湯宿温泉「大滝屋旅館」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起き、くやっみ連発。年々檜の花粉舞う時節の方がきっつくなる。昨夜、M君も同じ事云うとった。

朝食はどうしても食いたくなり買うとった「寛文五年堂」の稲庭うどん。やはり旨いがな。デザートは愛媛産八朔。

大西順子のアルバム「バロック」をCDで聴いた。

「コミカル&セクシー プロレスリングWAVE」をギャオで見た。

M夫ちゃんに葉書認めた。

昼食に西浅草「イマージュ」に行って、注文したのワンプレートランチで、筍のキッシュ、ハンバーグ、黒鯛のエスカベッシュ、サラダ。他にパン、プチデザートにコーヒーゼリーが付き、飲み物がドリンクバーで料金は1080円也。

満足して店出て、スーパーに寄って食品買うて帰宅。

筋トレを小一時間した。

「ジャズ・オーディトリア2017」を聴きにまた出掛けた。電車利用して御茶ノ水駅から2分程のワテラスへ。

小柄で固太りのダイメ・アロセナの歌を初めて聴いた。キューバの音楽が基になっとってジャズ取り入れとるが、ソウルフルでええ。

次のステージ迄の間、昨日土曜図書館へ行かなかったんで、昌平まちかど図書館で新聞読み、ワテラスへ戻り渡辺香津美JAZZ回帰プロジェクトを聴いた。ごっつよかったがな。充実した時間やった。

やはり電車利用し、駅近くのスーパーに立ち寄りヨーグルト買うて帰った。

遅い夕食はタイ産鶏肉を栃木産椎茸と炒めて食うた。デザートはグレープフルーツジュース入りヨーグルト。

ラジオとネットで燕軍を応援。何とか虚人に勝ったわ。

「王の後宮」の第32話をギャオで見て、ラジオ「テイスト・オブ・ジャズ」を聴いた。

ほな、Hちゃんとの施療の旅を記しますわ。

 

 

春に東北・関東に多大な被害もたらした巨大地震があった年の秋の日、昼からHちゃん・E子夫妻と青山で大酒飲んで、酔い冷ましに香港スイーツの店に入り甘いの食うて帰宅した。

その翌日、Hちゃんと三国峠の玄関口と云える所にある湯宿温泉「大滝屋旅館」へ泊まりに行きましたんや。

群馬と新潟結ぶ三国街道の宿場町にあるさかい湯宿と名付けられた温泉や。

ここって、つげ義春「ゲンセンカン主人」の舞台になった所なんですわ。そやから、いつかは行かなあかんと思うとったんや。

「ゲンセンカン主人」はつげ義春の代表作で、何とも云えぬ味わいある印象深い漫画でっせ。

湯宿温泉の宿迄もうすぐの所に来たらワテの腹の虫が鳴くねん。

それで、昼食の為に古民家を改装しとる天井の梁が立派な「五郎兵衛やかた」に入って、ワテが椎茸焼き定食1200円を、Hちゃんが麦とろろ定食注文して食うたが、なかなか旨かった。

宿に入れる時間になる迄「ゲンセンカン主人」の町を見て回ろうと散策しましたがな。

共同浴場が四つもあり、長期保養向きの湯治宿がほとんどで湯治場らしくはあるんやけれども、思うたよりつげ義春が泊まった頃の雰囲気は薄くなっとっのが残念やった。

「大滝屋旅館」は、小ぢんまりした何の変哲もない二階建ての宿ではあるが、接骨院を併設しとるんや。珍しいやろ。

そして、ワテ等が選んだ入浴に施療を組み合わせた宿泊プランがあるんですわ。温泉に浸り血の巡りようなってから施療してもらうと効果大きゅうなるんや。

源泉掛け流しの風呂には掃除の時以外はいつでも入れ、時間により男湯と女湯が入替えになる。

タイル張りの湯船に肩迄浸ると5分程で体はじんわり温まった。神経痛や冷え症に効きそうや。

泉質は重炭酸土類泉ですわ。

ところで、この宿の名物なのか?仲居の婆さんがごっつお喋りで、部屋に入って来たと思うたら一頻り話聞かされたわ。ワテ等は二人して婆さんが喋り終える迄大人しく聞いとったが、客多い時以外はああして喋り続けるんやろ。まあ近辺の情報収集は出来ましたけど。

接骨院で施療してもろた後、夕食迄酒屋で買うたビールを飲みつつまったりしとった。

夕食に出された料理では豚肉が旨かった。

施療受けたせいか、いつもより早く眠たくなりしかもぐっすり眠れましたわ。

翌朝の目覚めがすっきりで、朝食をガツガツ食うたがな。

施療体験出来る宿泊プランは格安と云える。この宿に泊まる時にはこのプランやね。