幼い頃からお世話になった方が、また亡くなった。

一人娘のそのご家庭の、しかし、ワイルドな心優しいヨットのオーナーは、僕たち兄弟を実の子のように可愛がってくれた。

浜名湖に係留されていたヨットに僕たちはよく乗せてもらった。

風をよんでタックするタイミングを、本当に息子のように、厳しく優しく導いてくれた。彼の笑顔と笑い声のおおきさは、小さくまとまりがちな僕を奮い立たせてくれた。

浜名湖の岸近くの濃い緑色の湖面、時にクラゲが漂う水面が思い浮かぶ。

水上スキーも初めて教えてくれた浜名湖。

そこに導いてくれた我が師。

仲がよかった父と、きっと今久しぶりにいっぱいやっているにちがいない。

僕の父が亡くなった15年前、失意の僕たち家族に、軽い言葉をかけたりはしなかった。それがかえって、彼の僕たちへの愛情の深さをあらわしていた。

だまって、キースジャレットの映像を貸してくれた。

ジャズに傾倒しはじめたあのころ。

彼は、浜名湖で過ごした日々と音楽と親の愛情を、僕たち兄弟に控えめに、でも力強く…

僕をジャズに導いてくれた、師も今病床にいる。

彼が導いてくれた、ジャズピアニストとの交流のコンサートは明後日、14年目を迎えてスタートする。

僕の中ではとても理解できないほどの、大きな人々の思いがぐるぐるめぐっている。

僕は、ちっぽけな僕は、その中で精一杯生きていくしかない。

 いよいよ、二週間後に例年どおりの椎名豊さんと仲間たちが釧路に来て、地元中学生+卒業生たちとのジョイントコンサートが行われる。

 14年も続いたコンサートだ。

 人口18万人、周辺人口を足しても20万ほどのこの地域でコンサートを続けることは難しい。もちろん、収益的な意味でだ。

 中学生にジャズを!!!

 この志がこのコンサートを支え、スタッフを支えてきた。


 数の論理でいえば、このコンサートはとっくのとうにしぼんでいる企画だ。入場者数が落ち込めばすぐに「中止」=「採算が合わない」になる。

 この人口規模ではどうしても減少傾向にならざるをえない現状で、このコンサートは続いてきた。

 別の分野のコンサートを続けてきた人たちに相談したこともあるが、「この地域で5年以上続けてきたことが、すでにすごいことだ。アドバイスできることはない…」とのこと。

 フロンティアの領域に入ってきているんだ!!!!!

 今、病に倒れているジスイズのマスター。

 今日、会いに行ってきた。

 奥さんの呼びかけに、しっかり反応し、俺の手を強く握りしめてくれた。

 なぜなんだろう、

 なぜかお見舞いにいった俺が勇気をもらい、少しだけ強くなった気がした。


チケットはインターネットの格安航空券で買った。

それでも、8月中旬の観光シーズンのチケットは高い。


今回、どうしても会いたかったのは、冒険家八幡暁さんだった。「情熱大陸」に今年の2月に出演したテレビをたまたま見たのだったが、やってることは超破格なのに、まったくそれを感じさせない、自然な振舞に魅力を感じたのだった。


彼の運営する会社のツアーに参加する!

これが最大の目的だった。


しかし…

シーカヤック、シュノーケリング…まるっきり未経験。第一水に使って泳ぐことなんてもう何年もやっていない…

野外でのテント泊。テントの立て方もよくわからない…。


本の世界ではノンフィクションの探検ものが好きだったりするのに、考えてみれば、まるっきりそれらしい体験をしていない。近くには釧路川もあるのだが、兄弟の家族が来たときに業者のカヌーに2回乗っただけだ…。


行くと決めてから、強烈に不安が押し寄せた。


出発前日の夢は、

「僕以外のツアー参加者が全員真っ黒に日焼けした全員20代!という若者集団にまったく馴染めない、色白のおっさん…一人…」

というものだった。


そして、出発日を迎えた。

いろいろな経験の不足というより、経験の不足をもたらしてきた、俺の性格に最大の問題があることに、はっきりと気がついた。

出発日でよかった。

もっと前に気がついていたら、きっとツアー参加自体も見送っただろうから…


 8月、沖縄に行ってきた。

 初めての沖縄行き。


 この夏は当初、イタリアへ行くつもりだった。

 「地球の歩き方」はもちろん英語版の「ロンリープラネット」まで手にいれて、この夏は「イタリア!!!一色」のつもりだった。


 が、しかしイタリア行きは突然、頓挫した。なぜかは面倒なので書かない。


 風だ、風がイタリアの方へは吹かなかったのだ。


 イタリア行きの旅行計画が崩れた…


 そこで、沖縄に目が向いた理由。それは、ある冒険家とのテレビでの出会いからだった…。

醤油チャーシューメン


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最高のお料理!

