サマースプリントシリーズ第4戦・CBC賞。秋のスプリンターズステークスを目指す中での夏のスプリント重賞。21年、22年は小倉競馬場で行われ、いずれもレコードで決着、昨年は中京開催でしたが勝ち時計が1分7秒2と速いタイムでした。先週の小倉記念がレコード決着だったように今年の変則開催の日程上からCBC賞も高速決着になる可能性が高く、脚質に加え各馬の持ち時計の比較が最も重要になりそうです。
◎7ジャスティンスカイ
中距離→マイル→スプリントと路線を変更しつつ今年5月の鞍馬ステークスで1200m初勝利。その2走前の鞍馬ステークスは好位外目を追走し直線でひと脚を使っての差し切り勝ち。前走の函館スプリントステークスは出負けし終始外を回され脚を使ってしまう形で10着に敗れた。前走は度外視出来る内容で、2走前の勝ち時計から高速決着に不安は無いし、スタートさえ決まれば展開に左右されない好位からの形で巻き返しが期待出来るだろう。他との比較上ハンデは見込まれた気はするが、2走前の内容から自身は苦にしないはず。
○16アグリ
昨年の阪急杯優勝後から1200mを中心に使われセントウルステークス、シルクロードステークスいずれも2着。前走の1351ターフスプリントは位置取り自体は悪くない感じだったが追い出されると一息で6着。ベストは1400mくらいの印象だが、1200mでも位置は取れないがその分ラストで良い脚を使えるように適性は十分。今回は高速馬場を考えれば中団辺りには最低付けたいところで、まずはスタート五分で。トップハンデで海外帰り・転厩初戦と色々不安材料はあるが、スプリンターズステークスを見据えて陣営的にはある程度の結果は求めての参戦だろう。
▲12カンチェンジュンカ
自己条件で力を付け今年2月の下関ステークスを勝ちオープン入り。オープン入り後も春雷ステークスで0秒2差5着、前走の北九州記念では速いペースは良かったが前が止まりにくい高速馬場、直線はスムーズとは言い難い形だったがしっかり脚を伸ばして4着に入った。展開・流れに関わらず伸びた近2走は評価出来る内容で、今が充実期は明らか。小倉巧者だけに持ち時計は十分で、2走前の走りからも坂のあるコースも問題無い。今年連勝した時のようにある程度の位置からでひと脚を使える馬で、スタートはそこまで遅い馬ではないので先団直後辺りで上手く脚を溜める競馬が理想。
△9ブーケファロス、3バースクライ、2キタノエクスプレス、14レッドヒルシューズ、6スズハローム、11グレイトゲイナー、13ショウナンハクラク
馬券は7ジャスティンスカイ中心の馬単、三連複で買いたいですね。