広島原爆の日の今朝は7時半にM夫ちゃんに四の字固めされながら平和の大切さ説かれる夢から覚めて起きた。
風呂に小一時間浸り、今回の安倍晋三内閣改造で沖縄北方相の江崎鉄磨、国会答弁で役所の答弁書を朗読すると云うたんや。大臣の何たるか分かっとらん。大臣に任命した晋三も晋三やが、大臣引き受けるなよ、と苦々しく思うとった。
朝食に茨城下妻市産こしひかり米でご飯炊き、茨城産モロヘイヤと混ぜたくめ納豆、海苔で二膳。デザートは栃木産トマト。
ニコ・モレリのピアノ演奏をユーチューブで聴いた。
「後宮の涙」第14話をギャオで見た。
昼食は馬道通り「ブラカリ」へと歩き、いつものパスタセットを頼んで、真鯖とフレッシュトマトのスパゲッティを選んだ。サラダとバゲットとフォカッチャにコーヒー付いて1296円也。
満足して店を出、ゆいの森あらかわへ行って冷房きつくない所に座り夜迄涼んどった。
スーパーで食糧調達して帰宅し、筋トレ30分した。
夕食はタイ産鶏肉、茨城産南瓜、新潟産ぶなしめじをタジン鍋で蒸し、ご飯食うた。デザートは南アフリカ産グレープフルーツ。
今日、ゴキブリ退治しとるのを見て、EみさんやRちゃんにタイジ君と呼ばれとった頃の事思い起こしたんで、昔のそんな遣り取り記したメモ書きを捜してみたが無かったんで、ゴキブリ退治の文字が書かれたのを写しますわ。
Eみさんがつくってくれた夕食をいただき終わり、好物の南瓜の煮物を鱈腹食うて膨らんだ腹さすりながら牛乳飲んで寛いどると、食器を片付けた彼女が歩み寄って来て話し掛けるんや。
「悲しいお話があるんだけど」
「え、何やの?」ワテは身構え、彼女が発する言葉を待った。
椅子に腰掛けたEみさん「それがねぇ、先週S吉が持って来てくれたシャンパーニュが見当たらないの」
「「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン ブリュット」が無くなったんか!」
「そうなの、ヴーヴ・クリコちゃんが消えたの」
怪しむワテは、いつも相手の心の水深を測りつつ話進めるEみさんの眼覗き込みながら云うた。「ワテ、冷蔵庫に入れたでえ」
Eみさんはワテの視線外して云うた。「そうだよねぇ。S吉が厳重に保管したよねぇ」
「厳重に、ちゅうのはヘンやけど、間違いなく入れたでえ。冷え過ぎるからとどこかに移したんか?」
Eみさんは左右に顔を振って、「でも居ないの、クリコちゃん」
Eみさんを睨んで云うた。「ちょっち町屋、北千住。泥棒に入られた気配は無いんやろ」
「入られてはいないょ」
「可笑しいやろ」
「可笑しいねぇ」
「名探偵はすぐに謎解いたわ」ワテは更に強くEみさんを睨んだがな。
「どうしたんだろうねぇ」
「泥棒は内部の者やったんや。図星やろ」
「S吉が帰ってから誰も来てなくてぇ、誰も入ってないのにぃ。変だよねぇ」
「犯人はお前様やと云うとるの。以前も買うたワテの許可得ず「ペリエ・ジュエ ブリュット」飲んでしもたやないか、この前科者。云い逃れは出来んでえ」
Eみさんは陽気な調子で云うた。「云い逃れ、そんな事しないね。クリコちゃんが家出したんだね」
「家出やて、白々しい。Eみが一人で飲んでしもたに決まっとる」
「冷蔵庫の中が寒くって、クリコちゃんはEみのお腹の中に家出したのさ」
「戯け者!来週シュワシュワ会しよ、と云うとったのどこの誰や」
「信じられないでしょ」
「あのねえ、信じられぬ思いなのはワテや」
「仕事で無理難題押し付ける客が居てね、むしゃくしゃして帰って、牛乳飲もうと冷蔵庫開けたら、クリコちゃんが家出するところだったんだょ。だったらぁ、Eみのお腹の中に来ればいいってね」
Eみさんの話遮って云うた。「よう云うわ。それで一瓶飲んでしもたんかい」
「止められなかったんだょ、クリコちゃんの行い」上目づかいで云うた。
「云い逃れもそこまですると、呆れて二の句継げぬわ」
「よかった。それでは発表します。「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン ブリュット」はねぇ、賢くて優しい女性のような味だったょ。口当たりいいからスーってお腹に行っちゃうょ。以上、報告でした」ケロリとした口調やったわ。
「このところゴキブリ退治一生懸命にやってやっとるのにこの仕打ち、ほんま悲しいわ」