ずっと書けなかったけど、ここ数カ月で見た映画。

「ファミリーツリー」

 ジョージクルーニーの演技は、さすがアカデミー賞ノミネートもの!!!

 登場人物のそれぞれが、のっぴきならない事情をかかえている。

 でも、頑張って行こう!という気にさせる映画。

 名画だと思った!!!


「幸せの教室」

 映画を見るときの自分のコンディションというのは、映画の印象に大きな影響を与える。

 そういう意味では、万全ではなかったが、二大ビッグ俳優が圧倒的にすごい映画。


「ダークシャドウ」

 ティムバートンとジョニーデップの世界。

 以前の作品、「チョコレート工場」の世界が好きだったらお薦めします。

 僕はやはりまともでないのかもしれない…。この映画が大好きです♡


「ミッドナイトインパリ」

 釧路では公開されなかったが、ウッディアレンの興行収入1位(だったはず)の映画。一度だけ行ったパリ。帰途では、二度と行くことはないだろうと思った街だったが、なぜだろう…郷愁を誘うパリの魅力…また、きっとパリに行ってしまう…

 お薦めの映画です。


「幸せへのキセキ」

 大好きなマットデイモン主演の映画。ストーリーは実話に依拠しているので、どんでん返しはないけど、しみじみ感動が伝わってくる映画。

 それにしても、なぜマットデイモンはこんなに深く演技ができるんだろう。


「メンインブラック」

 今まで見たことがなかった。パートⅠ、Ⅱを予習して見にいった。

 ややこしい理屈なく、楽しめた。Ⅰ、Ⅱをみなくてもストーリーは追えるかもしれないが、やはり、Ⅰ・Ⅱは見てから行った方が楽しめます。

 釧路にも桜の季節が訪れた。日本最遅の桜前線!

 何も最速だけが偉いわけではあるまい…釧路も十分ニュースに値するよね。今年度最後の桜なんだよ!!!

 「僕等がいた」という映画が公開されている。釧路もロケ地になっている映画なんだけど、どのくらい盛り上がっているのかな?

 確かに近所の本屋さんに行けば、「僕等がいた」のコミックスは平積みになっているし、プリンスホテルにいけば「僕等がいた」的な何かが売っている。

 この釧路の(僕はあまり好きではないけど)「付加価値」の生かし方には、「まだまだ…」という気がする。

 先週、「いきものがかり」のコンサートに行ってきた。普段あまりテレビを見ないので、どの程度メジャーなグループなのかは、正直言ってあまり知らなかったが、すごかった!!!

 ビッグファンになった。路上バンドからメジャーになったという点にもすごく良かったし、リーダーが一橋大学卒のエリートというところにも、偏差値世代の僕には感じ入るところがあった。

 釧路。

 いろいろすごいことが起こっている街なんだ。

 街の小ささに自分を投影すれば、自分の存在さへ小さく見えるかもしれないけど、それはどう考えても利点なんだ。

 自分は一人だけど、街の規模を分母に置き換えれてみれば、価値は明らか。

 200000分の1(釧路市と釧路町)と12000000分の1(江戸)!

 どっちの値が大きいか?分子の自分の価値はどっちのほうが大きいか?

 「いきものがかり」のコンサート。

 リーダーは、「今日のコンサートはライブハウスだ!」といった。東京、札幌のキャパではライブハウス感覚にはならない!!!

 

 今日は、日曜参観日の振り替え休日ということで、ゆっくり過ごした。気持ちの余裕の問題なのだとは思うが、今日は久しぶりに休日らしいモードだった。

 朝起きて、少しだけ朝食をとって、すぐにワーナーマイカル釧路へ。

 今日のお目当ては、「タイタニック3D」。

 実は、「タイタニック」は見たことがなかった。流行りすぎてて、興ざめしていたというのもあったが、公開された年、父が亡くなったというのも、パンフレットで知った。見る気になれなかったのだ。

 船首で両手を広げるケイトウィンスレットとそれを支えるレオナルドディカプリオ、あの有名な曲…

 多分、今回のような機会がなければ、一生見ない映画だっただろう。

 3時間16分という長さにも覚悟をきめて、シートに深く腰掛けた。






 やっぱり、さすがの映画だった。





 時間の長さを感じさせない映像美、ケイトウィンスレットの美しさ…

 ディカプリオは、まだ青臭い兄ちゃんだったが、今のディカプリオを見るとその成長ぶりはすごい…。


 歴代興行収入第二位の実力はさすがだった(第一位は同じキャメロン監督の「アバター」らしい)。


 歴代3位は「ダークナイト」。天才クリスファーノーランのバットマンシリーズ第2弾。

 そして、この夏。7月28日に第3弾「ダークナイト ライジング」が公開される。


 映画は素晴らしい!