ブラウは
ベルジアンシェパードドッグ・タービュレン(Belgian Shepherd Dog Tervuren)
ベルギー原産の牧羊犬。

日本では珍しく、数軒しか存在しないブリーダーから、一般の方が3年待って購入した子です。
しかし、4歳の秋に飼育放棄されました。

生後3ヶ月まで社会化のためにブリーダーさん宅で過ごし、その後飼い主さんが迎えましたが、家の中で暮らしたのはわずか1週間でした。
同居している家族から「怖い」と言われ、それ以降はずっと外の犬舎で生活していたそうです。

車を追いかける事が積み重なり、追いかけて轢かれた事もある、すぐ血便が出る、去勢手術をした記憶がないけどタマタマがない🤣
一応訓練が入っていてコマンドはドイツ語で入っているが、「Sitz」(お座り)しか従わない。
2023年9月、軽トラの荷台にブラウを乗せてやってきた飼い主から、
突っ込みどころ満載な引き継ぎをされ
JAZZY DOG LIFEで医療ケアやトレーニングをしながら里親様募集を行いました。

残念ながら、ブリーダーや関わった訓練士さんは飼育放棄に対して何も手伝ってくれなかったそうです。

これが日本の現状です。

社会化トレーニングは社会化期に集中して行うことはもちろんですが
生涯にわたって継続的に行うべきものです。

走行中の車を追いかける行動は、牧羊犬の本能でもあり、それを外の犬舎で4年間も続けた結果であり、とても根気のいるトレーニングが必要です。

こだわりある繁殖をされてるブリーダーなのであれば自分で繁殖して売った命と
どうか最後までお付き合いしてください。

ミックス犬を繁殖していなかったら
「シリアスブリーダー」なのでしょうか?

動物の福祉を最優先に考え、商業的な利益よりも動物の健康と幸せを重視しているか、
私たち消費者が厳しい目を持ち、
物ではなく“命”と向き合っている動物取扱業者を選択することが重要です。



#jazzydoglife
#命の問題