定山渓温泉「定山渓ビューホテル」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

深夜3時半に一旦目覚め、F君と食事する夢見た今朝は7時半に起きた。先週会うたH君によれば、明後日10日F君がワテに会いに来るちゅうんやが、未だに連絡入らず。

シェリル・リンのアルバム「イン・ラブ」をレコードで聴いた。

朝食に北海道産ななつぼし米でご飯炊き、くめ納豆、海苔で二膳。デザートは愛媛産早生みかん2個。

辛島文雄→前田憲男→菊地雅章→福居良とピアノ演奏をユーチューブで聴いた。

「天醒の路」第20話と第21話をギャオで見た。

昼食に駒形「ビストロ マエダ」へ行ったら、本日のランチは休みの貼り紙が。駒形「トロワ キュイ アサヌマ」に行ったが、連休する旨の貼り紙が・・・浅草橋「ジョンティ」へ向かっとったが、柳橋2丁目「フ―シャン」覗くと空いとったんで入った。注文したんは海鮮入り烏賊墨チャーハン。スープとプーアール茶ゼリーが付き1100円也。

帰宅後、友人にメールした。

風呂に小一時間浸り考えとった。韓国梨泰院の群衆雪崩、確かに警察の不作為は責められるべきやが、人は過密な雑踏の恐ろしさをしっかり認識しとかなならんのや。ワテは隅田川花火大会の雑踏で危うさ感じてから、もう何十年も過密な雑踏には入り込まんようにしとる。

スーパーに食料買いに行って来た。

夕食はカナダ産豚肉、茨城産韮、千葉産大根、長野産舞茸を炒め、ご飯と食うた。デザートはグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。

442年振りの皆既月食&天王星食をネットライブ配信しとるのを「苺のワインスパークリング」飲みながら見た。

 

 

札幌の定山渓温泉には二回行っとって、どちらも三十代の後半の同じ年にあった会合でと記憶しとる。「定山渓ビューホテル」の方に泊まったのが初定山渓で、季節は夏やったと思う。

業界の会合の機会に泊まれるやろと、それ迄行かんかった定山渓温泉。ところが会社のおエラいさんが会合プラス薄野スナック・クラブ巡りちゅう事で己が出席すると決めてまうんでワテにはお鉢が回って来んかったんや。そやからついにワテに出番が来た時、待ってました定山渓、とばかりに勇んで行ったの憶えとる。

ほな、メモ書き写しますわ。

 

やっとワテの出番や、定山渓温泉。

ここは緑豊かな札幌の奥座敷と云われ、文字通り渓谷にある。宴会プラスの会合が盛んに行われとる。温泉街は豊平川上流にある。川に沿って多くの旅館・ホテルが並んどる。まだ会合迄30分あるんでちょっち辺りを散策したが、洒落た店が多く観光客も多い。

鉄筋建てのデッカイ「定山渓ビューホテル」も豊平川沿いにあった。リゾートホテルちゅうもんで、女のコと泊まりに来たい宿泊施設や。

会議が粛々と済んで、宴会の前に一風呂浴びようと同室になった者と行く事となったが、浴場が多彩でどこの風呂場のどの湯船に入るか迷う程ですわ。個人旅行なら風呂巡りするところや。

展望大浴場へ行ってみたが、脱衣室も浴室も混んどって、同業者に会うと通り一遍の挨拶交わし、チラチラ混み合う湯船の様子見ながら念入りに体磨いて、湯船が空き出したところでちょっち熱めの湯にトップンと体沈め浸かったが、次々に入って来る。押し出されるように上がって露天風呂に行ったが、こちらは左程混んどらんので山並み眺めながらゆっくり浴びとった。

泉質はナトリウム塩化物泉やから体の芯からよう温まる。舐めたら塩辛かったわ。

部屋に戻ったら、別行動した一人が先に戻っとって「狙い通り地下の風呂は空いてました」と云う。中々賢い若人やと思うた。

宴会の知らせが届くのを同室の者と業界情報を交換しながら待った。

宴会の料理は海の幸山の幸がバランスよう並んどった。

乾杯発声から和やかに宴会は進み、宴もたけのこ、いやたけなわ。酒をお酌して回っとる初老の幹事がワテの方に巡って来たんやが、バランス崩しこけそうになったがな。徳利からちょっち酒も零れた。もう体内に大分アルコール吸収しとるらしく顔がかなりあからんどる幹事、「失敬、失敬」云うとるようなんやが、それがワテには「死刑、死刑」と云うとるように聞こえた。隣の同業者にもそう聞こえたらしく、ワテに小声で「そうされてはたまりませんな」と云うた。

一次会が手締められるとお決まりの二次会ですわ。そう簡単には個人行動させてくれまへん。ワテも酒好きやし参加者に嫌な輩も居らんから積極的に付き合いましたがな。

そんな訳で、ええ加減酔っぱらって湯に入らず寝てもうた。

目が覚めると朝日がこんにちわ~。

同室の若人はサウナに行くと云う。ワテももう一度風呂に入って帰らなと、今度は大浴場へ。

まだ早いし同業者は居っても一人か二人やろ思うたが、浴室に入るとワテの所属社名と苗字を呼ぶ声が。その方向見ると、湯船でタオル持つ手を天井に向け突き出すような仕草のよう知る同業者と他にも三人の同業者が湯船に居るやないの。「いい湯加減ですよ。どうぞこちらへ」

ワテも丁重にご挨拶したわ。

洗い場に目を移すと、何人か会合出席者が居った。

やはり、当然ながら温泉をじっくり堪能するには会合で来たんでは無理なんですわ。個の楽しみの為には自腹で自分の時間で来なならんのですわ。