深夜２時半に一旦目覚め、今朝は６時ちょっち過ぎに烏の声で目覚めたんやが、久し振りに勤めとった会社での夢見とった。
ダイナ・ワシントンのアルバム「ダイナ・ワシントン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」をレコードで聴いた。
朝食は新潟産新之助でご飯炊き、くめ納豆、海苔で一膳半。デザートは栃木産とちおとめ。
中路英明→三塚知貴→青木タイセイ→西田幹→三寺順也→志賀聡美と、これ迄ライブ聴いとるトロンボーン演者をユーチューブで聴いた。
「宮廷の諍い女」第一話をユーチューブで見た。華妃役ジャン・シン、上手いわ。
昼食は東上野「ブラッスリー ルディック」で、頼んだんは鴨のコンフィ。スープとサラダがセルフの食べ放題で１５００円也。追加でプリン３００円を注文。１３時以降入店したんでコーヒーが付いた。
満足して店出て、一旦帰宅。
風呂に一時間浸り考えとった。取引額が少なくなる黄金週間に対ドル１５９円になる可能性あるから海外旅行するなと桜見後の飲み会で云うとったＥＩ君やが、１６０円に乘るとは吃驚。輸入物価がまた上がるわな。
今野敏の「継続捜査ゼミ」の続きを読んだ。
無性に「白穂乃香」を飲みとうなり、夕食を「銀座ライオン 上野西郷会館店」で摂った。
ええ酔いで帰宅し、牛乳飲んだ。
ほな、Ｅみさんとの銀座での遣り取りのメモ書きを写しますわ。
銀座の裏道歩いとると、白と紺の縞模様Ｔシャツに濃紺のパーカー羽織り水色シガレットパンツ穿きスニーカーも水色の履いたＥみさんが体寄せて来て小声出した。「ねぇ、こっちに向かって歩いて来る小母さまの着てるの、上品な豹柄だと思わない？」
小母さまと擦れ違うてから、ワテも小声で云うた。「ほんまもんや。フェイクやない」
「だねぇ。ヒョウだょ」
「洒落云うたん？」
「ヒョウです」
「やはりほんまもんは美しいがな。お前様も着てみたいんか？」
「別にぃ」
「せやな。お前様は毛皮着んでも獣やもんな。口から牙が見えるし、指からは鉤爪が飛び出るさかい」と呟いた。
「なんだと～、そんな言葉が返って来るなんて思いもよらなかったょ」
Ｅみさん顔色を変え柳眉逆立てた。
失言した自覚あった。ちょっちうろたえたかも。
「そんな気色ばまんと・・・」
思わぬ不測の事態になってはあかんと彼女から拳が届かぬよう距離とりつつ機嫌をとる為の試み考えとると、
「あなたの気持ちはよく分かりました」とＥみさん冷たい声出すやないの。
{こりゃはよ話題変えて逸らさなならんわ}と思うて辺りキョロキョロし、指差して云うた。「ほら向こうの歩道見てみ、あの派手なお姉ちゃんごっつスタイルええ」
「小顔で背が高くって脚長いし、モデルじゃない。けど、服装が妙竹林だねぇ」
{拳揮われるの逃れられたようや}と思いつつ「フツーな女子が着たらチョーダサくなるが、モデル体型やからよう似合うとる思うでえ」
「似合ってはいるんだけど、目立ち過ぎだね。ここ、瀟洒な銀座の雰囲気と合ってないでしょ」
「自己顕示欲強いんや。モデルならその位でええんとちゃう」
「仕事は仕事って割り切ってると思う。モデルはデザイナーがつくったものを着るだけさ」
「そやさかい普段は自分が着たいもん着て、仕事で着たくもないもんも着せられて皆に見せなならん不満な気持ちを、ここぞとばかりに解消すんや」
「かもね」
「鴨や。ダック」
「それより、不快な発言する♂は成敗して、不満な気持ち解消しないとねぇ」とワテを睨んだ。
{拳揮われるの避けなならん。ここは食いもんや}と思うて「小腹空いたし、甘いもん食うてほっこりしまっか」
「してあげてもいいょ。甘くしてあげても」
「恩を売っとられるんやろか？」
「買ってくれるかしら」
「甘いもんなら、どないなもんでもご希望尊重しますわ」
「それじゃぁ、「銀座鈴屋」の甘納豆に水羊羹と「清月堂本店」のおとし文と「空也」の最中と「ウェスト」のシュークリーム」「その中のどこの何にするんや？」
「勿論、今挙げたの全部だね。反論の余地無し」
云いたい言葉が舌の先迄出掛かったんやが、慌てて口つぐんだがな。