荒川二丁目 ゆいの森あらかわ | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

昨夜はMちゃんと神楽坂の居酒屋で酒カポカポ飲みながら渋谷ハロウィン阿呆騒ぎや安倍政権の誤魔化し異国労働者政策など話して帰って来たが、トイレにも目覚めず今朝も起きたのは7時半。

朝食は北海道産蕎麦を茹で、卵2個入れて食うた。デザートは和歌山産柿。

風呂に小一時間浸って考えとった。英国政府がオンライン大手を対象に新たにデジタルサービス税を導入するちゅうのを各国もやらなならん。グローバル経済なんやさかい当然や。安倍政権も景気後退させる消費増税しよるの止め、デジタルサービス税を導入せよ。

牛乳飲みながら「下町ロケット ゴースト」第3話をギャオで見た。ほんま熱い物語や。

笠井紀美子→キャロル・山崎→大野エリ→神谷えり→MAYA→森岡典子とこれ迄ライブで歌聴いた歌手をユーチューブで聴いた。

昼食は松が谷「カーサ カステリーニ」に行った。選んだのは小柱とブロッコリーのオイルソースのパスタランチ。サラダとバゲットにコーヒーが付いて1000円也。

スーパーで食料買い、酒屋で「獺祭 純米大吟醸」買うて帰宅した。

筋トレ30分し、ボブ・バーグの疾走するテナーサックス演奏をユーチューブで聴いた。

 

 

路面電車の都電荒川線は、三ノ輪橋~早稲田間を走っとる。

三ノ輪橋から三つ目が荒川二丁目停留所や。

そこから歩いて10分弱、欠食児童や欠食大人に嬉しい食堂「光栄軒」があり、ワテも金欠気味な時に利用させてもろうて満腹になっとる。親仁は虚人ファンのようで、毎年店内に虚人軍カレンダー貼っとる。

その他に荒川二丁目には何があるのかちゅう話なんですわ。

ワテの友人にブッチョAが居る。ブッチョ=部長で、Aは名前の頭文字や。彼は高校時代のワテ等が属した文芸部の部長やった。

一緒に北温泉へ湯治ツアーした時、ブッチョAが作家吉村昭の事を熱く語ったんや。その話の中に出て来たのが、荒川区の複合施設ゆいの森あらかわ。ブッチョAは去年、大学時代の国文学専攻の友人達と荒川二丁目停留所から徒歩1分の所にあるそこへ行ったんやて。彼等がゆいの森あらかわを訪問したお目当ては、そこの二階にある吉村昭記念文学館や。吉村昭は荒川区に生まれ育っとるんや。

ワテは土曜日は図書館に入りボケ防止の為に活字読む事にしとるが、日暮里図書館が改装しとった時にそこがあるのを知って行ってみた。

そして驚いた。荒川区の政治家は偉いわ、将来見据えて図書館予算ケチっておらん。それに役人もかなり考えた施設にしとったからや。託児部屋もあんねんでえ。

それから、歩いて30分掛かるが散歩を兼ね行くようになりましたんや。

夏になると熱中症対策にも行って涼んどった。ワテ以外にも目的がそれと思しき人達仰山見たわ。他の図書館のように冷やし過ぎとらんのがええねん。

ここ、区民交流の為につくったんやて。一階から五階迄あるが広くて座る所多いのもええ。

カフェドクリエも一階に入っとって、コーヒーやココアとか飲みつつ読書に耽っとる客が居る。

一階には絵本館だけやなく子供達の広場もあって、子供達がしゃべったり遊んだり出来るスペースが設けられ、その声でごっつ賑やかや。

二階には児童書が揃っとって、小学生が多い。

自習しとる若人も多い。夏休み期間は若人で混み合っとった。

三階には企画展示室があるんやが、ワテは入った事無い。また、芸術書集めた部屋もあって、そこは比較的空いとって夏休み期間はそこに居ったんや。

ゆいの森あらかわの訪問者には老人もごっつ多い。快適に暇つぶしが出来るさかいな。

三階の新聞コーナーはいつも混んどって、たまにスポーツ新聞をテーブルに広げ、ボールペン片手に勝ち馬予想しとる爺さんなんかも居る。

この前は瘦せぎすの爺さんがズーッと独り言を口走っとった。「またゲップだ」とか、「気分悪いな」とか、「ちょっと吐き気がなるなあ」とか。一人暮らしが長うなっとるんやろなあ。独り言を口走る気持ち分からんでもない。けど、具合が悪いなら家で静かに臥せっとってや。

親子連れも多い。

或る時に聞いた生意気そうな息子とお洒落な母の会話が耳に残っとる。

「ママ、この辺甘いにおいがするね」

「甘い匂いするわね」

「パパのゲロみたいな臭いだ」

「やだ、違うわよ、香水の匂いに違いなくてよ」

お洒落な母がちょっち頬赤らめたのをワテは見逃さなかったがな。生活を支援する施設に全く関係ない話ではあるが。

四階には専門書が充実しとる。

ここに初めて入った時、ごっつ感心したのは就労や起業を支援するコーナーが設けられとって資料や情報得られる事や。自力で生活を改善しよとする者には大いに助けとなる。

四階、五階にはテラスもある。

ではこの立派な施設を、己の人生活性化させる為に役立たせとる人はどれ程居るもんやろ?怠慢にもワテはしとらんはなあ。反省。

さて、そんなワテの希望はちゅうと、ここにはホールがあるんやから大手に属さぬジャーナリストに取材話なんかを聞く機会を設けて欲しい。そしたらフリーランス・ジャーナリストに<自己責任>とか短慮で上から目線な云い方しよる輩が減るやろ。