ニセコ湯本温泉「チセハウス」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

一旦3時半に目覚め、今朝は7時ちょっち過ぎに起きた。

サラ・ボーン&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラのアルバム「センド・イン・ザ・クラウンズ」を聴いた。

朝食は山形産はえぬきでご飯炊き、群馬産モロヘイヤ混ぜたおかめ納豆、海苔で一膳半。デザートは熊本産甘夏。

昨夜一緒にジャズライブ聴いたNっぺに葉書認めた。

中村海斗→江藤良人→石若駿→高橋信之介→二本松義史→神保彰と、これ迄ライブ聴いとるドラマーをユーチューブで聴いた。

友人達にメールした。

昼食に西浅草「フルール ド サラザン」に行った。頼んだんは黒ランチで、玉子・チーズ・ハム・ちりめん山椒のガレット1580円選んだ。蕪のスープとりんごジュースとが付く。それにミニサラダ180円と柚子シャーベット180円を追加注文し、計1940円也。

満足して店出て、郵便局で金下ろして帰宅。

筋トレ20分した。

風呂に一時間浸り考えとった。自由民主党の派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案を巡る自由民主党と日本維新の会の遣り取り。猿芝居やね。活動費を公開すんの50万円超やて、領収書などの10年後の公開やて。そんなんありえへん。

 

 

磯谷郡蘭越町のニセコ湯本温泉「ロッジチセハウス」に泊まったんは多分三十代後半の夏から秋への季節の移ろい時やったと思う。

パウダースノーを誇るニセコ。今や世界中から富裕層が訪れる冬の高級リゾート地となった北海道のニセコなんですわ。

ニセコの異国人住民は、例年スキー・スノーボードシーズンになるとホテルや飲食店などで働きながらスキーも楽しむ季節労働者として数多く転入し、春先には転出するパターンを繰り返しとるんやて。

異国人宿泊客では、豪州、中国、香港、シンガポールからの客が多くを占めとる。

問題なんは、異国人、それも中国人に、土地を買い占められとる事ですわ。ニセコ演習場や倶知安駐屯地があるのにや。法改正せなあかんやろ。

ほな、出て来たメモを写しますわ。

ニセコ連峰チセヌプリの麓にあるニセコ湯本温泉はJR函館本線ニセコ駅からバスに乗り30分。

乗った時には小降りやった雨が降車した時には本降りとなっとった。

「ロッジチセハウス」はチセヌプリスキー場の前にある木造二階建ての山小屋風な飾りけの無い宿やった。

一階の広間にドラムセットがあったわ。この広間でカラオケもやるが、ライブ演奏もやるんやな。

小母ちゃんに案内されたんはシングルルームや。一人登山客が結構居るんやろ。

早速風呂入りに行った。

内湯には大小湯温のちゃう湯船が四つ並んどって、掛け流しの湯が白濁やらグレーっぽい白濁やら茶褐色やら透明やら。

湯船は鉄平石で造られとるんやて。

いっちゃん大きい湯船は熱めの湯で動くと熱く感ずるさかいジーッとしとかなあかんかった。

ワテが居る間、湯浴み客が数人入れ替わりしとったが、若人比率が高かったわ。

内湯に続く露天風呂には雨降っとるから行かんかった。

泉質は単純硫黄泉。

広間での夕食に行ったが、出されたもんでは魚介類が旨かった。

その晩、雨は止まず烈しく降っとった。

食後一時間後にでももう一風呂と思いながら布団に入って考え事してたんや。

けど、温泉で体の芯迄ぬくもり、日頃の積み重なった疲れに覆われて、すぐに寝入ってしもた。

翌朝、目覚めたら既に陽が上がっとって、すっかり雨も上がりええ天気になっとった。

すぐタオル手にして露天風呂へ朝風呂に行ったら、硫黄な臭いプンプンしよる。

湯船の真ん中に男女の半仕切り石がある一応混浴露天風呂も熱めや。色はグレー。

湯船に浸るとの底に堆積物が溜まってて、グニュ~な尻の触感がたまらんかった。きめ細かく滑らかな泥でんな。その沈殿しとる温泉の素な泥を身体に塗って美肌パックしとる無口な小父さんが二人居った。友人らしい。

ワテも泥を抄うて美肌パック試してみたがな。

チセヌプリを眺めながらゆっくり浸りたいが、熱いんでそれ許さぬのが残念や。

二人の小父さん達によう浸っておられるもんやと思うた。

朝食摂った後、昨夜入らんかったからと、もう一回とまだ他の客が朝食食うとる時間帯にまた風呂入りに行った。

狙い通り誰も居らず来ず、入ったり出たりしながらゆっくり過ごせた。

美肌パックした顔はツルツルになったものの、{硫黄臭いがな}と思いながら会計済ませ、宿を出た。

昨日見んかった大湯沼に立ち寄ってみた。

ニセコ湯本温泉の源泉は大湯沼なんやて。大湯沼は熱湯の沼なんですわ。ここから宿迄引き込んどるんやね。

沼から湯煙が上がっとる。硫黄特有の強烈な臭いしまっせ。湯には黄色く顆粒状の粒が大量に浮かんどんねん。硫黄の粒やろ。