「日本フィルハーモニー交響楽団 第36回九州公演」
2月12日(土) 午後2時開演
アクロス福岡シンフォニーホール
毎年恒例の日フィルの九州公演。
今年も行ってきました。
今年はなんといってもプログラムがよかった!
<クレジット>
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
シベリウス :ヴァイオリン協奏曲
ラヴェル :ボレロ
指揮:藤岡幸夫
ヴァイオリン:堀米ゆず子
▼ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
「のだめカンタービレ」のテーマ曲で使われた7番。
聴きながら千秋真一の指揮姿が目に浮かぶ(笑)
のだめでは第1楽章と第4楽章を組み合わせたアレンジでしたが、
第2楽章・第3楽章もいい曲です。
特に第2楽章の迫りくるような旋律は印象深くて秀逸!
オススメです!
▼シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
コンチェルトとはいえ
交響曲的な色彩を持つ独特なシベリウスのこの作品。
堀米さんのダイナミックかつパワフルな独奏に
さながら「土」を彷彿とさせる北欧チックな重厚な表現の
オーケストラの見事なマッチングに感動!
▼ラヴェル:ボレロ
この曲、意外とライブで聴く機会って少ないと思いませんか?
(ちなみに自分は今回が2度目)
たった2つのテーマを延々とソロでつなぐこの曲は
演奏者の緊張感もさることながら
聴く方も手に汗を握りながら、最後まで集中しながら聴くことが要される(笑)。
そして最後の2小節で昇華し、なんともいえない開放感を味わうことができる。
個人的には
我らがテナーサックスとソプラノサックスのソロも聴きどころ!