昨夜、Ｍ君と二子玉川駅構内で別れ、田園都市線で渋谷駅。駅出て、久し振りに自宅迄３時間歩いたんで、ぐっすり眠れ、起きたの６時半。
サラ・ヴォーンのアルバム「アイ・ラブ・ブラジル」をレコードで聴いた。
朝食に新潟産新之助でご飯炊き、くめ納豆、海苔で二膳。デザートは長崎産早生みかん２個。
エリック・ゲイル→ジュリアン・レイジ→パット・マルティーノとギター演奏をユーチューブで聴いた。
ジョーイ・デフランセスコ→ジャック・マクダフ→ロニー・スミス→敦賀明子とオルガン演奏をユーチューブで聴いた。
友人にメール送付した。
昼食は三ノ輪「大八」へ行った。注文したんはロースカツ定食。ご飯、味噌汁、新香が付き９５０円也。
満足して店出て、郵便局で金下ろし、スーパーで食料買うて帰宅。
筋トレ２０分した。
風呂に小一時間浸り考えとった。産婦人科医でタレントの丸田ちゅう人が大阪万博２０２５入場料に「7500円が独り歩きしてるのも、私ある程度ネガティブキャンペーンの一つだと思ってて。夜間チケットなんか3700円ぐらいで入れるんですよ。だから、幅広いんですよ。時間帯選べば」と強い口調で訴えたんやて。この医者、我が国の貧困率知らんのやろなあ。我が国労働者の４割もが非正規雇用者なんやでえ。正規雇用者でもほとんど賃金上がっとらん人の方が多いんやでえ。しかも五公五民になってもうたのに。彼女は維新の会シンパでポジティブキャンペーンしとるんやろか？
友人にメール送付した。
先般、西村京太郎の『十津川警部 北陸新幹線「かがやき」の客たち』も慌てて読んだ。と云うのも、先々週ワイン居酒屋で飲む約束があって、以前Ｇ君から渡されとった十津川警部シリーズ本二冊の感想を云わんとならなかったからや。これが西村京太郎のトラベルミステリー本読んだ二冊目ですわ。
[細野新司は、金沢の女子大生竹内綾と遠距離恋愛中。ふたりは、3月14日北陸新幹線開業日に東京駅から「かがやき」で金沢へいく計画をたてる。だが、綾は現れず、細野は独りで新幹線に乗車し、彼女のマンションを訪ねるが留守だった。彼は手がかりを求め、綾の両親の住む宇奈月温泉へ向かう。そこへ警察から、江戸川で綾らしい女性の溺死体が発見されたと連絡が入る。捜査にあたる十津川警部は、細野に疑惑の目を…。東京、金沢を結ぶ連続殺人に挑む推理行。話題の新幹線を舞台に描く長編旅情ミステリー]と裏表紙にあります。
北陸新幹線の開業で、細野新司と竹内綾はこれ迄よりも二時間も早く会えるようになった。けど、ふたり共飛行機使うの嫌なんやなあ。ワテ、金沢行ったの飛行機利用でしかあらへん。
北陸新幹線が開通したんは、１５年３月１４日でした。物語はその開通が公表された時から始まっとる。
細野新司は二子玉川のマンションに一人で住む小さな広告代理店に勤めるサラリーマン２４歳で、恋人の竹内綾は金沢のマンションに一人住まいする大学三年生でミスキャンパスに選ばれた美人。
なぜ竹内綾は殺害されたのかや。
十津川警部達は殺害容疑者としてアリバイ無い細野新司の犯行を疑うとったが、確証は得られぬ儘やった。刑事等は、細野を尾行し、彼の行動を監視する。
一方、細野新司は、その容疑を晴らしたいと望み大胆に行動すんねん。
女子大生の友人達の話から竹内綾が細野に隠し事を抱えとったちゅうのが分かる。竹内綾が口にした秘密が何なのか、それが事件を解く鍵となる。
そんな中、江戸川の河原で男性の他殺体が見つかりまんねん。江戸川の河原で死体となっとったのは、江戸川区に住む売れない俳優小坂井大輔ですわ。この売れぬ俳優が誰と接点持つかや。
上野駅近くの雑居ビルにある新興のジャパン観光社長の４０代の荒木哲男。上野や浅草に大きなクラブ３軒持っとったが、転業した。新興なだけに、今回特別会員になった２０人に、開業日に東京駅から金沢駅へ「かがやき」の一番列車のグリーン車に乗せ宿泊も無料招待した。宣伝にもなるしな。
ほな、その２０枚のグリーン車切符をどう手に入れたんか、プラチナチケットやさかいな。そこですわ。
それにしても大学生の竹内綾は変わっとる。中古といえども恋人にポルシェ９１１を誕生日祝いに買うてやるとは、いやはや。それも争奪戦見越した開業日のプラチナチケットの転売でっからな。太い根性しとる。それと、宇奈月温泉に居る親に週１回か２回必ず電話しとるのに、恋人にも同じ回数しかしとらん。それ、ワテの経験からすると珍しい。冷えた関係であるなら分かるが。
ワイン飲んどる席でＧ君に尋ねた。「ポルシェ９１１って、８年前１５０万位で買えたんやろか？桁がちゃうんやないの」
彼の答え「読んだ時、意外と安いものなんだなと思いましたが、その辺は調べて書いているだろうとも思いました」
「恋する女のコ、週１回か２回の電話連絡で満足するもんやろうか？」
Ｇ君「恋愛期間中、妻は１日１度の連絡を求めました。今も何時に帰るかを連絡しなければなりません」と自嘲気味に笑うた。
それは置くとして、ワテからするとどうも有り得んように思われる物語や。なぜって、１２０万円位の金のトラブルで人殺すか？我慢知らずで、よっぽど短期でカッとし易いのか荒木哲男。また、殺させる為に幾ら払うたんやろ？割が合わないように考えるんやが。つまり、動機が弱い。
それにしても西村京太郎の小説って、状況説明が幾度も繰り返されくどい。
ところで、またＧ君に西村京太郎のトラベルミステリーを二冊渡されたんで、次会う迄に読んどかなならん。