「アトリエだより」第381号(19.08.26)を
アップします。
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■三昧(さんまい)(1)
子供の頃、夏になると蝉捕りに夢中になった。
朝ご飯も食べずに
暗いうちから網を持って近くの公園に行き
昼過ぎまで帰ってこなかった。
暗いうちから網を持って近くの公園に行き
昼過ぎまで帰ってこなかった。
毎日近くの川で魚釣りに興じたこともある。
模型作りも時間を忘れて没頭した。
大人になってから
あんなに夢中になってやったものが
どれほどあるだろうか。
あんなに夢中になってやったものが
どれほどあるだろうか。
忙しさや効率というものに縛られて、
遊ぶにしてもどこかでブレーキをかけながら
遊んでいた気がする。
遊ぶにしてもどこかでブレーキをかけながら
遊んでいた気がする。
現代ではスマホに代表されるように、
仕事をしながら動画を観て、
それと並行して食事を摂りつつラインに返信をする、
というようなことが日常的に行われている。
仕事をしながら動画を観て、
それと並行して食事を摂りつつラインに返信をする、
というようなことが日常的に行われている。