恵比寿 ガーデンプレイスが出来る前 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起きた。

フレデリック・クロンクヴィストのグルーヴィーなアルト・サックス演奏をユーチューブで聴いた。

茨城下妻市産こしひかり米でご飯炊き、くめ納豆、紀州産梅干で二膳。デザートは栃木産トマト。

風呂掃除した。

筋トレ30分した。

風呂に小一時間浸り、元文部科学大臣下村博文が加計学園からの200万円違法献金受けた疑いが出て、加計学園疑惑も本丸に迫って来たなあと考えとった。

昼食は馬道通り「ブラカリ」へと歩き、いつものパスタセットを頼んで、熊本産あさりと蕪のスパゲッティを選んだ。蕪の個体は見えんやつやった。サラダとバゲットとフォカッチャにコーヒー付いて1296円也。

満足して店を出、スーパーに寄り食料買うて、都議会議員選挙の投票済ませ、昨日は鼻水ズルズルやったから土曜図書館控えたんで南千住図書館に行った。「週刊プロレス」、「ゴング」と見とったら鼻水にくしゃみも出て、新聞読む前に出ざるを得なかった。ワテの他にもくしゃみしとった人何人か居った。南千住図書館、冷やし過ぎやないの。

帰宅後、「諍い女たちの後宮」第36話をギャオで見た。

夕食はタイ産鶏肉、長崎産南瓜、茨城産ピーマンをタジン鍋で蒸し、ご飯食うた。 デザートは南アフリカ産グレープフルーツ。

 

 

一昨日、文月初旬に来る云うとったH君が来京したんで会ったんや。誰の都合で早くなったのやら。

顔合せた途端、おバカ話で盛り上がったのは云うまでもないが、深刻な話もしましたでえ。

その一つが、自衛隊の方々を自民党の兵隊さんと思うとるとしか考えられぬ発言した防衛大臣稲田朋美。

「弁護士資格あるとは考えられんな。どないな試験通ったんや」

「ほんまや。試験受かったら全て忘れてしもたんやで」

「今日も、真意について誤解を招きかねない、と稲田朋美は改めて発言撤回したんやけど、誤解ちゅう表現はどないや。ワテ等がよう誤解しよる存在の如く云うとるが、あの発言でどう誤解するちゅうねん」

「他人のせいにしたいの見え見えや」

「口あんぐりや。辞めさせ、国防の不安をはよ解消せな」

「安倍晋三もちゃっちゃと首すげ替えればええのに」

パワハラ豊田真由子話の後でしたその話が一段落した時、彼が恵比寿がどないな様子か問いますんや。

なぜ現在の恵比寿の有様知りたいのか尋ねると、「明日、行かなならんからや」云うねん。

そこで誰と会うのかは、手を替え品を替え尋ねてみたものの、はぐらかして云わんのや。白状せんのや。

待ち合わせ場所は、恵比寿駅から動く歩道乗り継いで行くガーデンプレイスやと云う。

「スマホで一通りの事を調べはしたが、生の情報が知りたいんや」

「生云うても、ワテここ数年恵比寿に行っとらんからなあ。駅周辺の店もガーデンプレイス内の店も入れ替わっとる思うでえ。そや、「恵比寿麦酒記念館」のテイスティングサロンのコインがまだ残っとるから、明日それ使うて旨いビール飲みにワテも行こかいな」とからこうてみたら、H君ちょっち慌てとった。

ワテに恵比寿ガーデンプレイスを尋ねるくらいやから、H君は未だ行った事が無く、そこを待ち合わせ場所と決めたのは彼の相手に違いないわ。

そのH君、ワテに恵比寿の様子尋ねるにあたり、大学時代に一緒に行った事を枕に使うたんですわ。云うたのこうや。「学生の時、お前等の勢いに負けて恵比寿迄行って奢らさせられたやろ」

「憶えとらんなあ、H君と一緒に恵比寿に行った事あったかいな?」

とワテ首捻ったわ。

H君、まじまじとワテ見て云うた。「M子と三人で行ったやろ。ご馳走してもろて忘れてまうって、どんな性根やねん」

「え、M子も一緒に、三人で食うたんか?また妙な取り合わせやなあ」益々ほんまかいなと思うた。

そうなったのは、H君がパチンコで大勝して得た金見せびらかしたら、ワテが貧乏しとるさかいご馳走してくれ、とせがんだからや云いますねん。その場に居ったM子も、あぶく銭なんだからきれいさっぱり使い切るとまた新たなツキを呼ぶ、とか調子ええ事云うてせがんだと云いますねん。

「M子は兎も角、お前を飢え死にさせてはいかんから取って置きの旨い店に連れて行ったんやで。それを忘れるか」

「トンと憶えとらんなあ」

「奢りがいのないやっちゃ。一万円札見て、ふたり共奢らな承知せんぞって目しとったぞ」

「そんな事もあったんかなあ」

「あったどころやないで。恵比寿の料理屋でお前等ふたり、仲良く飲み食いしとったやろ」

「そうなん?ワテとM子がか?」

「疑わしそうな目付きやな」

「M子とはこれ迄仲良う過ごせた記憶全く無いからや」怪訝に思うワテやった。

「となると、あの恵比寿での体験は貴重や。感謝せんとな」

「ワテがH君に奢ってもろた記憶あるのは、渋谷道玄坂の焼き鳥屋「森本」や。Nちゃんを連れて来たら奢ると唆されて、渋々「森本」に彼女を誘い出した時や」

「唆したんとは違うやろ。しかし、お前は相変わらず憶えとらんでええ方だけ憶えとる。あの時も遠慮なく食うて飲んどったが、恵比寿の時も脇目も振らず飲み食いしとった」

「恵比寿でそんな旨い事にあり付けてたとはな。仕事で何度か行った以外、ガーデンプレイス出来る前の恵比寿に思い出らしい思い出無かったんやけど、ええ事あったんや」そうは云うたが、何としてもH君に恵比寿で奢ってもろたの思い出せんのですわ。M子が来京したら、確認してみよ。