滑多羅温泉「鶴乃湯」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

雨風強く一度目覚めて、また寝たんで、今朝は8時ちょっち過ぎに起きた。

朝食は北海道産蕎麦を茹で、卵入れて月見蕎麦にした。デザートはフィリピン産バナナ2本。

「義母と娘のブルース」第7話をギャオで見て、みゆき役が上白石萌歌になってアホ化しとるんやなく、子供の頃を賢そうな横溝菜帆にした方がミスやったんやと考えを改めた。

牛乳飲みながらホレス・パーラン→シダー・ウォルトン→デューク・ジョーダンとピアノ演奏をユーチューブで聴いた。

友人にメール送付した。

雨は止んだもののまだ風強かったが、昼食は裏浅草「うんすけ」へ歩き、健康志向で一汁三菜ランチを頼んで、飲み物はグリーン・マテ茶を選んだ。1000円也。

満足して店出て、スーパーで食料買うて帰宅。

秋田市にある金足農業高校の甲子園大会準優勝記念で、ワテが入った同校に近い温泉の事記そうと秋田温泉のメモ捜したんやけれど、それが見当たらないんで滑多羅温泉行った時のメモ書きから写しますわ。

 

 

秋田県五城目町の滑多羅温泉「鶴乃湯」には三十代前半に行った。季節は憶えとらん。

ここに行ったのは温泉名に惹かれたんやが、なぜに滑多羅なんか分からん。この温泉、天正年間に鶴が傷を癒し飛び立ったんで発見されたちゅう古くから知られた湯で、泊った宿はそこから名付けたんやろけど。

奥羽本線八郎潟駅からバスに乗って10分で国道沿いにある宿に着いた。

「鶴乃湯」の風呂には日帰り客や湯治客が多く居って賑わっていたがな。

洗い場は狭くないが、秋田杉が使われとる変形の木造りの湯船は小振りなんで、ワテが入りに行った三度共湯船が混んどったわ。

湯は無色透明のヌルヌルちゅう感じで、{こりゃあ飛び切りの美人の湯や、女性はごっつ嬉しいやろ}思うたがな。

源泉を飲める蛇口があって、試さなならんと飲んではみたが、何ちゅうたらええか強くはないが独特の臭いがし、味は微かにしょっぱくちょっち薬っぽい感じがした。その時思うた。源泉の温度低く、舐めたら温泉やろと分かったさかい滑多羅ちゅう字をあてて温泉名としたんやろか?

泉質は含食塩重曹泉。

自炊が主体のようで、出された料理は素朴なもんやった。 

夕食後、風呂入りに行った時、まだ若く小柄な父親に連れられた男のコが居って、広くはない風呂場が混んどるのに、こっちへあっちへ絶えず動き回っとった。邪魔やった。けど、父親に何度叱られても一向に止まらぬ。いたずら盛りの餓鬼やさかいそんなもんと大様に思うとるんか、いつもの事やと諦めとるんか、他の大人達の誰も咎めはせんかった。

ワテ、鬼龍院花子を真似て、世間を舐めたらいかんぜよ、とそのコに云うてみたかったんやが控えた。

上がって、やはり云いたかったなあと思いながら部屋に戻った。腕を撫でてみたら、肌が滑らかしっとりしとった。

その夜見た夢は、オカマになって新宿二丁目のバーでむくつけき♂相手に働いとるもんやった・・・