競馬が続いているが、8歳になっても衰えは無いし、昨年秋から2着に敗れたレースも勝ち馬とタイム差無しであくまで流れひとつだろう。競馬場・馬場を問わない馬なので初の洋芝に不安は無いし、この枠順ならロス無く立ち回ればG Iホース相手のメンバーでも上位争いになりそう。

○9ステラヴェローチェ

2歳時から世代トップクラスの活躍を見せ重賞2勝、G Iでも上位争い。屈腱炎を発症し長期休養後は徐々にレースを使われながら復調、今年3月の大阪城ステークスを優勝し、続く大阪杯は中団追走から直線外から脚を伸ばし上位と僅か0秒1差まで詰め寄る4着と改めてポテンシャルの高さを見せた。前走の安田記念は枠順が外だった分溜めが作れず9着も悲観するほど悪い走りではなかった。今回は初の札幌コースになるが、20年サウジアラビアロイヤルカップや21年神戸新聞杯では不良馬場で勝っているように力の要る馬場、洋芝にも十分適性はあるだろう。位置取りに融通が効くタイプだし、力的にも十分争覇圏内の1頭。

▲11プログノーシス

昨年の札幌記念は中団追走から馬群を捌いて先団へ進出、直線では馬場の真ん中から4馬身突き抜けて優勝。今年は初戦の金鯱賞でインコースから早めに抜け出し、追い上げる菊花賞馬ドゥレッツアに5馬身差を付けて圧勝。前走のQEⅡでは早めから勝ちに行く競馬で仕掛けて行き、結果ロマンチックウォリアーに敗れたが、世界的な強豪相手に0秒1差2着に食い下がった。能力は明らかにG I級で、今年2戦の走りからも今が最も充実しているだろう。函館芝コースの最終追い切りは不良馬場でも良い動きを見せて好仕上がり。昨年の札幌記念、近2走のような機動力発揮の競馬なら悪い結果は考えにくい。


△12ノースブリッジ、2ジオグリフ、4シャフリヤール、6トップナイフ




馬券は3ボッケリーニ中心の三連複で買いたいですね。